価格.comのサイトが書き換えられた事件について連日報道されていますが、アサヒコムに割ととんでもないことが載っているわけだが。
関係者によると、データベースは「ある範囲の情報を探す」「条件に合ったデータを取り出す」といったコンピューター言語「SQL」で操作する。今回の攻撃は「SQLインジェクション」と呼ばれる手法を応用。攻撃者が利用者のふりをしてデータを入力し、戻ってきたエラーメッセージなどを解析しながらシステムを把握して、データベースを支配下に置いていったとみられる。
このアサヒコムの記事が真実であればの話ですが、入力フォームから投げられたSQLコマンドをサニタイジングしてないようなWebアプリケーションは、最高レベルのセキュリティどころか最悪です。「当社に過失はなかった」と言い切ってしまう社長もかなり肝っ玉の座った方です。
どこぞの会社に発注して丸投げで作らせてたのかもしれんけど。納品前に一体どんなテストやったのかと・・・。
本当はきちんとリプレースしなきゃ不味いようなサイトは価格.com以外にも沢山あるはずですが、大昔に作られたPerlのプログラムソースが読みにくい上に作った本人は退社とかで、誰もやりたがらないといったケースが蔓延しています。恐ろしい世界。いい加減発注先相手に値切ったりとかの交渉もやめたほうがいいと思います。そりゃ赤字になる案件ばかりじゃ、まともに作ってる暇は無いって会社も出て来ますって。
任天堂は25日、今年10−12月に発売予定の据置型ゲーム機「Wii(ウィー)」を国内は2万5000円以下で売り出す方針を明らかにした。ソニー・コンピュータエンタテインメントが11月発売を予定する新型機「プレイステーション3」(約6万円)の半分以下に価格を抑え、据置型ゲーム機市場での首位奪還を狙う。
小学生くらいの子でも、頑張ればお年玉で買える値段だな。今のお年玉相場がどんなもんかは知らんけど。*1
年末年始に5,000円キャッシュバックキャンペーンを打てば、子供達の心を掴む戦略としては磐石だ。1年で最も子供達がブルジョワな期間だからである。オレはこの手のキャンペーンを利用して、サターンをお年玉で買った。そしたら、その後すぐに「白サターン(20,000円)」が発売されて、とても悲しかった。
ハードが普及すると生産コストが下がって価格も下がる。お年玉を使った苦い思い出から、みんな学習するのだ。中にはエロい格闘ゲームやりたさに、お年玉前借り制度を勝手に作り上げてXbox360を買う子も居るかもしれんが、それもまた良し。
働かないで得たお金で云々という親の声もありそうだが、子供だって少ないお小遣いを一生懸命やり繰りして、子供なりの苦労がある。自分なりに計画立ててお金を貯めて買ったゲーム機というのは、何だか物凄く愛着が湧いて大事に使ってくれるものだ。
ニンテンドーDS Liteとやらが品薄らしいけど、やっぱり年末年始には子供に優先的に販売するとか、値引きをしてあげるとかやって欲しいなぁ。大人ばっかりでゲームを占有している状況というのは、歪な印象を受ける。仮にこういったキャンペーンで希少なニンテンドーDS Liteを手に入れた子供が、ネットオークションなどに高値で出品したりすると、それはそれで夢が無くて嫌だな。*2
週末に東京へ出張して来ました。ビジネスホテルが全然取れなかったので、23日〜24日と、イケメンユーキさん宅に連泊させてもらいました。ありがとうございました。
初めて秋葉原という場所に連れて行ってもらいました。大須や日本橋と似たような感じでした。似たようなというか、秋葉原が元祖なんでしょうか。どこも同じに見えました。路上でケツ出しする人が居たら、もう少し印象が違っていたかもしれません。
全体的に昼間は食べ放題ばっかり行って、夜は酒ばっかり飲んでいたような気がします。
酒の肴は主にiMacはいくら何でも安すぎる!でした。私の貧弱なボキャブラリでは、この記事の素晴らしさを巧く伝えられないところが残念至極。実際、現行のiMacはかなりお得ですよね。ただ、もし買ったらiMac標準のキーボードは絶対に交換して使うと思います。
今年もビアガーデンの季節になったので、名鉄百貨店の屋上で開催されているビアガーデンに行って来た。
週末の金曜と土曜は8月までずっと予約が埋まってしまっていたので、水曜の今日、予約を取って行くことになったのだった。
名鉄名古屋駅から至近なので、便利な場所である。
最初に飲んだのはスーパードライ。実はそれほど好きじゃないのだけど、1杯目には喉ごし爽快で心地良い。
ベルギービールのベル・ビュー クリーク。フルーティな味わい。
ビアバーだとワイングラスの肥ったような容器で出されるのだけど、ジョッキに注いでもらうと変な気分。
イギリスビールのバスペールエール。色合いもそうなんだけど、味もサッポロビールが冬に期間限定で発売する琥珀エビスに良く似ていて、強い苦味でどっしりした味わい。気に入ったのでこればっかり飲んでいた。
料理は、まぁそれなりといった感じです。唐揚げにはレモンかけずに食べました。
名古屋人的には、大名古屋ビルヂングのビアガーデンマイアミよりも、落ち着いて飲める(あちらは、いつ行っても騒がしい)。
屋上は夜景が綺麗だけど、まだまだ半袖では寒かったです。
飲み放題メニューに黒生が無かったけど、僕は黒ビールは苦手で、ハーフ&ハーフなどにしてもらわないと飲めない(寒い季節なら、そのままでも飲めるけど)ので、別に良いかなと。
もうちょっと気温が上がってくると、カイジ君も上手に欲望を解放してしまうレベルで美味しく飲めたかな、と思いました。
2013-03に株式を保有していたスギホールディングスの株主優待が届きました。株主総会も会場が愛知県安城市だったので行ってみたかったのだけど、平日で仕事も忙しかったため諦めました。
なお、株式は既に売却しています。保有を続けても良かったのですが、やはり権利確定日を境に価格が落ちていたことと、この時の私は金に目が眩んで他に投資したい企業があったのです。
スギホールディングスの保有は、売却益と配当金で数万円のお小遣いになったし、優待割引カードは年間10万円近くスギ薬局で買い物する私には助かりますし、非常に良かったと思っています。
私が手放した後も持ち直して株価は順調に上昇していたけど、先日の大暴落で一気に落ちてしまったようですね。まぁあんなの無事だった銘柄の方が少ないと思うけどね…。
さて、ついでに長らく自分の含み益を支えていた銘柄も手放したので書いておきます。
2月に口座開設して以来、ずっと所有して来たのが東急不動産という企業の株式でした。
この銘柄にも株主優待はありますが、保有の動機は優待内容ではなく、純粋に株価の上昇を期待したものでした。「渋谷駅前の再開発とかニュースで良く聞くから東急系の不動産企業なら爆上げ間違い無しっしょ~」と安直に考え、600円台で2,000株取得しました。株価は順調に上昇を続け、黒田バズーカの後に倍以上の価格を付けました。自分は投資の大先生だと確信しました。この時に欲を出さずに売却しておけば良いものを、調子に乗ってしまい「1,500円くらいまで引っ張れる! 投資の大先生として目覚めたオレの見込んだ東急不動産なら間違いない!」とホールドを決めました。そして先日の暴落を迎えたのでした。
さすがに弱気になり、保険で逆指値注文を入れておいたところ、売買が成立して2,000株は全て手放しました。損は出していませんが、含み益は随分と減ってしまいました…。
素人が欲張ると碌なことにならないと学んだのでした。金儲けに色気を出さず、初心にかえって株主優待狙い長期保有おじさんを目指すのが良さそうです。て言うか最近の先物を中心とする価格の上下が激し過ぎて怖いです。
駐日フィンランド大使館も協賛しているフィンランド出身メタルバンドの祭典Suomi Feast 2018の名古屋公演に行ってきた。
お目当ては、僕も大好きなバンドBattle Beastから半ば分裂するような形でデビューしたバンドBeast In Blackであり、このバンドの初来日ということで、日本お披露目という意味合いもあって、見逃せないフェスである。
名古屋公演の会場は、HOLIDAY NEXT NAGOYAというライブハウス。名古屋市内の主要百貨店の並ぶ矢場町駅周辺のメイン通りから2本ほど外れたところに鎮座する、プレハブ小屋のような佇まいのライブハウスである。
比較的新しいと思われる。外からの見た目に反して、中は天井も立派で、音のヌケが良さそうな印象を持った。ドリンクバーでも、飲み物だけでなくソフトクリームも販売しており、工夫が見られるハコだった。
この日の名古屋市内は、気温30度に迫る夏日でクソ暑いが、開場して中に入ると逆に冷房が効き過ぎていて辛い状況になっていた。メタルTシャツの上にカーディガンを羽織って行って正解だった。
会場のキャパシティは、見た感じでは200-300人といったところで、開場した16:30前後は余裕も見られたが、会社員などが仕事を終えて見に来る19:00以降は、ほぼ満員で盛況だったように思われる。
フェスの名称でフィンランド自身を指す「Suomi」の通り、フィンランド出身のバンドが6バンド出演する。
知らないバンドに出会えるのがフェスの醍醐味であるものの、Beast In Blackを目当てに来た自分としては、かなりキツイと言わざるを得ない。しかも出演順は5番目だし……。
チケット代の前売り券8,000円 + 当日ドリンク代600円を考えると、これくらい出演するのは妥当なのかも知れないが。
1番目は、ボーカルが男女混声であるNoumenaというバンド。名門FINNVOXスタジオ出身で同郷のAmorphisとも比較されるそうだけど、うーん実際どうなのかな~という感じ。
見てる分には楽しめたけど、女性ボーカルのマイク音量が小さくて、あまり聞き取れなかった。男側はグロウル専任ボーカルなんですね。たしかにフィンランドのメロデスシーンでは、よく見られるタイプなのかな……?
出番は30分ほどで終了。
2番目は、Mors Subitaというデスラッシュというか、SoilworkやScar Symmetryあたりに近い、いわゆる「ニューメタル」の流れを汲んだエクストリームメタルバンド。
このバンドは盛り上げ方も上手く、CDでは知らないので全くの初見ながら、楽しく見れた。あとエクストリーム系のバンドは、やっぱりドラムの手数足数が尋常でないので、曲を知らなくても取り敢えず見てて楽しいというのがありますね。
出番は30分ほどで終了。
3番目はFrosttideという、フォーク/ヴァイキング系のバンド。もうステージの幕が上がって、バンドロゴが見えた時点で「うわっ、ヴァイキングメタルっぽい!」という予感がしましたが、まさにそんな感じ。メンバーもコープスペイントしてるし。
土着的なメロディを単音リフで奏でるギターは、なかなか味があって良いものの、とにかくフェスの中盤を務めるには地味……という印象が拭えず、この日のフェスと同じくEVPの主催しているPagan Metal Hordeに招聘してあげた方が盛り上がったんじゃ……という気持ち。このバンドも持ち時間は30-40分ほど。
4番目は、フィンランドの伝説的バンドSentencedの元フロントマンでもあった、ヴィレ・レイヒアラが結成したS-TOOLの登場。ヴィレがPoisonblackを解散して新バンド結成してたことを今回のフェスで知ったわ。
音楽性としては、後期Poisonblackに通ずる、彼のダミ声を生かしたダウナーなロックンロールといった感じでしょうか。僕はSentencedでの彼の「絶唱」とも云うべき唄いっぷりが大好きでしたが、Poisonblack以降はあまりピンと来ないんだよね……。この日のS-TOOLも、「あ~、ヴィレはこういうロックがやりたかったんだね」と複雑な気持ちで見てました。
ベースの人なんかも見た目のインパクトが強く、なかなかの実力者を集めたバンドみたいだけど、なんか数年後には解散してそうだなぁという印象を受けました。みんなバラバラに動いてるんだよな~。
やはりヴィレの知名度や、平日の業務終了といった時間帯も重なってか、S-TOOLからはフロアの客入り具合もいい感じになってました。
5番目にして、ようやく僕の見たかったBeast In Blackの出番です。このバンドを目当てに来ていたお客さんも多いのか、会場が暗転してJudas PriestのNight Crawlerが流れ始めるとボルテージが一気に高まり「Beast In Blackコール」があちこちで始まる。入場SEでNight Crawlerを1曲まるまる流す、という演出は、この日の出演バンドではBeast In Blackだけが取っていた手法だったのだけど、もしかすると彼らなりのライブお作法みたいなものが決まっているのかな?
パフォーマンスも素晴らしく、1曲目から漫画作品『ベルセルク』から影響を受けたといわれるバンド名と同名のアンセム『Beast In Black』に始まり、とにかくボーカルのヤニスが繊細なファルセットからスクリームまで何でもこなしてしまうのでスゴイ。Battle Beastを解任されたアントンのギターとスクリームも冴え渡り、ギターx2人とベースの3人によるAccept顔負けなギターフォーメーションのかっこ良さといったら。S-TOOLがバラバラに動いてたから、Beast In Blackの統一された動きが、余計にカッコ良くキマって見えるんだよね。
『Crazy, Mad, Insane』ではサイバーグラサン(?)を着用して出オチな演出で会場を笑わせるコミカルな一面も披露し、とにかくリハーサルをしっかりやって来てくれたんだなぁ、と好印象しかない。会場からの「Beast In Blackコール」にアントンが感極まってる様子もあり、本当に感動的なステージでした。
バラード『Ghost In The Rain』も、歌唱力と、アントンの目を瞑っての泣き泣きギターで聴かせてしまえるのがすごいよね。アルバム1枚しかリリースしてないバンドの実力ではないぞ……。
彼らはこれから日本でさらに人気が出て欲しいし、出ると思います。いずれは単独公演も実現して欲しい。文句なしに、この日のベストアクトでしょう。
トリを務めたのは、フィンランドのヴァイキングメタルバンドTurisasで、僕は彼らの1stアルバム『Battle Metal』しか持っていなくて、3度目の来日らしいのだが初見であった。
ヴァイオリン兼サブでボーカルを務めるオッリが、ステージ上を激しく動き回り、客席も上手く盛り上げていた。たしかにお祭り向きなバンドだし、ステージ映えするように思う。
僕はここまで5バンド見た疲労もあるし、何より1つ前のBeast In Blackで燃え尽きてしまった感もあり、途中退出したのだった。次回があるなら4バンド出演くらいでお願いします。
株式を現物で保有しているタビオ株式会社の株主優待が届きました。もう6年間もタビオの株主をやっているのか……。
保有数に増減は無いため、昨年と同じ500円x3枚の商品券です。
1,000株以上の保有になると500円x12枚で6,000円相当に増えるようですが、今のところ追加買いの予定はありません。
今年の分も恐らく他人にあげることになります。あげると「自分で使えば?」と言われることもあるのですが、私は5月~9月くらいまでは、テンプレUNIQLOショートソックスしか履かない生活のため、靴下屋へ行くことがありません。
もはやポートフォリオを見なくなって久しいですが、優待と一緒に届いた事業報告書によると、利益率は改善しているようです。
応援している企業なので引き続き頑張って欲しいです。
「弟を殺そう」―身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。その暴力に脅える長兄の利一と次兄の祐太は、弟の殺害を計画した。だが圧倒的な体力差に為すすべもない二人は、父親までも蹂躙されるにいたり、村のはずれに棲むある男たちに依頼することにした。グロテスクな容貌を持つ彼らは何者なのか?そして待ち受ける凄絶な運命とは…。第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した衝撃の問題作。
日本ホラー小説大賞長編賞を受賞とあるが、分量的には中編くらいの印象で、一気に読ませる作品。妖怪が跋扈する独特の世界観で、妖怪といっても京極夏彦のような作風というよりは江戸川乱歩が近い。いわゆる怪奇小説と云える。
とにかくエロ・グロ・バイオレンスのオンパレードで、これだけ陰惨な内容にも関わらずどこかシュールで笑えてしまうのは、登場する河童のモモ太・ジッ太・ズッ太の絶妙なキャラクター性にも拠ろう。大量のキンタマ袋の集合体のような風貌のキチタロウといい、とにかく妖怪たちのキャラクター性が強烈なインパクトを放つ。
圧巻は幻覚剤『髑髏」を打たれた登場人物が見る拷問シーンで、まさしくエロ・グロ・バイオレンスのエンターテインメント極致という感じ。ジェットコースターのように読み終わってしまう一冊。面白かった。
Amazonの購入履歴を見たら、2014年に買ったままKindleで積んでいた……。もっと早く読めばよかった。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
▼ ユーキさん [私の見立てによると、 そもそもwiiは2万ぐらいでも売れるんじゃないか? ソニーが大きく出てくれたから、5K上乗せし..]
▼ 雷悶 [結局、最終的な値段が24,800円でも19,800円でも、「25,000円以下で発売」は嘘の発表にならないってことで..]