視聴していた2025秋アニメの感想に書いた『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』のOPとEDが楽曲・映像とも2クール目も続投しているようで嬉しいから書いてみる。そもそも春夏秋冬1クール(12話前後)放送したらOPを入れ替える必要はあるんだろうか。何が悲しいって、大抵一発目1クールのOPが好きだったのに変わってしまってイマイチ……と感じることが多いのよね(『ウィッチウォッチ』とか完全にこれだった)。
たびたび書いているとおり、アニメ遍歴としてほぼ平成後期の作品を見ていなかったので、僕の中では(例えが古くて申し訳ないが)『ドラゴンボールZ』のように一生CHA-LA HEAD-CHA-LAが流れていて「変わらない」のが常態である印象が強く、なんか令和のアニメって忙しいなぁと思っている。中年になり記憶力が低下しているから、実は当時から楽曲も映像も定期的に変わっていたけど自分が憶えていないだけの可能性もある。
一番コスパ良さそうなのは『機動戦士ガンダム』シリーズのようなロボットアニメで、作中で楽曲はずっと同じだけどいわゆる「主人公機」が乗り換えると映像の一部が挿し変わる演出が入るやつで、新鮮味もあっていい手法だ。あれでいいじゃんとずっと思っているが、このパターンはあまり令和では見られない気がしている。令和リブート版『YAIBA』では、2クール目で楽曲の2番に挿し変わる(映像も一部変わった)演出があった。好き。
やっぱりYouTubeという動画配信プラットフォームが普及し視聴者側もSNSで拡散できる時代だから、OP入れ替わるたびYouTube + SNSで話題とさせるプロモーション効果が得られる利点が強いのかなぁ。そう考えるとロボットアニメOPの主人公機お披露目で一部だけ作画を変える手法は現代でもきわめて優れたプロモーションに出来得る訳で、富野由悠季氏は別格の先駆者だったと言える。あの演出手法を考えた人は富野氏じゃないかもだけど。限られた予算の中で演出をむちゃくちゃ考え抜いてそうなイメージだけ僕の中にある。
クールごとに監督や制作会社が変わるケースもあるっぽいから、こういう時はまぁOPから丸っと変えてしまうのは有効だろうなと理解できる。あと何だかんだ言ってバトル要素の強いジャンプ系列の作品だと「章ボス」が変わったことが明示できることから、入れ替える方が相性いい作品があるのも理解できる。令和ジャンプアニメの中でもトップTierクラスと言える『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『【推しの子】』『ダンダダン』くらい予算が投入されていると、もはやOPが入れ替わっても「外れがない」レベルだから、やっぱりジャンプはすげぇやってなる。が、そんな無限に予算投入できる作品ばかりではないだろうし、だったら『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』のように、OPそのまま続投して作中に登場する美味しそうなラーメンやたこ焼きの描写に制作リソース振り分けた方がよくないか。OP(松崎しげるボイスが激アツ)もED(たこ焼き食べたい)も、そのまま続投されるようで本当に嬉しい。
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