デンマークのベテランメタルバンドPretty Maidsの来日ツアーを見に大阪へ行って来た。名古屋公演は当然にように名古屋飛ばしされている上に、前日のLOUD & METAL MANIAと東京公演がかぶっているため、必然的に大阪公演しか選択肢が無く、東京から大阪まで新幹線移動して見てから名古屋へ帰るという訳の分からない強行日程である。
そこまでして一度は見ておきたかったPretty Maidsだが、別にメンバーは可愛いメイドさんでも何でもなく、全員むさ苦しいオッサンなので注意が必要である。
会場は、既に行き慣れた感もある梅田クラブクアトロ。もはや、ホワイティうめだは俺のホームと言っても過言ではない。この道だけは憶えた。
人数はとんでもなく入っており、1Fのスタンディングフロアはぎっちり、柵で区切られた上のフロアも、下から観察した限りでは、相当数埋まっていたように見えた。あと若いファンが多いのもビックリした。女性比率も高く、一体どんな感じでHR/HMを聴き始めるとPretty Maidsなんかに辿り着くんだろう。不思議。
開演時間は予定きっかりの18:00からスタート。メンバーはいかにもメタルといった格好でなく、どちらかというとロックスター的な衣装が多い印象で登場した。ボーカルのロニー・アトキンスも年老いた顔つきではあるが、声もまだまだ若く、ステージ全体を引っ張って行くパワーがあった。Bon JoviやAerosmithのステージも、きっとこんな感じなんだろう。どっちも生で見たことは無いけど。ギタリストのケン・ハマーは余りにもでっぷりと顎肉が蓄えられており、最初に見た時は正直ショックを受けた。でも演奏に特段の影響は無く、まぁステージ上では楽しそうに弾いていた。
実は最近のアルバムを買ってないから知らない曲も多かったのだけど、ド定番中のド定番、Back to Backを初めて生演奏で聴くことができ、とても満足した。チケットは前売り7,000円と良いお値段したけど、大阪まで見に来た甲斐があったと言えよう。
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