あまりにX(Twitter)でフォローしてる人から熱心にダイマ(直球)されるため、アニメ放送中の『生徒会にも穴はある!』を物は試しで1話2話を見てみたらまんまとハマってしまった。エロコメだらけになって毎週追うのから降りてしまったマガジン本誌の連載作品の中でも典型的なエロコメだと決めつけてて早々に読まなくなってた作品だったんですが……すみませんでした。今さらながら後追いで原作コミックも買いました。もともと4コマのマンガを読むのがとても遅い自覚があったのも敬遠していた理由ではあったのだけど、本作は普通のコマ割りでのストーリーも前後に挟まれるから、僕でも全然読める。しかも絵がめちゃくちゃ上手くて読みやすい。
紛れもなくお下劣えっちが炸裂するコメディ、エロコメ作品ではあるのだけど、原作コミックの巻末近くで唐突にお出しされる「こまろの世界」「たんの世界」といったサブキャラ主観で語られるエピソードがすごく深くてびっくりした。生徒会を主題としたコメディ作品は世の中にたくさんあるけど、この作品ではメンバーそれぞれが抱える微妙な生きづらさを気にせず自然体で居られる場所が生徒会なんやなって。泣ける~。
むっつりパーフェクト超人なのにそこはかとなく負けヒロイン感の漂う会長と、不幸呼び込み虚弱体質でマスコット感があるこまろ、この2人の「かわいそうはかわいい」がそれぞれ別ベクトルに発揮されてて1粒で2度おいしい作品ですね。絶対ただおっぱい大きい女の子がわちゃわちゃするだけの作品だと偏見持ってました。ごめんなさい。本当に面白いわ。あとコミックス巻末のゲスト4コマの執筆陣が毎回豪華すぎないか?
マガジン本誌、作家陣の健康がぶっ壊れてて休載だらけになってると聞くし、作者のむちまろ氏に余計な負荷がかからないといいが。あとがき読む限り担当編集さんとの関係性は良好(ほんまか?)に見えるから、上手いこと業務量が調整されていることを願う。週刊連載って本当にどうかしてるよなぁ。『はじめの一歩』が連載再開したらマガジン本誌も追いかけようか迷うところ。
完成バージョンのED映像、「生徒会メンバー全員ずっと仲良く過ごしてくれ~~~」と一生眺めていられる。これ制作会社はパッショーネなんだ。2026秋クールではパッショーネの『FX戦士くるみちゃん』と『生徒会にも穴はある!』の2本に喜怒哀楽の情緒ぶっ壊されてるよ。偉大な仕事をありがとう。
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