最新版だとマージコミットの差分が簡単に見られるから便利、と知って、今まで何となく敬遠していたGitリポジトリブラウザのTigっていうツールを使い始めた。
使ってみると、確かに起動が速くてサクサク閲覧でき、気持ち良い。
マージコミットの差分表示はこれで出来た。
set diff-options = -m --first-parent
あと、自分は行番号やコミットハッシュを表示したかったのだけど、2014-05現在、Qiitaとかで紹介されてる記事での設定方法は既に古くなっており、その通りに設定してみても警告が出てしまい反映されなかった。
ドキュメントと睨めっこしながら、以下のように指定したら希望通りの表示になった。
set main-view = line-number:yes,interval=5 \ id:yes \ date:default \ author:full \ commit-title:yes,graph,refs,overflow=no
OS XではHomebrewのFormulaがメンテされてるから何も考えずに最新版が使えた。
Ubuntuでは古いものが入ってしまうので、自前でビルドが必要だった。lncurseswとリンクさせないとコミットログの日本語が文字化けしてしまう。
$ sudo apt-get install libncursesw5-dev $ git clone https://github.com/jonas/tig.git $ cd tig $ git checkout -b my-build-2.0.1 tig-2.0.1 $ LDLIBS=-lncursesw CFLAGS=-I/usr/include/ncursesw make install $ tig -v tig version 2.0.1
ちなみに、Tigはprefixを指定しなければ$HOME/binに入る。
システムワイドに使いたい場合はこんな感じで入れるようだ。
sudo make install prefix=/usr/local
Vimと間違えて
:q! :wq
などと入力してしまう事があるのだけど、この辺をquitにマッピングさせる方法は無いんだろうか。
イギリスの伝説的デスメタルバンドCarcassの単独来日ツアー名古屋公演を見てきた。
それほど思い入れがある訳じゃないんだけど、やはり現代メロデスの礎を築いたバンドを見られる機会だと思い、行くことにした。チケット代は6,800円 + ドリンク代500円。
時間きっかりに始まって、演奏も超タイトで、プロフェッショナルなライブだった。アンコールは1曲のみだったけど、観客は大満足だったのではないか。
しかしこんなに沢山の人が見に来るとは思っていなかったので、その点が1番びっくりした。
最近になってAsciiDocという言語を知った。MarkdownやReStructuredTextのような、いわゆる軽量マークアップ言語の一つのようだ。
別に「AsciiDoc読み書きできるようになろう!」と意識高まった訳ではなくて、ブラウザ越しにGitHubから眺めている時はかっこ良く整形されているから困らないものの、git cloneして手元にある状態でAsciiDocマークアップされたファイルを綺麗に見られない状況をどうにかできないかなと考えた。
AsciiDocのオフィシャルページで紹介されているVim用シンタックスファイルを試してみたが、色々とつらかった。ちょっと探してみたところ、gnperdueさんのvim-asciidocが1番良さそうだった。
適用されるとこんな感じになる。
翌日に用事を控え、前日入りしようと夕方から新横浜へ。
友人と一緒にどこかで晩飯でもと思って何人かに連絡してみたものの、時間合わなかったり、渋谷まで来いとか無理ゲーぽかったので、1人でぶらりと新横浜ラーメン博物館に入ってみた。まさか入場料で大人1名310円かかるとは思っていなかった。
中に入ると昭和のレトロな街並みが再現されており、「おお、これは料金を取るだけのことはあるな」という感じだった。
平日とあって人はまばらで、カメラ女子だか何だか知らんが一眼レフを構えたグループと中国からの小規模団体客がちらほら居る程度だった。
ラーメンは好きだがスープとかに強いこだわりを持ってる訳ではないので、つけ麺じゃなければ何でも良いやと、入ってすぐのところにあった札幌「すみれ」と支那そばやの2店舗でミニラーメンを食べた。支那そばやって初めて入ったけど、麺が細くて素麺みたいだなと思った。
ミニラーメン1杯600円前後で地味に観光地価格だったような気もしたが、ぶらぶら歩くのも楽しいと感じるスポットだったから悪くなかった。作られてる空の雰囲気が実に良い。こういう場所は、人が沢山居るとちょっと面白くないかも。ゆっくり眺めて過ごしたい場所だ。
僕はかつて放送されていたバラエティ番組『ガチンコ!』の直撃世代で、その番組内企画『ガチンコラーメン道』に出演していたラーメンの鬼・佐野実が実はこの博物館に縁の深い人物だったらしく、ちょうど佐野実追悼展~人生のすべてをラーメンに捧げた男~という展示をやっていた。
でかいフォトパネルで、お馴染みのいかつい顔で腕組みしてるポーズの写真や、時々しか見せない人懐っこい笑顔の写真があって良かった。
この人に関しては訃報を聞いたのがごく最近だったのでまだ記憶にしっかり焼きついているんだけど、年々、有名人の話題になって「え、あの人って亡くなってたの!?」って、記憶と辿ると確かにニュースで見ていた筈なのに簡単に忘れててやばい。これが若年性健忘症なのか。
ビールクズ仮面(@yukian0913)が結婚(本気)する事になり、お祝いに駆けつけた。
実は挙式・披露宴から招かれた経験ってあんまり無くて、大抵は二次会からの参加だったので、今回が子供の頃から数えて3回目か4回目の参加なのだった。
厳かな挙式中にあちこちで鳴るスマホシャッター音が喧し過ぎて切れてしまう。iPad構えて撮ってる奴まで居るし。でも俺も空気に耐え切れず、1枚撮ってしまったのだった。
披露宴はめちゃくちゃ豪華で、これまで参加した中でも圧倒的だったと小並感しか浮かんで来なかった。料理の全てに長ったらしい名前が付いていて「~を添えて」って何でも添えられて文字数稼いでる感じがした。
歓談中、自転車旅行の時に泊めてもらった事のお礼にと、新郎ビールクズ仮面の親御さんの席まで名刺を持って挨拶に行ったところ、カーチャンから「宴で出るビールがスーパードライで御免なさいね」と平身低頭され、こっちが恐縮してしまうのだった。
招待状のアレルギー欄に「アサヒスーパードライ」って書いて返した事(この欄に記入したのは全参加者の中で俺だけだった模様)や、ハンディカム回されてお祝いメッセージ撮られてる時に「スーパードライだけは飲めません!」って連呼厨してた事が全て家族に共有されていたらしい。とても後悔した。スーパードライだけは1口も飲まない誓いを立てて臨んだが、親父さんに注いでもらって1杯だけ飲んだ。罪滅ぼしである。
新婦がご両親に手紙を読んでる時から新郎が泣きじゃくって鼻かみまくってて、最後の挨拶でも顔ぐしゃぐしゃにしながら全くまとまってない話をしていたけど、根が真面目な男だという事が伝わって来て、とても良い披露宴だった。
二次会は新横浜ラーメン博物館向かいの小洒落たフランス料理のお店だった。ここで提供されるビールが一番搾りである事は、前日の俺が入念にリサーチ済みであり、会費8,000円の元を取る決意で臨んだのだった。
司会やスタッフが完璧にプロな感じで、よくある、新郎新婦の友人達に頼んで企画や段取りを任せておく手作り感のあるものではなく、二次会まで金かかってそうだった。
新婦側の職場グループの人達と少し話したら、勤務地の関係か「多摩市」「多摩線」などという単語が沢山出て、勝手に一人でツボに入っていた。
この二次会が始まるまでの空いた時間も含めて、普段なかなか会えない関東就職組の友人と話す時間が持てて、良い機会となった。多くはプログラマとして就職していた筈なのに、現役でコード書いてる人が4割程度しか残っていない。日本のIT業界は世知辛い。
終わったら勝ち組エクスプレス予約で新幹線の席を取って、そのまま新横浜駅から帰った。
アメリカ・サンフランシスコのお洒落シューゲイザー・ブラックメタルバンドDeafheavenの来日ツアー名古屋公演に行ってきた。
初来日となった前回の来日ツアーは予定が合わず行けなかったため、今回は早めにチケットを確保(整理番号6番!)して臨んだのだった。価格は前売り4,500円なり。
まぁ整理番号が若いといっても、お値段安めのライブイベントにありがちなパターンの複数バンド出演だったので、18:00開場で19:00開演の今回も遅めに出発して、現地に着いたのは20:00過ぎだった。
アンコール1曲を合わせて、合計1時間ちょいで終了。非常に良かったです。機会があったら、また見たいバンド。
チケット6,000円くらいで単独公演 + 2時間演奏みたいなツアーやってくれないかなぁ。
新しい文化が生まれる場所の真ん中には、インターネットと音楽があった。2007年、初音ミクの誕生と共に始まった三度目の「サマー・オブ・ラブ」とは。
いわゆるニコニコ三大ジャンル(東方、ニコマス、ボカロ)の紹介ではなく、「VOCALOID2 初音ミク」が公開されてからのムーブメントが「音楽史においてどんな位置付けなのか」と云う1点の考察にフォーカスして書かれた、初音ミク史読本と呼べるもの。DTM・MIDIといった同人音楽文化の下地となったシーケンサーの歴史から始まり、クリプトン社やヤマハ社のキーマン、有名「○○P」からインタビューで拾った言葉が丁寧に引用され、クリエイター達が初音ミクに対して持っていた熱量が多く綴られている。サマー・オブ・ラブとかって正直よく知らないけど、「初音ミクとはカウンターカルチャーである」という見方は、確かに納得できる部分が多々ある。
僕自身も2007年といえば大変に残念なニコ厨だったので、ワンカップPが待ち望んでいる頃から、ミクさんがネギを振り始める頃、メルトで溶けてしまう頃などはリアルタイムで見ていたのだけども、段々とニコニコ動画という場を楽しむ時間が少なくなり、今やすっかり初音ミク関連の情報には疎くなってしまった。小中学校の卒業ソングに使われているようなニュースを見る度に、「え、今ってそんな事になってるの!?」という状態だったので、本書で最新のミクさん事情に知識をアップデートできた。
何を隠そう、セガ信者を自称しながら『Project DIVA』も一度も遊んだことが無いので、今もミクさんブームは続いていると思い込んでいたが、どうも2014年現在、初音ミク文化はピークを越えて緩やかな停滞期にあるらしい。終盤では、「10年後も100年後も、クリエイターに初音ミクを使ってもらうためにどうすべきか?」といった話もインタビューされており、「2014年の初音ミク」がよく分かる本だった。
海外にも知れ渡ったミクさんだけど、日本以外では「ニコニコ動画発祥」という点も認知されてるんだろうか? ChromeのCMはじめ、ボカロPV輸出に使われてるインフラって圧倒的にYouTubeだよね。かつてはYouTubeのコンテンツにタダ乗りして始まったニコニコ動画だったけど、今ではニコニコ動画で生まれた文化をうまく利用してYouTubeのクールジャパンコンテンツが拡充してるように見えて、歴史は面白いなぁと思ったり。
ほんとに全然ニコニコ動画を追わなくなってて、この本を経由して初めて知ったんだけど、この『ODDS&ENDS』って曲、めちゃくちゃ良いですね。
フィンランドのバンドを多数集めて東京で開催されるLOUD & METAL ATTACKの出演バンドのうち、AmorphisとVon Hertzen Brothersの2バンドによるカップリング公演が大阪でFINLAND FEST なんばと題して開催されたので仕事を早々に切り上げて新幹線で大阪まで移動し、見に行ってきた。
会場は大阪ミナミのなんばHatchというライブハウス。初めて行ったのだけど大変に立派な外観で、ミニ武道館みたいな感じ? 中もスタンディング席のあちこちに手すりが用意してあり、これを利用すると非常に快適。感動した。
翌日金曜は年休を申請してあったので、ナンバプラザホテルというホテルに泊まった。場所が難波のアーケード商店街を抜けたところで、隣りがラブホという立地。本当は含み損サムティの優待ホテルにタダで泊まろうとしたのだけど、満室で断られたのだった。役に立たねぇ……。
旅行サイト経由で1週間以上前だかに申し込むと4,400円という朝食付プランだったから若干ひどい内容を覚悟していたけど、部屋も綺麗で水回りも普通だった。壁が少し薄いくらいだろうか。このホテルはたまに当日の空き部屋を3,000円台でも旅行サイトに載せてるので、また大阪に行く時は覚えておこうと思った。
2014年のフィンランド系イベントで「見たい!」と思ったバンドはAmorphisだけだったので、お金かけて東京まで遠征せずに済んで助かった。
翌日は時間に余裕があるので近鉄難波から近鉄特急で帰ることにして、色々と節約できた大阪遠征だった。
株式を保有しているグンゼ株式会社の株主優待が届きました。
優待は年2回で、3月に取れる権利は1,000株以上保有している株主全員に、送付された通販カタログの商品を全て30% OFFで購入できるというものです。
「下着は思考停止ユニクロで買うだろ……」と考えなくもないですが、カタログを少し眺めた感じ、部屋着やバスタオルもあったので注文してみるかも知れません。いや、これらこそユニクロで買うような気もするが……。
私は2014年の投資テーマを「タイツ・ストッキング銘柄を応援する」と決めているので、グンゼに関しては余り株価を気にしていないんですが、買ったのが260円台の時で、現在は280円になっているので悪くはないですね。指標面では割安でないので、上値追いは期待できませんが、応援しているので別に良いのです。
現金余力の全然無い時に3,000株を信用で買い建てており、現在はその中から1,000株だけ現物保有に切り替えてます。次回9月の優待は現株保有数に応じて内容が良くなるので、それまでには全て現引きしてる予定です。急騰・急落も無く配当も手厚いので、タイツ云々は抜きにしても、なかなか良い銘柄だと思ってます。頑張れグンゼ。
仕事を午前だけ休んで、刈谷市で行われたスギホールディングス株式会社の第32回定時株主総会へ行ってきました。
JRで刈谷駅まで移動して電車を降りたら、借り出された大勢の社員で会場まで誘導していました。
刈谷市総合文化センターの大ホールを貸し切っての開催で、相当広い会場だったにも関わらず、個人株主で埋まっていました。会場設営の手伝いに借り出されていたスギホールディングス社員の女性が皆かわEかったです。
出席している株主の皆さんは、高齢な方が圧倒的に多く、ド平日の午前開催ということを抜きにしても、年金じゃぶじゃぶ生活しながら楽しく暮らしてるのかな~と羨ましい気持ちになりました。
総会はスギホールディングス会長である杉浦広一氏の仕切りで進行、何やら最近テレビに出たとかで、事業に関係無くテレビ見たわよ~的な質問も目立った。
質疑応答が盛況で、1時間以上もやんややんやだった。他の株主総会でもこんなもんなのだろうか。記憶に残ったやり取りをメモ。
帰りにお土産としてプライベートブランドS-Unique(エス・ユニーク)商品の詰め合わせをもらいました。中身はウェットティッシュやサランラップといった生活雑貨が多く入っていました。
トップバリュなどと違い、製造元メーカーがしっかり書かれているので安心して使えますね。
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