2015年に東名阪の来日ツアーが発表されるも、直前でキャンセルになってしまったドイツのヴァイキングメタルバンドEquilibriumが参加する来日ツアー「Pagan Metal Horde vol.1」を大阪まで見に行ってきた。中止になった時のツアーと違って名古屋公演は設定されていないが、幻となったEquilibriumのライブが実現しただけでも有難い。
会場のライブハウスは、梅田にあるamHALLという名前のところ。今回の訪問が初めてであった。
場所はというと、よく利用する梅田OSホテルが面している「お初天神通り」のど真ん中であった。このホテルは今回も予約を取りたかったのだが、インバウンドバブルで全く空いてない & 凄まじい値上がり傾向という、近年の大阪ホテル事情で諦めたのだった。梅田OSホテル取れてたらクッソ楽だったろうな~。徒歩3分じゃん。
1Fがパチスロで2Fが底辺居酒屋の入る雑居ビルの3Fにあるため、非常に不安であった。雑居ビルのライブハウスに向かう時は、いつも「火災が起きたら絶対に逃げられないな……」と、国際線の飛行機に乗る時よりも勇気を出して入場している。マジで避難の導線とかマトモじゃないからね。
ただ、3Fにあるライブハウスそのものは立派な設備で、広さも500人はスタンディングで入れそうな印象であった。難を言えばロッカーが15~20くらいしか無いことか。入場列で待ってる間に埋まってしまい、この日は荷物と上着を抱えたままライブを見る事になってしまった。周りのお客さんも同様の傾向が多かった。
オープニングアクトは日本のバンド。北欧メロデスっぽい感じの曲をやっていた。
2番手に登場したのは、台湾の暴君というバンドだった。僕は知らなかったのだが、客の反応は良かったので、ここ日本でもそこそこ知られているようだ。
日本語堪能なメンバーが1人居て、MCでも上手く客席と会話していた。音楽性は同郷の先輩バンドであるChthoniCに近いようだ。ダニ・フィルス系の金切り声ブラックメタル。
アルゼンチンから今回のツアーサポートとして帯同したバンド。全くノーマークで、「5バンドも見たくないよ~」とか完全に舐めてかかっていたら、ビックリするくらい楽しい内容で、演奏内容だけ見たら今回のベストアクトだった気がする。
「Are you like bagpipe !?」とMCで確認するほどバグパイプをフィーチャーしたフォークメタルで、肺活量すごそうだった。ちょっとCDをチェックしようかなと思った。
「まさかSuidAkrAを日本で見られる日が来るとは……」と日本のリスナー誰もが驚いたであろうバンド。ドイツの結構なベテランであったはず。僕も2枚くらいしかアルバム持っていないのだけど、ちょくちょく知ってる曲をやってくれて嬉しかった。2~3曲ほどゲストで生ヴァイオリンが参加して、これが非常に曲とマッチしてて良かった。
この辺りから、開演から3時間を超えて来て疲労も溜まって来たのに加え、知名度的にはSuidAkrAからが今回のツアーではメイン格とあって客席もヒートアップし、それほど広くもないハコなのにウォール・オブ・デスまで起こって揉みくちゃであった。荷物あるとつらい。
17:00に開演し、既に21:00を回ったところで、遂に皆が見たかったEquilibriumのステージである。
人気曲であるWaldschreinやBlut Im Augeといった曲ではサークルモッシュが巻き起こり、ステージからもウォール・オブ・デス煽ったり、もうめちゃくちゃな狂乱ぶりだった。
ステージでのパフォーマンスはさすがの一言だけど、ストリングスは生楽器は使わずにシンセサイザーで済ませちゃう感じなんだね。メンバーも入れ替わりが激しいバンドだし、仕方ないのかな。
5時間超の長丁場を乗り切ってクタクタになりつつも、以前から行きたかったクラフトビアバーのKamikazeへ。
店に着いたのは23:00過ぎで、間もなくフードのラストオーダーといったところだった。こういう時のテンプレ注文メニューであるポテトサラダとフィッシュ&チップスを注文した。ポテサラが異様に美味しかった。
提供しているタップの数が多くて、一度では堪能できないな~。もっと時間に余裕のある機会に、また行きたいなと思った。
先述の通り、大阪のまともなホテル( = 非カプセルホテル)がほぼ全滅で、どうしたものかと困っていたが、新設されたばかりの価値開発の株主優待を思い出し、ダメ元で電話を入れてみたら、長堀橋近くの「ベストウェスタンホテルフィーノ大阪心斎橋」であっさりと予約が取れた。シングルルームが設定されていないホテルのため、2人部屋を通常価格22,000円のところ優待価格7,000円で泊まるという謎の贅沢滞在となってしまった。イチャイチャできるくらい広い部屋だったのに疲れて部屋に帰り寝るだけだったという。
7,000円の中に朝食まで含まれてて、ちゃんとしたシェフの作ったメニューで朝から美味しいバイキングだった。大満足である。
予約枠が通常客と優待客とで別口にあるのかハッキリとは分からないのだけど、近年マジで大阪と東京では宿泊先の確保に困っているので、ホテル優待を真面目に調べて行きたいと実感したのだった。
株式を現物で保有している株式会社シノケングループから株主優待が届きました。昨年に続いて2回目です。
保有株数と保有年数に応じて内容が変わります。最近は長期保有を優遇する施策を講ずる会社が増えて来たように感じますね。
私はQUOカード2,000円でした。実質ビール券として機能します。
シノケンのQUOカードは券面も控え目なデザインで、コンビニで使う時に恥ずかしさが無い点が良いです。
来年は5,000円貰えるんだろうか。
シノケンの株価は昨年からあまり変化がありません。その間も増収増益と増配が続いているため、配当利回りは高水準になって来ました。このまま好調を維持して配当金が増えてくれたら有難いところ。
株価に関しては、まぁ不動産銘柄は全体的に自己資本比率も低く、あまり人気の出ないイメージがあるので仕方ない気がします。小売や外食の銘柄みたいに、優待で人気化して高騰というストーリーも描きにくいです。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
▼ Hiroaki [おお!私もエクリブリウムを見るために栃木から大阪まで見に行きましたよ。本来は東京公演に夜勤明け設定するはずでしたが、..]
▼ 雷悶 [>Hiroakiさん なんと栃木からの遠征ですか! それはお疲れ様でした。ほんと僕も生きてる間に一度見たいと思って..]