冬場や花粉の飛んでる季節は、就寝中ずっと使い捨てマスクを着用してる習慣があって、昨夜もマスクしてたんだけど、台湾まぜそばのニンニク臭がずっと残ってて、自分の口臭で食欲増進されて寝られないという謎の状況が続いてつらかった。
そして今日は朝イチで美容院に予約を入れており、ニンニクマンとして店へ行ったのだった。
「どうせ可愛い女の子がハフハフ言いながらラーメン食べたり、つけ麺がラーメンかどうかの定義で壁ドンするマンガなんだろ~?」という先入観を持って読み始めたところ、まったく違う作品だった。想像以上に面白い。
表紙から想像できる通りに、肉にフォーカスした食事シーンがメインではあるのだけど、IT企業と思しき舞台設定の中で登場する、「移動式弁当販売屋台のおっちゃん」「差し入れは休憩室で食べる」といった、ちょっとした小道具や仕草にリアリティがとてもあって良い。社会人マンガとして秀逸である。
少年誌のグルメマンガで良くある表現に、「あまりの美味しさに、食べたキャラの服がおはだけしちゃう」というものがあるけど、本作ではもっと直接的で、勃起不全の男が同僚の肉をガツガツ食べてる様を眺めてて勃ってしまう、といった具合。新しい。
一つの職場を通して、仕事では役割の全く違う女性3人が、段々と仲良くなって焼肉食べ放題でビールや白いご飯をキメる流れは、爽快ですらある。表紙の狼谷さんが、食べるシーンではさり気なく髪を結ってるところや、同僚で肉女仲間の犬塚さんがあざとくアヒル口なのかワンコ口なのかなってるところ、どストライク過ぎる。
2巻3巻も買ってあるので、続きを読むのが楽しみ楽しみ。俺も残業してるMEAT Girlsに、ニンニクとニラがたっぷりの餃子を差し入れできる管理職おじさんになりてぇ……。
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