svn:externals属性でリビジョン番号が指定できるという話はどこかで聞いたことがあったけど、まともに使ったこと無かったのでメモ。
svn propset svn:externals 'URL@rev dir' TARGET
svn propset svn:externals 'svn://www.example.com/repository/trunk/lib@1234 my_proj_lib' . svn update (<--- リビジョン1234の時点の内容がfetchされる)
外部参照するリポジトリのリビジョンを変更したいときは、svn propeditで上書きしてやって、再度svn updateという流れ。
help打つと、こんな記法でも良いらしい。
svn propset svn:externals 'foo/bar -r 1234 http://example.com/repos/zag' .
まだこれからもがんがんコミット入ってインタフェース変わるかもしれないよーっていうライブラリを使ってみつつ、自分のリポジトリでも開発を進めたい時に便利ですね。
人の住んでいる家は四軒しかない、高知の山奥にある蝶ヶ谷村。嵐による土砂崩れで、麓への一本道が塞がれる中、殺人と自殺の連鎖が十人の村人たちを襲う。村を訪れていた崇、奈々たちは否応なく事件に巻きこまれるが、その最中、龍馬暗殺の黒幕を決定づける手紙の存在を知り…。博覧強記・崇の推理は、悲劇の輪廻と、龍馬殺害に纒わる最大の謎を時空へ解き放つ。
昔ながらの俗習が残る山村での殺人と平行して“坂本龍馬を暗殺した黒幕は誰か?”という命題が、様々な方面からの仮説と検証を経て少しずつ明らかになって行く、シリーズに共通した現代と歴史上の謎の二重構造の物語となっている。
剣豪として名を馳せ、当時としては画期的だった拳銃の扱いにも長け、銃を所持していた龍馬が、あっさりと剣客に暗殺されてしまった理由についても、「ほほー、そうなのか!」と膝を打ちたくなる解が示される。歴史マニアよりも、僕みたいに歴史に疎い人の方が、読んでいて色んな発見があって楽しめるかもしれない。
現代を舞台にした蝶ヶ谷村の事件の解にも、民俗学的な見地からのアプローチによって謎が明らかになるので、最後まで面白く読めた。
相変わらず主要な登場人物が酒ばっかり飲んでいるのだけど、高知のお酒も美味しそうだった。
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