どうやら今日で既報のとおりmixiミュージックが終了したみたいで、久し振りにログインしたところ、再生履歴が綺麗さっぱり閲覧できなくなっていた。自分の過去の再生履歴のデータは、申し込めばダウンロードはできるらしい。*1
いつ頃から目立つ位置に掲示されていたのか知らないのだけど、今日たまたまヘルプの「利用上の注意」っていうのが目に付いたので流し読んでみた。こんなのあったらみんな萎縮して日記書かなくなっちゃうんじゃないの。何だか怖い。
*1 「申し込んだ人は1時間くらいでダウンロードできるよ! ただし申し込めるのは2010-01-07までだよ!」ってあるけど、申し込んでも全然ダウンロード可能の通知が来ない。
「NIGHT PROWLER(夜、うろつく者)」と記された小さな紙片を、口の中に押し込まれ、次々と殺害される若い女。残酷な無差別殺人事件の陰には、カルトなホラー・ゲームに登場するヴァーチャルな怪物が―。暗鬱の「絶叫城」に展開する表題作ほか、「黒鳥亭」「壷中庵」「月宮殿」「雪華楼」「紅雨荘」と、底知れぬ恐怖を孕んで闇に聳える六つの迷宮の謎に、火村とアリスのコンビが挑む。
犯罪研究している火村先生と関西なまりの推理作家有栖が活躍するシリーズの短編集。
タイトルから「館モノか!」と思いきや、どの話もしっかりとお馴染みの「建築モノ」に仕上がっていた。
6篇のうち、最後に収録されている表題作の『絶叫城殺人事件』の、ゲームの悪影響でシリアルキラーになったナイト・プローラーの正体が明かされる時の、なだれ込むようなスピード感とても面白かった。これだけでも楽しめる。
ただ、物語の余韻みたいなものを過剰に狙い過ぎて、事件の全体像が掴めずに消化不良なまま終わってしまう話も多く、トータルで見てみると、“大満足の1冊”というほどではなかった。
あとがきの過剰過ぎるファンサービスというか、「このトリックの見どころはココ!」みたいな自己解説が長いのもちょっとくどいと思った。
mixiで最も面白くてログイン頻度を高めてくれていたmixiミュージックが終わったので、再生履歴をダウンロードした。始めた日から大体7ヶ月利用して合計14,485再生だった。
アモルフィスとレイジはどっちも785回再生だったらしい。
mixiミュージックからLast.fmへ移行して、そっちはそっちでとても楽しく利用しているのだけど、やっぱりiTunesを利用し始めたのが1年前くらいだから、10代の頃に聴いていた音楽とか反映されてなくて寂しい。きっと通算ならHelloweenが再生回数でダントツになるんだろうし、高校の頃よく聴いてたB'zとかも記録できてたらなーと考えてしまう。
あらゆる行動をデジタルに残しておける世代の人たちって本当にうらやましいなぁ。デジタルネイティブとか呼ぶんだっけ。ゲームメーターとかもさー、今じゃ全然更新してないけど、高校生の頃にこんなのあったらきっと夢中になってポストしてるよ。当時はゲーム雑誌しかこういう場が無かったもん。
ライフログ系のサービスって早く始めれば早く始めるほど、どんどん自分の名刺代わりに使えるようにプロフィールが溜まるから面白いよね。
レーザーディスクのように輝く絹織物―。偶然、不思議な糸を吐く野蚕を発見した長谷康貴は、その魅力に憑かれ、バイオ・テクノロジー技術者・有田芳乃の協力で、蚕を繁殖させようとする。事業は成功したように見えたが、意外なパニックがまき起こる…。ミステリータッチの本格SF。第3回小説すばる新人賞受賞作品。
篠田節子の描くパニックホラー。氏の作品とは初期の作品としては、ごく初期のものに位置付けられるらしく、文庫本サイズで解説まで含めて196ページと、他のホラータッチの作品のような超長編ではなく中編といった程度のページ数に収まるもの。
彼女の『弥勒』や『夏の災厄』といった圧倒的な大作に比べるとページ数が少ないためか展開の強引さが少し感じられる。それでも、バイオ・テクノロジーによって巨大化と雑食化を施された無表情な蚕たちの行進の描写などは、読んでいてぞぞぞぞーっとした生理的嫌悪感が湧き上がってくる。この人は、人間が根源的に顔を背けたくなることを真正面から書くことがとても巧みだと思う。
作品としてはいつものパターンというか、悪く言ってしまうとテンプレ通りの物語の運びなのだけど、それでも隅々まで恐怖の行き渡った世界に引き込まれてどんどんページを読み進めてしまう魅力があり、とても面白かった。たぶん映像化されたらおしっこちびるくらいには怖い。
篠田節子のホラー小説はとても好きで、幾つかつまみ読みしているのだけど、僕の考える篠田節子ホラー作品のテンプレはこんな感じ。
ネタバレはない。
他にも学生運動の過去を持つ女主人公とか、いろいろパターンはあるんだけど、まぁこんな感じ。
類型的な展開なのにどの作品を読んでも一級品の恐怖が味わえるなんて凄いよね。せっちゃんのホラー小説最高や!
今日ぶらぶらと図書館に行った時に入口のところに特集コーナみたいなのが設置されていて、ちょっと前に話題になってた映画『おくりびと』とか、おっさんホイホイな『風の谷のナウシカ』などが置いてあった。
映像ソフトも図書館で借りられることは知っていたんだけど、映画もあったんだなーと。僕は全然映画は見ないのでレンタルショップの会員カードとかも作ってないんだけど、地元の図書館で借りられるなら見てみたい作品もあるかもしれないなぁ。
他には、個人じゃとても手が出ないお値段のNHK『映像の世紀』とかもありました。人気あるみたいで半分くらいは貸し出し中だったかな。
ちなみに、『幽幻道士』のDVD-BOXが気になっているので、「キョンシー」とかで検索してみたんだけど、1件もヒットしませんでした。
「キョンシー」では、1件もヒットしませんでした。
分身、時間移動、未来予知―ミステリの“掟破り”が存在する事件にはたして『論理的解決』は有り得るのか?六つの超能力犯罪に挑むのは、おなじみチョーモンイン(見習)神麻嗣子、売れないミステリ作家・保科匡緒、美貌の能解警部。いまミステリ界で人気最高のトリオの活躍をじっくりお楽しみ下さい。
超能力者問題秘密対策委員会<チョーモンイン>の見習い、神麻嗣子さんシリーズの短編集。
ドジっ子ペンギンみたいな神麻さんに、クールビューティーな能解警部、一人称に“オレ”とか使っちゃうチョーモンイン所属の女の子の響子ちゃんなども登場し、相変わらずあざとい可愛さで溢れているので何だか読んでて気恥ずかしさをおぼえてしまう・・・。
作品の傾向としては、超能力および、超能力に準する便利アイテムがあるという前提の世界観の中で、超能力を悪用した犯罪事件の「なぜ」「どうやって」といった部分にフォーカスして謎解きを進めていく形になる。これもトリックは兎も角として、「他の選択肢を消したらこの可能性しか残らない」という動機が突飛なものばかりで非常にコミック的な印象を受ける。
ある意味でドラえもん的な、キャラクタ同士の絡みを楽しむシリーズなのかもしれない。
svn:externals属性でリビジョン番号が指定できるという話はどこかで聞いたことがあったけど、まともに使ったこと無かったのでメモ。
svn propset svn:externals 'URL@rev dir' TARGET
svn propset svn:externals 'svn://www.example.com/repository/trunk/lib@1234 my_proj_lib' . svn update (<--- リビジョン1234の時点の内容がfetchされる)
外部参照するリポジトリのリビジョンを変更したいときは、svn propeditで上書きしてやって、再度svn updateという流れ。
help打つと、こんな記法でも良いらしい。
svn propset svn:externals 'foo/bar -r 1234 http://example.com/repos/zag' .
まだこれからもがんがんコミット入ってインタフェース変わるかもしれないよーっていうライブラリを使ってみつつ、自分のリポジトリでも開発を進めたい時に便利ですね。
人の住んでいる家は四軒しかない、高知の山奥にある蝶ヶ谷村。嵐による土砂崩れで、麓への一本道が塞がれる中、殺人と自殺の連鎖が十人の村人たちを襲う。村を訪れていた崇、奈々たちは否応なく事件に巻きこまれるが、その最中、龍馬暗殺の黒幕を決定づける手紙の存在を知り…。博覧強記・崇の推理は、悲劇の輪廻と、龍馬殺害に纒わる最大の謎を時空へ解き放つ。
昔ながらの俗習が残る山村での殺人と平行して“坂本龍馬を暗殺した黒幕は誰か?”という命題が、様々な方面からの仮説と検証を経て少しずつ明らかになって行く、シリーズに共通した現代と歴史上の謎の二重構造の物語となっている。
剣豪として名を馳せ、当時としては画期的だった拳銃の扱いにも長け、銃を所持していた龍馬が、あっさりと剣客に暗殺されてしまった理由についても、「ほほー、そうなのか!」と膝を打ちたくなる解が示される。歴史マニアよりも、僕みたいに歴史に疎い人の方が、読んでいて色んな発見があって楽しめるかもしれない。
現代を舞台にした蝶ヶ谷村の事件の解にも、民俗学的な見地からのアプローチによって謎が明らかになるので、最後まで面白く読めた。
相変わらず主要な登場人物が酒ばっかり飲んでいるのだけど、高知のお酒も美味しそうだった。
Windows XP環境でマルチモニタを使う機会があったのでMultiMonitor TaskBarというツールの無料版の機能についてメモ。
数年前に割と近場(長野だったかな?)で展示をしていて行きたかったけど、当時は都合がつかず見逃してしまった人体の不思議展が、名古屋で展示をしていると知って行って来た。
会場はウインクあいちという2009-10-01にオープンしたばかりの綺麗なビルを展示場としてワンフロア借り切ったもの。夕方に行ったけどそこそこ混んでいた。入場券を買うときに5分ほど並ぶくらいで、長蛇の列とかではなかった。
展示そのものはためになる解説が併設されていてフムフムと読見ながら眺められて面白いのだけど、会場出口で胃袋ボールペンとか標本ポストカードみたいな商業丸出しのコーナがあるのでさすがにちょっと引きます。金払って見に来てる僕が言えたことでもないんだけど。
1,500円でこういったものを見に行ける日本ってやっぱり経済強者なんだろうなーとか色々と考えされられる内容でした。
記事のタイトルにちょっと悪意が感じられるけど、よく読むと値上げ以外の部分でなかなか良い事が検討されている。
現行制度では、原則として距離に応じて課金する一方、ETC搭載車向けに休日割引や深夜割引を行っている。これに対して新制度は、曜日や地域に関係なく車種別の上限料金を設定するという。定額制の首都高速、阪神高速の料金体系は変えない方針だ。
民主党政権になって、僕も高速道路の無料化と暫定税率の廃止に賛成していたのだけれど、暫定税率に関しては結局のところ名目のすり替えで存続されることになり、肩透かしを食らった気分でいる。
前政権の実施していた社会実験データなども加味して、現政権が、どれだけ有効な道路政策を実現できるのか、嫌でもみんなの注目が集まることになると思う。
高速道路の無料化なり、1日定額制なりが実現したら、渋滞ってかなり減りますよ。だって高速か一般道か、選びながら走れるようになるんだから。なんで「渋滞するからやめろ!」の大合唱になるのか本当に分からない。交通事故だってきっとトータルで見たら馬鹿みたいに減るよ。日本の高速道路が立派で安全なのはみんな分かってて「不当に高いから使ってない」だけなんですよ。
今年も「これ買って良かったなー」というものをまとめてみます。
スポーツクラブで音楽が聴きたかったので購入してみました。
長いイヤフォンケーブルもコンパクトに巻いておけるようになっているので使い勝手に優れています。第4世代iPod nanoにジャストサイズなので、ほとんど形状の変わってない第5世代iPod nanoにも合うんじゃないでしょうか。液晶のサイズには依存してない造りなので。
割と昔の作品なんですが、買って読んだのは今年なので。
夢中になって一気読みしました。心を持たないヒーローの物語です。もっと早く読んでおけば良かったなぁ。
2009年のベストはこれ以外考えられん! というくらい良く聴いてました。
大半の曲が4分台にも関わらず、濃密なドラマが詰め込まれていてもの凄いことになってます。曲を引っ張るギターの抜群なメロディの良さに加えて、音色も反則的に泣ける音作り。
個人的には、初期のメロデス路線よりも今の方が断然かっこ良いと思います。ボーカリストの表現力もアルバムElegyの頃とは段違いで、クリーントーンで歌う時の伸びやかな低音に色気が漂ってます。
スロー〜ミディアムテンポの曲が中心の構成ながら、ラストに怒涛の疾走を披露するSky Is Mineが涙ちょちょ切れそう。
Silver Brideは本国ではシングルカットされてるのでオフィシャルPVが拝めるみたい。動画に登場する刀鍛冶の爺さんは何者なんだろう。
Amorphis以外では、EnsiferumとAlestormの新作を良く聴いてました。
ものすごくニッチですが、どうしてもネットブックとかでlivedoor Readerを使ってる時に欲しかったので作りました。
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「高レートで、いつもは優先して読むんだけど今は理由あって読みたくない」ケースが、ごくまれにあるのです。
みたいな場面で使います。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
▼ 店長やまもち [なつかしいな。3年とか4年とか前に新潟に来ていて見ましたよ。脳の重さを実際の脳を持って体験…とかね。胎児の件はワシも..]
▼ 雷悶 [おおー、新潟にも行っていたのですね。ほんとに全国行脚の展示会なんだなぁ・・・。]