あの日、牧瀬紅莉栖は確かにあの男と出会った。だが、すでにあいつは私を知っていた? 2011年に放映され大ヒットした奇跡のTVアニメ『STEINS;GATE』が、牧瀬紅莉栖の視点から新たにノベライズ!
2014年に遊んでハマったゲームソフト『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』のノベライズ作品である『STEINS;GATE 蝶翼のダイバージェンス:Reverse』を読んだ。もちろんKindleの角川作品60% OFFセールで買ったのである。
「助手」「ザ・ゾンビ」「セレセブ」こと、内容は本作のヒロインにしてツンデレの化身である牧瀬紅莉栖の1人称で原作のストーリーをなぞるといったもの。正確にはゲームを基にアニメ化されたものを改めて小説でなぞっているらしいのだが、アニメ版を未聴の自分が読んだ限りは、ゲーム版の台詞を極めて忠実に再現しているように見えた。つまりはアニメもゲームを忠実に再現していたということか。
ストーリーの語り手を牧瀬紅莉栖に設定したことで、彼女の脳科学者らしい考察を挟んで巧く物語を補完させたり、@ちゃんねらーとしての資質を爆発させる地の文で、原作ファンをニヤリとさせる内容となっており、楽しめる。
というかね、この作品は1冊完結だと思い込んでいたのに、『STEINS;GATE3 境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth』まで続くらしいですよ! 1冊目しかポチってねーよ! AmazonはKindleで次の角川セールはよ!
そういえば劇場版のノベライズは上下巻ともKindleで購入済みなので、先にこちらを読むかも。
仲間の死を回避するため、ようやくシュタインズ・ゲート世界線に辿り着いた岡部倫太郎。だが、いくつもの世界線を超えた岡部の脳には多大な“負荷”がかかり始めていて!? 完全新作の劇場版にノベライズが登場!!
原作ゲーム版はクリア済み、TVアニメ版および劇場版は未聴という状態で読んだのだけど、大変面白かった。上下巻とも一気に読んでしまった。
ゲーム本編のトゥルーエンド後を描いた作品ではあるが、ストーリーもよく練られている上に、完璧だった本編で「既に確定している過去」を変えずに、新しいエピソードとして作られている点は素晴らしい。
異能よりもむしろ疾患として語られる「リーディング・シュタイナー」、ようやく辿り着いた理想のシュタインズ・ゲート世界線を維持するためなら何も惜しくないと考えるオカリンの葛藤、別の世界線での自分に嫉妬すると紅莉栖などなど、とても丁寧に描写されている。特に、多世界解釈を基本とする本編においても度々言及されていた、記憶と既視感や未視感の関係性が深く掘り下げられるところも良かった。
アニメ作品を見ていないので、たまに挿入される(劇場版のセル絵だと思われる)挿絵のタッチには若干の違和感があったといえばあったのだけど、ゲーム本編をクリアした直後のテンションで読んでも十分に楽しめる作品である。おすすめ。
NISA口座で株式を保有している株式会社ユーシンの株主優待が届きました。
優待内容はQUOカード1,000円分です。
1年以上の継続保有で2,000円分に増額されます。実質ビール券なので嬉しいですね。
5年間気絶投資のつもりなので余り気にしてませんが、2014年末からヨコヨコみたいです。事業を大きく依存しているマツダはHンダのアホンダラと違ってリコール騒ぎにもなっていないし、まぁ大丈夫でしょう。
業績良いみたいなので、NISAのメリットを生かせる増配にも期待したいですね。
11月末を決算日とする企業から続々と定時株主総会の招集通知が届き始めました。2015年も株主総会が始まります。
2014年から株主総会へちょくちょく顔を出すようにしているので、今年も日程の都合が付けば行きたいです。気が付くと残ってしまいがちな年次有給休暇を使う意味でも、良い口実になります。
現時点で通知が来ているのは以下の3社。
ということで、午前休で行けそうなネクステージの株主総会へ行ってみようかな? と考えてます。この会社、Amazonで中古車販売を始めたりとビジネスモデルもなかなか面白いのです。
時間線を遡行して人類の完全なる殲滅を狙う謎の存在。絶望的な撤退戦の末、男は最終防衛ラインたる3世紀の倭国に辿りつくが……
SFに時間遡行モノ、と分類されるサブジャンルがあるのかどうか知らないが、一言で表すと時間遡行モノの話である。ただし遡る時間のスケールがとてつもなく大きく、最終的には2,000年以上を巻き戻ることになる。
主人公が人間によって造られた、極めて人間に近い外見を持つ知的生命体で、彼らの存在する時間軸の世界線では、いずれ地球外生命体によって人類が滅ぼされてしまう「未来が確定している」ため、とにかく時間を遡ってETと呼ばれる地球外生命体が誕生する因果を断ち切ってしまえば勝ち、ただしETも時間を遡る技術に辿り着いていて、主人公達は様々な時代で人類に介入するが、あと一歩のところでの敗走に敗走を重ね、とうとう邪馬台国の時代まで行ってしまう……という壮大なんだけど小説のボリュームとしてはそんなに長くない話である。
時間を遡りながら優勢と劣勢のシーソーゲームになっているため、時間軸の分岐が次々と起こって味方が減ったり増えたりと、SFらしい見所もあるが、どちらかというとハードSF的な重厚設定を楽しむよりは、知的生命体である主人公に芽生えた人間以上に人間らしい感情や、邪馬台国の女王である卑弥呼との触れ合いといった情緒的な部分を楽しむ物語だと言える。邪馬台国で「王」と崇められ、王として振る舞う主人公の描写や、人々の時代がかった台詞などなど、時代考証にも面白さがある。神話の生きた世界という意味では、もののけ姫っぽい世界観。
終盤の時代分岐は強引でご都合主義っぽい印象も受けたけれど、やはりこの作品は矛盾点どうこうよりも情緒的なところが面白いのだと思った。中篇のつもりで書いていたら頁数が増えてしまったと云う作者の言葉も妙に納得できる。時間を遡ってドンパチやってる描写だけなら半分の頁数で終わりそうなものだけど、主人公が過去に送り込まれるまでの人間らしい感情を身に付けるまでの話や、冷酷で人類を救う事を至上命題とするパートナー生命体との軋轢などの後から肉付けされたと思しき部分が、物語に厚みを与えていた。
ということでKindleセール386円で購入して電子的に積んでいましたが、とても面白かったです。
仕事を1日休んで、株式会社ネクステージの第16期定時株主総会へ行ってきました。
といっても会場がJR名古屋駅に直結の名古屋マリオットアソシアホテルで10:00より開催のため、普段から通勤に乗っている列車と全く同じスケジュールでの移動となりました。
さすがに名古屋市の玄関口にある高級ホテルだけあって、15Fのロビーをくぐった瞬間から、あまりの天井高さに圧倒され、ド庶民の僕は緊張したのでした。
参加している株主さんの顔ぶれは、やはり高齢な方が多めでした。今日は700人以上が出席したようです。さすが懇親会があると告知されただけの事はあるぜ……。
質疑応答でもテンプレ回答が多かったものの、社長の誠実な姿勢には好感を持ちました。
また投資するかと言われると、「中古車販売って、例えば新車が売れなくなったディーラーが中古車の直販事業を拡大させたらここみたいな独立系の販売専業メーカーはどうなるの?」など色々と疑問もあって、「見送り」という結論になりそうです。利益を増やすための施策も「販管費を減らす」「在庫回転率を上げる」とか当たり前の話しか出てないし。
ただ、経営陣が若いのはやはり魅力です。社長の人柄も魅力があります。俺を情シス部長として雇ってくれ。
初めて株主総会後の懇親会というものに参加して来ました。懇親会が用意されている株主総会に出席したこと自体が初めて。
高級ホテルの宴会場なので、物凄い豪華なビュッフェみたいなものを勝手に予想していましたが、立食形式の軽食という体でした。メニューは次のような感じ。
懇親会初心者の僕は完全に出遅れてしまい、それぞれ少しずつ頂いた程度でした。
生ハムとフルーツの山があっという間に無くなり、「みんな原価厨なのかよ……」とびっくりしました。サンドウィッチは不人気だったので、出遅れた僕もおかわりにありつけました。
社長が宴会場に移動して来て「ただいまから懇親会を始めまぁす」と挨拶した頃には軽食が何も残っていないという。やっぱりこれ、最初の挨拶を待ってから料理を取るのが正しいんじゃないのだろうか。
全然足りなかったので、あらためて吉野家で牛丼を食べて帰りました。
お土産として、
などを詰め合わせで貰いました。
株主総会では「今のところ株主優待の新設は予定していない」と言ってましたが、優待バブルの起きてる現在なら、こういうクーポンでも配っておけば個人投資家イナゴが食いついて株価上がりそうなものだけどなぁ。
株式を所有しているサムティ株式会社の株主優待が届きました。
株式分割が行われたのですが優待獲得条件は余り変わっておらず、私の場合は「200株以上1,000株未満」相当となり、優待内容は昨年と同じで
でした。
昨年分は大阪しか期限までに使えなかったので、今年は両方とも活用したいですね。
税金対策で一度手放してから買い直したところ、大きく上昇し、現在+30%くらいの株価です。
もともと業績も良かったのですが、何より評価されたのは、2015年1月に発表された増配でしょう。
何かと話題を集めたピエリ守山もまずまず好調のようで、まずは2013年の黒田バズーカ高値まで戻ってくれることに期待してます。
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