2008-08-02に購入したASUS Eee PC901が、毎日持ち歩きながら使い続けて、ちょうど丸3年目に突入する節目となった。
これまで
などの手を入れつつ便利に使って来たのだが、元々プライマリドライブのSSDが容量8GBと心許なく、システムアップデート等の繰り返しで、先日遂に空き容量が500MBを下回ってしまい、動作のもたつきに悩まされるようになった。
現行世代のネットブックや、もう少し高級なモバイルノート(VAIO Xなど)に買い替えてしまうのも手だけど、持ち運び易さが気に入っているEee PC901を、このまま出来るだけ長く使いたい気持ちも強くある。
ここは思い切ってSSDを高速大容量タイプのものと交換してしまうことに決めた。
Eee PCユーザであれば、何はなくとも集合知の結晶たる、まとめWikiを参考にしなければならない。
これから買うならSATA接続のロングタイプがオススメ。
PATAよりも速く、プライマリSlaveとして認識されるので普通にDVDリカバリしてもこれがシステム(C:)ドライブになる。
ロングタイプ(70mm)としては、RunCoreブランドのSSDが、安定動作報告が多く人気商品のようである。BuffaloのSSDも定番商品らしいが遅いとある。
調べてみると輸入代行オンラインショップがあり、Eee PCやThinkPad、MacBookなどのノートブランド別に最適なSSDを案内してくれていたので、ここで注文した。ちなみに注文時の情報入力はHTTPSが用意されていないので怖かったが、代金引換で決済した。
128GBの製品が最も高速と評判なのだが、43,800円と性能相応の値段で手が出せない。FirefoxとTwitterクライアントの利用が中心の自分の使い方であれば、一番手頃な32GBで十分だろうと、こちらに決めた。2010-07現在、14,800円だった。
まずはまとめWikiにある通り、最新のBIOSにアップデートしておく。ASUSの製品はアップデートがとても簡単に出来る仕組みになっていて、僕のようなヘタレにはとても有り難い。
裏面のフタを空けて、ロング側のSSDをネジの固定を外して取り出し、新しいものを挿し込む。購入したRunCoreのSSDはサイズがぴったりで簡単だった。
起動してF2キー連打でBIOSメニューを起動して、SSDが認識されていることを確認する。あとはシステムブートの優先度を外付けの光学ドライブを上にしておいて、Eee PCの製品箱に一緒に入っていたサポートDVDから起動してやり、OSリカバリを実行する。
もの凄くサクサクと動作するようになり*1容量面の心配もほぼ無くなったこと、また換装作業そのものは余り難易度が高くないこともあり、15,000円弱の出費でここまで快適になるのなら、もう少し早くチャレンジしておけば良かったと思ったくらいである。お陰でこのマシンもあと2年くらいは、主力として持ち歩いてバリバリと活用できそう。
余談だけど僕は実はWinXPってこれ1台しか所有していなくて、OSリカバリも初めてやってみたので、結構貴重な経験となった。
*1 もちろん、OSがまだクリーンな状態だから速く動作している面はある。
予定が朝から1日空いている日だったので、これまでの開催でも何度か行こうと思っては都合が付かず、見送ってしまっていたオープンソースカンファレンスの2010 Nagoyaへ行って来ました。
タイムテーブルから自分の見たいセミナーのコマを選ぶ形式*1のカンファレンスには初めて参加したので、何となく全コマ選択しました。ほんとは空きコマを作って展示ブースなんかも見る方が良いのかな。以下のやつを聞いて来ました。
なるべくセミナーの終わりには質問しよう! と意気込んでいたのだけど少ししかできませんでした。
以下は、プレゼンが巧くて分かり易いなーと思ったセミナーの覚え書き。
web.pyとweb2pyは名前が似ているけど全然別物みたい。
Pythonのライブラリって名前がややこしいものがちょくちょくありますよね。hgsvnとhgsubversionとか、標準ライブラリでもurllibとurllib2とか。
時間配分とか凄く上手なセミナーでした。
たくさんの人が見に来ていて、やはり注目度の高いセミナーでした。
*1 マルチトラック形式っていうのかな?
Subversionで管理されているプロジェクトのソースコードからMercurialでブランチを切って、変更を追いかけながらブランチを育てて、気に入らなかったら捨てたり、採用できそうだったら変更をSubversion側にプッシュしたりしたい時の図を描いてみた。
hgsvnをインストールする。新しいバージョンのものを使った方が良いので、OSで用意されたパッケージマネージャではなく、easy_installから入れる。hgimportsvn, hgpullsvn, hgpushsvnという名前のスクリプトがコマンドラインから使えるようになる。
$ easy_install hgsvn
図に赤い線で描いた部分に相当する。ここではSubversionとの同期用リポジトリをmaster、開発用ブランチ(リポジトリ)をdevelというディレクトリで管理する。
まずインポートする。
$ hgimportsvn file:///path/to/repo/trunk master
masterは、Mercurialリポジトリであると同時に、まんまSubversionの作業コピーでもあるのだけど、.svn/などの存在は最初から無視リストとして管理してくれるので、Mercurial側からは意識しなくて良いようになっている。
最初は空っぽなのでhgpullsvnでSubversion側のチェンジセットを全て持ってくる。
$ cd master $ hgpullsvn
ここから自分用の開発を進めるためのブランチを切る。
$ cd .. $ hg clone master devel
これで準備は完了。後は青い線で描いたところが日常的な作業になる。
ここではひたすらコミットしたり、
$ hg commit
master側にSubversionの変更を同期していたら、取り込んだり、
$ hg incoming $ hg pull $ hg update
良い感じに仕上がったらmasterにプッシュを行う。
$ hg push
develからの更新を反映したり、
$ hg update
Subversion側の変更を取り込んだり、
$ hgpullsvn
両者から変更があったときは、headが複数になるのでマージする。
$ hg heads $ hg merge
極まれに衝突するので、編集してコミットする。
$ hg resolve -m file $ hg commit
気に入った成果が出来上がったら、Mercurialのチェンジセットを1つにまとめてしまうオプションでhgpushsvnを実行すると、Subversionのリビジョン番号が1つしか増えないので良い感じである。-eオプションを付けるとエディタが起動してコミットメッセージを編集できる。utf-8どうのこうので怒られるときは日本語メッセージを消してしまうと良いかも。
$ hgpushsvn -c -e
このとき、Subversionリポジトリでsvn:keywordsによる自動置換をしていると、その変更が反映されるので、masterでもすぐにコミットしてdevelに取り込んでもらう必要がある。
$ hg commit
出来がイマイチで気に入らないときは、hgpushsvnせずにmasterごと綺麗さっぱり消してしまえば、Subversionリポジトリには跡が一切残らないので、気軽にオレオレブランチできる。
$ rm -rf master
ここではSubversionリポジトリに自由なタイミングでpush, pullできる前提で書いているので、もっと厳密にSubversionメインラインとの差分管理を行いたい場合はRebaseとトピックブランチ: プログラマの思索を参考にすると良いかも。
Cacooというサービスを使って描いてみました。使い易いので皆も使おう!
今日はお盆前後ということでお休みを頂戴していたのだけど、朝から脳が溶けそうなくらいに暑い。部屋でパソコンに向かうとか自殺行為としか言いようが無い。
ので、涼を求めてマンガ喫茶へ行ってだらだらと過ごすことにした。とは言え、盆明けなのでジャンプやマガジンも前号が合併号で、新しいものが発売されていない。せっかく時間もあることだし、周りで面白いと評している人が多い『鋼の錬金術師』というマンガを読むことにした。
面白くて終盤の25巻まで一気に読んでしまったのだけど、家族とか戦争とか民族対立とか、最初にイメージしていたよりもずっと重々しいテーマを扱っているのだった。「ガンガンで連載してるんだから子供向けの健全マンガだろ!」とか先入観を抱いててすみませんでした。
小気味よく伏線を消化しながら話が進むし、アクションシーンも強さが数値化されたり能力の相性が云々といった昨今の流行りとは異なって、直球ど真ん中で、かえって新鮮な印象を受ける。戦闘のコマ割りがスピード感抜群でかっこいい!
最終巻(27巻?)は11月に出るそうなので、その時までネタバレ情報を避けて生きようと思います。
MySQLで、こういう定義のテーブルを、
+-------------+----------+ | Field | Type | +-------------+----------+ | id | char(4) | | insert_date | char(8) | | update_date | char(8) | +-------------+----------+
こう変更したい。
+-------------+----------+ | Field | Type | +-------------+----------+ | id | char(4) | | add_column1 | char(1) | | add_column2 | char(2) | | add_column3 | char(3) | | insert_date | char(8) | | update_date | char(8) | +-------------+----------+
カラム「id」の直後に複数のカラムを追加したい時って、ALTER TABLE文で出来たんだっけ? と思って調べた。
こんな感じで出来た。
ALTER TABLE tbl_name ADD add_column1 CHAR(1) AFTER id, ADD add_column2 CHAR(1) AFTER add_column1, ADD add_column3 CHAR(1) AFTER add_column2;
当たり前の話だけど、クエリの実行は1回にまとめてしまった方が速く済むようだ。1カラム追加ごとに毎回実行してはいけない。
環境や設定によりけりだけども、700万レコード持っててインデックスもあちこちに設定してあるテーブル定義の変更がALTER TABLE文1回なら20分程度で完了した。
今月でイーモバイルの長期契約割引「にねん」は終わり。次のモバイルデータ通信手段としてUQ WiMAXも検討してみたけど、まだまだエリアが厳しいという感じだったので、このままイーモバイルを継続利用することに。
来月からは「ベーシック」という月額5,980円のプランに自動移行となる。しばらくは使い続ける予定なので、カスタマーセンターへ電話して割引サービスについて確認した。
イーモバイルの割引サービスに記載されている通りなんだけど、
再び2年の長期契約は、一方的な帯域制限の変更もあったし、リスクが高いかなぁと思って年とく割2を申し込んだ。2010-09から適用してくれるとのこと。
しばらくは、モバイルのデータ通信手段は、イーモバイル + ワイヤレスゲート(ヨドバシカメラオリジナルプラン)で過ごしてみる。ちなみにワイヤレスゲートは新幹線だと接続切れない、マクドナルドだと速度がすこぶる速い、と安い割に使えるサービスだった。
来年の今頃は、UQ WiMAXはじめ、他のデータ通信手段の選択肢が充実していると良いなぁ。
アップルのオンラインストアで注文していたiPadのWi-Fiモデル(16GB)が届いた。
早速、iPad管理用途で準備していたMac miniでセットアップし、幾つかアプリを入れてみた。
せっかくだから、手持ちのPDFでも入れてみようと思って、真っ先に思いついたのがWEB+DB PRESS総集編だった。「過去の号が全部入ってるなんてお得! 買うしかない!」と思って買ってみたものの、PDFなんて読めたもんじゃないと本棚の肥やしになっている人も多いだろう。僕もその一人である。
CloudReadersというアプリをインストールしてから、iTunesのiPadメニュー経由で、WEB+DB PRESS総集編のCD-RのPDFを適当に入れて同期転送した。
これが非常に快適にサクサクと読める。つまりPDFというのはフォーマットがクソなのではなくPC向けビューワがクソなんだと分かった。ちなみにvol.1はJava ServletやJSPの話題が中心で、時代を感じさせる内容だった。
もともと、このiPadは、コンピュータに疎い家族に使ってもらう目的で購入したものである。
そういう人達にとって何がキラーアプリかと言うと、これはもうズバリ言って、プリインストールされているYouTubeとGoogleマップの2つである。
特にYouTubeのアプリは大画面のiPad向けによく考えられて設計されている。ホーム画面から3回くらいタッチするだけという、コンピュータのブラウザを使って動画を探すよりも圧倒的に短いステップで再生が楽しめる。みんな夢中になって使っているのを見ると、これは買って良かったなぁという気分になる。
アップルとの仲をいろいろ言われているグーグル謹製アプリが1番のキラーアプリというのも不思議な感じである。
液晶が綺麗なのでフォトビューワとしても優秀だけど、Mac(あるいはPC)を経由しないとデジタルカメラなどから画像を取り込めないので、疎い人にとってはキラーアプリ足り得ないと思った。
自分で使う携帯電話やDSなどには液晶保護フィルムを貼らないで使う主義(貼るのが致命的に下手クソ)なんだけど、iPadは自分以外の人が使う物なので、今回はエレコムのやつをポチッと買って、iPad本体の開封直後に貼っておいた。
やや気泡が残ってしまったけど、付属のヘラである程度は除去できるように作られていた。僕のような不器用クラスタにも割とおすすめできる製品だと言える。
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▼ ユーキさん [ネタバレ 犯人は〜]