また、根本容疑者の手口が、岡嶋二人さんの推理小説「99%の誘拐」(講談社文庫)の内容に似ていることが分かり、捜査本部は、根本容疑者が参考にした可能性もあるとみて調べている。小説には、通り掛かりの男が「火事だ」と叫び、母親が気をそらしたすきに息子がさらわれる場面が描かれている。身代金受け渡しで、置き手紙などで次々と指示を出しながら、電車など交通機関を乗り継がせる記述もある。
うーん。確かに「99%の誘拐」はとても面白い作品だし、この記事の通りの手口なんだが、まさか実行してしまう人が居るとは。オレも、自身の読書感想文に次の様に記している。
現代で使っても通用しそうな斬新な誘拐方法がイカス。非常におすすめ。
ここだけ抜き出すと、「誘拐方法をおすすめ」しているみたいだが、もちろんこれは作品が面白いからおすすめなのである。
どうせやるなら、清水義範の「超・誘拐入門」みたいなやつはどうだろう。
どっちもブックオフで100円で買えてしまう本なので、誘拐の手引書として買わずに、通勤のお供に是非どうぞ。「99%の誘拐」はガチで面白いよ。「超・誘拐入門」|はヤオ。
香港のシェア最下位の事業者が「過激」ともいえる料金体系を打ち出して、業界を驚かせている。香港の固定電話事業者PCCWは、傘下の携帯キャリアSundayの3G回線を利用した新3Gサービスを発表、さらに半年間の無料キャンペーンを打ち出した。
新サービスの名称はPCCW Mobile。半年間の無料期間中、毎月音声通話6000分(うち同一ネットワーク内3000分)、SMS/MMS/テレビ電話は無制限(同一ネットワーク内)、特定のストリーミングビデオコンテンツも無制限など、使い放題の感覚で利用できる。そのうえ、基本料金も半年間無料だ。
凄過ぎる。カケホーダイとかLOVE定額とか、そういった料金体系が霞んでしまう程のインパクトだ・・・。
PCCWは、香港で最大手の固定電話事業者。昨年、香港で加入者数ベースでシェア最下位のSundayを買収した。固定大手が携帯に新規参入したというと、どこか日本のソフトバンクを思わせるところがある。
と言うか、我々一般人がソフトバンク様に期待しているのは、ここまでくらいの思い切った価格破壊以外に何も無いわけで、これでアッと驚くような料金プランも無しに参入されたら、飛べない豚は何とやら、だよ。
以下の戦略をすれば、大量顧客獲得(と数年後の玉砕)間違い無しだ。
勝ったッ! 第三部完ッ!
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
飛ばねぇ豚は、が正解だといってみる。<br>ググると「飛ばない豚」より「飛べない豚」の方が遥かに多くヒットするのが謎ですが。
>かわはら<br>実は最初「飛べない豚」で書いて、その後ググったら「飛ばない豚」の方が圧倒的に件数が多くて慌てて書き直したという。<br>思考回路読まれ過ぎですね私。
ミステリ脳の恐怖 森博嗣<br>そんな感じで行ったらいい
ミステリ脳は魍魎の匣みたいな誘拐をしそうで怖いですね。