フィンランドのフォークメタルバンドKorpiklaaniの来日ツアー名古屋公演を見てきた。最初はKorpiklaaniだけが発表されてて、「まぁまぁ好きなバンドだけど日本ではカルト人気に近いよな~」と迷っていたところ、追加のスペシャルゲストとしてドイツからアイリッシュパンクバンドFiddler's Green帯同が発表され、「これは行くしかない!」と前売りチケットを購入した。
料金は前売り7,000円 + 当日ドリンク代が名古屋の大須RAD HALLは600円だった。東名阪の3公演遠し券も16,500円で売りに出されてて、結構数が出てた模様。プロモーターがEVPのツアーでは、通し券がよく用意されてて、全通したい熱心なファンには嬉しいでしょうね。
ライブ当日は観測史上初となった九州・四国・本州・北海道に全て上陸を果たした2017年の台風18号が接近しており、正直行こうかどうか直前まで考えた。最終的には安いビジネスホテルを予約して帰れない覚悟で見に行くことに決めた。
会場は大須のRAD HALL。大須といっても矢場町駅から歩いて行った方が近い。フロアが前方と後方で段差があって縦に長い特徴のあるライブハウスである。
プロモーター発表によると、この日はチケット完売したとかで、物販もTシャツ等のグッズは全て売り切れ。かなりギュウギュウで大入りのライブである。俺もだけど、みんな台風の日によく来るよな~。
3バンド出演予定で17:00開始の22:00前まで演奏予定と事前に発表されており、ずっと立ちっぱなしは辛そうと思って、前方右側の壁にもたれられる位置をキープして臨んだ。後方より前方の方が空いてるように見えたという理由もある。
最初に登場したのはフィンランドのWALTARI(ワラタリ? ワルタリ?)というバンド。全く知らないバンドだが、かなり長いキャリアを持ち、欧州では有名らしい。
曲によってデスメタルだったり、ラップだったり、ハウスだったり、正直よく分からないバンドだった。ボーカルは客席とからもうとしてて、最前の辺りでは応じていたようだけど、僕はなんだか散漫で退屈だったので壁にもたれながら見てた。
Limp BizkitとかKornとかが好きな人には合うのかなぁ。この日の客層とは完全に離れている気がするぞ……。
個人的にはこの日1番見たかったバンド。と言ってもアルバムは『天下分け目のスピード・フォーク』という珍妙な邦題が付けられた作品しか持ってないのだが。
とにかくボーカルの声がよく通る上に、ヴァイオリンの音色も周囲に埋もれない絶妙なバランスで、CDよりもライブの方が演奏はタイトに感じたほど。何故こんな凄いバンドが初来日なんだ……。
何曲か知ってる曲もあって嬉しかったな。もし単独来日公演が実現される日があったら、しっかり予習して行こうと思ったのだった。
こちらも日本盤で変な邦題が付けられることで一部のリスナーに有名なフォークメタルバンド。通称コルピ。6年振りの来日ツアーと喧伝されていたが、自分はライブで見るのは初めて。
KorpiklaaniもFiddler's Greenも、どちらも楽しかったのですが、自分としてはFiddler's Greenが予想以上に素晴らしかったので、是非とも再度の来日を実現させて欲しいですね! 次はしっかり予習して行きますので!
コルピでも良いけど、次は同郷ドイツからIn Extremo辺りをお願いしたい。In Extremo & Fiddler's Greenなら、もうガッツポーズですよ。
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