メロディアスなパートがこれまでよりも強調され、ヴォーカリスト=ノーラの実力を存分に聴かせるニュー・アルバム 「ブリンガー・オブ・ペイン」を引っ提げBATTLE BEASTの約2年半ぶりとなる待望の来日公演が決定!
さらにゲスト・アクトとして、40日間で35箇所という過酷なヨーロッパ・ツアーを共にしたBATTLE BEASTの盟友GYZEの日本公演参加が決定!
フィンランドの正統派ヘヴィメタルバンドBattle Beastによる新作『Bringer of Pain』を引っ提げての日本ツアー決定! またも名古屋飛ばし! いい加減にしろ!
という事で、梅田エリア外れの治安悪そうな風俗街にあるクソ安いビジネスホテルを確保し、チケットも買って大阪まで見に行ってきた。
チケット代は前売り7,000円 + 当日ドリンク代500円と、近年の来日ツアーにしては良心的な価格。
仕事を終えて安ホテルにチェックインしてから入場した梅田のCLUB QUATTROは、やや空いてるかなという印象。物販ブースも大量に売れ残ってそうだった。開演前のBGMは同郷だからかフィンランドのSentencedラストアルバム『The Funeral Album』が流れていた。
クアトロは数年前から発泡酒になってしまったので、今回はバーカウンターでミネラルウォーターを貰ったのだった。
大規模なヨーロッパでのツアーにも帯同していたという日本のバンドGYZEが、この来日ツアーでもゲストアクトとして出演。彼らにとってみれば凱旋という形で、なかなかめでたい。先に海外で売れてから日本で名の知れるパターンは非常に珍しい気がする。GYZEを見るのは2016年のSoilworkツアー以来2回目。
北欧メロデス風味の音楽性であり、メインアクトBattle Beastとはやや異なるのだけど、客層的にはフィットしたようで、なかなかの盛り上がり。ボーカル兼ギターの人が相変わらずの弾きまくりギャオギャオ喚き散らしまくりで、なかなかかっこいい。
出番は30分くらいで終了。MCも好印象で、ファンを増やした公演だったように思う。
フロアも程よく温まったところで、メインのBattle Beastが登場。新作の1曲目からかなりの盛り上がり。
MCでも「We love dance!」みたいな発言が多々あり、かつての正統派で古めかしい音楽性からは徐々に離れて、キラキラしたキーボードで装飾されたダンサブルな曲や、しっとりしたバラードが増えて行くと思うと寂しい気持ちになるけど、これだけライブ巧者だと今後もツアーには足を運びたくなるな~。
アルバム70点、ライブ100点、そんなバンドです。
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