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2024-08-12 (月) [長年日記]

[雑記]Amazonプライムビデオで試聴中の2024夏アニメ

今年はお盆休みも設定しておらず、カレンダー通りの進行でどこにも遠出していない。外もバカみたいに暑いしエアコンを効かせて部屋でアニメを見るくらいしかやることが無い。

2024春アニメでは案の定ABEMA独占配信だった『ささやくように恋を唄う』を途中で脱落してしまった。原作めちゃくちゃ好きなのにつらい。最新話1週間しか無料配信されないなんて追いかけられないに決まっている。百合の間に挟まる独占配信は絶対にゆるさんからな。

この夏アニメではAmazonプライムビデオにも「最新話のみ配信」形式の作品があって先々が不穏である(どうせ追いかけられないからこういう配信形式の作品は見ていない)。「dアニメには課金したくねぇ……」と日々怯えながらAmazonプライムビデオで試聴している2024夏アニメの感想を書く。

個別に感想書かないけど連続2クールの『夜桜さんちの大作戦』と『狼と香辛料』も引き続き視聴中。ただ未視聴エピソードが若干たまり気味。

『負けヒロインが多すぎる!』

原作情報や事前知識は全く無しで見始めた。90年代J-POPシーンの小室ファミリー直撃世代おじさんなのでEDテーマがhitomiのLOVE 2000カヴァーだったところに釣られてしまった感が強い。hitomiで1番好きな曲は『by myself』です。

で、この『負けヒロインが多すぎる!』は、テンプレルートで幼馴染などから選ばれず負けてしまったヒロインがテーマの青春ストーリーらしい。クレジットされる製作委員会の名前を見るに略称は『マケイン』のようだ。とにかくOP映像のカラフルでポップなセンスが凄い。ソニーグループの総力を感じる。ED映像がまるで実写で路面電車が走っていて気付いたけど、物語の舞台は愛知県豊橋市なのだな。ちくわ齧ってるヒロインもおったし、茶請けとしてブラックサンダーも登場するし、町興しアニメでもあるのか。

とにかく『この美』『リコリコ』で見慣れた、いみぎむる氏の原案によるキャラクターが大変可愛らしく、氏にとって癖らしいデコ出しの子は今のところ見当たらないが、個人的にこの人のキャラデザの魅力は癖っ毛の子の髪ボリュームが、ストレートの子との対比でモッコモコなところがとても良いと思っている。負けヒロイン3人とも癖毛で嬉しい。そういえば髪で思い出した、ストレートヘアーの美人先輩が「美人だな~」と見ていたらキャスト種﨑敦美さんだった。全然気付かなかった。この人の引き出しが多すぎてこわい。

主人公の温水くん、「水道水の味ソムリエ」みたいな、いかにもライトノベル主人公っぽさがあって痛々しくてよい。八奈見さんはいつも食ってるし(何でこの子スタイル維持できるんや)、小鞠ちゃんはデュフデュフ唸ってて陰キャ過ぎるし、ラブがコメるとしたら檸檬ちゃんルートしか無さそうに見える。原作知らないので先の展開が読めず、コメらないまま最後まで行くのかどうかも楽しみにしながら見ている。

言うほど負けヒロイン多くないし、ヒロイン30人以上出て来てまだ1人も負けてない『100カノ』の狂気があらためて意識される作品名であるが、夏の入道雲やセミの鳴き声、部活メンバーで行く海水浴に花火と、高校生の爽やかな青春(存在しない記憶)を美しい映像と音楽で存分に楽しめる。おすすめ。何で俺はソニーグループの作品にここまで感動しているのに株主じゃないんだろう。そういうとこだぞ。

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『俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』

【パリイ】といえば、スーファミおじさんにとっては『ロマサガ』シリーズでお馴染みの敵の攻撃を弾く地味な技なんだけど、完全にタイトルで興味を惹かれてまんまと見始めてしまった。思った以上に面白くてそのままコミカライズも全巻購入し、アニメと並行して読んでいる。

「なろう」系も成熟して多くの中年層に支持されているのか、最近よく見る「自信の無いおじさんが実は強い」系の展開で、主人公ノールは剣戟スキルのパリイ含む、あらゆる属性の最低クラスのスキルしか扱えない無才冒険者としてひたすらパリイを磨き続けていたら「今のはメラゾーマではない…… メラだ……」の領域に至ってしまった話。

コミック版でもアニメ版でも、ノールの朴訥とした性格が好ましく、自己評価の低さと周りからの高評価ギャップでアンジャッシュ系ギャグが発生しつつ安定して面白い。アニメ版では少年時代のノールが丁寧に描写され、一方でコミック版ではギルドのシステムが細かく解説されており、相互補完できる形で楽しめている。

リーンやイネスといった女性陣からの好感度によってはラブコメルートに入れそうなのに、この手のフラグも無自覚系パリイおじさんが全てパリイしているのが面白いところである。そこはパリイするなよ。ノールの声を担当している濱野大輝さん、あまり今まで意識していなかった声優さんであるが、名バイプレイヤーのオーラをひしひしと感じるいい役者さんで役にハマってるなぁと思う。俺は実はすごいと思い込みたいおじさんにおすすめ。

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『【推しの子】』

話題作のアニメ第2期で、1期に続いてとても映像化が楽しみだった作品。原作通読済み。最強アイドル「アイ」の死因を探るべく、アクアが2.5次元舞台の演者として芸能界のコネクションを広げて行く。

マンガ作品の映像化・舞台化におけるすれ違いを題材とする2期でキーキャラクターとなる鮫島アビ子先生の演技がとても素晴らしく、エキセントリックな天才型の作家として完全に原作の声がする。アビ子先生の師匠筋である吉祥寺先生との湿度高めな関係性もいいし、「ヒトリニサセネーヨ!」以来まったく期待されていなかったメルト君が役者として圧倒的努力する姿で吉祥寺先生の目にハイライトが戻る展開もエモくていい……。原作を別メディアに変換する難しさをテーマにしている上で、敢えて本作アニメ版『【推しの子】』は2.5次元舞台のところを原作比で大胆にアレンジする構成となっているのも挑戦的な作り込みと言える。『【推しの子】』原作者側は映像化でのアレンジ改変を許容してるってことだもんね。

僕は圧倒的アクあか派なので、後方ビジネス彼女面してるあかねちゃんと、負けヒロインムーブが止まらないかなちゃんがバチバチにやり合ってるシーンが多いところも2期はたまらないですね。さらっと舞台俳優が女優を食いまくってるところを匂わせて行くブラックさも『かぐや様』に通ずる、赤坂アカみの本領だよな~と思ってしまう。

本作は楽曲面でも話題が多いのだがEDテーマが重めのディストーション効かせたシューゲイザーサウンドでびっくりした。歌声に聞き覚えがあるなと思って楽曲提供の羊文学ってバンド名で思い出したけど、『呪術廻戦』の2期でもED歌ってた人たちか。あの時はこんなにダウナーじゃなくもっと爽やかだったじゃん。アニメ『【推しの子】』はEDテーマのイントロに入って行くところの演出が上手すぎるね。

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『ラーメン赤猫』

Webマンガメディア「ジャンプ+」でインディーズ連載(単行本化がされない)扱いから正規連載枠を勝ち取り、とうとうアニメ化まで行った成り上がり作品。これだけで少年マンガみたいなバックストーリーであるが、作品としてはブラック企業で疲弊した珠子(たまこ)が猫たちの営む「ラーメン赤猫」に再就職し、人間性を取り戻して行く癒しと再生の物語。

映像が不思議な感じだなと思いながら見ていたが、どうも3Dモデルを使ったアニメーション制作になってるようだ。『ガルクラ』に続き本作『ラーメン赤猫』もそれほど苦手な感じのしない3D CGアニメーションという印象で、常連さんたちも一度つくったモデルを使い回せる強みなのか、カメラ長回しで「いつもの人たち」がくつろいでるカットが多く入ることで、ちゃんと店が「存在して客に愛されてる感」の醸成に寄与しているように思う。

いくら何でも文蔵さんの声イケボ過ぎるだろうと笑ってしまうものの、ハナちゃんはツンデレのプロが喋ってるし、珠子とクリシュナはどちらも癒しボイスで、製麺室の会話を永遠に聞いていたくなる。映像化されて気付いたけど労働猫たちの肉球があまりに綺麗すぎる。一方でクリシュナの肉球は歴戦の勇士みたく真っ黒くなってるし、製麺やってる担当と接客や餃子といった別工程担当との違い故なのか……?

ラーメン赤猫の面々が揃って働き出す時の弦楽器で「デデデ♪ デデデ♪ デデデ♪」って低く響く劇伴がめちゃめちゃ好き。しかしショートアニメ枠になると思ってたのにフルの尺で毎回マンガのエピソードを複数拾って映像化してくれるの嬉しいな。迷惑系ユーチューバーが来店した時のコメント欄に「おっぱいデッッッ」的な下衆コメント流れるやつも検閲されると思ったらそのまま使われてて、丁寧に原作再現してくれて好印象。犬派だけど毎週見て癒されてます。

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『天穂のサクナヒメ』

原作ゲーム(インディーズゲーム?)はカルト的な人気があったらしいことは知っているがどんな内容だったかは事前知識なしで、制作P.A.WORKSだし「食育アニメなのかな?」と見始めた。

性格クズだった神様サクナヒメが神様たちの住処を追放され稲作に勤しむという、思ってたんと全然違う話だった。大空直美さんって人の演じるキャラを「のじゃロリ」造形しか知らない気がしていて、サクナヒメもやっぱりそんな感じじゃねーか! 1話で可愛かったココロワヒメなるキャラがサクナヒメ追放後まったく再登場しないのが悲しいが、無駄に細かすぎる稲作描写、炊き立てご飯の美味しそうなところなどなど、見所は多い。

どんなゲームか原作を知らないのだけど戦闘シーンでサクナヒメが披露している羽衣アクションが『ゼルダ』のフックショットや『海腹川背』のラバーリングみたいで楽しげに見える。田右衛門って人だけ手塚治虫のマンガ世界から飛ばされてきたのかって顔しているのも地味に面白い。気が付くと舌を出してるタマ爺がポケモンみたいで可愛いし、アシグモはかっこいい。そして何よりクズだったサクナヒメ様の圧倒的成長ぶりよ。米は力なんじゃよ。

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『逃げ上手の若君』

週間少年ジャンプ本誌にて連載中の、足利氏から逃げて逃げて逃げ続けて鎌倉奪還を目指す北条時行様の再起を描く歴史もの。

にわかの僕でも名前を覚えてしまう制作スタジオCloverWorksだった時点で期待しか無かったが、期待を上回る素晴らしい映像化になっている。マンガ作品のアニメ化って髪色や瞳の質感が「コレジャナイ」になることが多々あるのだけど、本作『逃げ若』ではそういった違和感が一切感じられず色彩設計が素晴らしい。OP映像やED映像もカラーセンスの爆発した完成度になっている。こういう曲の歌詞がちゃんと画面に流れるアニメ作品、ものすごく久しぶりに見た気がする。

時行様の声はド新人の人が担当しているそうだけど、天真爛漫かつ芯のある声でピッタリ合っているし、何より物語序盤の狂言回し役としてストーリーを転がして行く諏訪頼重を担当する中村悠一さんが変態的ですごい演技である。

遠くからカメラが写している間はのっぺらぼう描写でそこからズームして行くと急激に細かい表情が現れて「何これ!?」となるような凄まじい作画で、時行様がちょっとえっちな表情になって嬉しそうに逃げ回るアクションシーンはものすごい完成度になっているし、歴史ものだけに当時の人権を無視した凄惨描写も原作からナーフされるどころか一層激しくなっている。血しぶきの量の多さよ。

松井優征氏に特有な強いデフォルメを利かせた一癖も二癖もあるおじさん達のパーツ(目玉や耳など)の気持ち悪さも映像化で拍車がかかっており、ありがとうCloverWorksと感謝の正拳突きが止まらないアニメ化である。原作よりもこっちのアニメ版の方が見易いまである。大変おすすめ。

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『僕の妻は感情がない』

冴えないサラリーマンのタクマ君が中古で買った家電ロボットのミーナちゃんと結婚する、すこしふしぎ作品。アニメ化を知ってからKindleで買ったまま積んでいた原作を読んだ。

「感情がない」ミーナちゃんの声はどんな感じになるんだろうと予想できなかったが、初音ミクっぽい喋りだった。稲垣好さんってあまり知らなかったけど『Do It Yourself!!』のせるふ役やってた人なのか。原作はとにかくタクマ君の好感度が異常に高いのだけどアニメ版も冴えない好青年でいい感じである。あとタクマの妹あかりちゃんが声ぼっちちゃんなの天才的キャスティング過ぎる。タクマくん一家は全員ほんと好き。

アニメーション制作を担当している手塚プロダクションの手塚ってあの「手塚」なんだろうか? だとすると『僕の妻は感情がない』も確実に『鉄腕アトム』や『ドラえもん』の系譜に連なるロボットと人間を描いた作品ではあるから、何だかエモい気持ちになる。いや手塚プロダクションにどれくらい手塚治虫氏の関係者が在籍しているのか僕は知らんのだけど。

アニメから入った人にもまじで原作がおすすめ。マンガの方がミーナちゃんやスーパーミーナが可愛いくて癒されるぞ(効果には個人差があります)。

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『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』

ムチムチした女の子が大勢登場する生徒会ラブコメ。原作のことは全く知らなくて事前情報なしで見ている。略称は『ロシデレ』らしい。ロシアと各国の関係性が微妙なこの時期によくアニメ化できたものだ。制作はずっと前から進行していたろうし公開タイミングに不幸があるのは仕方ないか。

テンプレ主人公席に座る政近くんが、言動の何もかもがラノベ主人公っぽい印象がある。ラノベ読む習慣が無いけど『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』比企谷くんの造形を思い出す。

とりあえず映像が美しく、かつ端々でマニアックなフェチ(太ももや水道水を飲む口など)が感じられるから継続視聴しているのだけど、これ「時々ボソッとロシア語でデレる」じゃなくて「時々ボソッとロシア語で本音が漏れる」なのでは? と思っている。いや別にいいんだけど。ED曲は毎回カヴァーで変わる構成なんだろうか。懐古おじさんをターゲットにしている。気がする。

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『ダンジョンの中のひと』

消息不明となった父親を捜すため日々単身でダンジョンに潜るクレイが、ダンジョン最下層の管理人にスカウトされるダンジョンお仕事アニメ。近日アニメ放送開始と知り先にKindleで買ったまま積んでいた原作コミックを全巻予習した。

マンガではむしろ背景や壁が省略気味でシンプルだった分、アニメ版では情報量が増して見える。あと動いて喋る管理人のベルが原作の5割増しで可愛くなってるね……。原作では君もっと残念な子だったろう。

僕は宝箱担当の同僚であるドワーフのランガドさんが好きなんだけど、なかなかイメージ通りの声でよかった。ゴーレム君たちも可愛らしい動きをしていてよき。

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『2.5次元の誘惑(リリサ)』

ジャンプ+で連載中、えっちなコスプレ撮影をテーマにしたお色気作品の皮を被った熱血スポ根コスプレ戦隊作品。原作読んでいる。が、何だかアニメ版はキャラクターデザインや色使いが若干エロゲっぽい方向性の気がする。

主人公の奥村先輩の声が榎木淳弥さんで、「ジャンプ系作品でよく起用されるけど声が想像でき過ぎて今回のキャスティングは解釈違いでは……?」と若干不安があったが、実際には厄介オタク演技や早口ツッコミがバッチリとハマっていて適役だった。正直スマンカッタ。ED映像など、いかにもリリサとみかりんのダブルヒロインラブコメに偽装しているが、2クール目からは仲間も増えてきて本来の姿である熱血スポ根コスプレ戦隊のアツい曲に変わって行くのだろう。俺は詳しいんだ。

とにかく作中作『アシュフォード戦記』と人間関係をリンクさせた展開が巧みで、初期のエロコスプレ路線からいつの間にか転換していた熱血路線がひたすらアツい作品。2クール目が今から楽しみ。オタクに優しいギャルが出てからが本番。こんな青春を送りたかったな(存在しない記憶)。

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『魔導具師ダリヤはうつむかない』

現代からの転生要素ほぼ要らない職人お仕事作品。コミカライズ読んでいる。魔法の力で生活や冒険をちょっと便利にする「魔導具」を作る女性職人としてダリヤが健闘して行く話。

ダリヤが婚約破棄され騎士団とツテができて仕事を受注するようになってからが本番なのだけど、アニメ版ではそこに至るまで随分とゆっくりストーリーを展開させた印象。あと北朝鮮の制作会社が同アニメに関与した部分を国内で作り直しといった報道が先行していて、その影響なのか、時々残念映像になってしまう箇所がある。好きな作品だけに、かなしい。

キャスティングは全体的にとても合っているように思うし、ダリヤの生活で拠点となる「緑の塔」もマンガよりもスケールを感じられて映像化の恩恵を受けているのでがんばって最後まで制作が進んでいて欲しいところ。マンガではとくに気になっていなかったダリヤの肩だしノースリーブのメイン衣装、アニメだとドスケベに見えてしまうのは僕の心が汚れているせいなのだろうか……と思わずうつむいてしまった。登場人物がみんな酒(ワインやエール)を好きなのが見ていて気持ちいいのだ。酒が無いと仕事なんてやってらんないよ。

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『エルフさんは痩せられない。』

現代と繋がった異世界からやって来て現代のジャンクフードが美味し過ぎて痩せられないぽっちゃりエルフさんがダイエットを頑張るコメディ。原作コミックは確か2~3巻までは読んでいる。

尺の短いショートアニメだったのは知らなかった。「ここまでぽっちゃりだったけ!?」と自分の記憶を疑うレベルでムチムチなので、1話視聴したところで一旦止まっている。原作ここまで太くねぇって!!!

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『杖と剣のウィストリア』

魔法学校系ファンタジー。原作の情報をまったく知らないが映像美に魅せられて視聴決定した。「魔法至上主義と種族間差別」「天才幼馴染に再開するため努力する落ちこぼれ」などなど、どこかで見たテンプレ王道設定がたくさん散りばめられた世界観で、主人公ウィルが魔法の才は無能ながら剣技はとてつもない……と中学生男子なら大好きなやつ。

ちょっと尋常でないレベルで戦闘シーンが滑らかに動いていて、アニメーションでここまで引き込まれたのは『葬送のフリーレン』『呪術廻戦』くらい。ファンタジー作品なのに動きがどこかガンダムっぽく、次々と浮かび上がる魔法陣エフェクトの連続は『転天』っぽさもあるかも知れない。どこかで見た王道設定のハイブリッド・ガンダムみたいで外連味があってかっこいい戦闘・ちょっとクセ強めなロボットアニメ的キャラクターデザインと、好きな要素が多いため最後まで視聴する予定。プロレスの「ブック」じゃないけど、主人公と周りの生徒や先生との因縁を結ばせた上で戦闘が発生する必然性の持って行き方が非常に上手いと感じる作品。

登場人物の小難しいファンタジー系の名前がいちいちテロップで出てくれるから、そろそろ記憶力のあやしくなってきたガンダムおじさんにも優しい。おすすめ。別冊少年マガジン連載中のコミックスが存在するようなので後追いで買って読むかも。最近の講談社xバンナムの座組は力が入っていてすごい。

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『しかのこのこのここしたんたん』

例のOP無限耐久映像がバズっていて釣られて視聴を始めてしまった。原作コミック読んでいない。シカツノの生えてる少女や街中を闊歩しているシカがテーマの不条理ギャグ作品。正直この作品は果たして面白いのかよく分からないまま視聴を続けている。ニコニコ動画でコメントと一緒に見たら面白いタイプの作品なのかもしれない。

「こしたん」こと虎視虎子の声をやってる藤田咲さんって初音ミクの人なのか。なんかこの人の声芸をひたすら聞かされてるアニメという印象で、ナウシカのパロディとかも狙い過ぎて若干滑ってる気もする。生徒会の子たちが可愛い日常系アニメとして見ている。CMキャッチやEDテーマで使われる映像はまるで実写だし、一体何なんだこのアニメは。

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最近のツッコミ

  1. ともお (2024-05-29(水)20:59)「真上からの恐怖🫨」
  2. いちごみるく (2024-05-29(水)20:59)「🩸」
  3. レモン (2024-05-29(水)20:59)「レモン」

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