ariyasacca

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2013-08-09 (金) [長年日記]

[Software][雑記]長かったAndroid系の開発プロジェクトが終わった

今年度の4月中旬頃から危険な雰囲気が漂っていたところに戦力として放り込まれて、それでもゴールデンウィークは空気読まずに全力10連休取得とかやってたんだけど、いよいよ6月頃から早く帰られない日々の続いていたAndroidのアプリ開発プロジェクトが、ようやくローンチを迎えて、終わった。

今後もストアのレビューが炎上する様子を眺めながら色々やるんだろうけど、仕事量としてはひとまずピークを越えて落ち着くと思うので、退院した自称底辺個人投資家さんに負けないよう、自分も投資活動を本格的に再始動させたい。

Android開発雑感

僕としては初めてAndroidのアプリ開発経験だったので、感想を取りまとめておきたい。今でもAndroidアプリのお作法が完全には理解出来てない部分もあるんだけど。

  • Androidプラットフォーム自体はiOSよりも後発だけあって、良く考えられているなと感じた。
    • 特にAPI Levelの概念や、古いOSバージョン向けSupport Libraryの存在など、プラットフォームをうまく発展させようという狙いが見える。まぁ狙いが悪くないけど現実が残念という、往々にしてありがちな状態なんだけど…。
    • スマートフォンアプリ開発に関しては先にiOSアプリを経験していたので、似ているんだけど微妙に異なるビューのライフサイクルに最後まで苦しまされた。今でも良く分かってない。
  • 良く言われるフラグメンテーションの問題、これは本当に残念。
    • 日本の場合はAndroid 2.xが余りにも普及し過ぎていて、どうやってもサポートせざるを得ない状況。Internet Explorer 6のことを全く笑えない。むしろWindows XPが2014年でサポート切れることを考えると、Android OSの方が今後もやばい。
    • ハードウェアに関してもフリーダム過ぎてやばい。解像度サイズだけでなく、CPUとGPUの多様さが「多様は善」を超えて心が折れるレベル。
    • マルチ解像度サポートするための画像リソース管理とか、ほんとiOSよりも後発だけあって良く考えられてると思うんだけど、現実が残念過ぎて、こりゃゲームメーカーからネイティブアプリのゲームタイトルがiOSにばかり出る訳だなぁと妙に納得した。
  • 開発環境としては最もメジャーだと思われるEclipse + Android SDKという構成だった。
    • 本当はVimが良かったんだけど自分のVim力が低過ぎてまともな開発環境を整えるのに1週間くらいかかりそうだったので断念してEclipseで見切り発車した。
    • Eclipseを使うのは前職でStruts(笑)開発していて以来なんだけど、動作が重くて辛かった。
    • どうしても標準キーバインドに耐えられなくてVrapperというEclipseのプラグインを導入して普段使っているキーバインドに似せる設定で騙し騙しキマイラ状態で使っていた。
    • 次期Android Studioという統合開発環境は評判の良いIntelliJベースらしいので、こっちに期待したい。ほんとはVimでやりたい。
  • 久し振りにJavaも触って、もともと堅い言語で好みだった筈なんだけど、今となっては静的型付き言語なのにnullチェックとかだるくてやってられないと思った。
    • 最新の言語実装であるJava 8は、先取りして構文を紹介している記事を読むと魅力的に見えるのだけど、「これがAndroidアプリ開発に使えるのは何年後か……」という絶望がある。
    • iOSというかAppleは、良くも悪くも切り捨てて行く文化なので、Objective-Cという言語の特性上Xcodeが新しくなれば言語レベルで新しい構文が使えるし、OSもiOS 7が出たら最低限iOS 6辺りがサポートラインになるだろうし、そうなるとTwitterやFacebookと連携するアプリがOSのAPIで凄く簡単に作れるようになるよなっていう期待がある。そのうち非Retina端末はサポートしなくて良い未来さえあるかも知れない。
  • アプリの配布についてはAndroidの方が遥かに洗練されていて、Google Play Developer Consoleを初めて使ってみて、ちょっとした感動があった。
    • 特に、限定されたユーザグループに対して、アルファ版→ベータ版と公開して行き、最終的にプロダクション版として公開するプロセスを公式にサポートしているのがとても良く出来ている。これはAppleも見習うべきである。
    • まぁ、その限定されたユーザグループを定義する方法が、GoogleグループかGoogle+っていうところが、失笑モノではあるけれど…。
  • Androidとは直接の関係は無いんだけれど、僕が入ってからは本格的にGitHubを利用した開発に移行した。
    • 構成管理周りはかなり自由に任せてもらったので面白かった。
    • これまでも少人数でGitHubを使ってはいたのだけど、大規模開発で利用するのは今回が初めてで、試行錯誤の連続ではあった。
    • コミットログをグループチャットツールに垂れ流し始めた頃から皆の意識が明らかに変わって、詳細なコメントを付けるようになったのが、環境は人を変えるのだなぁと実感した。
    • 絵文字チートシートが非常に捗る存在で役立った。

まとめ

Androidプラットフォームは後発だけあってiOSよりも優れている部分が多々あるのですが、現実が残念なので、これから趣味でなく業務でスマートフォンやタブレット向けのアプリを企画・開発する予定の人には、iOSアプリがおすすめです。

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シナモン [Eclim使いましょう (適当)]

雷悶 [>シナモンさん 時間に余裕も出て来たしEclim行くか~?]


2013-08-12 (月) [長年日記]

[雑記]夏休みとして年休消化

使える時に申請しなければ、どうせ年度末になる頃には使い切れない消えてしまうので、がばっと申請した。

  • 2013-08-14(水)
  • 2013-08-21(水)
  • 2013-08-29(水)
  • 2013-09-12(木)
  • 2013-09-13(金)

思考停止で水曜休み。

[雑記]ワイヤレスマウスを買い替えた

このところ使っていたワイヤレスマウスの調子が悪かった(シングルクリックのつもりがダブルクリックとして認識される)ため、ややストレスを感じていた。マウスが思い通りに動かせないとネットライフの楽しみも低減である。

ということで買い替えた。

これまで使っていたのもロジクール製の軽め・小さめのワイヤレスマウスで、似た感じの製品をAmazonで探して適当にポチった。

  • レシーバが小さい。
  • ホイールがスルスルしていて余りクリック感が無い。
    • これはちょっと慣れるまで違和感あるかも知れない。
    • ホイールの左右チルトでブラウザの戻る・進むが割り当てられるみたいだけど、この手の機能は自分はもう使わなくなってしまった。
  • サポートページからWindows7 64bit版用のSetPointユーティリティをダウンロードして入れたら、Firefoxアドオンも入ったのでびっくりした。
    • ブラウザのホイールスクロールがiOSみたいな慣性スクロールになった。きもい。

購入価格1,500円弱でしたし、まぁまぁ満足しています。

LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 3ボタン ライトシルバー M325LS(-)


2013-08-14 (水) [長年日記]

[雑記]夏休みでナガシマスパーランド行った

夏休みで地元に帰省しているユーキさんとナガシマスパーランドに遊びに行った。

車を出しても良いかなーと考えたけど、世間的にお盆休みで高速道路が混みそうだったので名鉄バスセンター発着の高速バスで行った。

夏休みらしく臨時増発バスが出ていて、なばなの里には寄らず、名古屋駅からナガシマスパーランドに直通仕様だった。

混雑具合はぼちぼちだがとにかく暑い

この日の三重県桑名市は33度-34度くらいだとかで、前日までの37度に比べたら幾分和らいでいたのだろうけど、それでも暑い。雲一つ無い快晴はアトラクション運休を心配しなくて済んで大変ありがたいのだけど、暑さがやばかった。

遊園地ゾーンの混雑具合はジャンボ海水プールやアウトレットモールにも分散されていたお陰でぼちぼちといった感じだが、ジャイアントフリスビーがやたら混んでいた。一度に50人も乗れるアトラクションを都合3回も待たされたので、自分達の前に150人くらい並んでいたことになる。もちろん毎回フル乗車。ちょっと記憶に無いくらい大人気だった。

ジャイアントフリスビーは他のアトラクションと違って運営側の長島観光も大盛況を想定していないのか、日差しを遮る屋根が一切無い場所でじっと待たされることになり、本気で暑さがやばかった。乗る時にはバテまくっていて、青い空と三途の川が一緒に見える感じのコンディションだった。リアルキチガイフリスビーである。つらい。

【写真】青空とジャイアントフリスビー

シングルライダー制度

いつからあったのか知らないのだけど、スチールドラゴン2000にシングルライダー制度が案内されていた。

2座のうち片方空いてたら横から入っても良いですよというもので、知らない人と隣り同士になることを気にしなければ、待ち時間ほぼゼロでスチールドラゴン2000に乗れてしまう。何だこれ。

今日は2回乗ったのだけど、2回目のライドはシングルライダーで5分待ちで乗れてしまった。ひたすらスチールドラゴン2000に乗り続けることを狙うなら、ぼっち参戦でシングルライダークズし続けるのが最強かも知れない。

【写真】シングルライダー案内看板

暑かったが楽しかった

俺たちのトップスピンが終日運休していたのは残念だったけど、他の目ぼしいアトラクションは大抵乗れたので良かった。

ダブルジャンボバイキングが90年代を想起させる盛況ぶりで、大海賊時代の夜明けを感じさせて目頭が熱くなった。まぁこんな光景が見られるのは、お盆期間中くらいだろうけども。

[雑記]名鉄百貨店の屋上ビアガーデンに行ったら選べるビールが減っていた

2013年も名鉄百貨店の屋上でビアガーデンを開催しているそうで、一度行ってみたいと考えていたのでナガシマから名古屋に戻ってから行ってみた。

2年前に行った時はこんな感じの内容だった。

  • 1人3,300円(200円OFFクーポン使用)
  • 時間無制限(21:30オーダーストップ)
  • アサヒのスーパードライ、バスペールエール、ベル・ビュー クリークが飲み放題。

今回は、選べるビールがアサヒのスーパードライとドライブラックのみに減っていた。残念である。

料理とかの印象は余り変わり無かった。前払い制の会計が、クイックペイで支払い可能になっていた点は良かった。

最初の3杯くらいまでは、喉が渇いていたこともあってそれなりに美味しく飲めたのだけど、やっぱり飽きてしまった。

5杯くらいで打ち止めてウーロン茶を飲んでた。

【写真】ビアガーデンにてドライブラック

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やすお [アウトレットモールのGodivaのチョコがすごく安くて驚きでした。]

雷悶 [>やすおさん あそこのアウトレットは食事する場所も沢山あるし1日遊べちゃいますね。私も前に遊園地で遊んだ帰りに時計を..]


2013-08-20 (火) [長年日記]

[メタル]Ne Obliviscaris JAPAN TOUR 2013の名古屋公演へ行って来たが見ずに帰って来た

オーストラリアのヴァイオリン奏者を擁するブラックメタルバンド・Ne Obliviscarisがまさかの来日ツアー実現、かつ大阪を飛ばして名古屋と東京だけでライブをするという珍現象が起きた。まだアルバム1枚しか出していないからなのか分からないが、チケットは前売り券2,000円で当日券2,500円。いくら何でも安すぎる! サクッと仕事帰りに見に行くことにした。

会場は名古屋栄TIGHT ROPEというところ。場所は地下鉄栄駅の端っこ13番出口を地上に出て、さらに奥まった歓楽街の路地裏にある雑居ビルの3.5階。親しんでいる音楽のマイナーさ故に、俺も小さめのライブハウスは何度か行ったことがあるんだけど、今回は相当な底辺クラスだと思ったのだった。「何だよ3.5階って…」と思いながら到着してみたら、ほんとに中途半端な高さのところにひっそりと入り口があったし、ハコの中はどう見ても非常口が存在せず、「この雑居ビルでタバコが原因の火事でも起きたら絶対助からんな」と半ば覚悟を決めて入ることとなった。立派な造りで空調も効いていたZepp Nagoyaの快適空間が走馬灯のように脳裏に浮かんだ。

お目当てのNe Obliviscarisも含めて5~6バンドが出演という情報から、少し嫌な予感はしていたのだけど、これが的中してしまった。19:00から開演したのに、22:00になってもメインアクトが登場しないという。後でTwitter眺めてたら22:30過ぎにやっと登場したそうですよ。おかしいだろ…。

集客したいプロモーター側の都合で地元バンドの共演を幾つか入れるのは別に良いんですよ、それ自体は珍しくもないことだから。けどここまで待たされるとは思わないでしょ。これならチケット8,000円で単独公演としてくれた方が嬉しいわ。

出演してたバンドは皆MC達者だし、それぞれ個性的だったけど、さすがに4バンド見たところでテンションが地蔵になりかけて来てしまい、Ne Obliviscarisが演奏する姿は見ないまま帰途についたのだった。

機材トラブルで時間が押す、みたいな事態は許せるけど、今回は明らかに「時間かかることが分かってて共演を増やしてる」感がありありだったので、さすがに頭に来ましたね。このライブハウスには二度と行かないと思います。チケット代は返してくれなくて良いから、時間を返して欲しいね。こっちだって平日の夜に行けるよう色々と調整してんのに。

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ブリネル [泊まる覚悟なしにライブ参戦は甘え 健康ランド的な施設からのエクストリーム出社が理想でしたね…]


2013-08-25 (日) [長年日記]

[Software][雑記]『継続的デリバリー 信頼できるソフトウェアリリースのためのビルド・テスト・デプロイメントの自動化』読んだ

表紙の「いつまで手動でデプロイしているんですか?」という叩きが胸に突き刺さる書籍『継続的デリバリー』を読みました。スゴ本でした。544ページと結構な厚さがあるのですが、読んで良かったです。

次に挙げるような、ソフトウェア開発の現場で話題になっているトピックについて、かなり理解が深まる本です。一つ一つを深く掘り下げている訳ではなく、「どうして話題になっているか」「何故こうしたトピックに注目が集まるか」が、本書を読むと良く分かるようになります。

  • DevOps
  • ユニットテスト
  • CI(継続的インテグレーション)ツール
    • Jenkins
  • ビルドスクリプト
    • Make、Ant、Maven、Rake
  • 自動プロビジョニングツール
    • Puppet、Chef
    • Vagrant
  • スモークテスト
  • バージョン管理ツール
    • Subversion、Git、Mercurial
    • ブランチング戦略
  • 依存管理

裏表紙で対象読者として「上級技術者向け」とされていますが、私はそうは思いません。むしろ、チーム開発で曖昧な責任やバタバタしたリリース作業、「あの人が居ないから進まない」みたいな苦労をした人ほど、読むと発見がある本だと思います。

実際、このような苦労を経験した人が読むと精神的にはキツイです。私がそうだったからです。挙げられているアンチパターンに思い当たる節があり過ぎて「お前らのプロジェクトはこうだから駄目!」って斬って捨てられる気分になりました。

概要

いわゆる「ソフトウェアのリリース作業」から、属人的な要素を廃して、継続的に行うために徹底的な自動化を施すことにフォーカスされた本です。

本書の中では「デプロイメントパイプライン」と呼ばれ、これの構築方法やメリットについて8割くらいのページ数が割かれています。

特に第5章『デプロイメントパイプラインの解剖学』に、幾つか分かり易い図があったので、思い出し用に引用しておきます。

(引用)図5-2: 変更がデプロイメントパイプラインを通り抜ける

【スクリーンショット】図5-2: 変更がデプロイメントパイプラインを通り抜ける

(引用)図5-3: デプロイメントパイプラインのトレードオフ

【スクリーンショット】図5-3: デプロイメントパイプラインのトレードオフ

(引用)図5-4: 基本的なデプロイメントパイプライン

【スクリーンショット】基本的なデプロイメントパイプライン

感想

デプロイメントパイプラインを構築する上で、とにかく大事だとされる点は、くどいほどに繰り返される本でした。

  • バイナリ以外の全てをバージョン管理しろ!
    • SQLも設定ファイルもビルドスクリプトも全部チェックインしろ!
  • リリースはボタン一つで完了するようにしろ!
  • テスト環境もステージング環境も本番環境も全部同じスクリプトで反映しろ!
    • そうして繰り返し使っておかないと、本番環境へのリリースに誰も自信が持てないだろ!

いちいち全部が正論なので「ハイ」と言うしかありません。

他には、第14章「高度なバージョン管理」で紹介されている「抽象化ブランチ」という考え方が興味深かったです。ソースコード管理としてはtrunk(masterブランチ)に常にチェックインしておいて、分岐させるのはリリースブランチに留めるという考え方です。新機能はフラグで管理して有効/無効を切り替えられるように隠しながら実装を進めるというのが、最近のアンチブランチと呼ばれる流行と合致しています。確かに大きく肥大化・長生きしちゃった機能開発ブランチって、マージがうんざりする作業になりがちなんですよね。

個人的に「アジャイルが~」「リーン開発手法が~」「UI/UXが~」ってトップダウンで言われるのってもの凄く醒めてしまうのですが、この本は逆にボトムアップ視点で語られているので、「あぁこういうのが実現している現場がアジャイルってやつで、フィードバックのサイクルが早くなって、UI/UXの磨き込みも高速になるんだな」と一連の流れが腑に落ちたところも、凄く良かったです。ペース数は多くはありませんが、チームビルディングや組織の中でデプロイメントパイプラインをどう適用して行くか、といった話題にも触れてあり、なるほどなぁと感じました。

本当に良い書籍でした。

継続的デリバリー 信頼できるソフトウェアリリースのためのビルド・テスト・デプロイメントの自動化(David Farley)


2013-08-31 (土) [長年日記]

[投資]チムニー株式会社の株主優待が届きました

今年度に入ってから株式を所有しているチムニー株式会社の株主優待が届きました。

権利確定日は6月末と12月末の年2回です。

【写真】株主優待の食事券15,000円分

優待内容

優待の内容はIR情報の株主優待制度に書いてある通り1単元所有と5単元以上の所有で変わります。

私は600株所有しているため、食事券15,000円分(500円券x10枚綴りのセット3冊)を受け取りました。5単元以上の優待は、曜日や利用枚数に制限が無く、かつ居酒屋へ行かない人は1冊ごとに野菜セットや生まぐろのブロックと交換してくれる、非常に使い勝手に優れている内容だと思います。冬の優待も今から楽しみですね。

チムニー株式会社は色んな業態の居酒屋を運営しているようですが、行った事があるのははなの舞さかなや道場くらいでしょうか。愛知県には他の店舗は無いかも知れません。

チムニーの株価

チムニー株式会社の株価ですが、一言で表現するなら「不感症」という感じです。日経平均株価やTOPIXといった株価指数が暴落しても影響を受けませんし、上がっても勃起不全のようにチンピクさえしません。だいたい950円を挟んでヨコヨコという印象ですね。全く知名度が無いので、「これはマネー雑誌で特集でも組まれたら爆騰間違いなしっしょ~」と密かに期待してたけど紹介さえされません。飲食店系の優待と売却益の両取りを狙う人には、圧倒的に知名度があって株価も動くコロワイドを所有した方が良さそうです(もちろん株価の下落リスクもありますが)。

株価上昇は期待薄ですが、業績は上向いていてしっかりと配当金も出るし、優待の使い勝手が良いため、何年か保有する意向です。もしかすると、こういう銘柄もNISA口座には向いているのかなぁ…と少し感じてます。

[雑記]よなよなの里 地ビールクラフトビール8缶セット買った

仕事上の付き合いで、地ビールメーカーのヤッホーブルーイングが提供している「よなよなの里」ビール8缶セット(多分、時期的にお中元や父の日ギフトの在庫処分的なもの)が1,900円とお安く買える紹介があったので1セット申し込んでみた。

よなよなの里は、「俺が! 俺たちが日本のクラフトビールを盛り上げてるんだ!」みたいな押しの強い印象があって(実際に盛り上げてるんだろうけど)それほど惹かれないんだけど、安いし知らない銘柄もあったから良い機会かなと。

【写真】よなよなの里 地ビールクラフトビール8缶セット

雑感

よなよなエール
地元のビール店でも良く売れていて時々買ってます。少しぬるめで飲むと香りが広がって楽しめます。甘みよりも苦みがやや強い。
前略 好みなんて聞いてないぜSORRY
初めて飲んだ。何だこの名前…。IPAスタイルのビールは苦手なんだけど、これもちょっと私には苦過ぎますね。オレンジピールの匂いが強烈で印象に残る。
水曜日のネコ
これも店頭で見かけたことはあったけど飲むのは初めて。ヒューガルデン・ホワイトをパクって、もとい、リスペクトして作られたと思しきホワイトエール。まろやかで美味しいです。小麦のビールらしい沈殿具合も良い感じ。

家でべろんべろんにビールを飲む前の1本目として、近所の酒屋で銀河高原ビールを良く買うのですが、水曜日のネコも気に入ったのでたまに買おうと思いました。

「前略~」は1回飲んだらもう良いかなという感じです。インドの青鬼もそうだけど、苦過ぎるビールは店頭流通向けではない気がするのだけどなぁ。あれ売れてんのかな。

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ウルトラマン [週刊誌天井と言う物がありましてね…]

雷悶 [>ウルトラマンさん 週刊誌天丼に空目]


最近のツッコミ

  1. 雷悶 (2023-06-24(土)22:25)「新大阪駅で降りると必ず視界に入るサムティ行くしかないのか~?」
  2. ブリネル (2023-06-24(土)20:58)「次はサムティアンド箕面ビールツアーしかないっしょ〜 DIE WITH ZERO〜」
  3. 雷悶 (2023-03-08(水)19:02)「10年後にはリゾマンを購入している筈っしょ~(言うだけ)」

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