2024年3月の遠征予定に書いた通り、会社の所属部門で期末のお疲れ会的な催しが企画され、任意参加ではあるが北海道や愛媛など、普段は遠くでリモートワークしていてZoomビデオ会議でしか話したことが無い同僚も集まるようなので自分も参加することにした。
ちょうど3月1日からサムティ株式会社の株主優待の新会計年度分が受付開始され、専用の客室在庫が予約できるようになっていたのでありがたく使うことにした。東名阪エリアは宿泊費の高騰が激しく、これが取れなかったら行くのやめようと思っていた。遠方から来る他の同僚も、ホテル代の安い北関東の宿を押さえたり、友人宅に泊まったりと工夫しているようだ。
当日の移動は東海道新幹線が遅延していた。山陽新幹線の新岩国駅で接触事故があったとかなんとか。何それこわい。名古屋駅でEX予約で取った新幹線の発車を待っていたら、鳥山明氏の訃報が発表され、衝撃を受けた。僕ら80年代生まれの世代としては、手塚治虫よりも鳥山明の方が「漫画の神様」ポジションに近しいところがあり、喪失感が強い。
ちょろっとニュースを読んだり、Kindleストアで買って積読されている漫画作品をiPad miniで読むなどして待っていたら、定刻より15分遅れくらいで発車しますとアナウンスが流れた。午前中は2時間遅れてるって話だったのに。東海道新幹線のオペレーション凄いな。
久しぶりのセンターホテル東京は、外観は変わっていなかったが、アメニティはロビーで貰う方式になっていたり、客室内のシャワーヘッドが水圧の強いものに交換されたり、テレビも大きい壁掛けになったりと、様々なところがリニューアルされていた。隣り合ってるセブンイレブンが24時間営業から7:00~23:00営業に変更されていた点に人不足を感じた。
勤め先での懇親会は20:30頃にはお開きとなり、2次会に行く人々も居たが自分は行きたいビアバーの目星を付けていたので抜け出した。ビールはスーパードライでなくプレミアムモルツだったので、そこそこ飲んだ。
センターホテル東京の立地はちょうど日本橋エリアで、ホテルに荷物を預けてちょっと東に歩くと日本の金融街・兜町に着く。日本橋エリア幹線道路沿いは盛大に再開発が進んでいるものの、兜町の周辺は昔ながらのビジネスビルや小ぢんまりした居酒屋が多い印象だった。
というか行きたいビアバーがまじで分かり難い場所にあって、15分くらいうろうろ歩き回ってしまった。古民家のような物件をリノベーションして使っているのか、ニコちゃんマークみたいなロゴ無かったらビアバーと分からなかったぞ。
店に入ったのが21:30頃で、フードメニューのラストオーダーは22:00とのことだったため、IPAをパイントで1杯と、おでん4種+ソーセージ盛りというやつをお願いした。オムニポロはスウェーデンのクラフトビールブルワリーで、缶で何度か飲んだことがある。サワーエール(酸っぱいやつ)とかデザートビール(アイスクリームとかケーキみたいなやつ)など個性的なビールを多く醸造しているイメージがあり、あんまり自分の好みではないスタイルなのだが、このIPAは王道のアメリカ西海岸的な感じで美味しかったな。
カウンター席には常連っぽい姉さん、テーブル席はやはりというか、外国人観光客がかなり居た。この日は入店が遅くてゆっくり飲めなかったので、もう一度訪ねて次はカウンター席でゆっくり店員さんと話したい。
センターホテル東京は10:00がチェックアウト期限だったので、朝起きてから地上波テレビ番組で鳥山明氏の逝去とそれに伴う悲しみの声みたいなニュースを見ていた。尾田っちなどドラゴンボールチルドレンの反応を聞くと心にクるものがある。
ホテルを出てランチの約束まで時間があったので、再び兜町をうろうろした。投資を検討している株式会社ブシロードについて教えて貰おうと、ブシロード爆損投資家に声を掛けたのだが、振られてしまったので、コナミ感ある企業に勤めている友人とランチをすることにしていた。
兜町とえいば、やはり東京証券取引所でしょとミーハー丸出しで見に行った。休日で取引が無いからか、とくに警備員のような人の姿もなく、360度じっくり観察できた。しかし風が強く寒いため、この後はうろうろせず近くのカフェに入ってコーヒー飲みながら積読を解消して時間を潰すことに方針変更した。
毎年4月頃に19,000円分の食事券が届く株式会社ゼットンの株主優待が使用期限間近でまだ6,000円分余っていて、ちょっといいお値段のランチを2人でオーダーすれば使い切れそうだったため、ニホンバシ イチノイチノイチという店に行った。日本橋一丁目一番一号にあるからこういう店名らしい。何のひねりも無いが、地酒・天ぷらなどが楽しめるダイニングバーで、立地も考えると外国人観光客にウケそうだ。
予約なしと伝えるとテラス席のみ案内できると言われ、日本橋川を眺めながらの優雅なランチとなった。カプコンかぶを持っていたら爆益になっていること、金の現物投資も爆益になっているが金は最低5年保有しないと売却時の税金が高いこと(知らなかった)など、様々な情報を教えてもらった。もし金に投資するならETFでいいかなぁ。
カプコンは有力タイトルをSteamにも積極展開しているからか、利益成長が良いんだとか。ブシロードよりもカプコンの方が有望そう。カプコン投資検討するか……。あとゲーム業界の中の人であっても、3DSで買ってた大逆転裁判1・2をクリアする前に3DSがプラットフォームとして終了してしまい、再びSteamで買って積む行為をやってるようだから、外の人である俺がPS5を買ったまま積んでいるのも仕方ないことだと謎の安心感を得られた。
他の話題としては、新興SNSのBlueskyが平和だと言われた。X(旧Twitter)のオワコン化が激しいから、そろそろBlueskyやThreadsのアカウントくらいは作っていいのかも知れない。
ニホンバシ天麩羅御前という2,000円くらいのランチメニューとクラフトビールをそれぞれ1つずつ注文したら、会計はちょうど6,000円弱になり、「お釣り要らないです」と伝えて優待食事券を全て処理して貰えた。
店の外に出て友人と別れ、東京駅へテクテク歩きながら信号待ちの合間にエクスプレス予約で帰りの新幹線を予約した。S Work車両だと空いているから直前でも席が取れることが多いし、やはり便利なサービスだなとは思う。度重なるポイントプログラム改定や割引率の縮小などサービス改悪は許せないが。
「コンフォートホテル」ブランドなどでホテル事業を展開し、業績と株価がV字回復中の株式会社グリーンズから株主優待が届きました。優待を貰うのは通算で7回目です。
これまで自分の保有株式に対して宿泊割引券8,000円分(1泊4,000円まで利用可)だったのが、長期保有の増額などのルール改定が入りちょっと改善されて、宿泊割引券10,000円分(1泊5,000円まで利用可)が送られて来ました。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)終息からのリオープン & インバウンドで宿泊費が高騰している状況としては嬉しいですね。東京を筆頭とする都心部では1泊あたり1,000円増額された程度で高騰に全く追い付けていないですが……。それほど宿泊費が高騰していない地方都市で宿泊する分にはありがたいルール変更です。
1年前はヤマハ発動機株式会社の株主総会遠征で使ったものの、今年はもう株主総会遠征用のホテルは押さえてしまったので、何か別の機会で利用します。
業績も株価も奇跡のV字回復を果たし「まだまだアホールドっしょ~」と調子こいていたらNVIDIAのくしゃみで日本株全体がインフルエンザに罹りグリーンズも5%近く下げていました。半導体製造装置の銘柄が上がっても連動して上がっていなかったのにどうして……。
どうでもいいけどこの日の日経平均株価やTOPIXの下げ(2.19%~2.20%)と自分のポートフォリオ下落率が完全に一致だったので、個人が工夫してあれこれ投資してもマジでインデックス投資するのと大差無いのかも知れません。優待投資家からインデックス投資家に転身するか……(一生これ言ってる)。
第一報を知ったときは移動中だったこともあって、「あぁ亡くなったのか、大変なことだなぁ」くらいの受け止め方だったのに、数日経って結構ショックを受けている。あまりメディアに出る人でなかったためか、少年ジャンプ公式サイトに掲載された各氏からの追悼文を読んで人物像にリアリティを感じたのかも知れない。中でも尾田栄一郎氏の寄せた
漫画家に限らずあらゆる業界で活躍するクリエイター達の少年時代にドラゴンボール連載当時の興奮と感動が根付いているでしょう。その存在は、大樹です。
同じ舞台に立った僕ら世代の漫画家にとって鳥山作品は近づく程により大きな存在と気づかされました。怖いくらいに。でもまた、飄々としたご本人に会えるとただ嬉しい。僕らは血液レベルで鳥山先生が大好きだから。
が非常に刺さってしまい、すごく悲しくなった。そうか、血液レベルで刻まれた存在だったのか。
鳥山明氏の創造するコンテンツとは、
という関わりであった。
地方紙の中日新聞も地元の英雄だからか、連日アシスタント経験者や母校(一宮市の高校に通っていたそう)関係者にインタビューした記事が掲載されていて、『Dr.スランプ』や『DRAGON BALL』を毎週掲載しながら趣味のプラモデルやバイクにも全力で熱中していたらしい超人ぶりが窺えて、すごい人だったんだなぁと今さら感銘を受けている。
大体、週刊連載って過酷としか聞かないのに、アシスタント1人体制でずっと描いてたって一体どうなってるんだよ……。もちろん絵の密度は令和時代の現役作品の方が各段に上がっているのは間違いないけど、『DRAGON BALL』で手抜きしてるコマなんて見た記憶が無かったよ。沢山出ているなろう系コミカライズ作品なんて、原作もキャラ原案も作画と違う人なんてザラなのに、ストーリーとキャラクターを創りながらジャンプ黄金時代に毎週掲載していたのはあまりに偉業過ぎる。あと、鳥山明を知る人が、氏のことを全く誰一人悪く言わないのもすごい。元アシの人も「鳥山先生から怒られた経験が無い」って言ってるくらいだし。Dr.マシリトなんて記事が1つ出ると、必ず5対5で賞賛と悪口が付くのと真逆だよ。リアル聖人だったのか。
いやー。X(旧Twitter)でも色々な漫画家の人が反応しているのを見て「鳥山明っていうひとつの時代が終わったんだなぁ」と、思ったよりショックを受けてしまった。集英社から見たら社葬を大々的に行ってもいいくらいの功労者だと考えられるけど、ご本人や家族の方はあまりやって欲しくない意向なのかね。清須市とか名古屋市で執り行われるなら参列したい。
あらためて思ったのは、ただのセガファンだけど任天堂株式会社の定時株主総会へ行って生の宮本茂氏が動いて喋るところを見られたのは本当に良かったな。比較的メディアにも露出する人だけど、やっぱり対面で見ておくのは大事だ。ゲームプログラマーとして本気で尊敬している岩田聡さんが社長だった時に株主総会へ参加する発想が自分には無かったのが悔やまれる。まぁ当時は任天堂の株を1単元持つことなんて遠すぎて無理だったんだけど。
現人神を生で見られる機会があるなら、行くべきなんだよ。これまでの人生で漫画家のサイン会などを意識したことが無かったんだけど、チェックしてみようかなぁ。
1年前に初めて参加した、一般NISA口座で株式を保有しているヤマハ発動機株式会社の定時株主総会に、今年も参加することにした。
いわゆる「岸田NISA」として免税期間が無期限化して改善される前のNISA制度で株式を持っていて、保有期限5年を迎えるため手放す予定で、参加できる機会も今年が最後である。代表的な円安メリット銘柄で、優待もあっていい会社なんだけども。
ヤマハ発動機の株主総会は自家用車での来場OK(もちろんバイクでの来場もOK)であると去年知ったため、交通手段をどうするか迷ったが、この日は3月とは思えぬ寒波の到来で風が強く、長時間の運転に自信が無かったので新幹線で行くことにした。名鉄は午後に強風による停電だか何だかで空港線が止まっていて散々な天候だったようだ。
新幹線乗車中は、ちょうどアニメ化で盛り上がっていた『葬送のフリーレン』の一級魔法使い試験編にあたる、原作コミック5~7巻くらいを読み返していた。やっぱり原作だと数コマで終わってたフェルンvsエーレ戦の飽和攻撃や、ダンジョン探索中に遭遇したガーゴイル戦における各魔法使いの見せ場とか、アニメだとめちゃくちゃに盛られてたのを再確認できた。
大魔法使いゼーリエって『チェンソーマン』姫パイと同じ声の人だからフリーレンのアニメ版でも身体がむちむちになったのかと僕は勘違いしていたけど、原作でも割とむちっとしていたわ。「太ももふっと……」と思いながら読んでた。ゼーリエの声、長命種エルフならではの、時間経過への無感心さや超然とした感じが、フリーレン同様に見事な表現だったなぁ~。やはりこの作品はアニメ版が「完全版」仕様だな……。「円盤になると完全版仕様となって謎の光が消えます」とかいうけしからん商売をやってる作品は見習うように。
新幹線を掛川駅で降りて、宿泊予約をしていた掛川ステーションホテル2に向かい、チェックイン手続きをする。受付で説明されて知ったのだけど、ちょうど2024年1月から駐車場が無料サービスから有料サービスに変わっていたんだそうな。鉄道移動で来たから要りませんと伝える。
最初は浜松エリアの方が何かと便利だから、今年も浜松で宿確保しようと考えていたのだけど、どうにも宿泊費の高騰が激しくて、やっぱりGoToトラベルだか全国旅行支援だかって意味不明な施策をやってた頃の価格はバグった安さだったんだな……と別エリアで探したら、このホテルに行き付いた。2泊7,000円(税込)に相応しいパッとしなさというか、昭和のラブホテルですって言われたら信じそうなネオンのセンス。フロント前に漫画レンタルコーナー(無料)があって、『HUNTER×HUNTER』や『鋼の錬金術師』が全巻揃っていた。借りなかった。
朝からカップ麺ひとつ食べただけでお腹ペコペコだったので、適当に駅前で軽く食べられそうな店を探し、喜八屋なるラーメン屋を見つけて適当に入る。
食券機で1番安い中華そば680円を選んで注文した。まったく期待していなかったら、懐かしい感じのラーメンが出て来て、チャーシューもトロトロで非常に美味しかった。こういうのでいいんだよ。
夜に行こうと計画していたビアパブの開店まで時間があって、「掛川って来るの初めてじゃないし、掛川城は前に見たんだよな~」とうろうろしていたら、ステンドグラス美術館なる建物を発見したので立ち寄ってみる。au PAYかPayPayで入館料が支払えますって言われてびっくりした。現金ばっかり要求してくる全国の著名なお城やお寺・神社の拝観料も見習ってくれ。
どうもこの施設はイギリスの教会が閉じられる時に処分される予定だった宗教画のステンドグラスを好事家(どう考えても富豪)がコレクションしていたのを自治体に寄贈して建てられた美術館のようだ。僕はキリスト教への信仰も持っていないし、宗教への教養も持ち合わせていないため、最初は「綺麗だな~」と眺めていたものの30分くらいで急速に興味が無くなってしまった。文化施設を楽しむ才能が無さ過ぎる。
ただ外が強風で本当に寒かったこともあって、施設内写真撮影OKだしと何枚かパシャパシャ撮って、ビアパブ開店時間まで滞在した。ステンドグラスそのものは西日を浴びて綺麗だったので、興味を持った人は行ってみるといいですよ。
開店時間となり、過去に行ったことのあるBUCKET HEREへ入った。1~2年ぶりくらいの気持ちで行ったのだが、日記を読み返したら2019年12月以来の訪問で、4年3ヶ月ぶりだった。コロナ禍を挟んでからの時間の流れバグってない?
スモーク3種盛りセット980円っていうの注文したら、うずら卵とハムとナッツが1人で食い切れない量で出て来て、掛川はインフレに取り残された街なのだろうかとビビる。しかしこの日は調子にのって、パイントグラスで4杯(ビール飲まない人への説明用で書くと2リットル)を飲んでしまい、会計が掛川ステーションホテル2の宿泊費を超えてしまった。
株主総会に備えて前乗りするも飲み過ぎて二日酔いとなるパターン(任天堂の時がそうだった)はもういい歳のおじさんだからやめようと早めに切り上げて、21時くらいにはホテルに帰って就寝した。えらい。
一般NISA口座で株式を保有中(今年中に売却予定)の、ヤマハ発動機株式会社の第89期定時株主総会へ行ってきた。前日に掛川入りしていた事もあって、余裕をもって最寄駅である御厨駅に到着した。
1年ぶりにこのエリアまで来たけど、相変わらずNTNやヤマハのクソデカ工場と社宅ばっかりあって、商業施設がほとんど無い。しかし、ちゃんと工場の従業員用駐車場を注目して見ると、ちゃんと二輪車用スペースがあるのがバイクの街って感じがする。
ちょっと早く着き過ぎてしまい、この日も外は強風で寒いので受付前で待たせてもらい、定刻になって受付をしてもらった。
開会まで1時間あるため、会場であるコミュニケーションプラザを今年も見学した。ちゃんと2024年モデルも展示されていて、アップデートされているんだなと感心した。バイクのこと何もわからないが。
トヨタ車であるセリカ GT-FOURの搭載エンジンとか、ヤマハ発動機の誇るマリン事業の船外機エンジンも剥き出し状態で展示されていて、面白かった。今後は水素エンジンやバッテリーに置き換わって行くのかねぇ。
1年前は「世界に誇る企業の一つなのに、こんなに参加者が少ないの?」って寂しい印象であったが、今年の株主総会はかなり盛況であった。株式分割や新しいNISA(岸田NISA)により、個人投資家が買い易くなったことも影響してそうだ。若い人も増えてた気がする。
荒れがちだった昨年と比べると今年はかなりちゃんとした投資家目線の質問が多く、なるほどと勉強になるやり取りが沢山あった。社長の日高祥博氏、質疑応答での回答も明快で分かり易く、やり手の経営者だなぁと感心したのだった。社長自身の回答と担当執行役員へ答えさせるところの進行ぶりなど、上場他社でもヤマハ発動機の株主総会は見習うべき点が多いと思われる。
日経新聞で報じられているように次の中期経営計画で売上高3兆円を視野に入れるといった強気の発言もあって、「一般NISAの保有期限が来なきゃずっと長期保有したい会社だなぁ」と残念である。会社側の目安としている配当性向40%だし、このまま売上と利益が伸びれば増配もあるよねぇ。
会場のコミュニケーションプラザをぶらぶらしていると二輪車免許が欲しくなってしまうため、総会終了後はさっさと退館することにした。
JR磐田駅近くの美容院兼ホットドッグ屋兼ビアバーという個性的なお店であるTYUに今年も立ち寄った。昼過ぎということもあり、インスタ映えするホットドッグを求めてJKが数グループ居る程度で、空いていた。
昨年注文したホットドッグのオリジナルは売り切れって言われたので、キノコクリーム系ホットドッグのポパイってやつを注文し、タップ繋がっている志賀高原ビールのIPAを飲みながら、外のメイン通りを歩く会社員や学生を眺めて幸せな気分に浸った。ヤマハ発動機の株主総会参加者アンケートで職業欄に「会社員」をチェックして提出したのを、いつか「無職」でチェックしてぇ~~~としみじみ考えてしまった。
磐田から掛川までJR在来線で戻り、ホテルで選抜高校野球の中継をちょろっと見て時間を潰し、夜は行ったことの無いお店を開拓しようかなと近辺をぶらぶらする。
Funny farmなる、どう考えても女子に大人気っぽいカフェにおじさん1人で入るか迷うも、クラフトビールが飲めるみたいだからという誘惑に負けて入店した。
お昼は野菜ビュッフェで夜はサラダ・ピザが中心という構成の、とてつもなく女子会向けの店だった。まぁビール飲めるならいいかと適当に店員さんにつまみにおすすめありますかって聞いて本日のポテトサラダとか盛り合わせとか数種類注文したら、お洒落の大洪水みたいなやつが出て来て困惑した。サラダはとてもおいしかった。
さすがに前日のエンゲル係数が高すぎて反省し、ビール2杯で切り上げて会計4,000円弱に抑え、ホテルに戻った。えらい。
この日は宿泊客が前日よりも多かったのか、昔のビジネスホテルで遭遇しがちだった現象「近くの部屋でシャワーを使い始めると自室のシャワーも水圧や温度が下がる」を体験した。こんなホテルはもう絶滅したと思っていたぞ。
カードキーじゃなくて外出時はフロントに預けるタイプの鍵も、地方の温泉宿ではまだあるけど、ビジネスホテルではかなり珍しくなってきている気がする。ファミコンカセットみたいなロゴが愛嬌あってかわいい。
半ば予想されていたことではあったが、やはりSBI証券でクレカ積立するプラチナプリファードの還元率が大幅に下がることが発表されてしまった。さすがにカードの年間利用額(しかもクレカ積立を含まない純粋なショッピング利用)で500万円は使わないなぁ……。というかショッピング枠が500万円もある人って居るのか? なんちゃってプラチナカードだからプラチナプリファード利用者の中にリアル富豪なんておらんと思って使っていたのだが。
Visaのタッチ決済やETCカードは便利なので、ゴールドカードに切り替えて継続しようかなぁとも考えたがプラチナプリファードからのお切替えは初年度年会費無料の対象となりませんとあって、これはナシ。
セディナから三井住友カードに切り替わったJR東海エクスプレス・カードか、Amazon Prime Mastercardをメインカードに変えようかなと考えるも、これらのカードも、エクスプレス・カードの方はコンビニ還元が無いしAmazonの方はクレカ積立に選べなかったりと、それぞれ使い分けが必要でイマイチなんだよな。2023年のクレジットカード構成のうち、スギグループカードはリストラしたけどセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは残してるから、持ち歩かないエクスプレス・カードでクレカ積立をやって、セゾンアメックスを外で使うメインカードにしようかなぁ。空港ラウンジの無料利用が回数制限になったと話題になってたけど別に空港ラウンジなんか自分は使わんし。
ひとまず2024年10月まではクレカ積立の還元率5%は継続されるようなので、それまでに何かしら代替策を考えよう。ポイントに釣られてメインカードを変更するとろくなことにならん。ポイ活やめてぇ……。
長く株価低迷が続いている株式会社ブシロード(7803)を安値で拾おうとSBI証券口座に入金したものの、トレーディングカードゲームやプロレスの事は何も興味がない上に、2023年から続く東証グロース市場の地合い悪さが怖くなり、買い注文を引っ込めて、5ヶ月前の2023年10月に買ったオカダアイヨン株式会社に続き、「アレ」で株価が上がるはホンマやで! 今から間に合う「阪神V関連」14銘柄で紹介されていて知ったAREホールディングス株式会社(5857)に投資することにした。
AREホールディングスは3月末の配当を狙ってしばらく指値注文していたが、残念ながら権利確定日まで注文が刺さらなかったため、権利落ち日であるこの日に語呂の良さだけで1,919(イクイク)円で注文入れていたら1,000株全てが約定した。
この会社、もともとは「アサヒホールディングス」って名前だったのが、神戸経済ニュースによるとアサヒビールの会社と被るのが嫌で名称変更されてAREになったようだ。その心意気やよし。アサヒより"アレ"の方が縁起いいね。
貴金属リサイクルのアサヒホールディングス(5857)は27日、6月20日に開催する定時株主総会での承認を前提に、7月1日付で「AREホールディングス」に商号変更すると発表した。AREのAはアサヒ(Asahi)、Rは資源(Resources)、Eは環境(Environment)から頭文字を取り、事業内容を会社名に盛り込むのが目的としている。
1952年に朝日化学研究所として創業し、写真定着液から銀をリサイクルする事業が祖業だ。上場会社としては現在の子会社であるアサヒプリテックとしての歴史もある。ただ2009年に持ち株会社であるアサヒHDが上場会社になると、11年にアサヒビールを商号変更したアサヒグループホールディングス(2502)との間で、投資家などの一部が混同する場面が増えた。
関西企業で「ARE」といえば、連想するのはプロ野球・阪神タイガース。岡田彰布監督がめざす優勝を指して「アレ」と呼ぶと、球団が23年のスローガンを「Aim! Respect! Empower!」(明確な目標、野球に敬い、パワーアップ)として、AREの頭文字が目立たせるロゴを作った。アサヒHDによると、新商号は東京で検討した。阪神と重なったのは「まったくの偶然だが、話題になるならうれしい」(広報・IR担当者)という。
AREホールディングスの業績面では、売上が拡大しているものの利益率が低下している点は気になっているが、配当は維持する方針をトップが明言しているので、しばらく持ってみようと考えている。貴金属リサイクルが主力の会社で、僕はずっとリスク分散のために金・パラジウム・アルミといったコモディティETFを持ちたいと考えながら分配金が出ず手数料だけかかることに納得行かずいつまで経っても買えないため、いっそ配当金の出るコモディティ事業会社の株式を持ってみようと投資を決めた。こんなアレな理由で投資先を決めていいのだろうか。
阪神タイガース関連銘柄(要出典)の一角であるタイガースポリマー株式会社(4231)は残念ながら保有していないが、2024年はオカダとアレの2本をしっかりホールドして行きたい。タイガースも増配がすごいため機会があれば保有したいとは考えている。なお阪神タイガースの現役選手は1人も知らない模様。まぁ本当の虎ファンは阪急阪神HDの株式を保有して、株主総会に乗り込んで球団運営に文句を言いに行くもんな。
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