人には「自分で買うのは嫌だけど、タダでもらえたら嬉しい」ものが幾つかあると思います。
僕にとってはデジタルオーディオプレーヤが、まさにそれにあたります。
自分で買ったら結局ほとんど使わずに「買って損した」と思うこと間違い無し、です。だから買わないのです。しかし、タダでもらえるなら欲しいです。*1
そこでサントリーウーロン茶キャンペーンです。幸いにも僕は、仕事の日は毎日ウーロン茶の900mlペットを1本買って飲んでいますから、真面目に2週間働いたら、キャンペーン参加に必要な10ポイントなんてあっという間ですよ。凄く真面目に土日祝日も働いたら・・・このことは考えるのは止めておきます。
*1 実際のところ、タダでもらえるなら大抵の物は嬉しいんですが。
ネプロジャパン(本社:東京都中央区)は2006年3月3日、「携帯電話による生活の変化」について利用者に聞いたアンケート調査の結果を発表した。全体の8割以上が、「生活が変化したことがあると思う」と回答。内容は「電話番号を覚えなくなった」が約7割で一番多かった。
確かに友達の家の電話番号って、小学生の頃は随分と暗記していたように思う。今時の子達は、どうやって遊ぶ約束をしているんだろう。もしや、小学校時代から携帯電話持っているんだろうか。
オレ達みたいな、幼少期に携帯電話が無かった世代にとって不幸なことは、携帯電話の番号を交換していなかった昔の友達に連絡を取る時に困ってしまうことだ。訳の分からん詐欺や、個人情報保護法の過剰な喧伝のお陰もあって、気軽に電話したつもりが、先方の親御さんが受話器を取って、えらい警戒されたりする。こういう経験が積もり積もって、家庭用電話機で連絡を取らない習慣に拍車をかけるんだよ。多分。
ところでオレは、高校時代から携帯電話を所有し始めて以来、ずっと通していることがある。それは、夜23時以降は電源を切ることだ。外で遊んでいない限りは、絶対に電源はOFFで卓上ホルダに置いている。時々この行為を、「この間、夜電話したのに繋がらなかった!」と本気で非難してくる人が居るのだが、夜くらい電話を忘れてぐっすり眠らせてくれ。何のためにメールと云う機能が備わっているんだ。
確かに携帯電話の登場で、時と場所を選ばずに連絡出来ることは可能になった。しかし、着信可否の選択権は今も昔も着信される側にある筈だ。夜は携帯なんて放っておいて寝てしまおう。
今しがたtDiaryで日記を付けて、「何か奇妙だッ!」と思ったら、サントリーウーロン茶で、iPod nanoをもらおうは、どう見ても2006-03-06の出来事を書き記したものだ。またやってしまった。
やはり翌日AM2:00くらいまでは次の日付にならんようにする機能が必要だな・・・。
IE8のリリース候補(RC)版というやつをインストールして少し使ってみた。実際には、インストールする前に依存している更新モジュールを入れろだの何だの怒られるのだけど。とにかくインストールしてみた。
バージョン8の前提知識が無かったので、初回起動時にアクセラレータの設定をどうするとかサッパリ分からんことを聞かれて残念ながら全然理解できなかった。もっと何とかできなかったのだろうか。
さらっと使ってみた感じでは、動きは安定しているし、新規タブを開いた時などの動作もIE7に比べると非常にキビキビとしていた。CSSの解釈も結構まともになったんじゃないだろうか。古いIE向けにナントカハックを多用しているウェブページは、IE8だと崩れて表示されて混乱しそうだ。
過去のバージョンに則った描画方法を行う互換モード表示はボタン一発で切り替えができるし、古いIEじゃないとまともに動作しないグループウェアのために「イントラネットではデフォルト互換モード」というオプションもあるみたい。だったらもう、IE8の正式リリース時に、過去のバージョンのサポートは切ってくれたら良いのに。新バージョンで自信作が完成したのなら、役目を終えたバージョンは捨てるべき。
「IEのバージョン7が短命過ぎてプギャー」という意見は少し違っていて、実際はバージョン6がご長寿過ぎただけ。
「もうすぐ北陸新幹線が開業すると富山と石川は関東方面からの観光客で激混みになる筈だから、まだ行ったことの無い石川に行きたいぜ!」と観光に行ってきた。
当然のように旅行会社のパッケージツアーを使っている。何故なら安いから。
この内容で3月の土曜を出発日に選ぶと33,000円くらいである。いくら何でも安すぎる!
10:00前に名古屋駅を発つ特急しらさぎに乗車。別ルートから富山方面に向かうワイドビューひだへは数回乗った事があるが、しらさぎは初めて。こっちの方が車両がかっこいいですね。
およそ3時間くらいで金沢駅に到着する。ちなみに北陸新幹線が開業すると、しらさぎは金沢止まりとなってしまうそうだ(ひだは富山まで行く)。
金沢駅で降りて手荷物をホテルに預けてから、まずは近江町市場に行ってみた。いきなりクライマックスという感じである。
しかしこれが、人が多いのなんの。小雨の降る土曜午後という要因もあったかも知れないが(市場はアーケードがあるので雨がしのげる)、とにかくむっちゃ人が多い。これで関東圏から来る人が増えたらどうなるんだという感じ。
市場は新鮮なカニやエビがわんさか並んでて見てるだけで面白い。北陸ですっかり白身の王様として名を上げたのど黒だが、並んでいるのは地元産よりも九州や四国から仕入れたものが多いようだった。意外だ。市場に青果物店が多い点も意外であった。こいつら全員が青果部かよ……。
この市場に来たら絶対に海鮮丼を食すのだ、と強い意志でもって臨んでいたのだが、とにかくどこの店も満席で外まで行列が続いているのだった。
絶望して入った「近江町いちば館」なるビルの2Fにも海鮮丼を提供する店が! 少人数で切り盛りしているため、数人の客を入れては食券機を停めているらしいと後になって知った。何も知らなかった僕は「あのー、食券機が停まってるんスけど」と店の人に図々しくも聞いたところ、「ちょうどさっきまでの客が捌けて来たから食券受け付けます」と電源が投入された。「私たちもずっと再開されるの待ってたんですぅ~」というJD軍団にも謎の感謝をされた。何だこれ。
まぁとにかく店に入れたので良かった。大人の力を見せ付けるため、3,000円の加賀百万石丼を注文してやった。注文が入ってから市場へ連絡して仕入れるスタイルのため、出来上がるまでしばらく待ったが、大変美味しかった。マグロのトロだけちょっとくどかった。
海鮮丼でお腹も膨れて幸せな気分になり、そのまま歩いて金沢城公園へと向かった。金沢駅周辺は主要な観光地まで徒歩でアクセスできるのが良い。
金沢城公園では、ちょうどこの日に橋爪門の復元整備が完了したそうで、そこそこ混んでいた。
金沢城の天守は火事で焼けてしまったそうだが、石垣などは立派な造りで残っていた。この辺も綺麗過ぎるので復元したのかも知れない。
金沢城公園から繋がっている兼六園にも行ってみた。入場料500円。金沢市民は土日だと無料で見学できる制度があるようで、うらやましい限りである。さすが知名度のある観光地だけあって、この日は中国からの観光客も沢山来ている様子だった。
兼六園はとにかく敷地が広くて、ゆったりとした時間が流れているのを感じるスポットだった。園内に幾つかある、お茶と和菓子を出す店も、よくあるボッタクリ価格ではなく良心的なものだった。文句なしに良いところである。
旅行会社の予約してあった料亭で食事を済ませて、宿泊場所のANAクラウンプラザホテル金沢へ。JR金沢駅にほぼ直結していて観光拠点としても便利な場所である。
なかなか立派なシティホテルで、今日明日だけで沢山のカップルが披露宴の予約で埋まっていた。上層フロアにはオサレなバーもあった。
唐突に熱海へ1泊2日で旅行してきた。とくに「日本を代表する税金じゃぶじゃぶ高規格道路である新東名高速を一度は走ってみたい」と思っていた点が動機としては大きい。平日ならガラガラだろうし。名古屋方面から向かうとなると、長泉沼津ICまで開通済みのため、そこで降りるとしたら宿泊地は熱海あたりが適当であろうと。
東名高速を袋井ICで降りて、まずは目的地の一つであった寺院「可睡斎」へ。ここは宿坊や精進料理の寺として有名で、要予約である精進料理 + 寺院見学1人3,000円を目当てに訪ねた。
精進料理は「淡泊で物足りない我慢料理」というイメージがあったが、ここで食べた精進料理はめちゃくちゃボリュームも多く、手が込んでいて、とても良かった。とくに出し汁があんかけ状にかかっている茶碗蒸しが絶品であった。
全くノーマークだったイベントであるが、この日はひな祭りをやっていて、32段1,200体(!)のひな人形が並んでいて圧巻であった。というか若干の恐怖を覚えるレベル。
清水JCTで東名高速から新東名高速へ乗り換えて、熱海を目指す。沼津から高速を降りてすぐ着くだろうと舐めていたが、アップダウンの激しい峠を幾つか越えねばならず、思ったよりも難儀であった。
4年前に宿泊したホテル水葉亭が、いつの間にか「大江戸温泉物語」に買収されてリニューアルオープンしていたのには、驚いた。すっかり中も小奇麗になって、前回利用時に感じられたバブルの残り香は、薄まっていた。
やれインバウンド観光だと日本全国が盛り上がってるこのご時世に、外国人観光客を全く見かけず、日本人高齢者で溢れかえっていると云うのは、ある意味でドメスティックに成功していると言えるのかも知れない。夕食はバイキング形式で、金目鯛の刺身まで振る舞われる豪華な内容だった。
元・任天堂社長である岩田聡さんの、岩田聡さんのコンテンツ。 - ほぼ日刊イトイ新聞などから拾った言葉を1冊の本として再編された書籍。
書店ではビジネス書や自己啓発的ジャンルのコーナーに並んでいたが、淡々と岩田さんの人物像を浮き彫りにしている、一風変わった、それでいてとても岩田さんらしい本だと僕は思う。
本書に載っていなかったけど、編集した永田さんと岩田さんの出会いでバルーンファイトのプログラマーが自分だと明かすエピソードがめっちゃ好き。
Webコンテンツで公開されているものを中心とした収録のため、目新しい何かがある訳ではないけど、言ってみればこれは「岩田聡さんの発言ベスト盤」な訳で、示唆に富んだ言葉がギュッと凝縮されていて、読むたびに発見がありますね。
オリジナルコンテンツとして、宮本茂さんと糸井重里さんが岩田聡さんを語るインタビューが収録されていて、「天才クリエイター宮本さんをいつも観察・分析している岩田さん」もまた、宮本さんに観察されていた事が窺えて、とても羨ましい関係性だなと和んでしまう。宮本さん曰く「色んな制度や仕組みをつくって名前をつける」のが得意と評している通り、2020年現在も残っている名物コンテンツ『社長が訊く』(『Iwata Asks』)も、これしか無いという名前なんだよなぁ。
あと、感想文にこんなこと書くなよという話ではあるんですが、僕は糸井重里って人が実は苦手で、「胡散臭いコピーライター」という印象が強くあって、糸井さんとの対話を通して壁打ちのように学びを得られる岩田さんの謙虚さ・人の良さを一層すごいなと。山内博さんから学んでいる点も同様だよね。たぶん僕は糸井さんという人が嫌いというよりは、岩田さんのような人から兄貴分として頼られていたことに嫉妬してるのだろうな。何だか読み終わって憑き物が落ちた気分です。
岩田さんが簡易な言葉で説明している、試作品を作っては捨ててブラッシュアップしたり(アジャイル開発・リーン開発)、全社員との面談をしたり(1on1)、2010年代に日本のIT企業でも当たり前に採用されるような手法を、ずっと前から実践していたんだよね。すごい人です。本当に尊敬しています。
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▼ ユーキさん [皮をあげよう]
▼ 雷悶 [タダでも要らないものもあります。]
▼ Ussy [[設定] > [時差調整] でどうでしょう?]
▼ 雷悶 [あっ、これ、欲しい機能そのまんまですな(笑) まるで見落としていたよ、ありがとう。]