株式を現物保有しているヒビノ株式会社から株主優待が届きました。
ずっとホールドしている銘柄で、優待を貰うのは通算で10回目です。
私は「300株以上」かつ「保有期間3年以上」の権利が与えられ、カタログから幾つか選べますが、今回もQUOカード5,000円にしました。
QUOカードの使い道は専らコンビニエンスストアで、ただし現在メインで使っているクレジットカードをプラチナプリファードにしてからは、プリファードストア(特約店)ではVISAのタッチ決済ばかり使うようになり、QUOカードは恐らく数万円分が放置されています。
このプラチナプリファードは諸事情で近いうちに解約予定のため、またQUOカードおじさんとしてコンビニエンスストアを訪ねる日々が再開されるかも知れません。
会社のメイン事業領域である、大型コンサートやライブといったイベントでの音響サポートに共感する意味で長いこと株主をやっています。日本でもマスギャザリングイベントが復活しており業績には期待できますが、今のところTOPIXが気絶投資ラインを割っているため最新の株価は確認していません。
ネットストーカーが熱心に店舗を特定して来そうだから具体的なブランド名は書かないけど、今年2024年に、たまに使っている某コンビニエンスストアチェーン店が数週間休業となり、貼り紙で「何月何日より直営店に変わります。今までのご愛顧ありがとうございました」的なオーナーの文章が入り口に掲げられていた。で、その後オープンし、営業時間も店員さんの面々も今まで通りで毎日開いている。
僕は以前に詐欺に詳しくなれるマンガ作品『クロサギ』を読んで以来、フランチャイズチェーンは地獄の方式だと学んでおり、自分でコンビニエンスストアを開業しようなどとはとても考えられないが、「オーナーがやって行けず後継者も見付けられずの閉店はよく聞くけど直営店に転換することがあるんだなぁ」と思った。売上が多いから閉めない判断になったんだろうか。先に書いた通り、頻度としては多くないが立ち寄ることもある店舗だったので、どこが経営するにしろ営業が続くのは有り難いことである。
ただこのお店、直営店になってからはお酒を取り扱わなくなったんだよね。本部側の意向なんだろうか? たしかに一時期からオーナーが凝り始めたのか、あまりコンビニでは見掛けないクラフトビールなどを棚に並べるようになり、かつ全く売れていない(僕は買っていた)のか、賞味期限が切れてもずっと商品棚に置かれたままですげー無茶苦茶な経営だなとは感じていたんだよな。よくQUOカードでビールを買っていたから、QUOカードのことを日記に書いて唐突に直営店へと転換したこの店のことを思い出したので書いてみた。
なんかコメダ珈琲店のフランチャイズは開業ハードルが高い代わりにホワイトだからやってみたい的な気持ちもあるが、残念ながら開業資金がねンだわ。
仕事では夏休みを設定せず、カレンダー通りに進行していた訳だが、マンガ作品の積読を解消すべく読んでいたので感想を残しておきたい。相変わらず積読を消化するペースよりも新たにポチって積まれるペースの方が早いぞ。俺の電子書籍生活はもうだめだ。
半年ほど前に鳥山明氏が亡くなりショックを受けたこともあって、メジャーでなかった氏の作品もちょくちょく買って追いかけている。
この作品は氏の代表作である『Dr.スランプ』で培われたマンガの書き方テクニックを、低年齢の少年向けに面白おかしく解説した内容となっている。
後半では読者投稿作品について鳥山明氏が改善ポイントを指摘してくれるのだが、本当にちょっとしたコマ割りや背景の工夫でめちゃくちゃ面白くなりそうな批評をビシバシ加えてくれるのがすごい。平成を生きたマンガの神様からこんなアドバイス貰えるなんて、掲載された人にしてみればこの経験は宝物でしょう。
もちろん少年向けの解説書だから、投稿してくるのも当時の小学生中学生といった年齢層が中心で、拙い表現はあるのだけど、どんな作品でも改善点と一緒に「ここがいいぞ!」「ワシは好きだ!」と具体的に褒めるポイントも挙げてるのが、人間力が高いな~と感心した。
亡くなってから必要以上にぐう聖として持ち上げられる訳でなく、亀仙人みたくギャルが好きなスケベなところ隠しきれていないところもまた氏の魅力であり、尾田っちなどの後続作家にも受け継がれている気がする。健全なえっちを描いても上手いのがすごいよね。
TVアニメシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』に登場する、自律型AI搭載の多脚戦車「タチコマ」達が、集団で人間の様々な文化を「思考」する、有り体に言ってしまえば雑学マンガ。
最初の方では戦車をはじめとした兵器を思考していて、らしさがあったものの、段々とフリーダムになって何でもありであった。タチコマが集まってわちゃわちゃ議論しているとアニメで声を担当していた玉川砂記子さんのボイスで再生される。バトーさんや草薙素子少佐もちょこちょこ出てくる。少佐の声がもう聞けないのは悲しいな……。
ロリコンだが仕事ができて世間では無難な一般人に擬態している中年おじさん(天さんみたいな人だ)の部屋に、メスガキ地縛霊かげりちゃんが登場し、共同生活を始める家族コメディ。表紙とタイトルに騙されたというか、作風としては『小林さんちのメイドラゴン』などに近い。
かげりちゃん、生前に美味しいものをほとんど食べられなかったことから、おじさんが美味しいもの食べさせてあげると懐くのが可哀想かわいい。1巻の終盤から2巻にかけて、おじさん厄介ファンの姪っ子が登場してから、周りにやべー奴しか居ないから相対的におじさんがマトモに見えてくるのが非常に面白い。頑張れおじさん。
週刊少年ジャンプ本誌にて連載中、ちょうど連載1周年を迎え、「次にくるマンガ大賞2024」コミックス部門で1位になった、主人公の父親が作った「妖刀」を巡るダークファンタジー。
登場キャラ達のちょっとトボケた会話劇に加えて、ここぞというアクションシーンでの決めゴマが美しく、人気が出るのも頷ける。絵柄にはどことなく『NARUTO』の影響を感じさせ、さっぱりしているのに残虐描写も容赦なく入るギャップがかっこいい。打ち切りレースのある週刊連載という過酷な環境で半強制パワーレベリングしているためか、画力もどんどん上がっていて、とくに女の子が可愛い系・格好いい系ともに魅力が出て来ていてすごい。
とにかく海外人気がすごいらしく、世界観としても日本発のSFに勢いのあった『AKIRA』『攻殻機動隊』を思わせる、どことなくオリエンタルに発展した日本が舞台だし、メイン武器は刀(海外ではとにかく忍者か侍がウケるという偏見)だし、動画配信でも復讐系アニメ作品が大人気ということも考えると、早いうちにアニメ化の企画が動いてもおかしくない。
間もなく完結する『呪術廻戦』の次を担う看板作品としてジャンプ編集部もかなり期待しているのを感じる。2024年夏時点で刊行されているのは3巻まで、まだ余裕で追い付けるから読みましょう。
近くアニメ化されるらしいから買ったまま積んでた7巻までを一気に読みました。またかよ。
沖縄に転校してきた「てーるー」こと中村照秋くんが思いを寄せる喜屋武さん、沖縄の方言がキツ過ぎて分からないから日焼けギャル比嘉さんが通訳をしてくれるといった三角関係ダブルヒロインのご当地コメディ。祖父母世代から受け継いだキツすぎる方言がコメディ発生装置として機能する構図は名古屋が舞台だった『八十亀ちゃんかんさつにっき』とよく似ているが、かなりラブ度合いが高め。というか明らかに負けヒロイン化しそうな比嘉さんの方が人気あるんじゃないかこれ。
沖縄の車文化やお盆といった、本土とはかなり違った習慣が細かく解説されていて、各地をテーマに存在するご当地マンガ作品の中でも頭ひとつ抜けた面白さ。僕は比嘉さんに勝って欲しいです(負けそう)。
週刊少年ジャンプ本誌で連載中の、「あの日見たサターンに全年齢版移植された平成エロゲーの名前を僕達はまだ知らない」系バトル作品。好き過ぎて何回も読み返している。この夏にコミックス5巻6巻が発売された。
5巻では、主人公の学郎に突如生えてきた義理の妹である四衲(しとつ)との過去と、現代まで続く因縁が描かれつつも、表紙を飾った討伐隊第四支部の隊長である鶤狩兵一(いがりへいいち)さんが仮面ライダーよろしく無茶苦茶かっこいいバトルフォームを披露したと思ったら、学郎と四衲の親父さんの墓参りには深窓の令嬢よろしく登場して学郎を激励して去って行くという……。感情がぐちゃぐちゃになってしまう。どうやれば兵一隊長攻略ルートに入れるんだこのゲームは(存在しない原作の記憶)。
6巻は明確な「修行編」で、主に学郎&スー先輩ペアの様子が描かれていたのだけど、コミックスでは代葉&四衲ペアの様子も書きおろしで補完されていて満足度が高かった。
時々YouTubeのジャンプチャンネルでボイスコミックPVみたいなやつが制作されてるから、いずれアニメ化されることも期待していいんだろうか。
表紙がメスガキだと思ったが全然メスガキではなかった。魔女の頂点だった天才ナユの魔力が枯れてポンコツ化してしまい、過去にとった弟子であった小麦くんを頼って共同生活が始まるコメディ作品。
小麦くんのナユ先生に向ける感情が崇拝に近く、ほぼラブがコメらないけど癒される。ほのぼの。
何回か感想を書いたことのある、記憶を持ってやり直しする軍神令嬢ジルが、かつての敵国の竜帝陛下ハディス様の妃となって攻略して行くファンタジー作品。令嬢といっても別に悪役令嬢とかではない。が、ジル嬢は脳筋で戦術にも長けていて、料理が趣味のハディス様に餌付けされてしまうギャップがとても可愛い。
コミックス7巻でかなり綺麗に物語の区切りが付いて、2024年10月から始まるらしいアニメ版もこの辺りまでやって欲しいなぁと思っている。コミカライズ版の画力が高すぎて少年マンガ顔負けのスピード感あるバトルが展開され、アニメ版がガッカリだったらどうしようの心配がある。
アニメ化されると聞いて読みました。おじさん系作品は気になったら買って積んでいる。さすがに反省しないといけない。
「おじさん」と銘打つも30代くらいの人物を「おじさん」呼びされると「まだまだ若いじゃねーか」とつらい気持ちになる作品が多い中で、本作は52歳公務員のガチおじさんが乙女ゲームの悪役令嬢に転生するため、タイトルが嘘になっていない。
作者の上山道郎氏は、コロコロコミックで連載を持っていたキャリアだそうで、「悪役令嬢転生モノ」を色々読んでこの作品に取り掛かった裏話がコミックスのあちこちで解説されている。MetasequoiaやUnreal Engineで3Dモデルを造ってから背景や小物を作画している過程なども載っていて、とにかく子供向けにゾイド描いていた人がめちゃくちゃ研究した上で流行ジャンルに乗っかったのが、この『悪役令嬢転生おじさん』なのである。
類型に漏れず、おじさんが入った悪役令嬢グレイスはいい人になってしまって周囲のキャラから好感度がどんどん高まるのだけど、現代に居る奥さんと娘さん(共にオタク)が乙女ゲームの進行を観察していて、おじさんの攻略を助ける構図が新しくて面白い。おじさん可愛いよおじさん。
ヤングマガジン連載中、平成に巨乳グラビアアイドルをしていたすみれちゃん(31歳:引退済み)、従兄弟ゆうせいの口車に乗せられて、エロコスプレ同人グラビアでお金を稼ぐクズコメディ。すみれちゃんが兎に角ドクズで、放っておくとカップ麺と酒とパチンコばかりやるため、ゆうせいの支持が無いと何もできないという。しかし身体づくりなどストイックな面もあるのが憎めない。
作者の里見U氏は前作『八雲さんは餌づけがしたい。』から、年上お姉さんと少年の組み合わせが性癖らしく、今作『平成敗残兵すみれちゃん』でも、すみれちゃんとアイドルユニットを組んでいた敗残兵アイドルが続々と登場してくる。元アイドルの人生、いずれもめちゃくちゃ過酷で、すみれちゃんがクズになるのも仕方ない……いや、そうかな……そうかも……。クズのアラサー女の解像度が高すぎる。
表紙の目力に心を奪われてポチった作品。ちょっと予想を超えて残虐すぎた。残虐の度合いで言うと『ヴィンランド・サガ』くらい。
刊行済み3巻までは、虐げられた敗戦国の王女様たちによる決起モノといったプロットだったが、ここからまた展開が分かれそうなところで終わっている。毎巻、引きが強くて構成が上手い。あと画力がめちゃくちゃ高い。この画力であそこまで残虐描写があると好みが分かれそうであはる。
「次にくるマンガ大賞2024」で「Global特別賞」を受賞しており、ちょうどKindleストアでもポイント還元になっていたのでポチっと買ってみた。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」の価値観に生きる剣豪・ギンコは、果たし合いの中で死ぬことができないまま、異世界に転生してしまう。とにかく主人公ギンコのキャラクター造形が魅力的で、頭のイカレた果たし合いジャンキーがファンタジー異世界に行くと、「なんで人間同士で斬り合いしたがってるの?」と気味悪がられるという、言われてみれば成程と思えるギャップが面白い。
いや~、サムライ、異世界人から見たら怖いだろうな。コミックスおまけでギンコの着替えなどが丁寧に補完されている。たまに羽織から除く腋がえっち。
少年ジャンプ+連載の1対1ラブコメ。太鼓職人で太眉なヒロイン杉崎響子さんがずっと可愛い。シュッとした職人としての恰好よさと、進太郎くんの前では乙女になっちゃうギャップがたまらん。
コマの視線誘導がストレスなくてもの凄く読み易い。こんな作品がどんどん出てくるジャンプ+はすごい。
半猫半JK(夜は黒猫で昼間はJK)みーちゃんが猫マニア男の部屋に転がり込んでくるラブコメ。
ギャルギャルしているJK状態のみーちゃんも可愛いが、黒猫になってる状態のみーちゃんが大変に可愛い。僕は犬派です。
自分に自信のない剣術道場のおっさん(言うほどおっさんか?)ベリル、かつての教え子たちは出世したり冒険者として名をあげたりしており、王都の騎士団付き特別指南役に就くよう請われることで、片田舎の剣聖だったベリルの実力が知れ渡って行く。中年になるとこういう「自信が無いおじさんが実は本気出すとすごい」作品に弱い。
とにかくびっくりすぐほど剣戟の対決シーンが上手くて、原作付き作品のコミカライズを担当しなくても連載が持てるレベルなんじゃないかと思ってしまうほど。ジャンプ作家陣で言うところの小畑健氏みたく、原作が別であった方がいいタイプなんだろうか。達人同士の1対1に加え、1対多や多対多のシーンでも、それぞれのキャラが何を考えて戦っているかの思考の動きが異常に巧い。
このコミカライズはいい感じに力の抜けた朴訥とした中年おじさんとしてベリルが描かれていて魅力的なのだけど、アニメ版のティザーPVでは一回り若返って精悍な顔つきになっている気がする。こんなの俺たち中年が見たい、くたびれたおじさんじゃないよ……。
最新6巻ではベリルに匹敵する剣の使い手シュプールとも決着が付いた。敵キャラも弟子たちも皆それぞれ魅力があって素晴らしい作品。ポイント還元やってるみたいだから買ってください。おすすめ。
どハマリしている残念美人OL『のあ先輩はともだち。』を描いてるあきやまえんま氏の短編集。
激重感情の百合をあっさりタッチで描いていて素晴らしい。この人、『のあ先輩』でもそうだけど、アイドルや社会人の闇をしれっと匂わせるのが上手いよね。
かつて月刊アフタヌーンで連載中にリアルタイムで読んでいたSF(すこしふしぎ)作品。Kindle版の発売レーベルが違うのは権利を移したみたいな裏事情があるのかな? あまりに懐かしく、かつ全巻99円と人類史に遺るレベルの傑作がおかしな値段で売られていたからポチって再読した。
地球侵略に来た宇宙人に「愛」が存在することを証明すべく、主人公は80年代の並行世界に飛ばされ、クラスメイト達との友情を確認して行く。表紙の直行くんはキョーケンと「タイマンはたらダチ!」の殴り合いで歯が欠けてる世界線であることを示しているのが細かくて好き。
Kindle Unlimitedで全5巻読めるみたいなので未読の人は是非とも読みましょう。
現物で株式を2,000株保有している青山財産ネットワークスから株主優待が届きました。優待の権利を取るのは今回で5回目です。
保有株数が一定以上あると、半期ごとに優待が貰えます。たしか気絶する直前くらいに、優待拡充のお知らせが出ていて、QUOカードも貰えるようになりました。別に要らんが……。強調部分が拡充発表された内容になります。
なんか30,000株以上保有している長期株主は、年間で50,000円くらいの牛肉や、年2回のカタログギフトが貰えるようになり、富める者がますます富める世界を象徴しているような気がします。QUOカード2,000円分なんて本当に申し訳程度の優待内容にしか見えないが、果たしてこれで小口の株主が増える効果あったりするんだろうか。
富めていない私は、とりあえず6月権利分のカタログギフトから、今年は「博多あまおう たっぷり苺アイス」を選びました。ザクザクに凍った苺が沢山入っていて美味しい。
ブラック太郎マンデーショックが起きて気絶するまでは、上場来高値更新を何度か達成していて、株価は好調だった記憶があります。
このタイミングで優待の拡充は意外ではありましたが、配当金も業績に比例して年々手厚くしてくれているため、頼もしい銘柄です。金利が大きく上昇して不動産市況が腰折れしない限りは、今後も長期保有の意向です。俺も30,000株の大口株主になりてぇ……。
豊田市までライブを見に行くことになり、日帰りにするか滞在にするか悩んだ末に、ちゃんと観光したことが無いから滞在してみようとホテルを2泊で予約した。
名古屋鉄道を乗り継いで豊田市駅まで行ったが、在宅ワーク生活になって以降、ほぼ鉄道を使わない日々を過ごしているため、乗る度に料金が上がっている気がする。クルマで行っても良かったんだが予約したホテルが1台分の駐車スペースが確約されるタイプでなく「その日ごとに早い者勝ち」方式と聞いて尻込みしてしまった。まぁ埋まっていてもコインパーキングでも使えばよかったのかも知れないが。
名鉄の豊田市駅は普通列車しか停車しない駅であるが、結構な発展をしていて、かつ大規模な改修工事をあちこちでやっていて活気があった。
天下のトヨタ自動車お膝元とあって、財政が豊かなのか、道路や横断歩道の白線が少なくともメインロードでは消えかかっているところが一切なく(さすがに細い道に1本入ると消えかかってるところもある)、そこらの地方都市とは違うのを実感した。全体的に人口40万人かそこらの自治体インフラじゃないのよ。
駅前にはT-FACEなる百貨店(?)もあるし、ちょっと歩いて行ける距離にイオンシネマ併設のイオンモールもあり、この土地でゆりかごから墓場まで全て充足しそう。
住宅環境も、アパートから高層マンション、駅前から5分もあるけば戸建てが沢山あって、何でもござれだ。戸建ての1階や半地下にガレージを持ってる家が異常に多くて、やっぱりノーマイカーノーライフな土地柄なんだろうか。歩いてて分かったけど思ったより坂が多く、ここで暮らして行くにはマイカー必須だろう。やっぱりクルマで来ればよかったと後悔した。
豊田市美術館でイベント展示「エッシャー 不思議のヒミツ」を開催されていると知って、教科書の騙し絵が好きだったなと懐かしい気持ちになり行ってみた。
この美術館、建造物としてめちゃくちゃカッコよく、有名なのかも知れない(何もわからん)。駐車場もかなり広く、絶対にマイカーで来るべき施設だよここ。
入館チケットはクレジットカードのタッチ決済で支払いできて、とても近代的で素晴らしいと感じた。未だに現金しか受け付けないお城とかお寺よ、これだぞ。
エッシャーの展示は、作家マウリッツ・エッシャーのキャリア初期から順を追って作品が並んでおり、やはり有名な作家だからか展示期間の終盤だからか、かなり混雑していた。
文化的教養の極めて少ない僕は、キャリア初期の木版画に関する展示は遠巻きに眺めて進んでしまい、お目当てだった騙し絵っぽい作品が多く発表されていた年代を、解説も読みながら鑑賞した。不思議な絵がたくさんで面白かった。
支払ったチケットで常設展示も鑑賞できると言われたので一応見て回ったが、前衛的なよくわからないオブジェ(草間彌生さんとかあの辺のジャンル)ばかりで、一瞬で興味を失ってしまい、施設を出た。教養が少な過ぎて申し訳ない。
宿泊予約したパレスイン豊田というホテルにチェックインした。豊田市駅からは1駅ぶん離れていて、最寄駅は上挙母(うわごろも)駅という名鉄の駅である。この駅は帰る時に利用したが、掘っ立て小屋のような駅舎の無人駅で、マジで車社会だから誰も使わないのかなという印象だった。
パレスイン豊田は1泊4,000~5,000円くらいで、トヨタ本社詣でする人が多い時は繁盛しているのかなぁといった感じで、この日は閑散としていた。部屋の広さは申し分なく、やや古めかしいからか、予想通り部屋のシャワー水圧はちょっと弱めであった。
この日は目当てだったエッシャー展にも行けたし、昼も何も食べなかったこともあって、早めの夕食にしようとパレスイン豊田の1階部分に同居している町中華の店に開店17時からふらっと入ってみた。
1,280円のB定食ってやつ注文したら、餃子(お店の看板メニューらしい)とラーメン、唐揚げ、エビマヨ、サラダ、杏仁豆腐とてんこ盛りで出てきて、定食のあとで海老チャーハンを注文する気満々だったのに完全に40代の胃腸では無理になってしまった。
そもそも白飯が茶碗に大盛りで入ってるのに他のおかずがその白飯2杯行けるくらい出てくるのおかしいでしょ。餃子も唐揚げもエビマヨも美味しかったからいいけど。このお店も豊田市美術館に続いてクレジットカードのタッチ決済で支払えたのがとてもポイント高い。最高。九龍城、アンチ現金払いのバカ舌おじさんも自信をもっておすすめできます。
地元で愛される町中華らしく、時間が経つとどんどん常連さんが入ってきてあちこちの席で宴会が始まっていた。漏れ伝わってくる会話を聞く限り、立浪が監督退任表明した中日ドラゴンズが急に強くなっているそうだ。菅義偉が首相退任表明したら急に強くなった日本株か?
つづく。
ライブ遠征のついでに滞在している豊田市観光の続き。
と言っても、この日は夕刻からライブ会場へ行かないといけないし、朝から雨が降ったり止んだりで、あまり行動できなかった。
とりあえず傘が無くても行動できる豊田市駅のあたりをうろうろしてみるかと駅周辺へ行って、屋根伝いで辿り着ける施設に図書館があると知った。
入り口にはデカデカと「豊田参合館」と書いてあり、そういえば僕がこのWebサイトを作ったときに「ややこしい名前やドメインを使うな!」と怒りの声が届いたことを思い出した。あの参合館ってこれか! でも当時のGoogle先生が検索アルゴリズム適当でSEO(笑)業者に好き放題やられてたのが悪いのであって僕のせいじゃないし。たぶん。僕は悪くない(球磨川禊くんの目で)。
5フロアくらいぶち抜きの豊田市中央図書館に加え、能楽堂やコンサートホールも入居しているらしい。ご、豪華すぎる。これがトヨタの納める法人税が支える文化資本先進都市か。
こういう図書館があるところに住みたいンゴねぇ。
朝から何も食べてなくてお腹が減ったなと思い、T-FACEなる百貨店なのかショッピングセンターなのか、ちゃんと理解できていない施設へ。
フードコートのようになっている矢場とんとか名古屋メシ系の店が集まってるエリアは家族連れでごった返していたので、かなり空いてる「米と味噌と挽肉と」なる店にふらっと入った。
半生のレアハンバーグと、自分で選べる味噌玉と出し汁で作る味噌汁が看板メニューのようだった。半生の肉は怖くてライブ前に食べたくないため、しっかり火の通ってる合挽ハンバーグの定食をオーダーした。前夜のコメダ珈琲店みたいだった町中華ドカ盛り定食とは打って変わって、こっちは女性でも物足りないのではないかと思えるくらい少ない印象だった。まぁライブ前だし軽く食べられればいいや。
とくに観光施設へ行くこともなく、T-FACE内の本屋や休憩スペースで時間を潰して過ごしてしまった。いや天気がね……。ライブ前の時間には運よく晴れてきて助かった。
ヘヴィメタルの代表的バンドであるIron Maiden(通称:メイデン)のワールドツアー「THE FUTURE PAST TOUR」の愛知公演に行ってきた。
もともと行く予定は無かったのだが、同僚氏がアリーナ前方スタンディングのチケットを(30,000円)入手できて、確保済みだった指定席チケット(18,000円)を譲ってくれることになった。
チケットぴあ使ってなさ過ぎて、ログインしたら2020年にIron Maidenのワールドツアー横浜公演2 daysを払い戻し手続きしたのが最後で、切なくなってしまった。ぴあって以前はこういうチケットの譲渡や売却は「Cloak」ってサービスでやってた記憶があるけど、2024年現在は統合されたのね。知らんかった。
同僚氏の発行した譲渡用ワンタイムURLみたいなものを踏んで引き取り手続きをし、チケット代は別途PayPayで送金した。この辺のやり取りもキャッシュレスが浸透して随分と楽になったなぁ、などと実感した。
会場のスカイホール豊田って全然聞き覚えの無い施設で、どうも市の運営する体育館らしいのだけど、「なんでメイデンのライブが体育館で?」と不思議ではあった。
開場時間前のスカイホール豊田に着くと、既に世界中のメイデンファンが集結しており、大変な行列であった。
入場前にお茶でも買っておくかと近くの自販機にお金投入していたら、地元のおっちゃんに「今日ってこれ何ですのん?」と話しかけられ、「有名な海外バンドのツアーが云々」という会話をした。おっちゃん曰く「こんなに人が集まってるのを見るのは初めて」だそうな。そりゃ地元の人からしたら、黒いバンドTシャツの集団が急に現れたら宗教的儀式みたいで怖いよな……。
トヨタ系企業で働くブラジル系の人が多いのか、ブラジル国旗を掲げて「メイデン! メイデン! メイデン!」と開場前から大合唱していて、すごい熱気だった。僕も待機列に並んでよく観察してみると、ツアーTシャツでも日本仕様のシャツの人と、1週間前にギグのあったニュージーランド仕様の日付が入ったシャツの人が居ることに気付いた。ニュージーランド公演も行ってたらしき人たちは、ワールドツアー全部追っかけてるファンなのか、円安の日本がお得すぎるから日本公演だけ遊びに来たのか、僕にはよくわからないが、さすがはIron Maidenの集客力である。
開場時刻になって入場すると、スカイホール豊田はかなり立派な施設であった。ここでも豊田市の財政力を見せつけられる。
メタルのライブで指定ありの席って初めて(普通はオールスタンディング)だったんだけど、僕の譲渡してもらったB席(A席というのがスタンディングで、ブロックごとに区切られてるみたい)というのは、スタンディング後ろに並んだパイプ椅子のことであった。椅子があってもライブが始まるとみんな立ち上がるから、実質スタンディング指定席(?)みたいな感じである。幸いB席の最前近くで、D席やE席といった後方だと多分ステージがよく見えなかったと思われるので、良席を譲ってもらえて感謝である。
このTHE FUTURE PAST TOURは、最新作『Senjutsu(そのまま日本語で戦術の意味らしい)』と80年代の名盤『Somewhere In Time』をフィーチャーした構成らしく、ぶっちゃけ僕は最新作を全く予習していなかったため、半分くらいは知らない曲であった。よくよく考えればApple Musicに課金しているんだから予習して行くことも可能だったんだけど、もうメイデンは新作チェックしてないのよね……。中止になった横浜公演のLegacy of the Beastツアーだったら黄金期のクラシックナンバーだらけで構成されてたみたいだから、もっと楽しめた気はするが。でも往年の名曲Heaven Can WaitやWasted Years、そして高校生の頃から何百回も聴いたFear of the Darkも生で見れて、本当に嬉しかった。1番好きなナンバーAces Highがセットリストに入ってなかったのは残念だが。
フロントマンであるブルース・ディッキンソン、66歳なのにステージ上を走り回ってマイクスタンドは蹴りまくって、声むっちゃ出ていてすごかったな。
リーダーのスティーヴ・ハリスなんて68歳なのにフィンガーピッキングでブイブイとベースを鳴らしているし。体力あり過ぎる。
そしてメイデンの最新作を追ってない僕は、現在のバンドがトリプルギター編成であることも、今日この会場で初めて知ったのであった。ちゃんとそれぞれにソロパートの見せ場がある曲構成がさすが。メイデンって正統派ヘヴィメタルの代表的存在のように語られがちであるものの、こうやってライブで見ると、長尺でリズムチェンジも多めに入る曲が多いし、様式美というかプログレッシヴというか、難しい楽曲でこれだけ世界中から愛されているのはすごいな。僕のようなメロスピ厨が好むAces HighやThe Trooperみたいな短くて疾走してる曲の方が珍しいのかも知れん。
ステージセットにもお金かかってそうだし、火柱もバンバン上がっていたし、楽しいライブだった。しかし世界的な知名度のあるメイデンだし、インフレも円安もあって仕方ないとはいえ、学割チケットで10,000円とかはご用意できなかったのかねぇ。18,000円はさすがに学生の頃に見に行く気にはなれなかった気がするし、ましてやスタンディング席30,000円はちょっとなぁ。
先日久しぶりにライブを見に行って感じたのは、健常者の振りをして生きているな~ということ。
肩が上がらない・回せないとか、視力が悪いなんてことは、周りの人からは分からないことだし、まぁ現実には周りの人もどこかしら身体が悪いんだけど外からは見えないよう振る舞っているのかも知れない。視力矯正に関しては医療技術の進歩したお陰で何とかなってるだけで、数世紀違ったら詰んでいた気さえする。
しかしこうなると、60代になってもステージ上を走り回って満足にパフォーマンスできる肉体を維持しているミュージシャンって驚異的だし、肘を手術してリハビリ中のはずなのにメジャーリーグの記録に残る打撃成績を驀進中の大谷翔平さんは一体何なんだよという気持ちだ。
X(旧Twitter)に今年は配当金収入100万円を目指していると投稿したが、2024-09-25に振り込まれた株式会社グリーンズからの配当金収入を加えて、税引き前の配当金収入100万円に到達した。
インカムとしてこの5倍あれば不労所得だけで生活して行ける自信はあるのだが……。特定口座のポートフォリオを高配当銘柄や高配当ETFを中心に組み直せば3倍くらいは狙えるがさすがに5倍は遠い。道は険しい。
自民党の総裁選で石破茂氏が勝利し、高市早苗氏の勝利を見込んだ「円安・株高トレード」が逆回転するとともに新政権の政策への不安が広がっている。日経平均は自民党総裁選後の初日の取引としては1990年以降、最大の下落率となった。
30日の終値は前週末比1910円(4.8%)安の3万7919円だった。
いわゆる「高市トレード」への期待が剥落して逆回転した、という見方のようだ。東証がブラックマンデーを超える下げ幅を記録した日から2ヶ月と経っていない。ちょっとボラティリティ高すぎんよ~。
市場参加者が勝手に期待して上がってきて勝手に失望した面もあり、これで「石破ショック」「石破ブラックマンデー」とか命名されるのだとしたら、石破茂氏はなかなか気の毒ではある。
僕は金融・経済政策に関しては高市早苗氏が最も良かったと思っているが、氏の周りに居る人材が右寄りカルトっぽいのと、安倍晋三氏が死去した際も手を握り返してきたなどとスピリチュアルな発言をしていて若干引いたところもあり、安定していた岸田文雄氏の後任としては石破茂氏も別に悪くないのではないかと思える。年始のインタビュー:マイナス金利「異常でやめた方が良い」 継続利上げは困難=自民・石破氏という記事を読み返すと、そこまでおかしな金融・経済政策の考え方をしている訳ではなさそうに見えた。安保や軍事に関してはやや過激な一家言をお持ちのようなので、あまり暴走しないと良いなぁ。
TOPIXが気絶ライン(2,800ポイント以下)を割ったままだから今回のショックでどれくらい自分の資産がシュリンクしたかは直視していないし、現金余力もそれほど無いため下落した銘柄を拾う行動は取っていないです。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)