2018年は東名阪と回ったフィンランド出身バンドのお祭り「Suomi Feast」、今回の2019年はあらかじめ東京・赤羽で新しくオープンするライブハウスで2 daysのみがアナウンスされていたが、クラウドファンディングによって「Suomi Feast 2019 EVE」いわゆる前夜祭が大阪で開催される事が決まった。
この前夜祭、今回のSuomi Feastでヘッドライナーを務めるBeast In Blackのみが出演するとあって、2018ではBeast In Blackの出番までに出演バンドの多さに疲れてしまった自分としては願ったりかなったり。
出演バンドが絞られる関係か、チケットもフェス本編よりお安い7,500円 + 当日ドリンク代600円だった。
今回の会場は、初めて行った梅田Zeelaというところ。比較的新しい印象だったので、もしかして出来たばかり? 場所はいわゆる東梅田エリアで、梅田CLUB QUATTROや梅田Banana Hallなどの近く。
僕は仕事を15:00過ぎに切り上げて新幹線で大阪に移動し、ライブ会場の隣り大阪東急REIホテルに宿を取って荷物を預け、開場時間ちょうどくらいに入場した。地下にあるライブハウスゆえ携帯電話の電波は良好と言えないが、後発のハコらしく、ちゃんとWi-Fiスポットも開放されていて自由に利用できた。ドリンクチケットはキリンラガーの缶ビールと交換した。
このところ、いわゆる「メタルTシャツ」はあまり買わない僕だが、今回は前夜祭のため大阪まで来てくれたBeast In Blackに感謝の気持ちを込めて、4,000円のクソダサTシャツを購入し、その場で着替えて会場入りしたのだった。
キャパは300人弱の小さなライブハウスで、前売券が完売したとあって、ぎっしり埋まっていた。
オープニングアクトが終了し、お待ちかねのBeast In Blackは19:30を過ぎた辺りから登場。前回のSuomi Feast 2018では、まだアルバム1枚しかリリースしていないことや、複数バンド出演の中での出番だったため、持ち時間50分程度しか無かったのだけど、今回は最新作を含むアルバム2枚からほとんどの曲を組み込む充実のセットリストでした。そういえば、出番前にJudas PriestのNight Crawlerが流れなかったので、今はあの演出はやっていないのかな。
セットリストは、本編とアンコールの区切りなく充実の全18曲という構成で、フェス形式となる東京公演よりも実質単独公演となった大阪公演の方が多く演奏されたようだ。いやー、見に来て良かったな。
ポップなシンセサイザーで聴き易いかつヘヴィメタル然とした楽曲とステージングで、日本で今後さらに人気が高まるのは確実でしょう。
次回は単独ツアーとして名古屋も回ってくれると嬉しいですね。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)