シンボリックリンクのディレクトリを参照しようと思ったら403 Forbiddenになってしまった。
エラーログを見ると「Symbolic link not allowed」と。はて?
<Directory '/path/to/htdocs'> Options FollowSymLinks </Directory>
設定ファイルを確認しても、FollowSymLinksが宣言されている。
小1時間あれこれやったけど分からなかったのでギブアップして他の人に助けてもらったのだけど、原因は、設定ファイルの後方で、
<Directory '/path/to/htdocs'> Options ExecCGI </Directory>
もともとmod_perl用に同じディレクトリに対して定義してあって、Optionsが上書きされていたのでした。
通常、もし複数の Option があるディレクトリに対して適用された時、大抵特定の一つが実行されます。;option は2つ以上を実行することができません。しかし、もしOptions命令のallに + か - の記号がallの前に書かれている場合は、option はマージされます。+ が書かれたoptionは一般に、有効にoptions に加えられ、- が書かれたoption は効果のあるoption から除外されます。
+を付けないと設定がマージされずに、全部上書きなんですね。
トラブルシュートできてないなぁ、自分。
千鳥ヶ淵の桜の下、花弁を握り締めて男が死んだ―。中学生の桑原崇は、聡明な女教師・五十嵐弥生に思いを寄せるが、ほろ苦い思い出を残して彼女は消え、崇の胸には一つの疑問が残った。それぞれの青春を過ごしていた、棚旗奈々や御名形史紋の周囲でも起こる怪事件。すべての糸が、一本に美しくつながるQED初の連作短編集。
春夏秋冬をテーマにした4つの短編から連なる連作短編集。
最初、一体どこら辺が連作なんだろう? と思って読み進めていたのだけど、確かに最後の『那智瀧の冬』で物語が一本につながった。
歴史の話が、これまでの長編で魅力の一つだった「勝者が都合よく書き残してきた歴史の壮大な謎を暴く!」というスケールと違って、小ぢんまりと、今までの長編で出て来た歴史のおさらいといった程度で、何だか肩透かしという印象は拭えない。
初々しい奈々ちゃんとか甘酸っぱい奈々ちゃんとか、確かに魅力的なのだけど、シリーズ通して読んでいた人がニヤニヤしながら楽しむ以外に、楽しみようがないという感じで、ファンサービスの1冊なのかなぁと思った。
宿敵めいた人が登場したりするので、そろそろ完結するんだろうか。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)