『寄生獣』は数あるマンガ作品の中でも自分にとってオールタイムベストと言えるほど思い入れのある作品で、本書『ネオ寄生獣』は月刊アフタヌーン誌に不定期掲載されていた、講談社系の作家人による寄生獣トリビュート作品集である。
作品の方向性は概ね3つに類型されて、
といった傾向になっている。
中でも太田モアレ氏による『今夜もEat It』は、正統な外伝と言われても信じてしまう出色の出来で、ミギーとシンイチ以外のパラサイトと人間の一生を見事に描き切った傑作である。この作品のためだけに買う価値があると言って良い。
細かいコマに『寄生獣』本編を読み込んでいる人がニヤリとしたくなるオマージュ表現が多々登場して、『アゴなしゲンとオレは寄生獣』は余りにも凄過ぎて笑うしかなかったのだけど、これを描いた平本アキラ氏って『監獄学園』の人だったのか……。アフタヌーン掲載時は気にしていなかったが、今回読み返してから作者経歴を見て納得してしまった。
周回遅れオタクを自認している通りのテンプレ行動ではあるのだが、「今さらかよ!」というこのタイミングで映画館で『シン・ゴジラ』を見てきた。だって8月までは夏休みの影響もあってか混んでたんだもん……。以下なるべくネタバレ無しの感想を書く。
僕は特撮はもとより『ゴジラ』シリーズにも全く思い入れは無くて、地上波放送でvsシリーズ作品を幾つか見た事がある程度の人間である。完全にミーハーというか総監督:庵野秀明に釣られて見に行った1人だと言える。
さて、『シン・ゴジラ』である。結論から言って大変に面白かった。めちゃくちゃにエヴァっぽいと思ったのは音楽や音響効果と異常な情報過多である点くらいで、メインは縦割り組織の皮肉たっぷりの官僚ドラマといった感じだった。中盤以降は自衛隊による作戦立案と遂行が前面に出て来てますます面白い。
テレビ見ないおじさんである怪我の功名というか、キャストも竹野内豊と大杉漣くらいしか顔を見た瞬間に名前の浮かぶ人は居なかったため、新鮮な気持ちで鑑賞できた。ほとんど知らない人が演技している状況である。
ゴジラの造形について言えば、最初に上陸した形態のキモさがとても印象に残っている。ローストビーフかよ。序盤の洪水シーンなんかは見ていて辛くて仕方が無かったのに、ヤシオリ作戦になって人間側が既存インフラを投げ打って足止めをしている頃には、何だかゴジラが苦しそうな鳴き声で可哀相に感じてしまうので、傍観者の視点というのは不思議なものである。
映画が封切られた直後からずーっと考察が続いてるところがいかにも庵野作品だなぁという感じではあるけれど、頭空っぽにして見に行ってもスカッと楽しめるパニックホラーでした。監督はじめスタッフが1番好きにした結果だよね。どうとでも続編が作れそうな終わり方ではあったけども、次があるんでしょうかね。
株式を現物で300株保有しているヒビノ株式会社から株主優待が届きました。ライブ銘柄であり応援企業のため長期ホールドしています。
優待内容は選択式です。
ライブは好きですが銀座まで行く機会の無い私はもちろん、昨年と同じクオカード4,000円分を選びました。
2,000円分ずつ送られて来るためコンビニで使い易いのが良いですね。今年はふるさと納税ビールがあり余っているため、今のところクオカードの出番はありませんが……。
2016年グレートブリテンショックのため見ていません。
米国利上げ~。
ドイツのメタルシーンでは一線級の知名度を誇り、ここ日本でもずっと人気の高いHelloweenの来日ツアー名古屋公演に行ってきた。今回のツアーには、前座としてAmarantheが帯同している。本当は2016-06-24に予定されていた公演日が、ドラマーのダニ・ルブレが虫垂炎で緊急手術し、延期された振替公演日なのだった。ほとんどのファンはチケット払い戻しせずにそのまま来たと思われる。遠征組は大変だろうな。
チケットは前売り9,000円 + ドリンク代500円。思えば2013年はAmarantheを大阪まで見に行って、その後に名古屋でHelloweenを見ているため、一挙に両バンド見られるのは大変にお得な感じがする。
会場は新栄町にあるクラブダイアモンドホール。1,000人弱が収容できる、名古屋ではかなりの大バコである。仕事は有給休暇を取っていたんだけど、開場時間を1時間早く勘違いして早く現地に着いてしまったため、周辺をぶらぶら歩いていた。オープンしたばかりの良い感じなグルメバーガーを店を見付けられたので満足。
軽食後にダイアモンドホール入り口へ行くと、既に結構な長さになった待機列が。自分の整理番号は450番前後だったんだけど、ちょうど同じくらいの列に同僚の女性が並んでて、不意に話し掛けられてびっくりした。普段のどマイナーなメロスピやメロデスのライブだとこういう事態は滅多に無いので、さすがHelloweenだなぁと。
チケットをもぎって貰い、ドリンクにビールを注文。ちゃんと一番搾りの樽生、さすが伝統あるライブハウスである。客入りは開演前から相当なもので、800~900人は埋まっていたんじゃないだろうか。
国内外のメタルフェスにも常連となりつつあるAmaranthe、彼らが前座というのはなかなか豪華である。
熟練した機材スタッフ達のテキパキした仕事により、15~20分くらいの幕間を挟み、早々にHelloweenが登場。ステージセットも一気に豪華な作りに早変わり。金のかかってるツアーは場末ライブハウスとは違って、何もかも快適で良いねぇ。
総評すると、やっぱりHelloweenのライブは観客を楽しませる事を重視していて楽しい。ただセットリストは改善して欲しい。
前座も豪華だったし、それぞれの持ち時間もたっぷり。行って良かったです。
これまで通勤用のカバンには株式会社メガチップスの株主優待カタログで貰えるカバンを使って来たのだが、ボロボロになってしまったので買い替えた。
正確には、今年もメガチップスの優待でカバンを貰ったのだけど、想定より立派なカバンが届いてしまい、ちょっと通勤時の電車で座った際に膝上には収まらないサイズだったため、じゃあ買おうと云う事に決めた。
自分が通勤用のカバンに求めるのは、
くらいしか要求が無くて、余りこだわらずに適当なやつをAmazonでポチポチ注文した。
2,900円と安かった割に構造も丈夫でなかなか良いです。
B01K1W40U2
最初はAmazonセールで見かけた売れ筋の革カバンにしようと考えていた。
が、セール品とは言え、10,000円超える買い物で要求が満たされない製品だったらショックだなと思い留まったのだった。
根がケチだから自分へのご褒美(笑)という買い物すら躊躇してしまうぜ……。今回買ったカバンがボロボロになったら買い替える対象として残しておきます。
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