ariyasacca

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2017-04-05 (水) [長年日記]

[メタル]Epica JAPAN TOUR 2017の名古屋公演に行ってきた

オランダのシンフォニックメタルバンドEpicaの初となる来日ツアー名古屋公演に行ってきた。

Epicaに限らず、Therion/NightwishWithin Temptationなどなど、この手のジャンルは話題作をつまみ食いで買っている程度で、あまりライブに行ったことが無かった(欧州では非常に人気があって、大規模フェスのメインを張るような存在)。「単独公演で見られるなら行ってみようかな」とEpicaの直近2アルバムをしっかり予習して臨んだ。

大盛り上がりだった名古屋公演

会場はパルコにある名古屋クラブクアトロ。僕が前売りチケットを買った時点では、整理番号200番前後で、「おいおい大丈夫なのか」と心配ではあったが、ライブ当日は結構な人の入りかつ盛り上がっていた。仕事がなかなか片付かず開場時間にちょうど現地へ着いたところ、自分の呼ばれた200番台以降も、まだまだ階段で待機列が続いていて、フロアもほどよく埋まって400人は居たように感じた。

クアトロは発泡酒を「生ビールでーす」と言って販売するのをやめて頂きたい。ドリンクチケット500円で買う発泡酒……。

発泡酒を飲んだりスマートフォンを眺めて時間を潰し、開演時間の19:00ピッタリにSEが鳴り響いてEpicaのライブがスタート。時間が押さないのもプロらしくて良いねぇ。

  • メインボーカルであるシモーネ・シモンズ嬢は天空まで突き抜けて行きそうな超絶ソプラノを披露。メタルシンガーたらんとして、インストパートではしっかり左右のギタリストと一緒に頭を振っててチャーミング。
    • スタジオ音源で多重録音されてるパートでは、さすがにボーカルを流していたものの、ほぼフェイク無しで歌い切るところには驚き。何オクターブの声を持ってるんだろう。
  • ツインギターのマーク・ヤンセンとアイザック・デラハイの2人は、ギター弾いてる時は揃ってスピーカーの上に陣取って盛り上げるし、それぞれがその辺のB級デスメタルバンドよりも達者にグロウルもキメられるので、かなり迫力があった。
    • また、シモーネも含め、3人ともMC巧者で、めちゃめちゃ聞き取り易い。
  • スキンヘッドのキーボード奏者コーエン・ヤンセンが凄く面白いパフォーマーで、僕は全然知らなったのだけどEpicaのライブでは名物おじさんのようだ。
    • ステージ上に置かれてるキーボードはぐるぐると回すし、持ち歩けるキーボードを持って客席フロアにひょっこり登場して柵に上って弾き始めるし、かなりサービス精神旺盛だった。
  • まさかのサークルモッシュやウォールオブデスを煽られて、この手のジャンルでフロアがぐちゃぐちゃになるとは思ってなかった。
    • 今回はロッカーが埋まってて荷物と上着を持っていたため、もともと後ろの方で見ていたのが功を奏して巻き込まれずに済んだ。
    • 大きなフェスでの経験が多いから、WODやるのがお決まりなんだろうか? クアトロ程度の広さでこれはつらいよ~と個人的には思った。

【写真】ツインギターが盛り上げる

行って良かった

全体を通してオーディエンスの反応がめちゃくちゃ良くて、バンドメンバーも初来日でこれほどの歓迎ぶりには、かなり感激していた様子だった。

MCでも、「明日の東京公演はSOLD OUTだよ!」「近いうちにまた来る!」などと嬉しそうに語っていたのが印象的。

やっぱり前座も登場せず、時間キッカリに始まり、客席も盛り上がり、90~120分くらいで心地よい熱狂に包まれてエンディングを迎えるライブは良いねぇ。

これまで接点の少なかったシンフォニックメタルであったから行くかどうか迷っていたけど、今回のライブは本当に行って良かった。個人的には2017年のベストライブ。

【写真】カーテンコール


2017-04-09 (日) [長年日記]

[メタル]いいにおいのするAlcest JAPAN TOUR 2017名古屋公演に行ってきた

3年ぶりとなるシューゲイザー・ブラックメタルバンドAlcestの来日ツアー。

もののけ姫インスパイアという新作も結構お気に入りだったので、前売り券5,000円 + ドリンク代600円を支払って見に行ってきた。

会場は新栄町駅から徒歩10分ほどのRAD SEVENというライブハウス。名前から分かる通り、栄R.A.Dや大須RAD HALLなどと同系列の店らしい。初めて行った。場所は小汚い雑居ビルの2Fで、いかにも「程よい空きビル物件が見付かったから作った」感じ……。RAD HALLは綺麗で快適なのに。

それほど広くない印象のハコ(キャパ150~200人くらい?)がみっちりと埋まっていて、過去2回の名古屋公演に比べると賑やかな感じは演出されていた。

1番目に出演したVampilliaからの交代時間が長く、Alcestが登場したのは20:30頃になってから。出番も1時間弱で、会場側の都合でアンコールが出来なくなってしまったとアナウンスが。何じゃそりゃ。

久しぶりに見たAlcestは、やはり轟音の洪水が気持ち良かったし、2ndや3rdといった過去の作品からもセットリストに入ってて楽しかったのだけど、客のノリもイマイチというか皆とても静かに聞き入っていて、演奏時間の短さもあって不完全燃焼なライブであった。

うーん、もう少し大きくて立派な会場で単独公演にならない限り、3回も見たし次からは行かなくても良いかなと思ってしまった。幻になってしまったネージュさんのサイドプロジェクトAmesoeursでツアーやってくれるなら絶対行くけど。

【写真】Alcestのステージ


2017-04-10 (月) [長年日記]

[Software]『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』読んだ

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村直人)

はじめて「スクラム」をやることになったら読む本

高品質のソフトウェアをすばやく開発できる手法として、世界中で注目されている「スクラム」。実際の開発プロジェクトにどう適用すればよいのかをとにかくわかりやすく解説します。 これからスクラムをはじめたい人はもちろん、スクラムを導入してみたけどなんだか上手くいかないなぁ……と思っている方にぜひ手にとっていただきたい一冊です。

  • 人気の先生たちが書き下ろした理論だけで終わらない“実践”の手引き
  • 実際のプラクティスを架空のプロジェクトをもとに詳細に解説!

1年ほど前にKindleセールで半額となっていたのを購入し、ちょうどスクラムについて学んだ知識の復習に良いかなと思って3日間くらいで読んでみた。

本の紹介にある通り、架空のプロジェクトにスクラムを導入する物語形式になっていて、たまにマンガも挿入されてライトな内容と思わせておいて、意外と現場で発生しがちなヘビーな交渉も「あるある」と言いたくなる絶妙なタイミングで入って来て、ためになる一冊。

特にプロダクトオーナー(PO)を決める時に、必ずしも役職の偉い人をアサインするのではなく、そのプロダクトを良くして行く情熱を持った人に役割を任せようみたいな話が腑に落ちた。そもそも偉い人は会議やら何やら多くて、セレモニーに参加できなくなりがちだもんね。

スクラムガイドよりも平易な表現だし、尚且つ大事なポイントは外さず網羅されていて、読む前に本書に対して抱いていた印象よりもずっと良かったです。


2017-04-16 (日) [長年日記]

[雑記]スイフトRSt1ヶ月乗ってみて

スイフトRSt(DBA-ZC13S)に乗り換えて1ヶ月経ちました。ちょうど新車点検にも出したタイミングで、前車のスイフト1.5XS(DBA-ZC21S)との比較も交えて感想を書いてみたい。走行距離は850km前後。

やはり2世代分の進化は大きい

当たり前の話ではあるのだけど、やはり2世代10年以上分の自動車の進化というのは大きい。特に快適装備の進化が半端ではない。

  • LEDライトは明るいし、オートライトにオートハイビームもあるので夜の運転は相当に快適となった。
    • オートライトに関しては、もう少し早い時間帯で点灯して欲しいところ。夕方だと点灯してくれなくて、結局マニュアルで点灯させることが多い。夜間に関しては文句なし。
  • 前にも書いたけどACCは本当に楽で、高速道路の長距離運転が苦にならなくなった。最初は正直おっかなびっくりで使っていたが。
    • 一方で自動ブレーキや車線逸脱の警告音は、やや過敏な印象がある。この手の安全装備は詳細に試乗比較した事が無いので、こんなものなのか、それともこの車が過敏過ぎるのか、よく分からない。
  • 6速ATの変速が賢いのも助かっている。賢いせいでマニュアルモードは殆ど使っていない……。
  • 全方位モニターも慣れると手放せなくなるタイプの装備だと実感している。
  • 内装もまずまずクオリティアップしている。
    • 前車では走行中にダッシュボードからビビリ音が聞こえたり、雨の日はトタン屋根のような安っぽい音が鳴っていたけど、新型では一切聞こえたくなったのが良い。
    • 比較検討していたデミオには到底及ばない。あれは何と言うか、まさしく「小さな高級車」という佇まいで、すごく良かった。
  • あと地味な話だけど小回りがより良くなった点が嬉しい。
    • 以前のスイフトは最小回転半径5.2mと、この手のコンパクトカーとしては小回りが悪く、駐車の時に切り返しが必要だった。
    • 現行車では一発で駐車できて、何だか運転が上手くなった錯覚を得られる。カタログ値では最小回転半径4.8mのようだ。

小排気量ガソリンターボエンジンの燃費がやたら良い

燃費が予想以上に良くて、嬉しい誤算という感じ。

  • 信号の少ない地方道がメインなせいか、17-20km/Lをキープできている。本当に期待していなかったのでビックリしている。
    • 前車では大体13-15km/Lという実燃費だった。これでもそれほど不満は無かったのだけど。
    • 冷静に考察すると、やはり地方道メインという要素が大きいと思われる。例えばストップ & ゴーの多い名古屋市内メインで乗っていたら、アイドリングストップも搭載されていないこの車は燃費悪化すると容易に想像できる。まぁアイドリングストップ嫌いだから別に良いのだけど。
  • あとは乗りなれた道を走っていて実感するのは、ダウンサイジングターボエンジンの特性である。
    • いわゆる「トルクで走る」タイプのエンジンなんだなと段々分かって来て、今までシフトダウンが必要だった場面でもトップギアのままグググッと登り切れたりするので、ここも燃費に効いてるんじゃないかと思われる。
    • 他には、やはり車体の軽さは、あらゆる場面に効くんだなと感じていて、出足もターボ効いてなくても十分に軽快だし、曲がる場面では鼻先の軽さが伝わってくる。デミオのディーゼルモデルでは、試乗時にこの辺りが気になっていた。もちろん中間加速ではデミオXDの方が圧倒的だったのだけど。

【写真】20km/Lを記録したスイフトRSt

ハンドリングに関しては前車の方が良かった

やはり新車で嬉しいせいか良いことばかり書いてしまったが、悪くなった点もあって、具体的にはハンドリングなのである。

僕は別に走りにこだわるタイプではないのだけど、代車やレンタカーで同じBセグメントのコンパクトカーをそこそこ運転した経験から、やはり2代目スイフト(グローバルモデルとしては初代スイフト)のハンドリングというのは、とても自然で良いものだったなぁと思うのである。

  • 新型スイフトは、どうも低速域で中立がスカスカするというか、軽過ぎて不安になる。
    • ディーラーでも「気になる」と指摘してみたところ、近年の自動車は「可変ギアレシオ」というものを採用することが多いとのことで、まぁこんなもんらしい。同じような制御をしているデミオの方が、自然な手応えだった気がするなぁ。
    • 前者では、どんな速度域でもどっしりと手応えがあって、ハンドルを回すのが単純に楽しかったように思う。
  • まぁ速度が40km/hを超えた頃から、ハンドルの手応えは自然な感じになるので、そんなに気にする話でもないのかも知れない。

まとめ

ということで、主に地方で乗ってる自分にとっては、存外にメリットが多くて良かったです。

やはり10年以上の時間が経過すると、自家用車というのも進化ぶりが半端ないんだなぁと思えたので、次は5年くらい乗って乗り換えるのも悪くない気がしている。次こそはスズキ地獄を脱して様々な選択肢から選びたい。


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  1. 雷悶 (2023-06-24(土)22:25)「新大阪駅で降りると必ず視界に入るサムティ行くしかないのか~?」
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  3. 雷悶 (2023-03-08(水)19:02)「10年後にはリゾマンを購入している筈っしょ~(言うだけ)」

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