しかしまぁ、FOMA意識してます!と言わんばかりの顔ぶれだな。海外ベンダーの変り種がチラホラとあるのがボーダらしさだろうか。
正直言ってそれほど心惹かれる機種はなかったというのが本音だけれども、最も評価すべきは以下のポイントでしょう。
いずれの機種も、Vodafoneグループが定めた世界共通の仕様に基づいている。森氏は、大きく4つのポイントを挙げた。
1つは、「操作性に統一感を持たせた」こと。例えばメインメニューのアイコン表示を各端末共通化し、「A社からB社へ端末を換えた時も同じ操作性で使える」(森氏)ことを目指した。将来的にはもっと深い階層まで共通化するという。
端末間の操作性の違いを減らしていく方向というのは、手放しで支持したい。ホント、機種変更した後の説明書とにらめっこの時間って煩わしいから。世界的にシェアを持つボーダが率先して動くことで、携帯端末のユーザビリティ事情も改善していくのではなかろうか。
Bluetoothにも積極的に対応していくのも良し。
秋も深まり、買い置きしておいたスパークリングウォーターも底をついた、ということで仕事の帰りにコンビニでビールを買って晩酌のパターンが復活。
うちの近所のサークルKでは、残念ながらキリンのチルドビールは入手不可なので、ジャポネゴールドと畑から百三十年を買ってみる。
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
東野圭吾の作品はちょこちょことつまみ食いで読んでいるのだけど、本作も該当する、謎解き役として湯川学が登場する「ガリレオシリーズ」というのは初めて読んだ。『容疑者Xの献身』は同名タイトルで映像化されているらしいのだけど、そちらは未鑑賞。
物語の冒頭で、石神が献身(靖子の殺人の秘匿)を決意する場面から、何重にも伏線が張り巡らされており、石神と湯川、同じ釜の飯を食った天才同士の駆け引きで少しずつ驚くべき伏線が明らかになって行く過程がとても面白く、一気に読んでしまった。
純粋過ぎる想いが、完全犯罪だったはずの数式の綻びを生んでしまったというところがねぇ、何ともいえない読後感を味わう一冊。後味が悪いのが駄目な人には向かないかも。
家族で墓参りした帰りにあきんどスシローという俗に言う「100円回転寿司」へ行ってみたんだけど、なかなか美味しかった。満足した。
1皿100円を売りにしている回転寿司チェーンは、かっぱ寿司でシャリシャリに凍ったまま流れてきたびんとろマグロを食べて以来、長いこと近付かないようにしていたんだけど、スシローはパクパク食べれたよ。醤油皿が無かったことが謎だったけど(ベルトコンベアから取った皿の寿司に直接醤油をかける作法らしい)。
お金が無いけど腹いっぱい寿司を食った気分に浸りたい人はスシロー行くと良いと思うよ! けど僕は外食の満足できるラインが低い方なので、美食倶楽部の人は皿を投げつけて店主を呼び出しかねないから行かない方が良いよ!
南紀観光の2日目です。07:00起床で朝食を頂いた後にチェックアウトして、朝市を少し散策した後に紀伊勝浦駅前へ。
熊野速玉大社と潮岬の2ヶ所を巡ることは既に決まっていて、後は交通事情との相談という感じ。
ここで駅前レンタカーが思ったよりも安くて悩むことに。軽自動車クラスが4,000円台、コンパクトカーのBセグメントでも5,000円台でカーナビとETCが付いて来る。ガソリン代を含めても人数で割れば、タクシーと比べて相当に安上がりで自由度も高い。
しかし連休中の現地駐車場における混雑具合が読めない…という理由から鉄道を利用して観光地を巡ることに。
まずはローカル線に乗って本州最南端の駅である串本駅へ。
各駅停車の移動はかなり眠くなったのですが、何やかんやで串本駅に到着。駅近くの観光センターで潮岬方面へのアクセス方法を尋ねると、幸いにもバスがすぐに発車するとのこと。早速バスに乗り込んで出発。
潮岬灯台前というバス停で降りて灯台へ。

潮岬灯台は200円を支払うと中に入って登れるのですが、これがまぁ大変に素晴らしい。僕の地元・美浜町にも野間灯台というそこそこ有名な灯台があるけど、潮岬灯台には完敗も良いところですわ。
SoftBank 4G LTEがバッチリ圏内のため、景色を撮ってSNSに投稿するのも簡単です。ちなみに風が強くてiPhoneを誤って落とすと絶対に助からないロケーションのため、注意が必要です。

潮岬灯台前から、本州最南端のモニュメントがある場所へは徒歩で5分くらい。
だだっ広い草原のようになっており、キャンプ地としても使えるようです(実際にテントが幾つか設営されている)。
10年くらい前に自転車で本州の最北端・最東端・最西端を踏破して以来、初めて最南端の地を踏むことが出来ました。やはりこのような場所にはライダーが多くて、二輪車を持っている人が羨ましくなりますね。めちゃくちゃ楽しいんだろうなと思います(※ただしツーリング仲間が沢山居る場合に限る)。
まぁ常識的に考えて自転車でここへ来るのは無理だよね。

潮岬へ行けたので次の目的地へ向かうために串本駅に戻ります。串本海中公園というスポットも若干気になったのだけど、別に水族館へ思い入れが強い訳でもないので、まぁ良いかなぁと。
ガチで列車が2時間に1本という環境のため、選んでも居られず、特急券を買って特急くろしお号に乗車。自由席はガラガラでした。やったね。

降りた新宮駅は、ちょうどJR西日本とJR東海の管内が交差するポイントらしく、そういえば行きのワイドビュー南紀でも、この駅で乗務員の入れ替わりがアナウンスされていたように思います。
線路も多く、駅舎も立派でした。

新宮駅からは熊野三山の一つである熊野速玉大社へ。
ここは高低差も無く、足に優しい神社でした。初めて参拝しました。
ちょうど奉納行事のような事が執り行われていて、若い衆が沢山居ました。

続いて歩いて行ける範囲にある神倉神社へ。
ここがまた、538段を誇る急勾配の石段を登らねばならず、ちょっと勘弁してくれという感じでした。
石段というより壁なんだが…。
冗談抜きで、足を滑らせたら即死という勾配です。これを駆け上る神事があるらしいけど、絶対に死人が出てるだろ…。

地獄の石段を登りきったところには、やたらと立派に切り出された岩があって、地元の人には玉と呼ばれているようです。「立派なたまだなあ…」と思って私も手を合わせました。

この日も歩き回って疲れたため、ホテル浦島に戻って洞窟温泉を楽しむなどして疲れを癒してから夕食へ。
夕食はバイキング形式ではなく、館内にある居酒屋でまぐろ尽くしコース。
僕は寿司屋に行っても赤身は滅多に頼まずにひたすら白身やサーモン・貝類ばかり頼んでしまう味障野郎ですが、勝浦のまぐろは、もっちりしていてとても美味しい。これなら幾らでも行けますね。

調子に乗って熊野の地酒盛り合わせも注文。
特に「南方(みなかた)」や「文左衛門」は香りが芳醇でとても美味しかったです。

ライブ遠征のついでに滞在している豊田市観光の続き。
と言っても、この日は夕刻からライブ会場へ行かないといけないし、朝から雨が降ったり止んだりで、あまり行動できなかった。
とりあえず傘が無くても行動できる豊田市駅のあたりをうろうろしてみるかと駅周辺へ行って、屋根伝いで辿り着ける施設に図書館があると知った。
入り口にはデカデカと「豊田参合館」と書いてあり、そういえば僕がこのWebサイトを作ったときに「ややこしい名前やドメインを使うな!」と怒りの声が届いたことを思い出した。あの参合館ってこれか! でも当時のGoogle先生が検索アルゴリズム適当でSEO(笑)業者に好き放題やられてたのが悪いのであって僕のせいじゃないし。たぶん。僕は悪くない(球磨川禊くんの目で)。
5フロアくらいぶち抜きの豊田市中央図書館に加え、能楽堂やコンサートホールも入居しているらしい。ご、豪華すぎる。これがトヨタの納める法人税が支える文化資本先進都市か。
こういう図書館があるところに住みたいンゴねぇ。

朝から何も食べてなくてお腹が減ったなと思い、T-FACEなる百貨店なのかショッピングセンターなのか、ちゃんと理解できていない施設へ。
フードコートのようになっている矢場とんとか名古屋メシ系の店が集まってるエリアは家族連れでごった返していたので、かなり空いてる「米と味噌と挽肉と」なる店にふらっと入った。
半生のレアハンバーグと、自分で選べる味噌玉と出し汁で作る味噌汁が看板メニューのようだった。半生の肉は怖くてライブ前に食べたくないため、しっかり火の通ってる合挽ハンバーグの定食をオーダーした。前夜のコメダ珈琲店みたいだった町中華ドカ盛り定食とは打って変わって、こっちは女性でも物足りないのではないかと思えるくらい少ない印象だった。まぁライブ前だし軽く食べられればいいや。
とくに観光施設へ行くこともなく、T-FACE内の本屋や休憩スペースで時間を潰して過ごしてしまった。いや天気がね……。ライブ前の時間には運よく晴れてきて助かった。

ヘヴィメタルの代表的バンドであるIron Maiden(通称:メイデン)のワールドツアー「THE FUTURE PAST TOUR」の愛知公演に行ってきた。
もともと行く予定は無かったのだが、同僚氏がアリーナ前方スタンディングのチケットを(30,000円)入手できて、確保済みだった指定席チケット(18,000円)を譲ってくれることになった。
チケットぴあ使ってなさ過ぎて、ログインしたら2020年にIron Maidenのワールドツアー横浜公演2 daysを払い戻し手続きしたのが最後で、切なくなってしまった。ぴあって以前はこういうチケットの譲渡や売却は「Cloak」ってサービスでやってた記憶があるけど、2024年現在は統合されたのね。知らんかった。
同僚氏の発行した譲渡用ワンタイムURLみたいなものを踏んで引き取り手続きをし、チケット代は別途PayPayで送金した。この辺のやり取りもキャッシュレスが浸透して随分と楽になったなぁ、などと実感した。

会場のスカイホール豊田って全然聞き覚えの無い施設で、どうも市の運営する体育館らしいのだけど、「なんでメイデンのライブが体育館で?」と不思議ではあった。
開場時間前のスカイホール豊田に着くと、既に世界中のメイデンファンが集結しており、大変な行列であった。
入場前にお茶でも買っておくかと近くの自販機にお金投入していたら、地元のおっちゃんに「今日ってこれ何ですのん?」と話しかけられ、「有名な海外バンドのツアーが云々」という会話をした。おっちゃん曰く「こんなに人が集まってるのを見るのは初めて」だそうな。そりゃ地元の人からしたら、黒いバンドTシャツの集団が急に現れたら宗教的儀式みたいで怖いよな……。
トヨタ系企業で働くブラジル系の人が多いのか、ブラジル国旗を掲げて「メイデン! メイデン! メイデン!」と開場前から大合唱していて、すごい熱気だった。僕も待機列に並んでよく観察してみると、ツアーTシャツでも日本仕様のシャツの人と、1週間前にギグのあったニュージーランド仕様の日付が入ったシャツの人が居ることに気付いた。ニュージーランド公演も行ってたらしき人たちは、ワールドツアー全部追っかけてるファンなのか、円安の日本がお得すぎるから日本公演だけ遊びに来たのか、僕にはよくわからないが、さすがはIron Maidenの集客力である。
開場時刻になって入場すると、スカイホール豊田はかなり立派な施設であった。ここでも豊田市の財政力を見せつけられる。
メタルのライブで指定ありの席って初めて(普通はオールスタンディング)だったんだけど、僕の譲渡してもらったB席(A席というのがスタンディングで、ブロックごとに区切られてるみたい)というのは、スタンディング後ろに並んだパイプ椅子のことであった。椅子があってもライブが始まるとみんな立ち上がるから、実質スタンディング指定席(?)みたいな感じである。幸いB席の最前近くで、D席やE席といった後方だと多分ステージがよく見えなかったと思われるので、良席を譲ってもらえて感謝である。

このTHE FUTURE PAST TOURは、最新作『Senjutsu(そのまま日本語で戦術の意味らしい)』と80年代の名盤『Somewhere In Time』をフィーチャーした構成らしく、ぶっちゃけ僕は最新作を全く予習していなかったため、半分くらいは知らない曲であった。よくよく考えればApple Musicに課金しているんだから予習して行くことも可能だったんだけど、もうメイデンは新作チェックしてないのよね……。中止になった横浜公演のLegacy of the Beastツアーだったら黄金期のクラシックナンバーだらけで構成されてたみたいだから、もっと楽しめた気はするが。でも往年の名曲Heaven Can WaitやWasted Years、そして高校生の頃から何百回も聴いたFear of the Darkも生で見れて、本当に嬉しかった。1番好きなナンバーAces Highがセットリストに入ってなかったのは残念だが。
フロントマンであるブルース・ディッキンソン、66歳なのにステージ上を走り回ってマイクスタンドは蹴りまくって、声むっちゃ出ていてすごかったな。
リーダーのスティーヴ・ハリスなんて68歳なのにフィンガーピッキングでブイブイとベースを鳴らしているし。体力あり過ぎる。
そしてメイデンの最新作を追ってない僕は、現在のバンドがトリプルギター編成であることも、今日この会場で初めて知ったのであった。ちゃんとそれぞれにソロパートの見せ場がある曲構成がさすが。メイデンって正統派ヘヴィメタルの代表的存在のように語られがちであるものの、こうやってライブで見ると、長尺でリズムチェンジも多めに入る曲が多いし、様式美というかプログレッシヴというか、難しい楽曲でこれだけ世界中から愛されているのはすごいな。僕のようなメロスピ厨が好むAces HighやThe Trooperみたいな短くて疾走してる曲の方が珍しいのかも知れん。
ステージセットにもお金かかってそうだし、火柱もバンバン上がっていたし、楽しいライブだった。しかし世界的な知名度のあるメイデンだし、インフレも円安もあって仕方ないとはいえ、学割チケットで10,000円とかはご用意できなかったのかねぇ。18,000円はさすがに学生の頃に見に行く気にはなれなかった気がするし、ましてやスタンディング席30,000円はちょっとなぁ。

学生時代の友人と一緒に2泊3日で大阪・関西万博に行ってきた。GW前くらいに「チケット2枚あるけど一緒にどう?」と声をかけられ、あまり乗り気でなかったのと、真夏だけは避けたかったこともあり「どうせスカスカだから閉幕間際でいっしょ~」と返事していて、日曜と祝日に挟まれた2025-09-22をお互い有給休暇を取得して行く日程となった。平日だから空いてると考えての日程決めだったけど、現地での活況ぶりを見る限り、皆が同じこと考えてたなこれ。あと平日ゆえ、関西圏からは遠足や修学旅行でも多くの子どもが団体客として来場しているようだった。
ちょうどアメックスのゴールド・プリファード・カード継続特典フリー・ステイ・ギフトの案内状が届いた時期だったこともあり、「これしかないっしょ~」と大阪のホテルを探したら、ほぼ全てのホテルが大阪・関西万博開催中の期間は利用NGとなっていた。切れてしまう。
よって、新大阪駅から徒歩数分のニューオーサカホテルというホテルを予約した。シティホテルなので普段ぼっち行動で使うビジネスホテルよりは、やや豪華な印象であった。2名2泊37,000円くらいだったが近年の大阪でこの価格が安いのか高いのか正直わからない。部屋は水回りも良かったしコンセントの口も沢山あって不便は無かった。

僕もライブ遠征で何度か大阪に行くとき東海道新幹線は利用したが、だいたい宿泊するのは(ライブハウスが近いこともあって)梅田エリアか難波エリア(いわゆるキタかミナミ)で、新大阪エリアで滞在するのは初めてか10年以上ぶりの経験であった。大体いつもは「通過するエリア」「それほど発展していないビジネス街(新横浜エリアと近いイメージ)」「いつもサムティの看板が目に入る」程度の印象しかなかった。が、インバウンド観光客で盛り上がっている影響か、駅から周辺へとにじみ出るように人で溢れかえっており、高層のホテルやオフィスビルも増えているように見えた。
帰りの新幹線乗車前に土産屋へ寄ったら、30分待ちくらいの列に並ばされて、とんでもない集客力を感じた。

前入りして宿でYouTubeのライブカメラ映像を見ていて、「東ゲートは地獄」という情報ばかり流れていて、当日の移動は暗澹とした気持ちになっていた。
ひとまず御堂筋線→中央線と乗り換えて夢洲駅(ゆめしまえき・読めない)へ10:00過ぎに到着すると、まぁまぁの人混みではあったが、思ったよりは平和だった。入場ゲートに並ぶと既に何度も来場している地元の姉ちゃんが話しかけてきて、「今日は30分くらいで入れるんちゃいます~?」と教えてくれた。ホンマかいなと僕は疑いの目でウンウン頷いて聞いていたが、実際30分くらいで手荷物検査と入場の手続きが完了した。疑ってごめんなさい。
友人が一応企業パビリオンみたいなところを午後から予約してくれてあったが、当然それ以外はまともに入場できそうなパビリオンもコモンズ館くらいしか存在せず、大屋根リングの上を歩いたりするなどテンプレ行動をした。他にやること無いんだもん……。
大屋根リングは圧巻で、大きな建造物が好きな僕にとっては、楽しい体験であった。木の階段みたいなものがあるんだと思い込んでいたけど、ちゃんとエスカレーターが整備されてるのね。

大屋根リングで東ゲート側から西ゲート側まで歩き、実物大ガンダム像も見てきた。こんなポーズが1stガンダムに登場したか疑問ではあるが、青空に映えてかっこよかった。当然だがパビリオンの予約は取れていないため、像を見てガンダムシリーズ年表みたいなやつ眺めて終わりである。
あとは予約が取れていた企業展示である未来の都市(KDDI・日立)というやつと大阪ヘルスケアパピリオンに行った。
未来の都市のやつは、まぁまぁ面白かったが、何だか学生の卒業展示みたいな、取り敢えずブレストで社員から出たアイデアをCGにしてみましたってやっつけ仕事も感じてしまった。
大阪ヘルスケアパピリオンは、予約入場してから強制でスマートフォンに専用アプリをインストールさせられて、アカウント登録まで必要でかなり最悪だった。やってる内容も健康診断みたいなことをやって25年後の自分が生成AIみたいなCGで出力されるという、おもんない内容すぎて厳しかった。エレベーター移動が未来のバス交通体験みたいな感じで浮遊感があり、遊園地アトラクションのようで、これだけが唯一楽しかった。
「夕刻になると人流が減って当日予約も取りやすくなる」といった事前情報があったものの、この日は夕刻になっても(夜間入場組が押し寄せているらしく)全く人流が途絶えず、人の波に酔いそうだったため、18:00前には東ゲートから退館した。朝から夕方までビビるほど行列が続いていたのがオフィシャルショップ(ここでしか買えないミャクミャクグッズがあるらしい?)で、何故そこまでして並びたいのか不明ではあったが、転売ヤーとしては割のいい仕事なんだろうか。

幸い鉄道の遅延や運休に巻き込まれるトラブルも起きず、新大阪駅まで戻ってこれたため、駅構内になるBeer Restraurant GIGIというキリン系列のビアレストランでウェーイした。ブラウマイスターやハートランドも美味しかったが、久々に飲んだ普通の一番搾りがやたら美味く感じられた。
総評としては、大阪・関西万博は前評判でもイマイチだったし自分も行くのは乗り気でなかったが、関西圏の人たちにとっては毎日お祭りが続いてる状況のようなもので、楽し気な雰囲気だったし、自分も行ってみて思った以上に楽しめた。ちょっと人は多すぎる。2025年は阪神タイガースのペナントレース優勝もあったし、関西圏の景気は盛り上がるのではないか。
周囲から「こんな立派な施設もったいないから期間終わっても残してほしい」といった声がよく聞かれたが、ここで維新が調子こいて何もかも遺産として残してしまうと、期間限定だからこそ盛り上がっている駆け込み需要が蒸発して第二のフェスティバルゲート待ったなしの予感しかせず、大屋根リングだけを残して周辺は緑地化して公園として整備するような、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)コースがいいのではないか。僕も名古屋市の藤が丘に住んでいた頃は万博会場の長久手と近かったこともあって、万博閉幕後に住民によって開催される休日のマルシェなどちょくちょく見に行っていた。とにかく現地住民に親しまれて活用される施設になるのが一番だと思っている。IR施設(賭場?)としてさらに観光客を呼び込みたい意向も、東京に比肩する大阪の盛り上がりを見ると、わからんでもないが。地に足のついた整備が大事じゃないかなぁ。

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