auの携帯電話を使っているのだが、このところ鳴りを潜めていたかに見えた迷惑メールの山が再び配達され始めて、苦慮している。
しょうがないので、指定拒否リストに何件か登録しようかなと思って、迷惑メールのメニューを呼び出してみたところ、以前とは全然違った画面構成になっていたので驚いた。
どうやら、2010-12-07より変更になったようだ。
au携帯電話における迷惑メール防止機能「迷惑メールフィルター」の機能拡張および機能改善を本日2010年12月7日に実施いたしました。
マニュアルの迷惑メールフィルターメニュー表示方法と云うページにも最新のメニュー画面スクリーンショットが掲載されている。
メニュー階層が深くなって、これまで学習していた操作方法よりも多くのステップを経なければ「指定拒否リスト」へ辿り着けなくなってしまった。こういう、過去にがんばって覚えた操作をひっくり返す変更は止めて欲しい。
それはそれとして、Fromヘッダの偽装を防ぐ設定「なりすまし規制(高)」を有効にしてみた。少しは効果があると嬉しいのだけど。
このリリースは新しい安定版シリーズである3.0系列の最初のリリースになります。2.2系から3.0への最大の変更点は、「UTF-8化」と「ruby 1.9対応」です。いずれも大きな変更になりますので、以下の注意をよく読んでからアップデートを行って下さい。すでに2.3系で運用している場合は特に大きな問題はでないでしょう。
最新の安定版である3.0.0がリリースされてから時間が経ってしまったけど、ようやく使っているバージョンをアップデートできた。
安定版のメジャーアップデートって、良く考えたらtDiaryを使い始めてから初だったので、ハマったところをメモ。
もっと苦戦するかと思って、なかなか取り掛かることが出来なかったのだけど、やってみたら1時間くらいでした。
UTF-8化だけじゃなくて、細かい部分でマークアップの変更があるみたいなので、そろそろCSSを大きく変えようかなぁ。
あと知らない内に設定画面や投稿画面でjQueryがロードされるようになってたので、びっくりした。
WEB+DB PRESS Vol.60がgihyo.jpの紹介ページを見た感じ、面白そうだったので買ってみました。
巻頭で特集されている「言語設計の基礎知識」が、沢山の言語から仕様をつまみ食いで紹介しつつ、プログラミング言語の変遷と、よく「モダン」なトピックとして語られる概念がまとまっていて、とても勉強になります。すごくお薦め。
僕はPerlを余り触らないので「変数ってlocalキーワードは使っちゃ駄目で、myキーワードが好ましいんだよな」とうろ覚えしている程度なんですが、本特集の変数スコープに関する章を読んで、Perlの歩んできた歴史や、両キーワードの違いがスッキリすると同時に、「レキシカルスコープってこういうことだったのか!」と、やっと理解できました。
苦しんで勉強したクロージャの概念も、こういう分かり易い本で最初に学んでいたらなぁという気分になったし、クラスの概念より前にまず「オブジェクト」の必要性から説かれる点も、よくあるJava入門書へのアンチテーゼのようで面白かったです。
他の特集記事も、パラ見した感じ、内容が濃そうでした。
冬休みはWEB+DB PRESS Vol.60で決まり!
今年は空前の円高もあって、よくCDを購入したので、忘れないようにしっかり感想を書いておきたいと思います!
Flo Laurinなる若手ギタリストがSeventh AvenueのボーカリストとBlind Guardianのドラマーを迎えて結成したSinbreedのデビューアルバム。
収録曲の大半が疾走ビートで突き進む正統派メタルで、オープニングを飾る#1 Newborn Tomorrow(Last.fmのアーティストページで丸ごと1曲ダウンロードできる)からして尋常じゃない熱さだが、#2 Book of Life, #4 Dust to Dust, #6 Through the Dark, #10 Salvationと随所に配されたキラーな曲の連発で、かなり飽きさせない構成となっている。
数年前に日本のレコード会社が「ピュアメタル」と形容してLost HorizonやHibriaをプッシュしていた頃なら、直球ど真ん中で大プッシュされていてもおかしくない完成度だ。メロパワが好きな人は必聴である。
発売前から「フィンランドのメロデス界スーパースターバンド結成や!」と話題になっているのは知っていたけど、OpethやSwallow the Sunといったドゥームデス/プログレ畑の有名どころと比較する文脈で語られることが多く、僕はここら辺のバンドは苦手なので見送っていた。のだけどAmorphisファンの人たちが絶賛しているのを知って興味を持ち買ってみたところ、これがとんでもなく素晴らしいのだった。
Swallow the Sunのような物悲しく淡々とした曲展開ではなく、ダークな雰囲気から派手にリズムチェンジをして盛り上がるメロディなどは、まさしく初期Amorphisである。ボーカルもポイズンブレスでも吐き出しているんじゃないかと思えるグロウルを響かせたと思ったら、ハッとするようなクリーントーンに切り替わったりと、本業よりもハマっているように感じる。
全曲素晴らしいのだけど、演歌のごときメロディと溜めを見せる#2 Our Twilight, 魔王でも登場するかの如き邪悪イントロを聴かせる#5 The Leerの2曲は、特に繰り返し聴いていた。
Amorphisが1stから3rdまでの楽曲を現行メンバーでリレコーディングしたアルバム。やはり目玉はTomi Joutsenによって新しく吹き込まれたボーカル部分の変化なのだけど、音質の飛躍的な向上によって、繰り返し聴き込んだ曲も新鮮な印象を受ける。ちなみに自分は1stは未聴。
タイトルトラックにもなっている#1 Magic & Mayhemは、かなり派手なアレンジが加わっており、迫力のデス声と相まって完全にオリジナルを超えている。サイケデリックにテンポアップしていくラストの緊張感が凄まじい。2ndからは他にも#3 Into Hiding, # 4Black Winter Dayなどの定番曲がチョイスされ、オリジナルに忠実なアレンジとなっている。
個人的には3rdで一番好きな#5 On Rich And Poorが、どうにも落ち着いた演奏になってしまっていると云うか、原曲の鬼気迫る展開があっさりしたものに変わってしまっていたのが残念だった。#8 Song Of The Troubled One, #11 Against Widowsはオリジナルに忠実なアレンジとなっている。
全体的に初期ベストともいえる選曲だし、4th以降のAmorphisは、アルバムEclipseでTomi Joutsenを迎えて復活するまではかなりイマイチ(ヘヴィメタルですらない)なので、近年のアルバムから好きになった人にもピッタリの良いアルバムである。
ドイツの大ベテランバンドRageの2年振りニューアルバム。過去2作は個人的にガッカリだったのだけど、今作は、これまでに無かったほどのポップなメロディを大胆に導入しており、かなり聴き易い作風となっている。#1 The Edge Of Darkness, #3 Into The Lightなどは下手したらメロディアスハードロックのような明るさで、来日公演でもかなり盛り上がっていた。
一部の曲展開に過去の自分たちの作品からの使い回し(Soundchaser収録のHuman Metalにそっくり・・・)というものがあったり、アルバム中盤の組曲Strings To A Webが長ったらしくて繰り返し聴いていると飽きてしまったり、少し残念なところもあるのだけど、Unity, Soundchaserと並んで2000年以降のRageのキャリアの中では代表作とも言える出来栄えです。
過去の名作「守護神伝」の名前を復活させたりと、あざとい商売が目立って、しばらく新作を購入していなかったHelloweenだけど、今年出た7 Sinnersは輸入盤が1,000円前後と余りにも安過ぎたので、思わずポチッと買ってしまった。
作風としては「ジャーマンメタル」のHelloweenを期待していると肩透かしを食らってしまうところなんだけど、個々の楽曲はどれも粒揃いで、正統派メロディックメタルとしては素晴らしいアルバムだった。Helloween脱退組のMasterplanにJorn Landeが復帰して喜んでいたのに新作買ったらズコー! だった人に最適、と云う何だかとても皮肉な感じである。僕はMasterplanでズコーだったのでHelloweenの7 Sinnersは本当に楽しめた。Markus Grosskopf作曲の#5 World Of Fantasyが一番お気に入り。彼はソロワークでも優れた曲を発表しているので、ぜひともHelloweenでも沢山の曲を書いて欲しい。
あと現行ドラマーを全然知らなかったのだけど、前任のUli Kuschに負けない手数で叩きまくったり、ときどきジャズのようなフレーズを叩いたりと、とてもかっこいい。Uli Kuschよりも好きかもしれない。
自分の中では鉄板だったり、B級臭がしてマニア向けだったりするアルバムの感想いろいろ。
アルバムのジャケットは過去最低だが、曲の充実度は名盤である1st, 2ndに匹敵。彼ら特有の胸キュンポップセンスは健在。
ただ15曲というのは、繰り返し聴くには多過ぎる。日本盤では、さらにボーナストラックが2曲も加わるらしい・・・。
クサい、ボーカルがヘタウマ、音質は篭もり気味なB級メロスピ。#8 My Paradiseに涙が止まらない。
自分以外のメンバーを全員解雇するなどしていたボーカルかつ中心人物であるStefan Hertrichがバンドを去ってしまい、バンドとしては完全に終わったかなぁと思いきや、新ボーカルもStefanそっくりの艶やかな声でびっくり! 前作までの路線を引き継ぐエレクトリックゴシックメタル。かなりキャッチーで聴き易い。
ジャケットのアートワークも退廃的で美しく、今年のベストアートワーク!
アルバムStabbing the Dramaが余りにも残念な出来で、それ以降買っていなかったのだけど、今作は初期の攻撃的な作風へ先祖返りを見せておりかっこいい。
Bjorn Stridのボーカルスタイルは、ダミ声でも全編に渡ってメロディをなぞるような唄い方になっており、ほとんどデス声っぽさは無くなってスラッシュメタルみたいな印象になっていた。
民謡楽器を大胆に取り入れながらも初期メロデスの勢いを感じさせる"New Wave Of Folk Metal"な作風は健在。ジャケットもファンタジックで美しい。
けど個人的に彼らのベストは2ndで、今作も楽曲面では及ばない。
デンマークの民族調メロディを聴かせるヴァイキングメタルバンド。前作は大曲主義的になっていて個人的にはイマイチだったのだけど、今作は持ち前のフォーキーさが復活しており、かなり良い。
笛フォークメタル。アマゾン先生のお薦めシステムにより購入。無難にまとまっているけど無難過ぎて余り印象に残らない。
ジャケットはチンコケースに見えてしまう。
初期Blind Guardianなどと絶賛されているがちょっと大げさというか、分厚いコーラスで誤魔化す感じのB級メロスピ。しかし苦しそうな高音域で頑張るボーカルが逆に楽曲の哀愁を3割増しに見せてしまうから不思議。#3 Goodbye, #7 Requiemに涙が止まらない。
美女の唄うノリノリゴシックメタル。前作の方がノリノリで好きだけど必殺バラードの#9 A Single Touchが泣ける。
近年のアルバムは買っていなかったのだけどHelloween同様、あまりにも輸入盤が安かったので購入。#4 Ride Into Obsessionの高揚感は、過去の名曲にも負けないほどの魅力を感じた。全体としてリピートする出来かと言われると微妙。
Rageとのカップリングツアーの予習用に購入。やっぱりカイのボーカルが受け付けない。#3 Time To Liveはカイらしいコーラスで良かった。
酔いどれフォークメタル。期待どおりの素晴らしい出来。「アヤヤイヤイヤイ♪」と謎の掛け声がたまらない。
ドイツのキラキラドコドコ系ヴァイキングメタル。これまでのキャッチーで勇壮なメロディはそのままに、曲がコンパクトになったため繰り返し聴き易くなった。#5 Der Wassermann, #7 Fahrtwindなど聴き所多し。
キラデスサウンドにスラッシュメタル系のボーカルを乗せたようなメロディックメタル。#1 Kiuassault, #10 Winter's Stingが良い。
元SentencedのフロントマンVille Laihialaが唄っているバンド。#2 Leech, #6 Casket Caseなど「おっ」と思わせる曲もあるものの、男らしさ漂うハードロックな作風は、やはり方向性がSentencedと違い過ぎるというか・・・。2ndのSoul In Flamesみたいな曲をまたやってくれないものか。
元SentencedのドラマーVesa Rantaが在籍するニューバンド。音楽性としては北欧の寒々しい哀しみに満ちており、こっちの方がPoisonblackよりもSentencedの血脈を色濃く受け継いでいるように映る。
Villeはこっちで唄えば良いんじゃないの?
ただいま聴き込み中!
ひたすらクサい、メロスピ厨だけが「神盤! 神盤!」と涙ながらに盛り上がり、他のリスナーからは冷ややかに見られる情景が目に浮かぶよう!
ただいま聴き込み中!
ジャケットのアートワークそのままのようなファンタジー世界観を聴かせるフランス語ブラックメタル。
ただいま聴き込み中!
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)