40代〜50代の人たちって、あんまりブログやウェブ日記で自分のことを書かないよねーという話題を目にしたので、考えたことをまとめてみる。
僕たち20代〜30代の世代の自己表現の場は、ブログだったり2ちゃんねるだったりSNSだったりするんだけど、こういったところで上の年齢層の人たちと絡むような機会は確かに少ない。
じゃあ上の人たちがどこで自己表現しているのかというと、それはカカクコムだったり知恵袋だったり楽天のクチコミだったりするのだと思う。カカクコムなんて、商品によっては、僕より一回り上の人を本当によく見かける。ここまで書いていて気になったので価格.com アクセス・ユーザーデータというデータを参照してみたところ、40代〜50代が40%を占めていた。やっぱり多いみたい。
この年齢の人たちは、カメラとかモータースポーツとか、とにかく色んな分野の知識が豊富で、自分のことを語るよりも、人に何かを教えてあげることが好きそうな人が多い印象がある。だから、ブログよりも掲示板の方が発言の敷居が低いんじゃないかと。逆に、一部の、自分の身の回りのことを書き記すことが得意な人を除くと、わざわざブログを書くことは躊躇してしまうのではないかな。
ちょうど、僕たち20代〜30代が、一部を除いて、ケータイでわざわざブログやSNSを見ないことと似ているかも知れない。
ケータイのネット文化って、本当に僕らの世代から見ると、右も左も分からない不思議な世界で、ケータイのキーを使ってどうやって自分の考えをまとめて、入力して、表現しているのか、とても興味深い。使いこなしている人にとっては、キーボードをカチャカチャ叩くよりも自然に考えがまとまるのかな。
人によって最適な表現の場は異なる。
僕が自宅からデスクトップマシンのモニタを通して眺めているmixiにも、今はケータイから発信された日記の方が多いのかと思うと、不思議な気分になる。
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