(間違えて5月1日として書いてしまったけど、この日記は4月30日・平成の最終日のことを記録しています)
昼頃まで車で出かけて髪を切ってもらったり買い物など済ませ、午後は名古屋に電車で向かった。
昨夜からずっと雨が降り続いていて天候が心配だったが、電車で移動する頃には雨は上がっていたのでよかった。
夜の飲み会まで時間があって、またY.MARKET BREWING KITCHENに行ってしまった。もともと大好きだったビール醸造所が遂に現金支払いから解放されたとあっては、通ってしまうのは仕方ないね。
限定醸造のアニバーサリーWIPA異常にうまかった。度数の高い(8~9%)IPAばかり2杯飲んでしまった。この店はラージグラスが約490mlなので、2杯飲むと1リットル弱だ。うまいビールは永遠に飲めてしまう。いいビールは高い。
18:00からは、いつもの焼き鳥屋で飲み会が催された。
アイドルマスタープロデューサーとして名を馳せている天さん(天ぷらさんではない)は、仙台~名古屋をフェリー移動しての参加であり、今年は想定外に現地(アイマスのいわゆるライブビューイングでない本当の意味でのライブ)チケットが当選して、交通費的な意味で嬉しい悲鳴と言っていた。
アイマスはタイトルが多過ぎて全く分からなかったが、仙台銘菓である萩の月を沢山もらい、あまりの美味しさにその場で2つ食べてしまった。平成最後の日に萩の月を食べられる喜び。ありがとう天さん。
こうやって馬鹿話をしながらゆっくりと改元を迎えられるのも、生前退位に尽力した人たちのお陰だと思うし、大変ありがたいことである。僕はこの日も握手おじさんとして、各位と再会を祝って握手を交わしたのだった。
翌日からの新潟オフ会について準備などしつつ、物理本で積んでいた『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第3版』を、今日で一気に読み終えてしまおうと気合を入れて読みながらコード書いていた。
新潟で行ってみたいところと言えば、何と言っても「酒のコミケ」と名高いにいがた酒の陣であるが、時期が3月で合わないため、今回はそれ以外の場所になる。
酒クズ目線で調べてみた感じでは、ぽんしゅ館や新潟駅クラフトビール館が楽しそうだ。
スクリプティング環境で自分にとってメインの選択肢となっているプログラミング言語Pythonと周辺技術についての解説本『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第3版』を読んだ。
およそ3年前に第2版を読んだ時の感想も残っているので、第2版からの変化にも注目しながら読んだ。
今回も技術書を読みながら手を動かして、成果をGitHubにアウトプットした。
ちょうど3年前に朝から名古屋めし食べ歩く頭悪いやつと日記に書いた時、新潟から名古屋にやってきた、インターネットで仲良くなった人の暮らしている新潟市にも「行ってみたいね」という話が持ち上がり、「今年は改元で全員の休日が揃いそうだし行くか~?」と気持ちが盛り上がって実際に行くことになった。
名古屋から新潟へのアクセス、陸路(自家用車や列車利用)では厳しいという結論になり、各自が最寄の空港から新潟空港を目指すこととなった。僕は普段テンプレ格安ツアーパックに付いて来る航空券でしか飛行機利用した事の無い雑魚だったため、中部国際空港から一緒に乗る人にチケット手配もやってもらった。
中部国際空港の中にある予約駐車場、初めて使ったけどもの凄く便利。というか中部国際空港そのものが日本では比較的後発に整備された空港であるため、アクセスに関しては本当によく考えられているなと利用するたびに感じるところ。
他にも神戸在住の人も居て、それぞれがちょうど新潟空港に8:30頃着で空路を確保できたので、朝から各所を回ることができた。
プロペラの小型機ゆえ機内はうるさかったものの、天候に恵まれて眺めは抜群に良かった。強気にハーパンおじさんスタイルで行ったところ、新潟はやや寒かった。
新潟在住の人が所有する車で送迎に来てくれて、以降の案内もすべてお任せできて、とても楽だった。やはり地方都市では車が無いと生きて行けないな。
最初は新潟のバスセンター前にある「万代そば」という立ち食いそば屋の名物カレーを食べに行った。僕はテレビ見ないおじさんであるため全く知らなかったのだが、テレビ番組で取り上げられたのを契機に、とても混むようになったそうである。
食券機を買って並び、給食カレーの上等なやつといった感じのカレーライスを食べた。美味しかった。米どころだからか、ライスも旨い。
同行してる人が大変気に入り、持ち帰り用のレトルトカレーを所望したが、いつも売り切れで、都合3回訪ねてやっとゲットできた。レトルトカレーも食券を買って行列に並ばせるのは何故なんだろう。ヤフオクとかメルカリでの転売対策なのかな。
ご当地ラーメンとして燕三条系「背脂ラーメン」というスタイルのラーメンがあるらしく、連れて行ってもらった。
僕は中油というラーメンとキリンラガー瓶ビール、あとはシェアして食べる目的で五目チャーハンも注文した。
背脂ラーメンはどうにも苦手で、スープも残してしまった。麺は極太で食べ応えがあった。太ましい麺を見ると、どうしても台湾まぜそばを食べたくなって指先が震え始めてしまうんだよな~。五目チャーハンはチャーシューがごろごろ入ってて美味しかった。
続いて、地元の小中学校では社会見学や遠足の定番であるらしい彌彦(やひこ・いやひこ)神社へ行った。
改元をしたばかりだからか、参拝や御朱印の記帳を求める人でかなりごった返していた。奉納された盆栽コンテストなども開催されており、雅やかな雰囲気であった。
夜は飲み会がセッティングされているため、現地組はいったん自家用車を置いてきてから夕刻に再集合という話になり、遠征組は宿泊するホテルにチェックインしてから飲み会まで自由行動となった。
僕はかねてより狙いをつけていた、新潟駅構内に存在する新潟駅クラフトビール館を訪ねた。小規模なビールスタンドである店内ながら、40タップ(ただし一部は入れ替えや売り切れで注文不可)という圧巻の品揃えで、とくにIPAが多めに繋がっている点も良かった。
ハーフパイントが1杯500円で飲めてしまうため、この後どう考えてもクソ飲み大会が予想されるのに、ここで4杯も飲んでしまったのだった。
夜の1次会は、飲み放題付きのコース料理で予約を取ってもらってあった、新潟駅前の「憩楽房 凪」という懐石料理店であった。もっとウェイ系の店だと思って行ったら、カウンターで板さんが客と話しながら仕事をしている感じのシュッとした店だったため、かなりビビってしまった。なんでドリームキャストTシャツとハーパンで行ってしまったんだ俺は……と軽く後悔した。
通された座敷で出てきたコース料理は、魚も肉も鮮度が抜群であった。飲み放題メニューの生ビールがサッポロの新潟限定「風味爽快ニシテ」という時点でヤバいし、地酒もどんどん注文できてしまって本当にヤバい。新潟の地酒は、はやり辛口のものが多かった印象であった。
飲み会に参加している人が概ね僕と同世代(1970年代後半~1980年代前半生まれ)のインターネッターとあって、何を話しても面白くて本当に良かった。良さしか無かった。
会計は店を予約してくれた人が持ってくれたのだが、料理も酒もクオリティが半端なかったため、値段は怖くて調べられなかった。ありがとうございます。
「まだまだ2次会行けるっしょ~」と、完全にできあがったヘヴィメタルおじさん5人で、行きつけらしい洋楽リクエストの可能なロックバー「Rocks」へとハシゴした。
リクエストしたアイアンメイデンがかかると大合唱をはじめる迷惑おじさん集団であった。まぁ他の客もそんな感じなので、お店的には問題ないのだろう。生ビールもハイネケンやヒューガルデンホワイトが注文できて、アテに頼んだムール貝も美味しかった。
日付が変わったあたりで解散となった。凄まじく楽しい夜だった。
新潟旅行の2日目である。昨夜の深酒がたたって、浅眠おじさん化しており、眠っては覚醒を4回も繰り返してしまった。なんやかんやで8:00頃まで寝られたので、身体の疲れや二日酔いといった症状は出なくて済んだ。高級料亭でもひるまずチェイサーを飲み続けた成果だと思う。ありがとうチェイサー。
泊まったところはコンフォートホテル新潟で、ちょうど僕の保有しているグリーンズという会社の株主優待券で割引が受けられたので旅行のタイミングも良かった。
とくに朝食付きプランでは部屋を取っていないが、すべてのプランに朝食無料で付いてくるとのことで、ありがたく利用させてもらった。朝食の写真のTwitterに投稿したら、ネットストーカーに居場所を特定されてしまったのは、かなり面白い体験だった。いま思い出しても笑ってしまう。
新潟では「イタリアン」なるスパゲティがメジャーらしく、その代表的なチェーン店である「みかづき」へ行った。
聞いただけではピンと来なかったが、途中から「んん? 名古屋で言うスガキヤみたいな店かな?」と予想した。
イタリアンは何と言うか、見た目から想像できる通りの味がするB級グルメで、バラエティーポテトという3種類のポテトフライが楽しめるサイドメニューがすっかり気に入って、僕は「バラポテ最高っしょ~」とバラポテ連呼おじさんになってしまった。多分バラポテなんて略して呼んでる人は現地に居ないと思う。
今回の新潟料理で楽しみだった訪問先の一つである、インド料理ナタラジャという、本格的な南インド料理が楽しめる店へ行った。住宅街のど真ん中にあるため、車の足が無いと行くのは難しそうな場所であった。
月に1度ビュッフェが開催されるそうで、この日もちょうど1人1,200円で全てのカレーやナンが食べ放題のためか、かなり混んでいた。インドカレーの店なんて大抵はすぐ座れるイメージなのに、すごい人気だ。
この日のビュッフェは、キーマやダルといった南インドの定番カレーがあって、米もバスマティ(いわゆる日本のもっちりした米と異なるバサバサした細長い米)で提供されていて、スイスイと胃袋に入ってしまう。辛さはそれほどでも無いのだが、時々かたまりの唐辛子が入ってて、それに当たるとかなりの辛さが感じられる。
地方のインド料理店でもPayPayが使えることは意外であった。相当な数の営業部隊が投入されているという話を聞いたことはあったが、まさか旅行先でそれを体験するとは。
新発田城へ行ってみて駐車場をどこに停めようかぐるぐる迷っていたところ、新発田駐屯地の裏手にある史料館も無料で駐車場が開放されており、せっかくだからこっちも見て行こうということになり入館してみた。入館料もとくにかからず無料。自衛隊の活動を知ってもらう意味が強いためか、料金徴収などはしない運営になっているのかも知れない。
前提知識もほとんど持ち合わせないまま入ることになったものの、ノモンハン事件からガダルカナル島決戦まで、新発田駐屯地を拠点に活動していた陸軍部隊の貴重な資料が大量展示されていた。玉音放送なども聴くことができ、歴史が好きな人には見応えある史料館なのではなかろうか。
新潟組の中に「しばた」という人が居るというだけの理由で、新発田城を見に来た。これまた何の前提知識も無いままの訪問となったが、2019年現在も復元作業中のようで、一部施設のみが見学可能になっていた。
堀まで含めるとかなり広い敷地の城だった。すべて見学できるようになったら、また行ってみたいものだ。
米どころ新潟とあって、せんべい工場で見学や体験できる人気施設があるらしく、連れて行ってもらった。何となく「えびせんべいの里みたいなものか?」と想像していたら、大体合ってた。
GWらしく家族連れで大勢お客さんが居た。「ばかうけ」が何なのか最後まで分からなかった。
2日目最後の行き先として、テレビ番組のグルメレポーターも良く取材するらしい「鳥専門店せきとり」へ連れて行ってもらった。本店は、やはり住宅地ど真ん中に立地しており、車でないとなかなか行けない場所であった。
名物の「半身揚げ」は、鶏の半身を豪快に丸ごと揚げてあり、カレー味で黄色にカリっと衣が付いていて美味しい。手羽先の強いやつみたいな感じ。
串うちの焼き鳥メニューも赤(肉)と白(皮)の2種類のみが塩・タレで選べるというこだわりっぷりで、これがまた超絶に旨い。とくに赤の方で刺さっていたレバーは、半生っぽくあぶってあって、トロっとしていて絶品だった。焼き鳥を何十本も持ち帰りで買って行くお客さんが絶えず来店するのも納得である。
新潟空港まで送ってもらって夜の便で中部国際空港に帰り、今回の旅行は終わりとなった。
とにかく最高に楽しい2日間だった。二十歳そこそこの時に2ちゃんねるに固定ハンドルネームでカキコしていて、オフ会やヘヴィメタルのライブで初めて顔を合わせた関係性が2019年になっても続いていて、同年代で一緒に旅行へ行けるという体験が最高に楽しかった。妻子持ちでスケジュール合わせてくれた人も何名か居て、全員に感謝しかない。
自分にとっては、オフ会で知り合った人と泊まりの旅行をすることは、某かぶ氏がまだインターネット上で活動していて、ノリでビール工場見学やナガシマスパーランドに皆で行っていたような、ああいう体験の延長線上にあるように思う。
ここ2年間ほど、会社での飲み会があんまり楽しくなくて、もともと大人数の飲み会は苦手という事もあるけど、それ以上にMeetup後にあるような「ネットワーキングパーティ」が楽しくない。パーティっていうのはかっこよく言ってるだけで、平たく言うとコネを作るための飲み会なんだけど、「別にこの人と名刺交換やFacebookで繋がっても、俺のソフトウェアにパッチをくれる訳でもないし、マンガや音楽の話で盛り上がれる訳でもないしな……」とかなりだるい気持ちになる事が多い。「タダ酒なら」と喜んで参加する考えも改めねばならないな。
やっぱり一緒にメシ食ったり酒を飲んだりするの、同じ趣味を持つ同士で4~5人でウェイウェイやるのが1番だよな~と、そんなこと誰でも知っとるわという当たり前の話になってしまった。オフ会からの旅行サイコー。
世間的にはGW最終日らしいが、僕の場合はもうちょっとだけ続くんじゃ。
とは言え、あまり生活リズムがぐちゃぐちゃになっているのも良くなかろうということで、朝7:00に起きてプログラミングするなどした。
火水木あたりのどこかで、以前から気になっている岡崎市のビアバーIzakaya Ja Nai!!に行きたい気持ちにもなってきたが、車で行くとなると飲酒運転を避けるために宿の確保が必要になるし、かと言って電車で行くなら普段の仕事帰りに行った方が効率良いしで、面倒になってしまった。
結局、午後はテンプレ行動(ドラッグストアとマンガ喫茶へ行く)をして終わってしまった。GW期間中は道路が混雑しそうで車の運転を避けていたが、さすがに最終日とあって一般道はかなり空いていた。
ヤケクソ有休申請でGWの延長戦に突入した。
今日もあまり生活リズムが普段とかけ離れないようにと、8:00前に起床して午前中はプログラミング活動するなどした。
令和最初の台湾まぜそば行っとくか~? と気持ちが高まり、麺屋はなびに行ってしまった。12:00頃に到着したのに待ち時間ゼロという、土日祝日のはなびでは考えられない最高の体験であった。
オーダーはDX台湾まぜそばにランチサービスの白飯と生卵のテンプレである。そろそろ台湾担々まぜそばや麻辣担々まぜそばといった、さらなる刺激があるとされるメニューに挑戦してみても良い気がするものの、台湾まぜそばより満足できるか不安なんだよな。
突発的に行こうかと考えてた岡崎観光は面倒くさくなってしまったけど、天気いいし午後はちょっとドライブでも行くか~? と考えて、20代の頃はちょくちょく行ってた三ヶ根スカイラインまで走ることにした。
知多半島へ三河方面へ抜けるのに利用する衣浦トンネル、未だに料金所がETC対応してないのね……。三ヶ根スカイラインも相変わらず現金支払いなので、早くキャッシュレス化して欲しいわ。
三ヶ根山って愛知県外の人にとってほとんど知名度の無いスポットだと思われて、歴史の古い観音様が居たり、いわゆるA級戦犯として処刑された人物が祀られていたり、レイテ沖海戦で散った部隊の慰霊碑が大量にあったりするのである。僕は基本的にノンポリではあるのだけれど、先の大戦で亡くなった人への気持ちというものは、政治とは切り分けて持ち合わせている人間なので、このような場所に来ると人並みに敬虔な気持ちにはなる。
三ヶ根山、はっきり言って自家用車やバイクといった手段でないとアクセスしようとも考えないほど辺鄙な位置にあって、そのお陰か右とか左とか面倒くさそうな喧噪に巻き込まれず、静謐なところが良いですね。
さすがに10年以上振りに行ったため、記憶あやふやだったところや、何回か行ってた頃とは様子が変わってる箇所もいくつか見受けられた。それでもこれほど大量の慰霊碑が令和になった現代でも綺麗に維持・管理され続けていることは凄いことだ。あと殉国七士廟の入り口に建ってる石って「こんなデカかったっけ?」とビビってしまうレベル。塔じゃん。俺の背が20代の時から縮んだ訳ではない、筈。あとから調べたら、この石に刻まれてる時は、時の首相・岸信介氏によるものだそうで。達筆だな~。
気候が丁度良過ぎて8:30頃まで寝てしまった。
自分のGitHub repositoryに機能リクエストが飛んできたので、「とりあえず検討しますって返して永久放置っしょ~」と適当に辞書で出た単語を使って「I’ll consider it.」と中学生英語で返事をしたら、これは絶対にやっていく気持ちの表明だと後から分かり、朝イチで対応した。泣ける。
英語が本当に分からなくてつらい。でも自分よりOSS界隈で活動している人から機能リクエストをもらうというのは、ありがたい話ではある。
相変わらず宅飲みの肴としてオイルサーディンにハマっていて、「たまには缶詰じゃなく瓶詰めのオイルサーディン行っとくか!」とGW用に買ったスモークオイルサーディン、蓋が硬すぎて全く開けられる気配が無くて相当に焦った。
調べてみると、暖めるとかタオルで包むとか様々な工夫が出てくるが、今回のケースで極めて効果があったのは、警視庁直伝と云われる逆さにして軽く叩くという方法であった。マジで一発で開いたわ……。
このスモークオイルサーディン、量がめちゃくちゃ入ってて、簡単なサラダに入れたり、少し暖めて食べてもマジで美味いです。
四度寝くらい覚醒と就寝を繰り返して、合計10時間ほど寝てしまった。9時台の起きでは仕事を再開した際に遅刻不可避なので、何とかしなければ。
午前は親戚がやって来て、世間のGW期間ではスケジュール調整できなかった墓参りを行った。
愛知県が異常に神社や寺への信仰が高いためなのか分からないが、俺の家でもご多分に漏れず先祖代々の墓石を大事に維持している。俺が11代の長男にあたるので、掃除して花を添えて水をやるのは、祖父の代から計9代ぶんもあって大仕事なのだ。明治より前の墓石は掘られた字がかすれているし、本当にこんなの未来永劫にわたって維持しなきゃいけないのだろうか……。めちゃくちゃ憂鬱な気持ちになる。
斯様に信仰心の浅い俺ではあるが、地元の共同墓地で、かつての飼い犬も供養させてもらっているので、こっちの墓石(と言っても葬儀屋で買った立派な石でなく、適当にそこら辺の大きめの石を置いたもの)は、しっかり綺麗にして冥福を祈ってきた。やっぱり顔も知らぬご先祖様よりも、同じ時間を過ごした犬の方が思い入れが深いぜ。
県から自動車税の通知が来ていたので、コンビニへ行って納付した。29,500円なので、およそ軽自動車税の3倍にもなる。つらい。
若者の自動車離れは外ならぬ国の税制によって引き起こされているよね。現トヨタの豊田章男社長は過去の社長と比べてロビー活動めちゃめちゃ頑張ってると思うけど、それでも人々の気持ちが自家用車から離れていくスピードの方が速いと思うのだわ。
9:00前に起きて今日もコードを書くなどした。
iPad miniを買い換えるためにストレージに保存済みの積読コミックを読破すべく読み続けているが、またもカドカワのコミックセールが始まってしまい、どんどん積読作品が増えて行くのだった。終わる気がしねぇ……。
連休中に読みまくった作品の感想も書いていなかったことを思い出した。面白かった作品は感想を書いてこそという個人的なこだわりがあるため、書きたいところである。やる気次第だ。
また今日も懲りずに台湾まぜそばを食べに行ってしまった。だって平日のはなび、あり得ないほど空いてるんだもん。
もはやこの日記で数えきれないくらいにDX台湾まぜそばを食べた話をしていて今さら特筆すべき点も無いのであるが、はなびの台湾まぜそばが他の店と何が違うかというと、やはり麺とタレの絡みっぷりが異常なのだと言える。
何だかんだで僕も台湾まぜそばという食べ物にハマって以来、幾つかの店で食べてみてはいるのだが、はなびほどの感動を与えられる台湾まぜそばにはお目にかかった事が無い。サービスレベルも異常に高いと思う。これからチャレンジする人には、偽物でなく本物を食べて欲しい。
この連休中で2回目の開催となるAmazonタイムセール祭りが始まった。
ポイントバック率が上がるからAmazonショッピングアプリを使って買い物するけど、本当にこの時だけしか使わない。どう考えてもPCブラウザで眺めながらポチポチ購入した方が便利である。PayPayも同様だけど、金銭的メリットがある間しか使う理由が無いよね。
タイムセール祭り、CDを1~2枚買って、炭酸水を1ケースとビールを1ケース買うと、ポイント還元条件の合計10,000円に達する。なんか買うものがテンプレ化してきた。
部屋で使っている23.8型フルHDのモニタだと、在宅勤務する際に画面の広さが物足りなく感じてきた。
ディスプレイを買い換え? なら知っておきたい"WQHD"解像度のちょうど良さ - PC WatchというPR記事にも書かれている通り、このサイズ・解像度からの乗り換え先としては27型WQHDが妥当と考えられ、今回のAmazonタイムセール祭りで買っても良いかなぁなどと検討していた。
しかしながら、ポチろうと考えていたモデルをAmazonショッピングアプリから見てみると、在庫切れになっていたのだった。入荷も未定と表記されていて、もうカタログ落ちしてしまったのだろうか。
外に良さそうなものを探してみると(もちろんショッピングアプリは使いづらいため、PCブラウザから探した)、ASUSのやつがコンパクトで良さそうに見えた。大須のPCパーツショップでもこんなデザインのやつに見覚えがある。ただし、価格60,705円と書かれていて、当初ポチろうとしていたモデルの倍近い値段であるため、「今は時期が悪い」とスルーしたのだった。今すぐ買い換えないと困るという話ではないので、しばらく値段をウォッチして値ごろ感が出たら買おうかな(と言っていると、またカタログ落ちするパターン)。
今回のタイムセールでは、27型4Kのモニタが多く割引対象となっていたけど、27型で4K解像度だと、フォントが小さくなってPC側のスケーリングとかを変更するのが面倒なんだよねぇ。
GWヤケクソ17連休も今日で終わりだ。今日も7:30頃に起きられた。
総評としては良い休暇だったと自己評価できる。何かビシッと目標を立てて臨んだ訳でなかったものの、無為に過ごした日はあまり無かったように思っている。身体を動かしたくなったら外へポケモン捕まえに行ったし、部屋でコード書きたくなったら書いてたし、飲みたくなったら飲み始めていたし、シコりたくなったらシコるといった感じで、大変良かった。
GW期間中にも積んでるマンガを相当読んでいたのだけど、そこまで感想を書く前に力尽きた。
ここに書いたのは、GW期間前までに読んでて面白くて印象に残ってる作品です。
実験科学ギャグマンガ。
マッドサイエンティストな科学部長の女の子とクラス委員長との掛け合いという定型で淡々と繰り広げられる。
嫌なところが無いため、疲れてる時に読むとよい。
よく1巻2巻がKindleで無料になっているので、ものは試しと読んでみたら、まんまとハマって最新巻まで読んでしまった。
大学生活におけるダイビング同好の士の集まりと見せかけて、実際はクソ飲み描写が大変多く、かつそれが非常に面白い。
全体的に女の子も可愛くて素晴らしいのだけど、それ以上に濃過ぎるメンツのクソ飲み先輩たちが最高なのですわ。おすすめ。
テレビドラマが話題になっている(名古屋でロケをやっていたとか)と聞き、テレビ見ないおじさんなのでドラマの方は見ていないが、原作となったコミックを読んだ。
いわゆる「隠れオタク」をテーマとしていて、特撮好きなOLさんが隠れキリシタンのごとく職場ではオタクっぽさを見せないよう擬態しながらも全力で特撮コンテンツを楽しむという作品。
自分は職場でもオタク全開なので隠れオタク的なところの共感は無かったのだが、高齢オタク問題的なところも端々から感じられ、読んでて面白い。
これはもの凄くニッチというか、たしかに読んでみると『明日ちゃんのセーラー服』という作品名はきわめて正しいのだが、どう捉えたものか……。
とにかく憧れのセーラー服を着用して通学する明日ちゃんを眺めて楽しむという感じの内容で、描き込みが凄まじく、スカーフの動きなどが芸術的ですらある。しかし何というか、マニアック過ぎて読んでることを公言しづらい作品であると思う。とにかく画力は半端ないし、明日ちゃんは可愛いです。
いわゆる陰キャというか、クラスでちょっとハブられてる女の子に対して、そんな事情など知らない転校生の高田くんがグイグイとコミュニケーションして行く話。
コメディの皮をかぶっているものの、義務教育という場における、いじめ問題を結構鋭く描いているように感じられる。コミュニティの外から来た人が、良くも悪くも空気を読まないことで、人間関係に大きな変化が訪れることって、現実でもあるからな~。難しいこと考えずに、ニヤニヤしながらも読んでおけば良い気もする。
百合作品に抵抗が無くなって幾つか読んだけど、その中でも群像劇としての切なさがダンチで、これは泣けてしまう。
6巻での生徒会劇と登場人物の心理との重ね合わせる演出など、天才の仕事ではないかと感動してしまう。胸が痛いけど続きが気になる。
大変素晴らしい作品です。超おすすめ。
田舎・お嬢様・海辺で獲った変な貝を食べる! という、ものすごくアフタヌーンっぽいマンガ。当然のように面白い。
全体的に世界観が昭和で、どこか懐かしいところも良かった。雑学も身に付くところなんかは今風だし、良いとこ取りになっていると思う。おすすめ。
作者の別作品も読んで面白かったのでポチった。
民宿をやってる女家族で、しかも全員が百合だと……? しかも泊まりにくる客まで百合カップルだと……?
設定がぶっ飛んでいて、デフォルメの強い線で、クセがあるんだけど面白くて読んでしまう不思議な魅力のある作者。僕はこの人の絵作り好きです。
全5巻完結済み。ループ・タイムリープを舞台装置に組み込んだホラーサスペンス。1話の和気あいあいとした雰囲気から絶望に叩き落される様はショックが大きめ。
1巻が一番面白かったかも知れない。絵の可愛らしさと残酷さとのギャップというよくあるコントラストではあるのだけど、とにかくインパクトが強くて衝撃を受けた。
全4巻完結済み。兄を追って西チベットを現地ガイドと共に旅する話。
チベットの文化や食生活の描写が濃厚で、宗教施設も緻密に描き込まれています。
登場人物同士、時には衝突をしながらも、結末はこれしかないと言えるハッピーエンドで良かった。
全3巻完結済み。不気味で全能的な振る舞いをするキャラクターが多く配され、非常に独特の雰囲気を持つファンタジー。
世界観として近いのは、もののけ姫とかで、設定もかなり緻密に造り込まれているのを感じたので、3巻で風呂敷を畳まずに10巻くらい続いて欲しかった。
全5巻完結済み。「リマスター」とあるが、リマスター前の作品は未読。『イムリ』の作者さんだったので気になり読んでみた。
人の心に侵入できるサイキック能力者たちが悪の組織「会社」に組み込まれ、利用され続ける構造を描いた悲劇的な物語。
能力に関しては、どこかSF大作『イムリ』にも似ているものの、『ペット』の方は現実世界が舞台で、非常にコンパクトかつ緻密にキャラクター配置がされている。神の視点を持つ読者側としては、各キャラクターの決断がとても悲しく映るものの、どうしようもない展開に胸が締め付けられる。
血縁が無くても成立する親子の概念を見事に描いている傑作。超おすすめ。
パンデミック・パニック作品。1巻の序盤は、じわじわと「嫌な出来事」が進行しているところが描かれ、やがてアウトブレイクに至って無力感が襲ってくる。角川ホラー小説をコミック化したらこんな感じなんだろうな、と思う。
女医の主人公がキャラクター造形として非常に魅力的で、何とか感染に立ち向かおうとする姿には胸が打たれる。おすすめ。
綺麗な眼鏡のお姉さんという表紙に釣られて表紙買い。
作中における眼鏡ウンチクというか雑学が凄い。作者の眼鏡好きっぷりが伝わってくる。
銀座の一等地で眼鏡専門店を営む美女・華子さんの秘密に関しては、まだこの先で明かされる伏線といった程度の語られ方をしている。ただ伏線がそれほど気になるかといわれると、別に眼鏡美女を目の保養にするというだけで十分楽しめる。
フライドポテトを食べることをやめられなくなってしまったエルフさん達が様々なエクササイズに挑むも、ポテトが美味し過ぎてすぐリバウンドしてしまう。
分かる~~~。ポテトは美味しいもんな~~~。
地震の完全な予知が可能になった世界で、預言ロボットとして開発されたピッピを中心に、倫理や人のエゴといったものがテーマになっている。
かなり骨太なSFで、それこそ手塚治虫や浦沢直樹といった作家の系譜に連なるものだと思う。先の展開がまだまだ読めないが、注目している作品。
「ま~た転生モノかよ!」と言いながらセールでポチポチと買ってしまい、読んでみたら、これがめっちゃ面白い。
主人公の転生したのは、攻略したことのある乙女ゲームの世界で、転生対象としてゲームの中のライバル令嬢キャラだったという設定がまず面白い。設定の時点で既に勝っている。
バッドエンドフラグを回避するために振る舞うも、結果として周囲からはイケメンにさえ見えてしまう悪役令嬢カタリナといった、読者から見たギャップの面白さ。絵も可愛くて本当に良い作品。おすすめ。
東京で狩猟免許を取って郊外までグループで狩りに行こう! 的な作品。当然、『山賊ダイアリー』を思い出してしまう訳だが、こちらは鹿や猪にドンと撃ち込む時の、何とも言えぬ相手の表情や暴れっぷりが迫力を持って描かれていて、先行作品とはまた違った魅力にあふれている。
解体も面白いし、狩りの見学にやって来る女子グループもしれぞれ個性があって良い感じ。続刊を熱望している(し、続きも連載できそうな感じに見える)のだけど、1巻で終わりなの? マジで?
続編『エビアンワンダー:REACT』含め全4巻完結済み。同じ作者による『Landreaall』の大ファンなので、べた褒めになってしまうのですが、こちらも非常によくできたファンタジー作品です。
ラストで明かされる衝撃の伏線に驚いて1巻から思わず読み返してしまうこと請け合い。
エルフやドワーフといった、いわゆる「異世界ファンタジーの住人たち」が紛れ込んでいる学園モノではあるのだけれど、エルフといった種族の持つ能力はごくごく控え目で、変な発明品を軸にドタバタを楽しむコメディに仕上がっている。
とにかく各キャラクターが活き活きとよく動く。風森絃子さんも典型的ツンデレ風味で非常に可愛らしい。
表紙から受ける印象と結構違います。1巻が気に入ったら続刊も思わず読みたくなるはず。僕は好き。
年齢サバを読んでるアイドルが、昼間から赤羽の安い居酒屋で酒を飲む! 酒も抜けない状態でラジオ番組に出演する! はい! 最高!!
1巻表紙の赤羽サキちゃんよりも、その後輩アイドルである大宮ほのかちゃんが相当に酒呑みとしてやばい領域に到達している。
中身おっさんにしか見えないアルコールクズ共が(少なくとも見た目は)可愛いアイドル、だけどサバを読んでいる……。すごい作品だ。最高。
3年前に日本ツアーを行ったスペシャルバンドBlack Earthが、またも結成されて日本ツアーをするということで、初日の名古屋公演に行ってきた。
ARCH ENEMYのサード・アルバム「バーニング・ブリッジズ」 リリース時のメンバーが集ったプロジェクト その名もBLACK EARTH ラウドパーク17にシークレット・アクトとして登場し、観客の度肝を抜いた彼等。 「バーニング・ブリッジズ」リリースから20周年となる2019年5月にこれを記念したアニバーサリー・ジャパン・ツアーが決定! 単独としては世界中が日本に嫉妬した前回ツアー以来3年ぶりとなるまさかの来日! メロディック・デス・メタル史に新たな歴史が刻まれる!
北は北海道、南は熊本まで10公演を行うとのこと。HR/HMバンドでこの規模はあまり聞いた事がないし、海外のメタルフェスからオファーが来てもおかしくないプロジェクトなのに、日本以外ではツアーをしないそう。どんだけ日本びいきしてるんだ。
今回のツアーは3rdアルバム「Burning Bridges」の完全再現を含むセットリストということで、Arch Enemyの作品では1番くり返し聴いた記憶があり楽しみだった。
名古屋公演の会場は前回のツアーに引き続き、パルコの中にある名古屋CLUB QUATTROで、僕の購入したチケットは整理番号110番前後だったため、比較的早くフロアに入ることができた。
チケットは前売り8,000円 + 当日ドリンク代600円。名古屋CLUB QUATTROはドリンク代が高いくせに発泡酒を出すので本当にひどい。ドリンクチケットはミネラルウォーターと交換した。1本600円のいろはす……。
地べたで座って開演を待っていると、あれよあれよと会場は埋まり、ほぼ満員御礼だったのではないか。やはりボーカルがヨハン期のArch Enemyは、日本で人気があったんだなと再認識した。
いやー、楽しかったな。
学割チケットがあったためか、若い観客も見かけたし、音楽的にはデスメタルというよりは日本人好みの叙情的なギターソロがたっぷりなところもあって、一般的なロック好きも見に来てるような気がする。
また3年後くらいに日本を回って欲しいですね。
2018年は東名阪と回ったフィンランド出身バンドのお祭り「Suomi Feast」、今回の2019年はあらかじめ東京・赤羽で新しくオープンするライブハウスで2 daysのみがアナウンスされていたが、クラウドファンディングによって「Suomi Feast 2019 EVE」いわゆる前夜祭が大阪で開催される事が決まった。
この前夜祭、今回のSuomi Feastでヘッドライナーを務めるBeast In Blackのみが出演するとあって、2018ではBeast In Blackの出番までに出演バンドの多さに疲れてしまった自分としては願ったりかなったり。
出演バンドが絞られる関係か、チケットもフェス本編よりお安い7,500円 + 当日ドリンク代600円だった。
今回の会場は、初めて行った梅田Zeelaというところ。比較的新しい印象だったので、もしかして出来たばかり? 場所はいわゆる東梅田エリアで、梅田CLUB QUATTROや梅田Banana Hallなどの近く。
僕は仕事を15:00過ぎに切り上げて新幹線で大阪に移動し、ライブ会場の隣り大阪東急REIホテルに宿を取って荷物を預け、開場時間ちょうどくらいに入場した。地下にあるライブハウスゆえ携帯電話の電波は良好と言えないが、後発のハコらしく、ちゃんとWi-Fiスポットも開放されていて自由に利用できた。ドリンクチケットはキリンラガーの缶ビールと交換した。
このところ、いわゆる「メタルTシャツ」はあまり買わない僕だが、今回は前夜祭のため大阪まで来てくれたBeast In Blackに感謝の気持ちを込めて、4,000円のクソダサTシャツを購入し、その場で着替えて会場入りしたのだった。
キャパは300人弱の小さなライブハウスで、前売券が完売したとあって、ぎっしり埋まっていた。
オープニングアクトが終了し、お待ちかねのBeast In Blackは19:30を過ぎた辺りから登場。前回のSuomi Feast 2018では、まだアルバム1枚しかリリースしていないことや、複数バンド出演の中での出番だったため、持ち時間50分程度しか無かったのだけど、今回は最新作を含むアルバム2枚からほとんどの曲を組み込む充実のセットリストでした。そういえば、出番前にJudas PriestのNight Crawlerが流れなかったので、今はあの演出はやっていないのかな。
セットリストは、本編とアンコールの区切りなく充実の全18曲という構成で、フェス形式となる東京公演よりも実質単独公演となった大阪公演の方が多く演奏されたようだ。いやー、見に来て良かったな。
ポップなシンセサイザーで聴き易いかつヘヴィメタル然とした楽曲とステージングで、日本で今後さらに人気が高まるのは確実でしょう。
次回は単独ツアーとして名古屋も回ってくれると嬉しいですね。
ヘヴィメタルのライブを見るために関西遠征するついでで、2019年に販売されてきる企画乗車券「奈良満喫フリーきっぷ」を活用して、あちこち奈良を見て行くことにした。
結局前日のライブは21時頃には終わっていたので、そのまま日帰りで名古屋行き新幹線で帰ることも余裕だった訳だが。そこはそれ。もう有給休暇も申請しちゃったので、行くしかないのだ。
奈良満喫フリーきっぷは着地オプションとして販売されていて、僕の場合は新大阪駅着の「EXご利用票」(いわゆるEX-ICで新幹線改札を通過すると出てくるアレ)を持ってみどりの窓口で購入する形となる。
新大阪駅のみどりの窓口は外国人観光客で溢れかえっていて、大阪駅みどりの窓口で買ったら待ち時間ゼロだった。このフリーきっぷでは、
指定区間内の3交通機関が乗り放題で大人3,200円なのだ! 鉄知識が不足していてお得なのかどうか判りかねているが、とにかく買ってしまったからには使って行くぞ!
行く場所をマジで何も決めていなくて、「高い場所で乗り物に乗るのが好き」という雑な趣味から、吉野山か生駒山でロープウェイでも乗るかな~という考えていた。
吉野山へは天王寺駅(大阪阿部野橋駅)から鉄道でのアクセスが良さそうだったため、行ってみると、近鉄特急券販売所に「吉野山ロープウェイは金土日のみ運行」との案内が。いきなり計画頓挫し、修正を迫られたのだった。
とくに何も思い付かず、「とりまテンプレ法隆寺っしょ~」とJRで法隆寺駅に移動した。駅からすぐだと思い込んでいた法隆寺は意外と遠く、駅ロッカーに荷物を預けなかったことを軽く後悔した。
法隆寺の存在する斑鳩地区は外国人観光客をほとんど見かけないものの、全国各地からの修学旅行生たちで溢れかえっていた。ああいう集団行動に混ぜられると天さん(天ぷらさんではない)みたいな一匹狼遠征タイプの人は発狂しそうだな~などと見ていて思った。
自分も修学旅行で一度行ったきりの法隆寺、あらためて来てみると、とにかく敷地が広い。というか京都や奈良の寺社仏閣は大抵やたら広い。
最初の訪問地から歩き回ることになり、かなり疲れてしまったが、天気良かったので楽しめた。気温も5月にしてはやや暑いが、半袖ハーパンなら気持ち良く歩けるかなといった感じ。
ならまち中心部に行っても良かったが、そうするとフリーきっぷの元を取ることが難しくなりそうなため、図書館で借りたガイドブックを適当にめくり、そこそこ大きな扱いで、かつ移動距離も長そうだった長谷寺に行ってみることにした。本当に何も計画してないんだなこの人というのがバレてしまう。
近鉄の長谷寺駅はなかなか古めかしい作りで、駅ロッカーがボロボロで使うのは大変ためらわれるため、またも2泊分の荷物を持ちながら歩く羽目になった。
長谷寺はいわゆる門前町が広く発達していて、寺に行くまでの道のりもなかなか楽しめた。途中の店で柿の葉寿司とざるそばを頂いた。柿の葉寿司うめぇ……。思わずビールが欲しくなったがスーパードライだったため諦めた。
本堂へ向かう途中に登場する、ゆるやかな階段が続く登廊の雰囲気がよかった。伏見稲荷大社の千本鳥居が外国人観光客に大受けするようになって久しいが、ここも人気が出ても良いのになとは思った。コバエみたいな虫が沢山飛んでるから、あまり受けないかも知れないが。
寺院全体が広く、観光客よりもお坊さんの方が沢山すれ違うくらいの静寂ぶりであった。寺の周辺に温泉街(長谷寺温泉)があると事前に知っていれば、ここに宿を取っても良かったな~。
15:00到着予定で宿を取っているため、再び鉄道で近鉄→JRを乗り継いで奈良駅へ。チェックインを済ませて荷物を置いてようやく身軽になった。ならまちと言えば世界遺産の宝庫でありテンプレ観光おじさんの本領発揮と行きたいところであるが、今日はもう歩き疲れたこと、ならまち周辺は外国人観光客と修学旅行生でめちゃ混みなことから、ビールを飲みに行くことにした。
ビール醸造所のやっているタップルームを求めて3軒回ったところ、3軒ともイベント貸切や休業日で入れなかった。フリーきっぷ持ってるのに4駅ぶんくらい彷徨い歩いたぞ……。もはやビールを求めるウォーキングデッドのようになった僕は、宿でもらったクーポンに載っていた串揚げ屋に行って妥協するのだった。
「奈良に来て大阪の串揚げか……」という気持ちは若干あったものの、奈良の名産である野菜を沢山目の前で揚げてくれて満足の行くものであった。あとビールがキリンだった点も良かった。
適当なところで切り上げてコンビニで缶ビールを買ってホテルに帰り、この日はクタクタになっていたため21:30頃に就寝した。
奈良満喫の2日目です。6:30に起床した。9時間も寝たのかよ。
2018年頃からすっかり気にって推しに推しているコンフォートホテルに今回も宿泊した。
ウェルカムドリンクサービスや、シングルルームに多く配されたコンセントの数、水勢が途切れることの無い高機能シャワーヘッド(何度か書いているが、ビジネスホテルは水回りが最も価格差に表れると個人的に思っている)、大きめのベッドといった充実の内容に加え、朝食は無料。最高。
まずはJR奈良駅から天王寺駅(近鉄阿部野橋駅)へ移動し、駅で近鉄特急の特急券を購入した。
もう1本ほど早いと、「さくらライナー」と呼ばれる特別仕立ての特急車両に乗車できたのだが、残念ながら思いつきでしか行動していないのでタイミングは合わなかったのだった。乗り鉄じゃないから乗ってる間はKindleでマンガ読んでるだけだしな。
そういえば、名阪特急と同様に、ここでも喫煙車両か禁煙車両か希望を尋ねられた。近鉄は未だに列車の中で喫煙できるのか。
近鉄吉野線は、吉野口駅を過ぎた辺りから単線になってグッと秘境っぷりが増し、さすがの僕もマンガ読むのをやめて窓の景色にワクワクしたのだった。秘境はいいねぇ。
近鉄吉野駅は立派に整備された終着駅で、駅ロッカーも充実していた。前日の反省を生かし、ショルダーバッグ以外は全てロッカーに詰め込んだ。
駅では、修学旅行というよりは遠足のような感じで関西圏の小学生たちが点呼を取っていた。
取り敢えずロープウェイ乗り場へ行き、往復の乗車券を購入した。2019年3月に運行再開したばかりで混んでいるかと思ったが、ガラガラであった。吉野山は桜が有名で、花見シーズンだとそれなりに混むそう。車両のとぼけた顔がかわいい。
ロープウェイの乗車は5分ほどのもので、昭和4年から営業運転している歴史を感じさせる揺れっぷりであった。
一緒に乗車したおばちゃん3名もなかなかビビっている風であった。この人たちは御朱印集めで各地を回っているそうだった。東京から来ていると言ってて、俺よりずっと遠くからわざわざこんな辺境へ来ているのだな。
ロープウェイを降りて、「中千本」と呼ばれるエリアをぶらぶらと歩いた。道がアスファルトでよく整備されており、それなりに勾配はあっても歩き易い。前日に歩いた長谷寺エリアとは違って、どの店でもクレジットカードや電子マネーでの支払いに対応しているようだった。
街道ではタヌキやフクロウの置物を打っていた。吉野ってタヌキが有名なのだろうか。ちゃんとキンタマも付いていてこだわりを感じた。
ガイドブックを頼りに金峯山寺までやって来た。途中の行程にあった銅鳥居も迫力があったが、やはり仁王門がド迫力である。でかい建造物は良い……。2019年5月現在は、ちょうど修繕工事をしているようで、高所で作業している人が何名か見受けられた。絶叫マシンもそうだけど、乗客よりも整備する人の方が何倍も怖いよな。
それなりに知名度のある場所だと思うのだが、やはり観光シーズンを外れていることや交通の便などが理由なのか、ガラガラであった。まぁ奈良なんて適当に中心部を歩いていても世界遺産やら国宝やらのバーゲンセールだもんな。
中千本をもうちょっと奥まで進み、後醍醐天皇を祀る吉水神社にも行ってみた。
ここは宮司さんが飼い犬に寛容で、犬を連れて参拝できる珍しい神社らしく、飾り付けられている絵馬も大半が飼い主が飼い犬の末長い健康や健脚を願う内容ばかりになっていた。何だか見ているだけで嬉しくて胸がいっぱいになってしまう。
吉野の名産である葛を使った何かを食べておくかと、空いてて景色の良さそうなお店に入り、鴨葛うどん定食を注文した。
この定食にも柿の葉寿司が付いてきて、大変美味しかった。皆が仕事や学業に励んでいる中で大自然に囲まれて食べる葛うどん、美味しいでクズ~。
近鉄奈良駅で降りて東大寺・興福寺・春日大社といったテンプレ観光をする選択肢もあったが、今回のフリーきっぷを使い倒す目的は果たしたし、奈良の中心部を観光するならいつでも出来るであろうと考えて、早めに切り上げて帰ることにした。
吉野から京都までは、急行で1回乗り換えるだけで行けて、土地勘が無くても迷わず行けてありがたい。奈良は大阪・京都・神戸いずれからもアクセスが良く、関西圏の人はあまり宿泊しないという事も、今回現地をあちこち行ってみてよく理解できた。
長谷寺や吉野山は静かで人も少なくて気に入ったので、今度は現地宿泊でもっと色々回ってみたいな~。
あと、2日間とも天気最高だった点も良かったですね。やはり会社勤めしながらだと、旅行で天候に恵まれるかどうかは完全に運任せなのだよな。早期リタイアして自由に天候をこちらが選ぶタイミングで移動できる身になりたい気持ちが強まったぞ。
株式を現物で保有しているタビオ株式会社の株主優待が届きました。もう6年間もタビオの株主をやっているのか……。
保有数に増減は無いため、昨年と同じ500円x3枚の商品券です。
1,000株以上の保有になると500円x12枚で6,000円相当に増えるようですが、今のところ追加買いの予定はありません。
今年の分も恐らく他人にあげることになります。あげると「自分で使えば?」と言われることもあるのですが、私は5月~9月くらいまでは、テンプレUNIQLOショートソックスしか履かない生活のため、靴下屋へ行くことがありません。
もはやポートフォリオを見なくなって久しいですが、優待と一緒に届いた事業報告書によると、利益率は改善しているようです。
応援している企業なので引き続き頑張って欲しいです。
これまで使っていた機種がそろそろ2年になり、Android 6.0から一向にバージョンアップが提供されないためシャープのSIMフリー端末に機種変更を検討していたのですが、その時に検討していた機種Google Pixel 3の普及版ともいうべきGoogle Pixel 3aが、およそPixel 3の半額で発売され、カッとなってGoogle Storeで注文しました。
端末の色はパープルイッシュにしました。正直おサイフケータイが使えれば何でも良かったです。
前回に機種変更した時の情報が思いの外、今回も役立ったため、記録しておくことにします。
主にこれまで使っていた端末arrows M03との比較です。
Pixel 3は触ったことすら無いため、Pixel 3aとの違いは全く分かりません。
これまでarrows M03は裸運用していましたが、さすがに今回はガラスフィルムを買いました。
まだ落としていないため耐衝撃性は未知ですが、とりあえず気泡とか入らずに貼り易いフィルムでした。不器用クラスタの味方だ。
むにむにした透明なソフトケースを買いました。形状は端末本体にフィットしているようです。
Pixel 3a、裸の状態で机に置くと見事にレンズの出っ張りが浮いてしまうため、レンズ出っ張り批判厨の気持ちを少しだけ理解した……。
後日Google Storeの5,000円クーポンが貰えるそうなので、純正ケースを買っても良いかも知れない。というかGoogle Storeで売ってるラインナップ、純正ケース以外に欲しいものがとくに無い気がする。
現物で株式を所有している株式会社コメダホールディングスの株主総会に出席してきました。上場直後の2017年に一度参加しているので、今回で2回目です。
会場は前回参加した時と同じく、名古屋城を間近に望むウェスティンナゴヤキャッスル(旧称:ホテルナゴヤキャッスル)2Fにあるホールでした。午前休を取って総会に臨んだものの、天気が良過ぎてそのまま名古屋城観光でもして帰りてぇ……という気分でした。
コメダ社員がかなりの人数で動員されており、会場への動線も非常に分かり易いものでした。
普段は株価も業績もほとんど追い掛けてないけど、こうやって社長の口から説明を聞くと、順調そのものに見えますね。いつの間にか中部意外の関西や関東といった地区でも店舗が増えていて、まだまだ出店余地はありそう。
質疑応答の際にその場でTwitter検索したコメダ店員らしきアカウントの投稿を読み上げて「ほら! 炎上の火種がこんなに!! バイトテロが起きてないのはたまたまですよ!!」とドヤって演説する説教おじさんが本当に気持ち悪かったです。株主総会の参加者には一定確率でヤバイ人が混じっているよな。
特にこれといったお土産は無く、会場に入った際に配られるミネラルウォーターのペットボトル1本と、おそらく後日にチャージされる独自電子マネーKOMECAがお土産相当と思われます。
株式を500株保有している、株式会社ゼットンの株主優待が届きました。優待を貰うのはこれで2回目です。
私は「500株以上」かつ「継続保有期間1年以上」に該当し、食事券19,000円分が届きました。すげぇな。額面でこんなに高いのは、すかいらーく程度しか聞いた事がないぞ。
ちょうど1年前に貰った優待券の期限が2019年5月末で、会社の同僚を誘って小料理バル ドメという店で使ってきたところ、日本酒も豊富で非常に良かったです。今年の分もここで使おうかな。
ゼットンは多く運営しているアロハテーブルなどの店で、ビールがスーパードライなのを改善して欲しい……。
気絶投資実践中につき知らん! 見てない!
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