マイルールとしてTOPIXが2,800ポイントを回復するまではポートフォリオに入っている銘柄の値動きを一切追いかけないようにしていて、実際全く見ていないのだが、長らく現物で株主をしているサムティHD(187A)が無配になるといった不穏な情報が流れてきて、その理由はどうやらTOB(公開買い付け)されるためらしいと知った。
この日記にもシノケングループの事例などを記録している通り、保有銘柄でMBOやTOBによる上場廃止が見込まれる時は、証券会社に応募せずさっさと市場売却で現金化し、他の投資に充てる方針にしている。が、さすがに10年以上前から優待目当てで株主をやっていたサムティの上場廃止ニュースについては少し動揺していると言わざるを得ない。
10年前のサムティから初めて届いた優待日記の時点でネットストーカーに監視されている事実には恐怖しかないが、それは本筋でないので置いておくにしても、大阪・東京のホテル無料宿泊から始まり、業績と共に徐々に利用できるエリアが拡大してきたサムティの優待は非常に使い勝手がよく、東名阪エリアの企業に勤めるサラリーマンにとっては大変便利なものであった。僕もコロナ禍の期間を除いて、ほぼ毎年何かしらの機会で使ってきたから個人的に思い入れが強い。
TOB価格3,300円というのも「いくら何でも安すぎる !」水準でないかと思われて、セブン&アイHDへの買収提案のように、提示額が上がる展開もあるんではないかと考え、しばらくホールドしていようか迷っている。とか言って気絶ライン回復後にさっさと売却している可能性も無くはないのだけど。
いやー、大阪や東京に出張する度に宿の確保でありがたく使っていた優待であっただけに、割とショックだなぁ。配当金も手厚い会社だったので、もし現金化したら代替となる銘柄を探さないといけない。1489 ETFでいい説もあるけど。時代は優待投資よりもインデックス投資なのか~?
自民党の総裁選で石破茂氏が勝利し、高市早苗氏の勝利を見込んだ「円安・株高トレード」が逆回転するとともに新政権の政策への不安が広がっている。日経平均は自民党総裁選後の初日の取引としては1990年以降、最大の下落率となった。
30日の終値は前週末比1910円(4.8%)安の3万7919円だった。
いわゆる「高市トレード」への期待が剥落して逆回転した、という見方のようだ。東証がブラックマンデーを超える下げ幅を記録した日から2ヶ月と経っていない。ちょっとボラティリティ高すぎんよ~。
市場参加者が勝手に期待して上がってきて勝手に失望した面もあり、これで「石破ショック」「石破ブラックマンデー」とか命名されるのだとしたら、石破茂氏はなかなか気の毒ではある。
僕は金融・経済政策に関しては高市早苗氏が最も良かったと思っているが、氏の周りに居る人材が右寄りカルトっぽいのと、安倍晋三氏が死去した際も手を握り返してきたなどとスピリチュアルな発言をしていて若干引いたところもあり、安定していた岸田文雄氏の後任としては石破茂氏も別に悪くないのではないかと思える。年始のインタビュー:マイナス金利「異常でやめた方が良い」 継続利上げは困難=自民・石破氏という記事を読み返すと、そこまでおかしな金融・経済政策の考え方をしている訳ではなさそうに見えた。安保や軍事に関してはやや過激な一家言をお持ちのようなので、あまり暴走しないと良いなぁ。
TOPIXが気絶ライン(2,800ポイント以下)を割ったままだから今回のショックでどれくらい自分の資産がシュリンクしたかは直視していないし、現金余力もそれほど無いため下落した銘柄を拾う行動は取っていないです。
X(旧Twitter)に今年は配当金収入100万円を目指していると投稿したが、2024-09-25に振り込まれた株式会社グリーンズからの配当金収入を加えて、税引き前の配当金収入100万円に到達した。
インカムとしてこの5倍あれば不労所得だけで生活して行ける自信はあるのだが……。特定口座のポートフォリオを高配当銘柄や高配当ETFを中心に組み直せば3倍くらいは狙えるがさすがに5倍は遠い。道は険しい。
先日久しぶりにライブを見に行って感じたのは、健常者の振りをして生きているな~ということ。
肩が上がらない・回せないとか、視力が悪いなんてことは、周りの人からは分からないことだし、まぁ現実には周りの人もどこかしら身体が悪いんだけど外からは見えないよう振る舞っているのかも知れない。視力矯正に関しては医療技術の進歩したお陰で何とかなってるだけで、数世紀違ったら詰んでいた気さえする。
しかしこうなると、60代になってもステージ上を走り回って満足にパフォーマンスできる肉体を維持しているミュージシャンって驚異的だし、肘を手術してリハビリ中のはずなのにメジャーリーグの記録に残る打撃成績を驀進中の大谷翔平さんは一体何なんだよという気持ちだ。
ライブ遠征のついでに滞在している豊田市観光の続き。
と言っても、この日は夕刻からライブ会場へ行かないといけないし、朝から雨が降ったり止んだりで、あまり行動できなかった。
とりあえず傘が無くても行動できる豊田市駅のあたりをうろうろしてみるかと駅周辺へ行って、屋根伝いで辿り着ける施設に図書館があると知った。
入り口にはデカデカと「豊田参合館」と書いてあり、そういえば僕がこのWebサイトを作ったときに「ややこしい名前やドメインを使うな!」と怒りの声が届いたことを思い出した。あの参合館ってこれか! でも当時のGoogle先生が検索アルゴリズム適当でSEO(笑)業者に好き放題やられてたのが悪いのであって僕のせいじゃないし。たぶん。僕は悪くない(球磨川禊くんの目で)。
5フロアくらいぶち抜きの豊田市中央図書館に加え、能楽堂やコンサートホールも入居しているらしい。ご、豪華すぎる。これがトヨタの納める法人税が支える文化資本先進都市か。
こういう図書館があるところに住みたいンゴねぇ。
朝から何も食べてなくてお腹が減ったなと思い、T-FACEなる百貨店なのかショッピングセンターなのか、ちゃんと理解できていない施設へ。
フードコートのようになっている矢場とんとか名古屋メシ系の店が集まってるエリアは家族連れでごった返していたので、かなり空いてる「米と味噌と挽肉と」なる店にふらっと入った。
半生のレアハンバーグと、自分で選べる味噌玉と出し汁で作る味噌汁が看板メニューのようだった。半生の肉は怖くてライブ前に食べたくないため、しっかり火の通ってる合挽ハンバーグの定食をオーダーした。前夜のコメダ珈琲店みたいだった町中華ドカ盛り定食とは打って変わって、こっちは女性でも物足りないのではないかと思えるくらい少ない印象だった。まぁライブ前だし軽く食べられればいいや。
とくに観光施設へ行くこともなく、T-FACE内の本屋や休憩スペースで時間を潰して過ごしてしまった。いや天気がね……。ライブ前の時間には運よく晴れてきて助かった。
ヘヴィメタルの代表的バンドであるIron Maiden(通称:メイデン)のワールドツアー「THE FUTURE PAST TOUR」の愛知公演に行ってきた。
もともと行く予定は無かったのだが、同僚氏がアリーナ前方スタンディングのチケットを(30,000円)入手できて、確保済みだった指定席チケット(18,000円)を譲ってくれることになった。
チケットぴあ使ってなさ過ぎて、ログインしたら2020年にIron Maidenのワールドツアー横浜公演2 daysを払い戻し手続きしたのが最後で、切なくなってしまった。ぴあって以前はこういうチケットの譲渡や売却は「Cloak」ってサービスでやってた記憶があるけど、2024年現在は統合されたのね。知らんかった。
同僚氏の発行した譲渡用ワンタイムURLみたいなものを踏んで引き取り手続きをし、チケット代は別途PayPayで送金した。この辺のやり取りもキャッシュレスが浸透して随分と楽になったなぁ、などと実感した。
会場のスカイホール豊田って全然聞き覚えの無い施設で、どうも市の運営する体育館らしいのだけど、「なんでメイデンのライブが体育館で?」と不思議ではあった。
開場時間前のスカイホール豊田に着くと、既に世界中のメイデンファンが集結しており、大変な行列であった。
入場前にお茶でも買っておくかと近くの自販機にお金投入していたら、地元のおっちゃんに「今日ってこれ何ですのん?」と話しかけられ、「有名な海外バンドのツアーが云々」という会話をした。おっちゃん曰く「こんなに人が集まってるのを見るのは初めて」だそうな。そりゃ地元の人からしたら、黒いバンドTシャツの集団が急に現れたら宗教的儀式みたいで怖いよな……。
トヨタ系企業で働くブラジル系の人が多いのか、ブラジル国旗を掲げて「メイデン! メイデン! メイデン!」と開場前から大合唱していて、すごい熱気だった。僕も待機列に並んでよく観察してみると、ツアーTシャツでも日本仕様のシャツの人と、1週間前にギグのあったニュージーランド仕様の日付が入ったシャツの人が居ることに気付いた。ニュージーランド公演も行ってたらしき人たちは、ワールドツアー全部追っかけてるファンなのか、円安の日本がお得すぎるから日本公演だけ遊びに来たのか、僕にはよくわからないが、さすがはIron Maidenの集客力である。
開場時刻になって入場すると、スカイホール豊田はかなり立派な施設であった。ここでも豊田市の財政力を見せつけられる。
メタルのライブで指定ありの席って初めて(普通はオールスタンディング)だったんだけど、僕の譲渡してもらったB席(A席というのがスタンディングで、ブロックごとに区切られてるみたい)というのは、スタンディング後ろに並んだパイプ椅子のことであった。椅子があってもライブが始まるとみんな立ち上がるから、実質スタンディング指定席(?)みたいな感じである。幸いB席の最前近くで、D席やE席といった後方だと多分ステージがよく見えなかったと思われるので、良席を譲ってもらえて感謝である。
このTHE FUTURE PAST TOURは、最新作『Senjutsu(そのまま日本語で戦術の意味らしい)』と80年代の名盤『Somewhere In Time』をフィーチャーした構成らしく、ぶっちゃけ僕は最新作を全く予習していなかったため、半分くらいは知らない曲であった。よくよく考えればApple Musicに課金しているんだから予習して行くことも可能だったんだけど、もうメイデンは新作チェックしてないのよね……。中止になった横浜公演のLegacy of the Beastツアーだったら黄金期のクラシックナンバーだらけで構成されてたみたいだから、もっと楽しめた気はするが。でも往年の名曲Heaven Can WaitやWasted Years、そして高校生の頃から何百回も聴いたFear of the Darkも生で見れて、本当に嬉しかった。1番好きなナンバーAces Highがセットリストに入ってなかったのは残念だが。
フロントマンであるブルース・ディッキンソン、66歳なのにステージ上を走り回ってマイクスタンドは蹴りまくって、声むっちゃ出ていてすごかったな。
リーダーのスティーヴ・ハリスなんて68歳なのにフィンガーピッキングでブイブイとベースを鳴らしているし。体力あり過ぎる。
そしてメイデンの最新作を追ってない僕は、現在のバンドがトリプルギター編成であることも、今日この会場で初めて知ったのであった。ちゃんとそれぞれにソロパートの見せ場がある曲構成がさすが。メイデンって正統派ヘヴィメタルの代表的存在のように語られがちであるものの、こうやってライブで見ると、長尺でリズムチェンジも多めに入る曲が多いし、様式美というかプログレッシヴというか、難しい楽曲でこれだけ世界中から愛されているのはすごいな。僕のようなメロスピ厨が好むAces HighやThe Trooperみたいな短くて疾走してる曲の方が珍しいのかも知れん。
ステージセットにもお金かかってそうだし、火柱もバンバン上がっていたし、楽しいライブだった。しかし世界的な知名度のあるメイデンだし、インフレも円安もあって仕方ないとはいえ、学割チケットで10,000円とかはご用意できなかったのかねぇ。18,000円はさすがに学生の頃に見に行く気にはなれなかった気がするし、ましてやスタンディング席30,000円はちょっとなぁ。
豊田市までライブを見に行くことになり、日帰りにするか滞在にするか悩んだ末に、ちゃんと観光したことが無いから滞在してみようとホテルを2泊で予約した。
名古屋鉄道を乗り継いで豊田市駅まで行ったが、在宅ワーク生活になって以降、ほぼ鉄道を使わない日々を過ごしているため、乗る度に料金が上がっている気がする。クルマで行っても良かったんだが予約したホテルが1台分の駐車スペースが確約されるタイプでなく「その日ごとに早い者勝ち」方式と聞いて尻込みしてしまった。まぁ埋まっていてもコインパーキングでも使えばよかったのかも知れないが。
名鉄の豊田市駅は普通列車しか停車しない駅であるが、結構な発展をしていて、かつ大規模な改修工事をあちこちでやっていて活気があった。
天下のトヨタ自動車お膝元とあって、財政が豊かなのか、道路や横断歩道の白線が少なくともメインロードでは消えかかっているところが一切なく(さすがに細い道に1本入ると消えかかってるところもある)、そこらの地方都市とは違うのを実感した。全体的に人口40万人かそこらの自治体インフラじゃないのよ。
駅前にはT-FACEなる百貨店(?)もあるし、ちょっと歩いて行ける距離にイオンシネマ併設のイオンモールもあり、この土地でゆりかごから墓場まで全て充足しそう。
住宅環境も、アパートから高層マンション、駅前から5分もあるけば戸建てが沢山あって、何でもござれだ。戸建ての1階や半地下にガレージを持ってる家が異常に多くて、やっぱりノーマイカーノーライフな土地柄なんだろうか。歩いてて分かったけど思ったより坂が多く、ここで暮らして行くにはマイカー必須だろう。やっぱりクルマで来ればよかったと後悔した。
豊田市美術館でイベント展示「エッシャー 不思議のヒミツ」を開催されていると知って、教科書の騙し絵が好きだったなと懐かしい気持ちになり行ってみた。
この美術館、建造物としてめちゃくちゃカッコよく、有名なのかも知れない(何もわからん)。駐車場もかなり広く、絶対にマイカーで来るべき施設だよここ。
入館チケットはクレジットカードのタッチ決済で支払いできて、とても近代的で素晴らしいと感じた。未だに現金しか受け付けないお城とかお寺よ、これだぞ。
エッシャーの展示は、作家マウリッツ・エッシャーのキャリア初期から順を追って作品が並んでおり、やはり有名な作家だからか展示期間の終盤だからか、かなり混雑していた。
文化的教養の極めて少ない僕は、キャリア初期の木版画に関する展示は遠巻きに眺めて進んでしまい、お目当てだった騙し絵っぽい作品が多く発表されていた年代を、解説も読みながら鑑賞した。不思議な絵がたくさんで面白かった。
支払ったチケットで常設展示も鑑賞できると言われたので一応見て回ったが、前衛的なよくわからないオブジェ(草間彌生さんとかあの辺のジャンル)ばかりで、一瞬で興味を失ってしまい、施設を出た。教養が少な過ぎて申し訳ない。
宿泊予約したパレスイン豊田というホテルにチェックインした。豊田市駅からは1駅ぶん離れていて、最寄駅は上挙母(うわごろも)駅という名鉄の駅である。この駅は帰る時に利用したが、掘っ立て小屋のような駅舎の無人駅で、マジで車社会だから誰も使わないのかなという印象だった。
パレスイン豊田は1泊4,000~5,000円くらいで、トヨタ本社詣でする人が多い時は繁盛しているのかなぁといった感じで、この日は閑散としていた。部屋の広さは申し分なく、やや古めかしいからか、予想通り部屋のシャワー水圧はちょっと弱めであった。
この日は目当てだったエッシャー展にも行けたし、昼も何も食べなかったこともあって、早めの夕食にしようとパレスイン豊田の1階部分に同居している町中華の店に開店17時からふらっと入ってみた。
1,280円のB定食ってやつ注文したら、餃子(お店の看板メニューらしい)とラーメン、唐揚げ、エビマヨ、サラダ、杏仁豆腐とてんこ盛りで出てきて、定食のあとで海老チャーハンを注文する気満々だったのに完全に40代の胃腸では無理になってしまった。
そもそも白飯が茶碗に大盛りで入ってるのに他のおかずがその白飯2杯行けるくらい出てくるのおかしいでしょ。餃子も唐揚げもエビマヨも美味しかったからいいけど。このお店も豊田市美術館に続いてクレジットカードのタッチ決済で支払えたのがとてもポイント高い。最高。九龍城、アンチ現金払いのバカ舌おじさんも自信をもっておすすめできます。
地元で愛される町中華らしく、時間が経つとどんどん常連さんが入ってきてあちこちの席で宴会が始まっていた。漏れ伝わってくる会話を聞く限り、立浪が監督退任表明した中日ドラゴンズが急に強くなっているそうだ。菅義偉が首相退任表明したら急に強くなった日本株か?
つづく。
現物で株式を2,000株保有している青山財産ネットワークスから株主優待が届きました。優待の権利を取るのは今回で5回目です。
保有株数が一定以上あると、半期ごとに優待が貰えます。たしか気絶する直前くらいに、優待拡充のお知らせが出ていて、QUOカードも貰えるようになりました。別に要らんが……。強調部分が拡充発表された内容になります。
なんか30,000株以上保有している長期株主は、年間で50,000円くらいの牛肉や、年2回のカタログギフトが貰えるようになり、富める者がますます富める世界を象徴しているような気がします。QUOカード2,000円分なんて本当に申し訳程度の優待内容にしか見えないが、果たしてこれで小口の株主が増える効果あったりするんだろうか。
富めていない私は、とりあえず6月権利分のカタログギフトから、今年は「博多あまおう たっぷり苺アイス」を選びました。ザクザクに凍った苺が沢山入っていて美味しい。
ブラック太郎マンデーショックが起きて気絶するまでは、上場来高値更新を何度か達成していて、株価は好調だった記憶があります。
このタイミングで優待の拡充は意外ではありましたが、配当金も業績に比例して年々手厚くしてくれているため、頼もしい銘柄です。金利が大きく上昇して不動産市況が腰折れしない限りは、今後も長期保有の意向です。俺も30,000株の大口株主になりてぇ……。
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