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2006-03-25 (土) [長年日記]

[時事ネタ][ゲーム] 次世代ゲーム機の販売は、戦争とは呼べない

メガドライブやらPCエンジンのソフトが、任天堂製の次世代ゲーム機「レボリューション」で遊べるようになるらしい。

「レボリューション(仮称)」は任天堂が発売を予定している次世代ゲーム機。バーチャルコンソールは「レボリューション(仮称)」で動作する仮想ゲームプラットフォームで、ネットワークからソフトをダウンロードするシステム。セガはメガドライブ(ジェネシス)の過去のソフト1,000タイトルを。ハドソンはPCエンジンで発売された約700タイトルをバーチャルコンソール用に提供する。

ユニークな形のコントローラーが話題となった「レボリューション(仮称)」。過去のゲーム機で発売されたソフトウェアを活用できるという噂が飛んでいたが、今回の発表は、その噂を裏付ける内容。

ゲーム機はソフトウェアが命だが、「レボリューション(仮称)」ではこれまで発売された膨大なタイトルを資産として持っていることになり、各社入り乱れての次世代ゲーム機戦争に大きなアドバンテージを確保したこととなる。

何かと話題の電気用品安全法の施行も迫っているし、PCでエミュレータを使わなくても大きな顔して旧作が遊べるなら、何にせよユーザにとっては良い事だ。

それにしても、次世代ゲーム機の話題が出る度に使われる次世代ゲーム機戦争という表現には、妙な違和感をおぼえる。

ゲーム機同士で戦争していた時代は一度きり

日本国内の家庭用ゲーム機のシェア争いが戦争状態と形容し得る状態だったのは、僕はセガサターンとプレイステーションが(ファイナルファンタジーがプレイステーションで発売の報道が出るまで)お互いに販売台数を伸ばしながら熾烈に値下げ合戦をしていた頃だけだと思っている。

  • ファミコンとセガマークIII(3)
  • スーパーファミコンとメガドライブ
  • プレイステーションとセガサターン(と、Nintendo 64)
  • プレイステーション2とゲームキューブとドリームキャスト(と、Xbox)

いずれの時代も、プレイステーションが覇権を握るまでの期間を除いては、それこそ一強時代と言い切ってしまって良いのではないだろうか。ファミコン、スーパーファミコン時代の任天堂とプレイステーション2(現在)のソニーなんて、殿様商売そのものだと思うのだけれども。

ファミコンを所有している家庭は沢山あったが、セガマークIII(3)を所有している家庭は、残念ながら余り無かった(我が家は、その余り無い家庭の一つで、大変肩身の狭い思いをした)。

スーパーファミコンとメガドライブも、ハードのアーキテクチャは似通っていたものの、ユーザはスーパーファミコンだけ所有していれば安牌だった。アメリカではメガドライブは頑張っていたとか良く聞くが、日本におけるメガドライブの存在感はミジンコくらいのもので、ゲーム機と言ったら当時はスーファミそのものを指していた。

プレイステーションとセガサターンが切磋琢磨している期間は、その後の家庭用ゲーム機のデファクトスタンダードがどちらに転ぶか分からない時代であり、ユーザは二者択一を迫られていた(同一タイトルが両ハード向けに提供されることも多かった)。両ハードの掲げる戦略も、映像の2Dから3Dへの転換であったり、カートリッジからCD-ROMによるソフトウェア供給形態の変更であったり、極めて似通っていた。発売日や値下げタイミングも近かったし、CMもライバル意識丸出しで面白かった。敗戦国民となったサターンユーザは、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストを遊ぶ為には敵国のプレイステーションを購入せねばならず、またセガサターンの優良タイトル(街、グランディア等)がプレイステーションでも遊べるようになってしまい、大変悔しい思いをした。まさにこれは戦争だ。

近頃のゲーム機は、購入層が重ならない

最近も携帯ゲーム機戦争でニンテンドーDSの勝利だ何だと盛り上がっている(?)が、ニンテンドーDSとPSPは僕が見る限り、想定している購入層が大きくかけ離れているように思える。

  • ニンテンドーDSで脳を鍛えたい人は、最初からPSPとどちらを購入するかなどと迷わない。
  • PSPのようなハイスペックなゲーム機を望む人の要求を、ニンテンドーDSは満たせない。

もちろん両方所有しているマニアは存在するだろう。が、ライトゲーマーと呼ばれるような人達は、携帯ゲーム機を購入する時はニンテンドーDS一択じゃないかなぁと思うのだ(僕もどっちかタダでもらえるなら、DSが欲しい)。

プレイステーション3とレボリューションも、前者はコアゲーマー向けで、後者はライトゲーマー又は懐古ゲーマー向けといった印象を受ける。プレイステーション3とXbox 360は購入層も似ているのかもしれないが、こんなもんは日本では最初から勝負にならないだろう。*1「Xbox 360も頑張って日本のゲーム市場を盛り上げて欲しいナリね」などとしたり顔で言う奴に限って、自分は最初からプレイステーション3しか買わない気でいて、安全圏から高みの見物でコメントしているのだ。

  • プレイステーション3は、コアゲーマーをどれだけプレイステーション2所有者から移行出来るか
  • レボリューションは、ニンテンドーDSでゲームに興味を持ったライトゲーマーにどれだけ家庭用の据置型のゲーム機を購入させられるか

この2点が焦点となるだけで、ソニーと任天堂の戦争とは形容出来ないと僕は思っている。にも関わらず、やれ次世代ゲーム機戦争だ販売台数争いだとメディアが盛り上げるのは、やはり違和感を拭えないものがある。つまりこれは、ゲーム機販売が戦争状態と呼ばれていないと困る連中が居るんじゃないかな。おお、何だか壮大な陰謀論に話が広がりそうな気がしてきたぞ。

あとはキバヤシに任せて寝る。

*1 Xbox 360でなければ供給されないタイトルが遊びたくてXbox 360を購入するような人は、ほぼ確実にプレイステーション3も購入する。Xbox 360は、コアユーザ向けの家庭用ゲーム市場においてメインストリームとなる(であろう)プレイステーション3では遊べないタイトルがあるから、“オマケ的に”買われるだけだ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
やまもち@会社 (2006-03-29 (水) 18:59)

ファミコンも持ってたけど、マーク3に鞍替えし、スーファミを買わずにメガドラ、プレステ買わずにサターン。PS2が出ようとも買わずにドリキャスな私。スーファミ、プレステは結局全盛期には購入しなかったし(っていうかもらった)、PS2はドリが死んでセガゲームが遊べるハードがそれしかなかったから買いました。やるね!おれ!(馬鹿

雷悶 (2006-03-29 (水) 22:41)

やるな! さすがだよ! それでこそMAX月影だよ! ファミコン持ってるのにマーク3に移るのが一番凄い気がする(笑)<br>やまもち店長の遍歴を見ていると、任天堂の次のハードでセガの昔のゲームが動くってのは、信じられない出来事ですな。いや、今でもゲームキューブで動いているらしいんだけどさ。


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  1. ウルトラマン (2019-04-18(木)19:22)「声優代節約の為やぞ」
  2. ああああ (2019-03-28(木)15:19)「バージョンは好きにしていいのか。 」
  3. 雷悶 (2019-01-06(日)09:46)「時代はProっしょ~」

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