有給休暇を取得して上映中の作品『シン・仮面ライダー』を鑑賞してきた。『シン・ウルトラマン』はメフィラス星人がいい味を出していた以外は率直に言ってイマイチだったため、『シン・仮面ライダー』もあまり期待していなかった。
予備知識として、いわゆる「昭和ライダー」も「平成ライダー」も全く見たことが無い。知っているライダーは、亜種である「仮面ノリダー」と平成ライダー作品に登場するらしい(?)「仮面ライダーギャレン」のみである。あとは古いファミコンのゲームに登場した「仮面ライダーV3」「仮面ライダーアマゾン」も、名前と見た目だけ知っている程度。
『シン・ゴジラ』が好きだったので、もっとごちゃごちゃした組織劇みたいなやつを見せて欲しかった気持ちはあるが、同じような構成で敵役ダイジェストが続いた『シン・ウルトラマン』よりも、『シン・仮面ライダー』の方がとにかく敵味方ともにキャラが立っていて面白かった。絶望から生まれたダークヒーローだからか本作の本郷猛は苦悩しっ放しであるが、先に述べたとおり昭和ライダー作品を見てないから、どれくらいオリジナルとの差分があるのか自分には分からないところ。
個人的な評価は、
です。やはり『シン・ゴジラ』は作劇として抜群に面白かったと思う。『シン・仮面ライダー』はライダーがバイクで疾走するシーンや、暗闇でピカーッと浮かび上がるシルエットのかっこよさが9割という感じ。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)