新年、明けましておめでとうございます。平成として最後の新年です。
私は昨年に引き続いて、大晦日から元旦にかけて、地元にある神社でボランティアとして、早朝から境内や参道の清掃をしたり、古いお札や人形を引き取って燃やす篝火の火入れ儀式に立ち会うなどして過ごしました。1月1日の早朝5時に解散となり、それまで全く寝ていなかったため、年明け初日にして完全に昼夜逆転のリズムに陥りました。
火を見守る重要な役なのに、地元の同年代の面々がクソ飲みを始めて初詣の参拝者に絡むわ火の中に入りかけてヨガフレイム状態になりかけるわで散々でした。次回はボランティア参加したくないです。
前日1月1日から続く昼夜逆転の生活リズムで、夜分も全く眠ることができず、Amazonプライムビデオで見放題対象となっていた『劇場版STEINS;GATE負荷領域のデジャヴ』の視聴をするなどしていた。
この作品は以前に一度視聴済みなのだが、2018年にアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』を見たこともあって、もう一度見てみたいと思っていて、眠れない夜には丁度いいと考えて視聴した。
ネタバレは避けるが、シュタゲゼロはまゆしぃがヒロインの物語であったというのが僕の受け止め方であって、あれはあれで感動したが、本作『負荷領域のデジャヴ』はどこから誰が見ても助手がヒロインの物語であり、オカクリ派としてはやはりこちらも楽しいのであった。本作はシュタインズ・ゲート世界線の「その後」を描いた物語でもあり、また、少年オカリンが「鳳凰院凶真」に成る過程を描いた作品でもあって、なかなか興味深いと言える。若干、鳳凰院凶真の誕生にタイムパラドックスを感じなくもないのだが。
楽しく視聴して眠りについて、またもや昼過ぎに起床してしまい、昼夜逆転生活は続くのであった。起床が遅かった関係で初詣や親戚への挨拶回りも行けず、何もやる事が無かったので、ガソリンスタンドへ行って給油と洗車をしたり、Amazonの初売りでお正月セールとして値引きされている福袋やスマートスピーカーには目もくれず、ほしい物リストに入っていたCDや酒をポチポチと注文した。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』と『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』も気が付いたらプライムビデオ対象作品に入っていて迷ったのだが、シュタゲ劇場版を見終わったところで力尽きたので見なかった。正月休みの間に見てしまうかも知れない。『ドキュメンタル』は2019年にもチャンピオンカーニバルを開催して欲しい。
2017年に最終巻16巻がリリースされ完結した『それでも町は廻っている』の、作者による公式の解説本というか副読本というか攻略本というか、『公式ガイドブック廻覧板』を読んだ。
作者による単行本の全表紙および全エピソードと時系列の解説、また単行本に未収録のエピソードとカラーイラストが網羅された、とても豪華な内容であった。
漫画家の巨匠によく聞く事例であるが、「生み出したキャラクターが勝手に動き出す」系の話が本書でも見られ、何だか嬉しくなってしまった。作者によると、とくに主人公の歩鳥とクリーニング屋のコブ平ががよく勝手に動き出してしまうらしい。
解説対象である作品『それ町』は各エピソードが時系列シャッフルされていてネット上でも話題になっているが、作者による解説で、シャッフルするメリットや、連載に先立ってあらかじめ用意されていたシリーズ、また意図せず生み出すことになったオリジナルのエピソード、3.11に立ち会った時の話などなど、非常に濃い内容となっている。
歩鳥とタッツンとの対決や、紺先輩との関係性、静ねーちゃんの正体を連載のいつ明かしたか、といった読者なら気になる裏話が作者本人の解説で読めるのは、とても贅沢である。最終回の解釈についても一定の整理が付けられて、とてもスッキリする内容となっている。
収録されてる各種解説の中でも、僕が特に面白いと感じたのは、表紙の話であった。
単行本中のカラーページはいわゆる「アニメ塗り」っぽい『それ町』であるが、表紙だけ雰囲気が異なって感じられるのは、絵の具で塗っていた事が要因だったらしい。
本書『公式ガイドブック廻覧板』では、表紙の制作風景も収録されており、僕らの中学生時代にもお世話になった絵の具用具がそのまんま登場しているのには驚いた。
あと『それ町』3巻の表紙に「1」に見えるモチーフを入れてしまったために、1巻と勘違いして3巻を購入してしまう事故が起きてしまい、以降は巻数と一致する数字モチーフを取り入れるようになった話はとても面白く読んだ。たしかに3巻の表紙、漢字の「一」がデカデカと入ってるようにも見える。
未収録エピソード4編が収録されていて、うち2編が4ページ分を1ページに載せる方式になっていて、自分のKindle購入した電子コミックを読むiPad mini 4では小さくて読むのが難儀だった。紙の本はA4サイズなので、このサイズで問題が無いっぽい。
iPad miniサイズでなくiPad Proだったら、いい感じに読めたんだろうな~と欲しくなってしまった。2019年もPayPay祭りやってくれ~~~ 頼む~~~ このマジカルデバイスで「再読の手引き」に沿って『それ町』を全巻読み返すんじゃ~~~
2018年に購入したKindle Paperwhiteに、それまで利用していた2013年モデルに配信済みだったコンテンツを配信し直しました。
次に買い替えた時が来たときのため、自分用の備忘録です。
今日は特に「何かしなければならない日」ではなかったので、サクッと有給休暇を取得して仕事を休んだ。
2018年4月に仕事復職して、有給休暇を20日分付与されて、コンスタントに使って本年度は残り9日分になった。ほとんどが突発的な取得である。「自宅リモートワークしても構わない日」というのは、実は「休んでも構わない日」なんだと気付いて以来は、自宅で勤務するよりも積極的に休む方を選択するようにしている。
この時期、インフル感染を予防する手段としても、基本的には「通勤しない」事が最大の防御だと思っていて、選択肢としてはリモートワークでも有給休暇でも良い筈なので。
2019年1月現在は、役割としては技術リードを頼まれていて、採用する技術選定や直近1週間ほどのゴールを定めてからは、あまり自分が参加しなくても「頼れるメンバーに任せておけば大丈夫」といった安心感を得られており、休みを取るのに心理的障壁を感じずに済んでいる。マネジメント業務に対してあまりポジティブな心境を保てないので、今くらいの役割が理想だなー。
2019年の1月中旬頃から、周囲でインフルエンザの感染が爆発的に増えており、明らかに通勤時間帯の電車に乗ることがリスクにしか見えなかったため、次のような労働リズムを採用してみた。
2週連続でこのパターンで働いてみて、思ったことを記録しておきたい。
インフルエンザのピーク時は1週間ずっとリモートワークで済ませたいけど、不摂生になるので程々が良い。
Kindleでポチって電子積読されてる中から面白かったヤツの感想文です。
もの凄く冨樫義博からの影響が感じられ、かつ作者も影響を公言している異能バトル作品。絵柄もモロに冨樫っぽさがある。
主人公の能力がジョーカーっぽくて幻影旅団の団長を主役に据えたような展開に面白さがある。便利といっても最強クラスではないところが塩梅として上手いと思う。
初期の頃はタイトル通りに5秒でバトル開始していた気がするのだけど、段々と複数人の思惑が入り乱れるようになってからは5秒は関係なくなってきた。続刊中。『HUNTER×HUNTER』が好きな人向け。
記憶喪失でクリーニングのスキルだけは憶えている綺麗なお姉さんが、熱海で営むクリーニング屋さんに訪れる客との触れ合いを描いたハートフルなコメディ。熱海の描写がとても丁寧で、何度か観光で行ったことのある身としては「見た事ある!」と膝を叩く景色が多い。
当地の名物である金目鯛とかけたのか、主人公のお姉さんが金目さんで、キメ台詞として「金目にお任せ下さい」と言わせている点もニクい。良い人ばかり登場して、読んでいてとても清々しい気分になれる作品。冬物を仕舞う時くらいしか利用しないクリーニング屋にもっと行きたくなるし、キンメクリーニングが本当に実在しているんじゃないかと思えてくる豊穣な描写が魅力。続刊が待ち遠しく、とてもおすすめ。
何も食べなくても生命を維持できる異星人OLクミカさんが、職場の人達との関わりを通して、地球の食事にハマってしまう、いわゆる飯モノ。
初めて食べる食材に対するクミカさんのリアクションが、どれも小動物じみてて大変かわいい。終盤は怒涛のラブコメ展開になっており、これまた良かった。完結は悲しいけど綺麗に畳まれている。全6巻完結済み。
連載作品がアニメ化もされた地方在住で中堅の漫画家である濱ケンジが、東京からやって来る編集者をもてなすためにあちこち外食する。
この作品は食べてるところよりも、毎回お店に行くまでの、一本裏路地に入って進んで行く描写がとても魅力が感じられる。漫画家と編集者の関係性についても突っ込んだ議論が見られたりして自分は気に入っていたのだけど完結してしまい残念。全3巻。
お兄ちゃんソックリの生徒に即堕ち卒倒するクール美女のマリア先生を愛でるだけの作品。
年上のお姉さんなのに妹モノという事になっている、色んな意味で前衛的な設定だと思う。
盆栽を通して仲良くなって行く女子高生3人のマンガ。盆栽のウンチクがとてつもなく深い。
1巻の表紙だと妙に幼く見える雨天さん、作中ではシュッとしててタイツの脚が魅力的な女の子で大変よいです。1巻完結でもおかしくないほど良くまとまっているのだけど続刊中。この先には盆栽の全国大会とかの展開があるんだろうか?
ドラクエのルーラ最強理論を唱える作者が独自に構築した魔法体系をベースとするファンタジー。作者設定厨ぶりが凄くて、毎巻で呪文の属性解説が入ってくる。表紙と違って中身がエログロ入り混じっており読む人を選ぶ気がする。大魔法を発動する際の決めゴマでの構図はとてもかっこいい。
勇者が敵役だったり、少年同士で殴り合ったらダチ、みたいなノリに『魔法先生ネギま!』『UQ HOLDER!』に近い魅力も感じる。
小学4年生で身体と心が入れ替わってしまい、ラブコメならそのまま数日で戻るところが、何年間も入れ替わったまま思春期を過ごすことになる、とてもビターな作品。
女生徒同士のエグイいじめや、互いの元々入っていた身体の両親との距離感など、入れ替わり長期戦ならではの心理描写が秀逸。最近完結した。全9巻。
愛媛県松山市出身の四国愛にあふれる作者による、全国47都道府県+αの擬人化マンガ。とは言え、思ったより四国の出番は少ない。
いわゆる県民性や統計雑学が大量に含まれており、読んでて妙なところでためになったりする。後半では、本州四国連絡橋にまつわる政治ネタや阪神・淡路大震災といったシリアスな話が盛り込まれている。
続刊もされており、そちらも買ってあるんだけど、1巻目を読み終わるだけで凄く時間がかかってしまったので、残りは積んでいる。
仮想化技術の一つであるDockerの使い方の解説書。
主にDocker初心者から中級者の方に向けて、Dockerの概念や基本から、実際にどのように現場で使えるのかまで、解説していきます。実際に現場で使っていそうな環境を想定して、そこに対してどのようにDockerを使っていけるのかを、具体的な例に沿って、実際に手を動かしながら、習得することができます。
2019-01現在、「Docker」という呼称が指す対象は広範に渡るが、本書は「アプリケーション開発環境構築」にフォーカスした内容となっている。
Docker ComposeやKubernetesといったオーケストレーションツールを活用するところまでカバーされていて、コンテナ周辺技術を一通り眺めてみるには良い教材なのだけど、途中に登場する「お題」の混迷ぶりや、サポートページの更新されてなさが致命的だと感じた。誤植が多いのに訂正情報がほとんど無いのはちょっと……。がんばって自己解決できる人なら大丈夫だが、少なくとも初心者が鵜呑みで写経しているとハマる可能性が高いと思った。
ちょくちょくお世話になりそうなのでメモっておく。
# TAGがnoneのものを全て削除 $ docker images -f dangling=true -q | xargs docker rmi # リンク切れボリュームの一括削除 $ docker volume ls -qf dangling=true | xargs docker volume rm # 終了済みコンテナの一括削除 $ docker ps --filter "status=exited" -q | xargs docker rm -v
書評するにあたって、あらためてChapter04とChapter05を読み返してみたが、やはりもっとお題のTODOアプリケーションを簡単なものにして良いと思う。何ならSinatraのような軽量なフレームワークを使った方が優しいのではないか。Rubyなら初心者にもそんなに難しくない。Node周辺技術はどんどん事情が変わってしまうので、かえって本書の内容が通用する賞味期限を短くしていて勿体ないと僕には感じられた。
何ページにも渡って掲載されているJavaScriptのコードも正直言って多過ぎる。これじゃNodeアプリケーション構築ガイドだよ。DockerもNodeも一緒に入門したい人には良いのかも知れないが。
Chapter01 + Chapter02 + Chapter06の内容で価格1,000円台であれば自信を持って初心者にオススメできるし、400以上もあるページ数も半分以下になって携帯性も高まると思う。
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