自民党の総裁選で石破茂氏が勝利し、高市早苗氏の勝利を見込んだ「円安・株高トレード」が逆回転するとともに新政権の政策への不安が広がっている。日経平均は自民党総裁選後の初日の取引としては1990年以降、最大の下落率となった。
30日の終値は前週末比1910円(4.8%)安の3万7919円だった。
いわゆる「高市トレード」への期待が剥落して逆回転した、という見方のようだ。東証がブラックマンデーを超える下げ幅を記録した日から2ヶ月と経っていない。ちょっとボラティリティ高すぎんよ~。
市場参加者が勝手に期待して上がってきて勝手に失望した面もあり、これで「石破ショック」「石破ブラックマンデー」とか命名されるのだとしたら、石破茂氏はなかなか気の毒ではある。
僕は金融・経済政策に関しては高市早苗氏が最も良かったと思っているが、氏の周りに居る人材が右寄りカルトっぽいのと、安倍晋三氏が死去した際も手を握り返してきたなどとスピリチュアルな発言をしていて若干引いたところもあり、安定していた岸田文雄氏の後任としては石破茂氏も別に悪くないのではないかと思える。年始のインタビュー:マイナス金利「異常でやめた方が良い」 継続利上げは困難=自民・石破氏という記事を読み返すと、そこまでおかしな金融・経済政策の考え方をしている訳ではなさそうに見えた。安保や軍事に関してはやや過激な一家言をお持ちのようなので、あまり暴走しないと良いなぁ。
TOPIXが気絶ライン(2,800ポイント以下)を割ったままだから今回のショックでどれくらい自分の資産がシュリンクしたかは直視していないし、現金余力もそれほど無いため下落した銘柄を拾う行動は取っていないです。
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