東海道新幹線は愛知県清須市の雨量計が規制値に達し、三河安城(愛知県安城市)―岐阜羽島(岐阜県羽島市)間で運転を一時、見合わせた。JR東海道線や中央線などのほか、名鉄も名古屋本線の金山(名古屋市)―名鉄一宮(愛知県一宮市)間や津島線などで一時、運行を見合わせた。
局地的な豪雨と雷に伴う交通機関のマヒによって帰宅できなかった。
ハッキリ言って思い出したくもないのだが、やっぱり記録と振り返りは大事だなと思い直したので書いておくことにした。
前の大雨ってどんなだったかなと過去の日記を探してみたところ2008年にひどい雨があったようだ。この時は名古屋の藤が丘に住んでいたのか。
会社規則ではコアタイムを勤務したから帰っても良かった時間帯である。この時に帰ってしまう選択を取ることが疑いようもなく最善であった(実際に帰り始めた人は職場で数人は居た)のだが、それなりに仕事も残っていたために俺は居残ってしまったのだった。
名駅エリアの雨もガチでヤバイ勢いになり始める。
オフィスが入居しているのは立派な高層ビルであるため雨音は全く聞こえないものの、雷が連発で落ちていて終末感があった。窓の外を見ると交差点が川と呼べるレベルで冠水していた。
この日は何人か東京に出張している人も居たが、彼ら彼女らは18:00頃には品川駅へ向かったようで、かなり賢明な判断だったと言える。4時間近く速度を落とした新幹線に乗車したものの何とか名古屋に着いたと言っていた。もう少し判断が遅ければ、宿泊施設として出された新幹線車両で一夜を明かすことになったのだろう(鉄オタなら嬉しいかも知れないが一般的な感覚では嬉しくない)。
名駅エリアでは雨も小康状態となり、道路の水もほぼ捌けたタイミングであった。
情強な俺は雨雲ズームレーダーやTwitter検索を駆使し、「どうやら名駅から金山駅の間はJRも名鉄も不通だが、今のうちに地下鉄で金山駅まで行けば、そこから先は動いているから帰れそうだぞ!」と、情報の裏付けもなく会社を出発したのだった。この時点で名駅は地獄絵図となっていたようである。「ふっ、馬鹿め!」と俺は自信満々に名駅から離れて行くのだった。
地下鉄の東山線と名城線を乗り継いで金山エリアへ向かうまでは、普段よりも少し乗客が多いかなといった印象だった。
後から知った情報だが、この時に金山エリアではなく熱田神宮エリアへ向かっていれば帰られる可能性があったようだ。全く思い浮かばなかった。無念である。
残念ながら金山駅からはJRか名鉄で帰宅可能という当ては外れ、改札が入場規制されていてどうにもならない状況だった。
ただ、この頃は余裕があって、山ちゃんの看板を写真に撮って「幻のポケモンGETだぜ!」などと言っていたくらいである(これは幻の手羽先と幻のポケモンをかけた高度なギャグ)。
とりあえず酒でも飲んで時間を潰せば電車も動き出すだろうと何軒か回ってみる。山ちゃんのカウンター席は喫煙席しか空いていなかったのでやめることにして、アスナル金山という商業施設の2Fにあるシャレオツなナポリピッツァの店でビールを飲むことにした。
俺に限らずこの時間帯は楽観的に考えていた人が多く、入った店のテラス席では「どうせ電車止まってるし動き始めるまで赤ワインでも飲もうぜウェーイwww」みたいな会社の集団が盛り上がっており、俺も釣られてテンション上がっていた。
やはりというか、ポケモンGOのルアーモジュール(使った周辺座標でポケモンが多く出現するようになるアイテム)を使った人が居たらしく、楽しく大量のポケモンを捕まえながらビールを飲んでいたのだった。
Twitterで検索しても「まだ改札が入場規制されてて人増えてるwww」「コミケかよwww」といった悲観的な情報しか出て来なく、さすがにこれはおかしいぞと焦り始めて、会計を済ませて店を出る。
金山駅構内は怒号交じりの異様な雰囲気になっており、そもそも人が減るどころか、さらに膨れ上がっているのだった。何時間も待っている人も多いのか、駅から近い順に、
と、駅に近付けば近付くほどリオデジャネイロの並みの治安状況なのであった。
ひとまず駅出口のタクシー乗り場も覗いてみるが、長蛇の列だった。スチールドラゴン乗り場かよ。
電車が運転再開という情報もあったのだが、相変わらず改札への通過が規制されていたのと、怒り狂う人たちにウンザリして、帰るのは諦めることにしたのだった。
さすがに野宿は嫌だし、居酒屋で飲み明かすと翌日は出勤でなく有休を取って始発で帰るコースになりそうだし、まずは泊まるところを探してみることに。
自分が宿泊先を探す決定をしてみて分かったのだけど、早々に帰ることに見切りを付けた人達によって、駅からごく近い
といった比較的低料金な施設は抑えられてしまっているのだった。何事も決断の早さは大事だね……。
街を徘徊するゾンビのようになった俺は何軒かビジネスホテルを見付けてはフロントと交渉し、ようやく当日キャンセルの空き部屋を見付けた「ビジネスホテルなかやま」というホテルに当日素泊まり5,000円で泊めてもらうことになったのだった。「かなやま」でなく「なかやま」なのが分かりにくい。
かなりボロ宿で「火事や地震が起きたら助からないな」というレベルだったのだが、正直エアコンのある部屋でシャワーが浴びられるだけでありがたく、歩き回った疲れもあってすぐに寝てしまったのだった。フロントの女将さんは親切で助かった。
もうゲリラ豪雨やめて欲しいです。
アメリカのポスト・ブラックメタルバンドKralliceの初となるライブツアー(来日が初でなく、バンドとしてツアーをする事自体が初らしい)へ行ってきた。
チケットは前売り3,500円で、大阪公演は4,000円、東京公演は4,500円と地域格差がチケット価格にも反映された珍しいものだった。
格安チケットでのパターンで今回も御多分に漏れず、メインのKralliceを見るまでに前座として3バンド見なければならないと事前情報で分かっていたため、開演時間の19:00では会場へ向かわず、栄で開催されていたWORLD BEER SUMMIT 2016へ会社の人達と行って楽しく過ごしていた。
ドイツやベルギーのみならず、アメリカ西海岸のブルワリーも出店しており、意外と名前負けのしないビールクズイベントに仕上がっていた。やはりホップの強烈に聞いたアメリカンIPAは美味しい。
20:30を過ぎて酔いも回った塩梅の頃になって、会場である今池HUCK FINNへ移動。21:00過ぎにチケットをもぎって貰って入ったら、ちょうど最後のKralliceメンバーが楽器のセッティングをしているところなのだった。やったぜ。
入場時の1ドリンクで一番搾りをプラカップで注文して(まだ飲むのかという感じだったが)後ろの方で眺めていた。150-200人も入ったら埋まる小さいハコながら、まずまず入っている印象であった。逆に言うと東京より1,000円安く設定してもこんなもんなのか……。
Kralliceの出番は1時間強で、もともと1曲が長尺なバンドであるため、持ち時間がとても短く感じられた。思想的にブラックメタル要素は皆無で、演奏面の特徴であるトレモロリフとブラストビートを抜き出して過剰演出したような音楽性であるため、ひたすら高密度な音の中を泳いでいるような感覚だった。正直ビールクズサミットで飲み過ぎていた感は否めない。
見たかったバンドだけシュッと見てシュッと帰ることには成功して、良かったんじゃないかと思う。チケット代が倍でも良いからメインアクトだけ長く見たい。
ようやく重い腰を上げてふるさと納税をやってみることにしました。
やることってふるさとチョイスで納税したい自治体を選んで、あとは自動表示されるYahoo!公金支払いを経由すれば全部クレジットカードだけで完了するんですね。こんな簡単だったのか。
後はワンストップ特例制度の用紙が来たら記入して返さないといけないのかな。やっぱり面倒くせぇ……。
以下のようになりました。
申し込んで2日後である本日に、富士河口湖町からの返礼品が早速届きました。
こんなに早く来るとは思っていなかったため困惑しています。しっかりクール宅急便で届けてくれたため、冷やしておくしかありません。来年からは届く時期を分散させるように考えます……。冷蔵庫がパンパンだぜ。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
▼ 源義朝 [昨日は学生のころの豪雨を思い出して、 危なかったので早めに逃げたんだけど、 その時間で既に名古屋からの電車が来れなく..]
▼ 雷悶 [ほほー、そんなピンポイントの臨時列車が。やっぱり行動の早さは大事ですね。もたもたしてたら機会を逃すわ。]