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2022-05-05 (木) [長年日記]

[SF][時事ネタ]小川一水『天冥の標』シリーズ読んだ

会社のSF読みな人から薦められ、何やら超大作シリーズがあるらしい事は知っていたものの、なかなか手に取っていなかった。

完結記念だかSFの賞を受賞した記念だかで、Kindleストアで1巻が無料になっていて、自分のKindleライブラリに追加してあって、とても面白いかつ最後が気になる終わり方をしていたため、まんまと全巻を買って読むことになってしまった。

SFは舞台装置であって、あくまでシリーズのテーマになるのは、感染症、差別と被差別、知性、生物同士の相互理解といった普遍的な概念を描いているように読み取った。

実は年末年始の休暇にかなり終盤まで読み進めていたのだけど、扱われる感染症の話に加えて、「追い詰められた国家の暴走」みたいなところがあまりに現実とリンクしていて、しばらく読むのを止めてしまっていた。シリーズの後半(6巻くらい?)からは、巻末に年表や用語集が掲載されるようになり、読むのを再開する際はこれが役立った。Kindle版でお馴染みの「合本版」だと、年表や用語集ってどうなってるんだろう?

以下は感想です。ネタバレには配慮します。

天冥の標I メニー・メニー・シープ

西暦2803年・人類の入植地「メニー・メニー・シープ」を舞台に、医師のセアキ・カドムが奇妙な感染症を診察することを契機に、怪物や地球外生命体と触れ合ったり、権力者への反体制運動に巻き込まれて行く話。

反体制運動がスカッと成ったところで大どんでん返しが訪れるのでポカーンとしてしまった。この上下巻はしばしば0円セール対象となっているので、気になった人はこれだけ読んでみても良いように思う。

天冥の標II 救世群

現代(西暦2015年)を舞台に、感染症パンデミックと、感染症から回復したが他人には感染させてしまう人達のコミュニティ救世群(プラクティス)が形成される成り立ちを描く。

序盤はパニックものみたいな展開で、後半に至るほど人の抱える差別的感情を意識させられる。COVID-19の狂騒が続く2022年に読む価値のある物語と言える。基本的には他の巻と独立していて、これだけ読んでも話は完結している(が、細かいところは他と繋がっている)。

天冥の標III アウレーリア一統

メニー・メニー・シープにも子孫の居る、進化の過程で呼吸を必要としなくなった人類である酸素いらず(アンチ・オックス)達が、西暦2300年代の人類が宇宙進出を果たした初期における警邏活動を描いている。宇宙海賊モノというんだろうか? 一番ライトノベルとか少年マンガっぽい痛快アクションとなっている。

酸素いらず(アンチ・オックス)が性的にかなり自由で、LGBT問わないパートナーが多いところのに、一方で地球から連綿と続く宗教にもめちゃくちゃ熱心な辺りが見どころだと思う。これも1冊で完結している(が、やはり他の巻との繋がりが巧みに示唆されている)。

天冥の標IV 機械じかけの子息たち

シリーズの超重要人物である恋人たち(ラバーズ)と呼ばれる人型アンドロイドのラゴスを中心とするグループと、救世群(プラクティス)との関わりの始まりが語られる。

シリーズ全編を通してもかなり異色な仕上がりで、ひたすらセックスセックスセックスだという内容のため、ニコニコ動画の『ダンベル何キロ持てる?』MAD動画『お願いセックス』を思い出してしまった。

これも単体で独立した物語ではあるのだけど、他の巻を追っていないと厳しい気がする。

天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河

西暦2300年代の農家を舞台とした少女の成長を描く。ノルルスカインとミスチフという、シリーズの二大知的生命体の誕生経緯や、KWh(キーウィ)という単位の電力が通貨単位として取引されること、ロイズ非分極保険社団の傘下会社マツダ・ヒューマノイド・デバイシズ(MHD)などなど、いよいよスペースオペラとしての舞台装置が整って行く感じでわくわくする。ロイズやマツダといった、西暦2000年代にもある組織と縁ありそうか無さそうか絶妙に思わせる名前も良い。

「宇宙に進出した人類にとって、電力やカロリーってどうやって解決してるの?」という当たり前の疑問に答える、のほほんとした農家の話に見せて、かなりハードSF寄りな設定が出てきていると思う。

天冥の標VI 宿怨

1人の少女がボーイスカウト・ガールスカウト集団と一緒にキャンプするガールミーツボーイな導入から、救世群(プラクティス)として感染症差別を受ける人々の共産主義・全体主義的で質素な生活と蜂起を描く。個人的には1番お気に入りの巻。ディストピアSFが好きな人も存分に楽しめるのではないだろうか。

分冊版でもPART3まであって、多分シリーズの中で最も長編なのがこの『VI 宿怨』ではないだろうか。「北朝鮮やロシアみたいな国家と上手くやって行かないといつかとんでもない出来事が起こりそうだ」と思いながら読んでいて、その後2022年ロシアのウクライナ侵攻が起きて本当に参ってしまった。

天冥の標VII 新世界ハーブC

前巻『VI 宿怨』から直接の続きとなる、宇宙規模の冥王斑パンデミック後の世界が語られる。この辺から、話としては独立していなくて完全に続き物なため、単体で楽しむことは難しいように思われる。

『I メニー・メニー・シープ』への直接的な繋がりがいよいよ見えてくるのと同時に、スカウト所属の少年少女が奮闘するジュブナイル作品のようでもある。

天冥の標VIII ジャイアント・アーク

『I メニー・メニー・シープ』で登場した怪物の咀嚼者(フェロシアン)が、いかにして人類の入植地「メニー・メニー・シープ」へ到達したか、彼ら彼女らの目的は何なのかが遂に伏線回収される巻。

ネタバレせずに感想を書くのは難しいため割愛。

天冥の標IX ヒトであるヒトとないヒトと

前後の巻と完全に続き物となっている。この巻については、遺物探検のような不気味さと面白さもある。

某キャラクターが悪堕ちしたのか!? とやや焦った。何を書いてもネタバレしそうで何も書けねぇ……。

天冥の標X 青葉よ、豊かなれ

最終巻。超新星爆発からマイクロブラックホールから宇宙怪獣大戦争まで、とにかく全部詰め込んだ感じになっている。正直かなりとっ散らかってしまった印象もあり、作者あとがきで最終巻近くは書けなくなってた時期も長かったと明かされていて妙に納得はした。

全編を通して「知性とは?」みたいなものが考察されていて、相互ネットワークで集団知性を獲得する生命体や、ガスや群生植物みたいな生き物など、人間の想像力の外側に居る色んな知的生命が見れたのは良かった。ラゴスお前そんな女たらしで良いのかよ、みたいな思いもありつつ、とにかく風呂敷が畳まれてよかった。

まとめ

SF大河ではあるのですが、少年マンガ的な快活キャラクターも居るし、群像劇としてもサクサク読めるシリーズです。

個別の感想に書いたとおり、例えば『II 救世群』だけ読んでも、現実の人類がパンデミックを経験した今はかなり考えさせられる内容だと思うし、『VI 宿怨』と前後するシリーズで描かれる人類の差別意識や相互不理解による不幸を発端として起きてしまう大規模戦争のくだりは、かなり読み応えがありました。

しかし余りにも長過ぎて、気軽に他人へ薦められないシリーズであるのも確か。


2022-05-11 (水) [長年日記]

[投資]株式会社ティーケーピーの株主優待が届きました

貸会議室スペース運営でよく名前を聞く株式会社ティーケーピーから株主優待が届きました。

恐らく優待が届いたのは初めてです。というか、いつ保有したかあんまり憶えていない……。実際に貸会議室やケータリングのサービスを使ってみて印象がよく、アフターコロナ銘柄としてマークしていたのをナイフが落ちて来て拾ったのかも知れない。そうだったかなぁ……。そうかも……?

優待内容

静岡地区にあるラグジュアリー宿泊施設「ISHINOYA熱海」「石のや伊豆長岡」で使える宿泊優待券だそうです。額面5,000円分。

けっこうしょぼいなと思ったら、保有株数が500株~1,000株未満になると一気に25,000円分になるらしい。5,000円割引じゃ使う気があまり起きないけど25,000円割引ならちょっと小旅行でもするかって気持ちになりそうだから、3月決算企業から配当金が入って余裕が資金にできたら買い増し検討しようかな。

【写真】TKPの宿泊優待券

ティーケーピーの株価

マジでいつ買い注文を入れて刺さったのかあまりハッキリ記憶が無いため、怖くて株価が確認できません。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)からの経済再開について、ぼちぼちニュースで見聞きするようにはなってきたから、楽観的に考えておけばいいのかも知れない。気絶から目覚めたら買い増しを検討します。


2022-05-18 (水) [長年日記]

[雑記][健康]夜間ウォーキング用に反射ベストを買った

在宅ワークが定着し業務外に意識的に散歩するようになり、過去2年間の経験から、夏が来ると暑くて早朝か夜しかウォーキングに行く気が起きないのは確定的に明らか。

朝早く起きてテクテク歩くよりは夜に歩く方が生活リズムに合っていて、最近よく自分で自動車を運転している時に目立つ歩行者を見て「おっ」と思うことが何度かあり、これは運転者に対して注意を促せていいなと感じ、自分自身も夜に散歩している間は着用しようと考えて反射ベストを買った。

要は、いわゆる工事現場のおじさんが着用しているやつで、よく反射して自分の位置を知らせられるアレである。南知多ビーチランドの辺りを夜に歩くと、ああいう企業の運営している広いレジャー施設って周辺に街燈が全然なくて、営業時間が終わるとものすごく真っ暗なんだよね。

普通に無難なイエローを買ってしまったが、別に僕は工事現場おじさんではない訳で、ホワイトとかパープルとかを買ってもよかったかも知れない。今回買ったやつがヘタって買い直す時が来たら、イエロー以外にしよう。開封直後はちょっとボンド臭かった(?)ですが、着ているとよく目立って満足してます。


2022-05-22 (日) [長年日記]

[雑記][投資]経済活動の再開に合わせて優待生活も再開して行くぞ(1/2)

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症との付き合い方も「withコロナ」に変わりつつあり、2020年と2021年は大量の飲食系優待を友人に譲渡し、かつ宿泊系優待もほぼ紙屑にしてしまった反省として、ぼちぼち使って行きたい。

直近で額面の大きいところでは、5月末に期限を迎える株式会社ゼットンの食事優待券19,000円分を使いたい。ただゼットンの運営する店舗は、愛知県内だと名古屋市まで行かないと存在せず、これまでは会社で仕事終わりに同僚とわいわい飲みに行くのが定番の使い方であった。また、完全リモートワーク制度が施行された事により、通勤定期券も手元に無くなってしまった。鉄道代が意外と馬鹿にならない。

作戦

ということで、以下のような作戦を考えた。

  • 日曜にビジネスホテルを1泊予約し、日曜夜にゼットンの店舗へ行く。
    • これは混雑対策と、ついでに株式会社グリーンズの宿泊優待券も使おうと思い付いたからである。
    • マジでここ2年半ほど一人旅をしていないから、勘を取り戻す意味でもビジホ使っとこうって思いもあった。
  • 翌月曜は名古屋市内にある勤め先オフィスで仕事して、夜に帰る。
    • うちの会社では出社した日だけ通勤経路分の交通費が実費支給されるのだ。

コンフォートホテル名古屋名駅南

めちゃ久しぶりのビジホ利用という事もあり、妙にテンションが上がった状態で出掛けた。予約したコンフォートホテル名古屋名駅南は、2021年にオープンしたばかりの最新鋭ホテルである。よくこんなコロナ禍で新規オープンしたものだな……。まぁ土地やら何やらの交渉を考えたら、インバウンド観光が盛り上がっていた時期から計画していて今さらやめられなかったのかも知れない。

ここ2年ほどにオープンしたコンフォートホテルはもしかしたらどこも同様なのかも知れないが、無人機チェックインカウンターが3つほどフロントに置かれていた。微妙に反応の悪いタッチパネル操作ではあるが、いちいちやり取りしたくない人には便利そうだ。ただし、株主優待を使う場合は有人カウンターで手続きが必要だった。これは次からも気を付けよう。

グリーンズの優待券で4,000円割引され、1,800円くらいで泊まれた。やはり日曜は安いなぁ。

部屋もかなり新しい印象で、ソニーのAndroid TV(?)があって、AmazonプライムビデオやNetflixが視聴できるようだ。ベッド脇にはコンセントやUSBの口に加え、Qi充電まで対応していたのは驚いた。

某セクシー環境大臣のせいでアメニティ減らされてるのかなと少し心配だったが、このホテルでは部屋着のみフロントから取って行く方式で、歯ブラシやシャンプーなどは全て揃っていた。

【写真】コンフォートホテル名古屋名駅南

口々(くちぐち)

宿に荷物を預けてから、口々(くちぐち)というお店に歩いて移動した。名古屋に住んでいた時の旧友と連絡を取って、店には席だけ予約しておいたら、カウンター席に案内された。そんなことある? と思ったけど、対面よりは横に座った方が気楽に喋れるご時世でもあると、前向きに考えた。お互いワクチン3回目接種が終わってるとは言っても、対面でマスク会食(笑)なんて成立する訳ない。

開店早々の17:30くらいに行ったら「最長2時間の利用でお願いします」と言われてしまった。まだ感染症対策という事で色々あるのかも知れない。あと、マスクケースを貸し出された。今って居酒屋はこんな感じなのか。

【写真】口々の入口

海鮮と天ぷらの店だった

初めて入ったからあまり調べて来なかったが、ビールはスーパードライ以外にもFar Yeast Brewingの馨和 KAGUAシリーズが選べて、これにはクラフトビールクズおじさんもにっこり。

料理は海鮮と天ぷら(天さんではない)が中心で、お酒もどちらかと言うと東海地方の地酒を中心にラインナップしているようだ。南知多産と言って出された刺身はすごく美味しかった。冷静に考えれば地元から車を10分くらい飛ばせば、半値以下で食べられる気がしないでもない。

【写真】南知多産の刺身

びっくりするくらい混んでた

18:00を過ぎた頃から、びっくりするくらい混んできて、「え、日曜夜なのに今ってこんな感じなの?」と思わず店員さんに聞いてしまった。GW前後から客足はかなり戻っているそうだった。

ビールから地酒にシフトし、作(三重県)や醸し人九平次(愛知県)など、鉄板の冷酒を楽しんだ。カウンターの隣りにマッチングアプリか何かで知り合って初めて食事してるらしき男女が入店してきて座り、映画作品どれだけ見てるマウンティングが聞こえてきて、ちょっと面白かった。

何としても今日で優待19,000円を使い切るぞとゴチバトルのような気持ちで注文を続け、「2時間だからそろそろ会計おなしゃす~」と言われて確認したら20,000円くらいのニアピン賞だった。この日はかなり調子に乗って良いモノを注文しまくったのだが、普通に飲みにきても客単価5,000円~6,000円くらいのそこそこいいお店だったのかも知れない。マッチングアプリ映画マウントおじさんが女を連れてくるくらいだからな……。僕は優待でも無いと、なかなか来ないタイプの店ではある。

【写真】

ワイマーケットブルーイングキッチンで〆

地酒をアホみたいに飲んで完全に出来上がっており、「タップルームっしょ~」とかつてよく通っていたビアバーを目指すも、残念ながらこの日は休業であった。次善の策として、ワイマーケットブルーイングキッチンに行ってみたところ、運良く「テラス席なら案内できますよ」と入店できた。

ワイマーケットの店内もバカみたいに混んでいて、もう都会の人たちはコロナの事なんか完全に忘れてしまったんだろうかとビビる。

パイントでビールを2杯飲んで、22:00前には解散となった。夜風が気持ちよかった。早く日常を取り戻したいなぁと強く感じた1日であった。ちなみにどうやって帰ったかはマジで何も憶えていない。コンフォートホテルへの帰巣本能のお陰で帰れたのかな。

【写真】ワイマーケットのテラス席とビール


2022-05-23 (月) [長年日記]

[雑記][投資]経済活動の再開に合わせて優待生活も再開して行くぞ(2/2)

前夜のホテルに着いてからの記憶がごっそり抜け落ちてる状態で7:00に起床。身体が勝手に起きる。ちゃんとシャワーも浴びて着替えて寝ていたらしく、「この感覚も久しぶりだな~」と不思議な気持ちになる。

コンフォートホテルの無料朝食

何だかんだ楽しみにしていたのが、久々となるコンフォートホテル宿泊プランに付いている無料朝食である。全国どこ行ってもお馴染みメニューが並んでいて実家のような安心感。

朝食を食べに行って気付いたけど、日曜宿泊した人も結構な数が居たようだ。関西の方から来たと思しきファミリー連れも居たし、欧米系の英語で会話してるカップルも居た。もう観光での入国って解禁になったんだっけ?

【写真】コンフォートホテルの朝食

地下街を歩いて会社へ

ホテルをチェックアウトして(これは有人対応が不要で無人カウンターで済ませられた)、歩いて会社へ向かう。まだ8:00台なのにマスクしていると暑く感じられ、地下街から行くことにした。

地上も地下もめちゃくちゃ沢山の人が居て、一様に死んだ魚のような目であった。「ああそうだ、今日は月曜日だった……」と現実に引き戻された。不意に昨夜が楽しかった反動でめちゃくちゃ哀しい気持ちになってしまい、過去最高に会社員を辞めたくなった瞬間だったかも知れない。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されて、一時的にリモートワークしていた企業もほとんど出社の方針に戻ってしまったんだというのを実感した。

会社でもちょっと人と話せた

勤め先としてはまだ原則リモートワークを推奨しているものの、オフィスの方が生産性が高く働ける人は出社してよい方針となっており、この日も何人か知ってる同僚がオフィスに来ていて久しぶりに話せた。やっぱり対面で誰かと話すのは気分転換にもいいな。

家庭の事情などでほぼ毎日オフィス出社してる人に聞いた感じでは、毎週金曜日は会社に来てる人が多いっぽい。まぁ仕事後に少人数で飲みに行ったりもしてるんだろう。

オフィスは天井も高いし机も広いし回線も安定しているしで、気分よく仕事できるのは間違いないのだが、マスク着用していないといけないのがちょっとなぁ。あと、仕事終わって会社出て帰るまで片道1時間、やっぱり通勤ってムダの塊よな。

まとめ

  • 優待生活をちょこっと再開できて嬉しい。
  • ビジネスホテルに泊まるのはテンション上がる。
  • 誰かと一緒にご飯食べたりお酒飲んだりするのは楽しい。
  • みんな一気に経済活動を再開し過ぎでは? もうこれ以上の変異株とか勘弁してくれ。
  • 2021年には全然来なかった「リベンジ消費」というやつが今年は来るかも。
  • 通勤は壮大なムダ。社員を通勤させなくてもいい企業は、もっとリモートワークに本気で取り組んで欲しい。俺は鉄道銘柄ホルダーではないから、鉄道会社の定期券収入が減っても一向に構わんぞ。

2022-05-27 (金) [長年日記]

[投資]株式会社ゼットンの株主優待が届きました(1年ぶり5回目)

飲食店を経営する株式会社ゼットンから株主優待が届きました。優待を貰うのは5回目です。

優待内容

今回は「300株以上500株未満」かつ「継続保有期間1年以上」に該当し、額面10,000円の食事券でした。

NISA口座で500株持っていたのを特定口座で買い直した時に100株足りていなかったことが原因で、昨年よりも額面で減ってしまいました。既に100株は買い足しておいたので、来年度も保有していれば、また19,000円にアップする予定です。

【写真】ゼットンの食事優待券

ゼットンの株価

TOPIXが2,000ポイント回復するまでは相変わらずの気絶投資中ではありますが、届いたIR資料を読む限りは、雇用調整助成金や休業支援金の補助と営業時間の短縮により、2021年度は黒転しており、また先日優待生活を再開して実感したとおり、飲食系の店ではかなり活気が戻っており、来期は期待できるのではないかと考えています。

どうせロットサイズも大きくないので、優待が継続される限りは、500株アホールド続けたい。懸念点はファッション企業アダストリアの子会社になった事でしょうか。そのうち上場廃止になったら嫌だなぁ。


最近のツッコミ

  1. 雷悶 (2023-06-24(土)22:25)「新大阪駅で降りると必ず視界に入るサムティ行くしかないのか~?」
  2. ブリネル (2023-06-24(土)20:58)「次はサムティアンド箕面ビールツアーしかないっしょ〜 DIE WITH ZERO〜」
  3. 雷悶 (2023-03-08(水)19:02)「10年後にはリゾマンを購入している筈っしょ~(言うだけ)」

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