自由な時間ができて以降、この数年間でオープンしたパン屋さんにふらっと立ち寄ってパンを買う機会が増えた。多くは個人店で、ほとんどのお店は「売り切れ次第で閉店」スタイルのため、現役で会社員をしていた間は行く機会がほぼ無かった。
この手のお店は会社員生活をリタイアして、地元にUターンして来た人が古民家などを買い取って立ち上げるパターンが多いようだ。愛知県だとパンのトラという店が割と知名度があって、ここで数年間修行を積んでから個人店に成るルートがメジャー(?)みたいだ。飲食店の修行、というのが僕には良くわかっていないが、ラーメン店で働いてた人がのれん分けでお店を構える感覚に近いのだろうか。ブルワリーだと修行してた人が自分でクラフトビールのブランドを立ち上げるのはよく聞くから、ブルワリーの例えの方が近いのかも知れん。
パン屋の他にはスパイスカレーのお店も結構ある。いわゆる超テンプレの開業マニュアルに沿って、おかわり無料のクソデカなナンが付いてきてバターチキンカレーをやってる「インネパカレー」ではなくて、バスマティライスに豆カレーなど色んなカレーが付いてくる「南インドカレー」の方だ。スパイスカレーのお店は駐車場が狭かったりランチタイムが混んでいるから、混雑が苦手な僕はあまり発掘できていない。個人店のパン屋さんは京都で多いし、スパイスカレー屋さんは大阪が本場だから、有名店で修業しUターンで個人店を始めるっていうのは関西発のムーブメントなんだろうか。こういうお店はイートインのスペースでちゃんと常連さんのコミュニティが形成されていて、会社員をリタイアしてこういう場をつくれる人はすごいなぁ、立派だなぁと思っている。
多くのお店でメインで働いているのは女性で、これは完全に僕の偏見であるが、会社員を引退したおじさんが一念発起して突然ラーメン屋や蕎麦屋を始めるよりも、女性が始めるパン屋さんの方が堅実で長く続く印象がある。まぁでも笑顔で「朝5時から仕込んでますね~」とか「売り切れた後は自由時間だから結構楽しい」と言えるくらいだから、やはり好きでないと続かないのだろうな。いやすごいよ。
すごいな~と思ってるだけで自分自身の働く気力はゼロのままだから、何かが変わる話ではないんだけど、引退後ちょくちょくパン屋に行ってるから書いてみた。コメダ珈琲店オーナーやりたい気持ちはゼロではないから、今からでも開業資金としてネクストキャリア支援してくれんか? タレントカムバック採用に応募する可能性はゼロです。
最近のツッコミ
参号館
日記(ariyasacca)