ニコニコで人気になっていた「ねこ鍋」、DVD化に続いて書籍化だそうだ。
11月1日には写真集『ねこ鍋』(講談社、1050円)も発売。さらに「ぬいぐるみや携帯ストラップ、鍋敷きを発売予定で、『ねこ鍋ソング』のリリースも計画。アニメ化も検討中」(大石さん)という。快進撃はいつまで続くか−。
「ねこ鍋」は犬派のオレでも溶けそうなほどにフニャフニャになってしまう大変な萌え動画だった。それは良い。
しかし、こうやって様々なメディアが「これは金の成る木だぞ」と“食いついて”来ておかしなブームが起こると、かつてのくぅ〜ちゃんに端を発するチワワ犬ブームの時*1のように「ねこ鍋」欲しさに猫を飼う人が急増し、ブームが沈静化した後に全国で捨て猫が増えたりしないかと心配になる。愛され上手な女子向け雑誌や、ちょいワルな男子向け雑誌で特集でも組んだら、数年後に恐ろしいことになりそうだ。
猫や犬を飼うってのは、新しい家族を迎えるってことだ。家の中で放っておけば土鍋に入って寝てくれるわけじゃないんだ。慣れない間は糞尿を室内に垂れ流すし、退屈になれば時間を問わず外に連れて行けとねだるし、ビョーキにかかれば医者に診せなきゃならない。
それでもかわいいからずっと一緒に居たいんだけど、かわいい面ばかりが伝わってしまうのは、ちょっとね。
*1 あんなかわいい犬の出演するCMが、実は金貸し企業のものだったというのが今考えるとすごい話。しかも子供がテレビを観ている時間に流れていたという。
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