2025年の9月頃(もう退職の意思を上役に伝えて引き継ぎとかしていた頃)に東京で働いている学生時代の友人から連絡があり「12月末にニンテンドーミュージアムの抽選に申し込むけど一緒にどう?」的な連絡があって、とりあえず退職する予定は明かせないけど「12月ならとにかく暇」とだけ伝えておいたところ、見事当選したそうだった。僕はご相伴にあずかっただけなので、ニンテンドーミュージアム当選のコツとかは一切わかりません。素人です。
X(Twitter)アカウントも別に明かしていい気はするけど一応気遣って明かさず書くと、僕の友人(以降は通称名うっしー)は、Switch 1の時代にすっかり任天堂信者(というか具体的にはスプラトゥーンシリーズを3000時間遊ぶほどの沼への浸かり具合)になってしまい今では結構な強火勢で、任天堂株式会社の株主にもなっているほどなのである。兎に角うっしーが非常に熱心で、僕はというと株主ではあったものの9月時点ではSwitch 2もまだ買っておらず「言うて元セガ信者だしな~」とそれほど乗り気ではなかった。が、何度か株主総会に参加している立場で新しい任天堂の取り組みも直に見てみたい思いはあったし、とにかく12月は完全リタイアして暇はことだけは確定していたため、一緒に行くことになった。マジで全然調べていなくて前日に細かい入館手続き案内などを読んだレベル。
うっしーは東京駅から、僕は名古屋駅からそれぞれがEX予約で座席確保して京都駅で合流した。向こうはグリーン車なんだって。給与キャッシュフローある会社員はさすがだね。僕は普通の車両です。
あまり今まで遭遇したことの無かった、岐阜県か滋賀県を走行中に緊急停止ボタンが押されて停車し、全車両の確認が行われる出来事があった。つつがなく運転再開し、5分遅れくらいで京都には着いた。最初は地震でもあったのかと思って少しびっくりした。
京都駅では6年ぶりの再会を喜んだ。前にリアルで会ったのは東京で缶詰めにされた1週間の出張中にDevilCraft浜松町へ連れて行ってもらって以来である。この頃のヤフーは楽しかったな(以下自粛)。
年間200万円の利用で権利獲得していたものの、現役会社員中に東京出張の際に電話確認してみてもなかなか空きが無くて利用機会を見失っていたアメックスの【継続特典】フリー・ステイ・ギフトをここで利用した。客室単価を考えたら東京で使うのが最善なんだろうけど細かいコスパを考えていても仕方ない。
1泊2名無料で、もう1泊したい旨を伝え、追加で41,540円を支払った。次回のフリー・ステイ・ギフト修行に丁度いいからと僕のカードで支払っておき、今日明日の食事をうっしーにたかることで交渉成立した。
「中国からのツアー客激減で今の京都は空いている説は何だったのか」レベルで、相変わらず外国人観光客でごった返していて、ホテル利用者の9割は日本語で話していなかった。ただ欧米系の顔つきの人が多くて、数少ないアジア系の顔つきの人も韓国や台湾から観光に来ているグループだったのかも知れない。
チャプター京都トリビュートポートフォリオホテルは地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩5分ほどで、すぐ近くに季の美があった。ロケーションとしては以前に京都へ移住した元ヤフーの人に連れて行ってもらった季の美 Houseがあり、「あっここかぁ!」的アハ体験があった。あの夜はクソ飲み過ぎてほぼ憶えていないが……。今回の京都旅では記憶を無くさないぞ、と決意を新たにした。ほんまか?

フリー・ステイ・ギフトの追加サービス(?)でホテルクレジット5,000円をホテル内施設の食事で割り引いてくれると言われ、じゃあとチェックアウトの日に朝食ビュッフェを使ってみたら、とても豪華でビビり散らしそうになった。
いつもグリーンズの系列ホテルなどでは食い尽くし系アジア人の団体客に取り切られて、限られたメニューしか残っていないのがテンプレであるが、ここではメニューの数が尋常でなく多くて(野菜・フルーツがとくに多い)、かつ皆あまり取って行かないお行儀の良さがあり、客層からして違う印象であった。
もちろん部屋も広いし、公衆浴場(Public Bath)は欧米系の人は文化的にあまり使わないのか24時間ほぼ貸切状態だったし、ネスプレッソ(コーヒーマシン)のコーヒーも飲み放題だったし、大変快適に滞在できた。アメックスのゴールド・プリファード・カードを追加発行した時は果たして年間200万円も使うかなぁと思案したが、実際のところがんばって修行した甲斐があった。ありがとう乞食友情リンク。会社員の身分を手放し、もうステータスカードを新しく発行できる見込みは無いから、このカードが年会費上げられないことを祈りつつ、今後もがんばって修行を続けよう。
1泊2名4万円、体験にお金を出す派の人はこれくらい出せそうだけど。僕は再び株主総会遠征などではビジネスホテル生活になりそうです。ただ日本円の弱さ(ドル円・ユーロ円)で考えたら、欧米の人々からはマジで激安価格にこのサービスで感動されてる可能性はある。

夜の1軒目は僕の希望を聞いてもらい、京都市役所前の駅から歩いていた時に見えた京都嵐山ブルワリーという、ここ2年くらいで開業したらしいマイクロブルワリーに行った。
自家醸造のスタウトとIPAをパイントで飲んで、店員さんにオーナーが名古屋市の千種出身だとかいった情報を教えてもらうなどした。基本的にはビールを飲むところでがっつり食べるところではないため、ちょっとしたおつまみ(オリーブやおでん)を食べながら互いの近況を話したりして、手短に店を出た。
2軒目はうっしーの探したイタ飯屋だった気がするけど店名などはあまり憶えてません。ビールが僕の好きなハートランドだったから2杯くらい飲んで、あとはひたすら水を貰っていたから記憶は失わずに済んだ。えらい。
次の日に続く!

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