その昔、モノポリーというボードゲームがありました。これが大変良く出来たボードゲームで、盤上のマス目の土地を買って、自分の土地に止まった他のプレーヤから通行料をせしめて稼ぐことを競うという、エキサイティングなルールでした。
モノポリーが好きだった私は、スーパーファミコン専用ソフトとして発売されたいただきストリート2(通称いたスト2)という、傑作ゲームと出会います。このゲームは、前述のモノポリーを株式のインサイダー取引で味付けしたら超面白くなっちゃったすごい作品です。モノポリーの500倍くらい面白い。
ちょっと話がそれます。私が高校生の頃、周りでマジックザギャザリングというカードゲームが流行していました。私は詳しくないので解説はウィキペディアに譲りますが、「ポケットモンスター」「遊戯王」「ムシキング」など多数のフォロワーを生んだ偉大なカードゲームだそうです。
さて、地球上の誰かがふと思いました。「いたストとマジックザギャザリングが合わさったら、どれだけの暇人の時間が消費される傑作になるのだろうか・・・」と。「おまっ、その発想はなかったわ」こうして、ガイバラ先生もびっくりの夢のマッシュアップが実現した「カルドセプト」という、ボードゲームとカードゲームの良いとこ取りのスーパー面白いゲームが誕生しました。いたスト2の30,000倍くらい面白いゲームです。株式のインサイダー取引は護符という概念で継承しつつ、他のプレーヤの土地を奪う時は毎回、カイジの限定ジャンケンのような心理戦が展開されます。いたスト式の土地5倍買いはありません。
前振りが長くなってしまいました。
『カルドセプトDS』は、シリーズの原点に帰ったゲーム内容の中に、携帯ゲーム機の強みである手軽さに加え、ニンテンドーDSの特性を多々盛り込み、いつでもどこでも誰とでも遊べるタイトルとして開発を進めております。
ということで、カルドセプトの新作がニンテンドーDSで発売されるそうです。
噂によるとXbox360専用ソフトとして発売された「カルドセプトサーガ」とやらは、目も覆いたくなるほどのバグの嵐だったそうですが、私は遊んでいないので次回作「カルドセプトDS」に期待してます。楽しみだなぁ。
ついで。カルドセプトを「カルセプ」と略すのはイマイチだと思います。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)
高校の同級生でマジックザ〜に嵌って留年した奴がいます<br>最終的に愛知代表クラスにまで育ったそうですが<br>「ロンドンの大会に行った」<br>とか言われてもあまり、うらやましくありませんでした<br><br>同じ話したことあったかも知れません
ロンドンのくだりは以前に聞いたかな。留年の逸話は初耳ですけど。