Amazon Prime Videoで『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の配信がスタートしたのと同時に、庵野秀明総監督に密着取材したドキュメンタリー番組も見放題になっていると知った。
また、原案・脚本・総監督の庵野秀明氏に密着したドキュメンタリー「さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~」の配信もスタート。「シン・エヴァ」の制作現場に4年にわたって独占密着したこのドキュメンタリーは、3月にNHK 総合の「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送されたものに、新たな映像やインタビューを加え再編集した100分の拡大版。
僕は部屋に地上波テレビを受信できる装置が備え付けられておらず、NHK制作の本番組には興味があったものの視聴する機会は無いと思っていたので、嬉しいサプライズであった。AmazonとNHKとの間でどんなディールがあって実現したんだろう。
劇場公開作品からプライムビデオでの配信中の作品に変わったことで、『シン・エヴァ』にはより様々な批評が加えられるんだろうと思うけど、ちゃんと完結させた点だけで偉いですよ。完結してなきゃ皆あれこれと「俺はここが好きだ」「いや嫌いだ」って感想言えないもん。とくに2021年は『ベルセルク』が未完になる事が決まってしまったこともあって、きっちり完結させることの偉大さをしみじみ感じてしまう。
最近になって自己認識したんだけど、僕はゲームやアニメといった作品そのものよりも、作品を生み出したクリエイターの人となりやキャリアを知るのが好きかも知れない。任天堂「社長が訊く」シリーズなんて、未だにちょくちょく読み返してるもん。
あと自分にはどうやら関係性フェチなところがあって、森川ジョージ氏の一連の三浦建太郎氏への追悼ツイートもすごく感動してしまった。同じ分野のプロがプロをリスペクトする、みたいなのを見るのが多分かなり好き。
リュークが「人間って…面白!!」って作中で評したのも、もう20年近く以前の出来事なのか。死神が言う通り、人間が一番面白いかもしれん。
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