GWヤケクソ17連休も今日で終わりだ。今日も7:30頃に起きられた。
総評としては良い休暇だったと自己評価できる。何かビシッと目標を立てて臨んだ訳でなかったものの、無為に過ごした日はあまり無かったように思っている。身体を動かしたくなったら外へポケモン捕まえに行ったし、部屋でコード書きたくなったら書いてたし、飲みたくなったら飲み始めていたし、シコりたくなったらシコるといった感じで、大変良かった。
GW期間中にも積んでるマンガを相当読んでいたのだけど、そこまで感想を書く前に力尽きた。
ここに書いたのは、GW期間前までに読んでて面白くて印象に残ってる作品です。
実験科学ギャグマンガ。
マッドサイエンティストな科学部長の女の子とクラス委員長との掛け合いという定型で淡々と繰り広げられる。
嫌なところが無いため、疲れてる時に読むとよい。
よく1巻2巻がKindleで無料になっているので、ものは試しと読んでみたら、まんまとハマって最新巻まで読んでしまった。
大学生活におけるダイビング同好の士の集まりと見せかけて、実際はクソ飲み描写が大変多く、かつそれが非常に面白い。
全体的に女の子も可愛くて素晴らしいのだけど、それ以上に濃過ぎるメンツのクソ飲み先輩たちが最高なのですわ。おすすめ。
テレビドラマが話題になっている(名古屋でロケをやっていたとか)と聞き、テレビ見ないおじさんなのでドラマの方は見ていないが、原作となったコミックを読んだ。
いわゆる「隠れオタク」をテーマとしていて、特撮好きなOLさんが隠れキリシタンのごとく職場ではオタクっぽさを見せないよう擬態しながらも全力で特撮コンテンツを楽しむという作品。
自分は職場でもオタク全開なので隠れオタク的なところの共感は無かったのだが、高齢オタク問題的なところも端々から感じられ、読んでて面白い。
これはもの凄くニッチというか、たしかに読んでみると『明日ちゃんのセーラー服』という作品名はきわめて正しいのだが、どう捉えたものか……。
とにかく憧れのセーラー服を着用して通学する明日ちゃんを眺めて楽しむという感じの内容で、描き込みが凄まじく、スカーフの動きなどが芸術的ですらある。しかし何というか、マニアック過ぎて読んでることを公言しづらい作品であると思う。とにかく画力は半端ないし、明日ちゃんは可愛いです。
いわゆる陰キャというか、クラスでちょっとハブられてる女の子に対して、そんな事情など知らない転校生の高田くんがグイグイとコミュニケーションして行く話。
コメディの皮をかぶっているものの、義務教育という場における、いじめ問題を結構鋭く描いているように感じられる。コミュニティの外から来た人が、良くも悪くも空気を読まないことで、人間関係に大きな変化が訪れることって、現実でもあるからな~。難しいこと考えずに、ニヤニヤしながらも読んでおけば良い気もする。
百合作品に抵抗が無くなって幾つか読んだけど、その中でも群像劇としての切なさがダンチで、これは泣けてしまう。
6巻での生徒会劇と登場人物の心理との重ね合わせる演出など、天才の仕事ではないかと感動してしまう。胸が痛いけど続きが気になる。
大変素晴らしい作品です。超おすすめ。
田舎・お嬢様・海辺で獲った変な貝を食べる! という、ものすごくアフタヌーンっぽいマンガ。当然のように面白い。
全体的に世界観が昭和で、どこか懐かしいところも良かった。雑学も身に付くところなんかは今風だし、良いとこ取りになっていると思う。おすすめ。
作者の別作品も読んで面白かったのでポチった。
民宿をやってる女家族で、しかも全員が百合だと……? しかも泊まりにくる客まで百合カップルだと……?
設定がぶっ飛んでいて、デフォルメの強い線で、クセがあるんだけど面白くて読んでしまう不思議な魅力のある作者。僕はこの人の絵作り好きです。
全5巻完結済み。ループ・タイムリープを舞台装置に組み込んだホラーサスペンス。1話の和気あいあいとした雰囲気から絶望に叩き落される様はショックが大きめ。
1巻が一番面白かったかも知れない。絵の可愛らしさと残酷さとのギャップというよくあるコントラストではあるのだけど、とにかくインパクトが強くて衝撃を受けた。
全4巻完結済み。兄を追って西チベットを現地ガイドと共に旅する話。
チベットの文化や食生活の描写が濃厚で、宗教施設も緻密に描き込まれています。
登場人物同士、時には衝突をしながらも、結末はこれしかないと言えるハッピーエンドで良かった。
全3巻完結済み。不気味で全能的な振る舞いをするキャラクターが多く配され、非常に独特の雰囲気を持つファンタジー。
世界観として近いのは、もののけ姫とかで、設定もかなり緻密に造り込まれているのを感じたので、3巻で風呂敷を畳まずに10巻くらい続いて欲しかった。
全5巻完結済み。「リマスター」とあるが、リマスター前の作品は未読。『イムリ』の作者さんだったので気になり読んでみた。
人の心に侵入できるサイキック能力者たちが悪の組織「会社」に組み込まれ、利用され続ける構造を描いた悲劇的な物語。
能力に関しては、どこかSF大作『イムリ』にも似ているものの、『ペット』の方は現実世界が舞台で、非常にコンパクトかつ緻密にキャラクター配置がされている。神の視点を持つ読者側としては、各キャラクターの決断がとても悲しく映るものの、どうしようもない展開に胸が締め付けられる。
血縁が無くても成立する親子の概念を見事に描いている傑作。超おすすめ。
パンデミック・パニック作品。1巻の序盤は、じわじわと「嫌な出来事」が進行しているところが描かれ、やがてアウトブレイクに至って無力感が襲ってくる。角川ホラー小説をコミック化したらこんな感じなんだろうな、と思う。
女医の主人公がキャラクター造形として非常に魅力的で、何とか感染に立ち向かおうとする姿には胸が打たれる。おすすめ。
綺麗な眼鏡のお姉さんという表紙に釣られて表紙買い。
作中における眼鏡ウンチクというか雑学が凄い。作者の眼鏡好きっぷりが伝わってくる。
銀座の一等地で眼鏡専門店を営む美女・華子さんの秘密に関しては、まだこの先で明かされる伏線といった程度の語られ方をしている。ただ伏線がそれほど気になるかといわれると、別に眼鏡美女を目の保養にするというだけで十分楽しめる。
フライドポテトを食べることをやめられなくなってしまったエルフさん達が様々なエクササイズに挑むも、ポテトが美味し過ぎてすぐリバウンドしてしまう。
分かる~~~。ポテトは美味しいもんな~~~。
地震の完全な予知が可能になった世界で、預言ロボットとして開発されたピッピを中心に、倫理や人のエゴといったものがテーマになっている。
かなり骨太なSFで、それこそ手塚治虫や浦沢直樹といった作家の系譜に連なるものだと思う。先の展開がまだまだ読めないが、注目している作品。
「ま~た転生モノかよ!」と言いながらセールでポチポチと買ってしまい、読んでみたら、これがめっちゃ面白い。
主人公の転生したのは、攻略したことのある乙女ゲームの世界で、転生対象としてゲームの中のライバル令嬢キャラだったという設定がまず面白い。設定の時点で既に勝っている。
バッドエンドフラグを回避するために振る舞うも、結果として周囲からはイケメンにさえ見えてしまう悪役令嬢カタリナといった、読者から見たギャップの面白さ。絵も可愛くて本当に良い作品。おすすめ。
東京で狩猟免許を取って郊外までグループで狩りに行こう! 的な作品。当然、『山賊ダイアリー』を思い出してしまう訳だが、こちらは鹿や猪にドンと撃ち込む時の、何とも言えぬ相手の表情や暴れっぷりが迫力を持って描かれていて、先行作品とはまた違った魅力にあふれている。
解体も面白いし、狩りの見学にやって来る女子グループもしれぞれ個性があって良い感じ。続刊を熱望している(し、続きも連載できそうな感じに見える)のだけど、1巻で終わりなの? マジで?
続編『エビアンワンダー:REACT』含め全4巻完結済み。同じ作者による『Landreaall』の大ファンなので、べた褒めになってしまうのですが、こちらも非常によくできたファンタジー作品です。
ラストで明かされる衝撃の伏線に驚いて1巻から思わず読み返してしまうこと請け合い。
エルフやドワーフといった、いわゆる「異世界ファンタジーの住人たち」が紛れ込んでいる学園モノではあるのだけれど、エルフといった種族の持つ能力はごくごく控え目で、変な発明品を軸にドタバタを楽しむコメディに仕上がっている。
とにかく各キャラクターが活き活きとよく動く。風森絃子さんも典型的ツンデレ風味で非常に可愛らしい。
表紙から受ける印象と結構違います。1巻が気に入ったら続刊も思わず読みたくなるはず。僕は好き。
年齢サバを読んでるアイドルが、昼間から赤羽の安い居酒屋で酒を飲む! 酒も抜けない状態でラジオ番組に出演する! はい! 最高!!
1巻表紙の赤羽サキちゃんよりも、その後輩アイドルである大宮ほのかちゃんが相当に酒呑みとしてやばい領域に到達している。
中身おっさんにしか見えないアルコールクズ共が(少なくとも見た目は)可愛いアイドル、だけどサバを読んでいる……。すごい作品だ。最高。
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