後半がずっとノープランだった2018年GWだが、割と毎晩部屋飲みをしていてダメな感じの連休だった。
さすがに何もアウトプットが無いとアレ過ぎるので、連休中に読んだマンガ作品で面白かったものの感想をまとめておく。
全5巻完結済み。
人類が宇宙開拓済みの時代に、林間学校のようなノリで惑星キャンプに行った少年少女達の宇宙漂流記といった話。
週刊少年ジャンプで『SKET DANCE』を連載していた作者ならではの、軽妙なノリツッコミが魅力的な登場キャラクターと、ハードな設定で一気に読ませる面白さ。
登場キャラクターの名前などに潜む伏線も終盤の4巻~5巻で一気に回収されて、カタルシスも凄いけど、何より明るいノリツッコミの空気も最後まで維持された点が素晴らしく、読後感も心地よい。当然ご都合主義な設定は多々あるのですが、妙なストーリーの引っ張りも無く全5巻で駆け抜けるスピード感が最高だった。巻末収録の4コマも良い味を出していて、この尺で終わらせるのが勿体ないほど魅力的なキャラクターで一気に描き切ってるSF作品。おすすめ。
自己コンプレックスを抱える高校生の青春群像劇。何度かスポーツ作品を連載しては短命に終わっていた作者が「描きたいものを描いた」と言ってるだけあって、パズルのピースがピタッとハマったように似合っている。
個々のエピソードでどこか『星野、目をつぶって。』を思い出すものの、本作はラブコメというよりは、昨今よく取り上げられるLGBTに正面から挑んだ群像劇といった印象が強い。4巻まで刊行済みで続刊中。僕としては主要登場キャラクターの4人には全員幸せになって欲しいが、はてさて。
どこかエロい画力で描かれる、「倫理」の授業を通して教師と生徒とが繋がって行く、独特で不思議な作品。とにかく惹き込まれる作風。
個々のエピソードは、独立しながらも、同じ時系列を別々の人物から見た凝った造りで、今後の展開はどうなって行くのか全く読めない。誤解を恐れずに言えば、大人向け『3年B組金八先生』みたいな話。まだ1巻ですが、かなり注目している。続刊も必ず読むと思う。
全力ご都合主義ながら、異世界に召喚された主人公が、異世界パーティや巨大なイッヌ(に見えるけど異世界において最強クラスの使い魔)などにご馳走する作品。使われる調味料がコショウや焼肉のタレなど庶民的で面白い。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
倫理ですで一番エロいのはせんせーだと思う。<br>立ち方が一々セクシー過ぎないか。
倫理ですの先生は、表紙だけ見た時点では女性だと完全に勘違いしてました。