飛行機事故に興味があったため、マルコム マクファーソン著『墜落!の瞬間―ボイスレコーダーが語る真実』という本を読んだ。
著名な飛行機事故から、乗員の的確な判断で間一髪のところを免れた逸話まで、様々なケースで大破した機体から回収されたボイスレコーダーをもとにテキストに起こしてある。日本ではとりわけ知名度の高い、日航機123便の事故の時のやり取りも収録されている。
本書のどのケースにおいても、他愛ない会話をしていた乗員たちが、衝撃音などをきっかけに、一瞬にして不吉な匂いを感じて緊迫していく様の生々しさが良く伝わって来る。
熟練していて決断力に優れた乗員たちの操縦による飛行機に乗り合わせるか、事故と認識した瞬間にパニックに陥ってしまう乗員たちの操縦による飛行機に乗り合わせるかも、言ってみれば運でしかないなぁ。
やはり飛行機事故は怖い。覚悟を決める間も無く死が訪れるというのは、想像するだけでもたまらない気持ちになる。
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