二度寝したら起きたのが昼前になってしまった。今日はポケモンGoが2回目の「コミュニティ・デイ」というイベント開催日で、ポケストップの沢山あるポイントへと向かった。現地には大勢のプレーヤーが居て、皆コミュニティ・デイの目玉である特殊わざを覚えるカイリューを狙ってせっせとミニリュウを捕まえているようだった。自分も厨ポケであるカイリューに進化させられるくらい捕まえたかったのだけど、ネットワークエラーが多発し、途中でうんざりしたため、30分ほどで離脱してしまった。
昨日のライブ後に、オタク仲間の人と『嘘喰い』の完結やら、お互いにオススメの作品などについて話していた。そして、近年の『カイジ』本編はあまりにも話が進まなくて、もはやスピンオフ作品『トネガワ』だけ読んでいればOKという意見の一致を見たのだった。やはりオタク仲間同士で存分に語り合うのは良いものだ……。休暇中は他人との関わりを持つ時間があまりにも少なくて、こういう原始的な喜びを忘れてしまっていた。
作者である森薫さんは、もはや人間国宝にして良いレベルだと思ってて、描き込みが異常ですらある。「ここまで描く必要があるのか?」と感嘆するほどの精緻な画力で、訳が分からないほど。
主人公夫婦の夫側であるカルルクが遊牧民族に弟子入りして、弓やイヌワシを使った狩りを学ぶ話がメインなのだけど、もう扉絵のイヌワシからして、一枚絵として成立しちゃってるもんなぁ。
いや本当に凄いです。画力も凄いがストーリーも時代考証がしっかりしてて、読んでて面白い。国宝です。紙の本で買って、電子書籍で買い直しても後悔しない唯一無二の作品。何故なら紙は装丁が美しいし、電子版では拡大が自由自在だから。
日本プロ野球界のカネにまつわるエピソードを深く掘り下げているこのマンガ、14巻では中継ぎ投手として選手キャリアを築いてきた夏之介が、先発投手に色気が出てきて、「50勝投手」の肩書を目指せる環境のためにFA宣言するかどうかで悩み続ける。
『グラゼニ』は試合描写よりも、ストーブリーグにおける年俸交渉や、解説者やコーチといったセカンドキャリアといった掘り下げが面白くて、最新14巻でも、クライマックスシリーズの試合を少し描いたあとは、ひたらすらキャリアと年俸の話が続くのだった。
個人的には、作中に長く登場している「山梨県人会」が1球団に集まる展開を期待したいですね。連載は追ってなくて単行本派なので、次巻が今から楽しみ。
日本のバレーボール実業団をテーマにしたマンガ。1巻でハマった個人的な注目作。2巻もさらに面白くなった。
地味メガネの主人公が、小さな練り物(はんぺん、ちくわ)食品会社でスゴ腕の営業担当をしながら、業務後は実業団としてバレーの練習に勤しむ。2巻では競合相手にジャイアントキリングを果たしたり、得意先の人を接待バレーしたり、新しい商品開発に頭を悩ませたり……見所がかなり多い。
1巻では「なんで練り物の会社なんだろう」と不思議に感じていたものの、2巻から海産物の繋がりでロシア企業とのコネクションが出来てきて、日本とロシアにおけるバレーボールというスポーツの地位や、Vリーグの課題点が浮き彫りになって、なるほどと感心した。
中年会社員としての共感も多く、おすすめ作品。
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