1ヵ月前に受けた注腸X線検査の結果、直腸の入口付近と奥の方に影が見られるため、大腸内視鏡検査を受けることになった。
検査前日の食事は、流動食等はもらわないが、消化の良い下記のものに限ると言われた。
- バターを塗ってないパン
- 素うどん(ネギは食べない)
- 白米、お粥、刺身、白身魚
- 鶏のササミ、豆腐
- 具の入ってないスープ
- 味噌汁(わかめは食べない)
- お茶、ビスケット、ジュースなど
指示に従い、前日は食パンのトースト、カロリーメイト、加ト吉の冷凍さぬきうどんを食べて過ごした。
また、検査当日の朝は経口腸管洗浄剤という、腸の中を洗いざらいトイレに出してしまうための薬を飲んで準備する。僕がもらったのはムーベンというやつで、粉を2リットルの水で溶かして飲んだ。
味はポカリスエットを考えられる限り不味くしたような感じ*1で、飲めなくはないのだけど、途中で気持ち悪くなって500mlほど残してしまった。猛烈に便意が来るというよりは、トイレに行く度に垂れ流しになるといった効果のようである。
今回もX線検査の時と同じく、腸の働きを抑える注射をした。これは後から強烈に喉が渇く。
内視鏡検査自体は、お尻からカメラを突っ込んで、一番奥まで進み、戻りながら悪いものが無いか各部を撮影するといった進め方である。麻酔は使っていないけど、痛みは、ほとんど無いと言って良い。しかし空気を送りながらの検査だからか、どんどん膨らんでくる自分のお腹への違和感が凄い。この点が少し辛かった。
ちなみにディスプレイに投影されている腸内の映像は自分でも見ることができる。事前にやった洗浄の甲斐あって、残留物も無く、つるつるのピンクで綺麗な腸だ。残念ながら全く興奮しない。
で、X線検査の時にあった2ヶ所の影は、やはりポリープで、それなりの大きさがあるので今日切っちゃいましょうという事に。ポリープっていうのは、肉の突起物というか吹き出物というか、まぁイボみたいなものと捉えておけば良いようだ。
ポリープは電気を流して焼き切るため、体にアースを貼って、青い液でマーキングしてからひょいひょい、とゲーム感覚で終わってしまうらしい。
検査と手術は1時間ほどで終了。この手術扱いになる行為によって診療報酬点数が跳ね上がるらしく、3割負担でも20,000円以上かかったので思わず窓口でデュフりそうになってしまった。普段ほとんど現金を持ち歩かない僕だが、この日はたまたま25,000円くらい財布に入っていたので冷静を装って支払うことが出来たのだった。
手術扱いということで申請すれば生命保険で給付されることもあるようだ。これは後日調べてみよう。
手術費用は生命保険の「手術給付金」で、ほぼ返って来た(25,000円)。
ただし、手術の証明に、医師の診断書が必要。手数料として5,000円掛かった。
*1 病院で聞いたところ、これでも昔に比べれば、かなり美味しくなったという話。
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参号館 日記(ariyasacca)
私が尻の腫瘍にジオンの魂を注入された時も<br>酒はやめろと言われましたが、私は最強なので関係無かった
>切れ痔さん<br>酒よりも辛いものを控えましょう。私は辛いものは好まないからどうでも好いですけども。