シンプルなドレスウォッチが好きで何本も所持している故に、スマートウォッチの類には興味が持てず、これまで使っていませんでした。
ただ、ちょっと思うところがあり、使ってみることにしました。
モデルはApple Watch Series 6の40mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンドです。
最初は安いしSEで良いだろうくらいに考えていたが、意外と機能差がある。何かと話題の血中酸素測定はSeries 6しか対応していないそう。Apple製品は迷ったら上位製品にしておけば割と後悔しない。
導入の大きなモチベーションとしては、アカウントのログイン時に2FA(2要素認証)を求められる場面が増えてきたというものがある。安全性を考えたらそれはそうなのだけど、いちいち承認の度にスマートフォンをロック解除しているのは、いかにも面倒くさい。
ここを快適にしたいという期待に対して、Apple Watchは十分以上に応えてくれるもので、満足しています。Apple Watch で Mac のロックを解除するとか、あまり真面目に調べていなかったmacOSとの連携機能も思った以上に便利っぽい。
あとwatchOSは設定で右腕への装着に変えられるので、外出時はこれまで通り左腕にはドレスウォッチを付けて運用できるのもよい。クォーツ時計よりもiPhoneと同期しているApple Watchの方が時間に正確なので、もはやドレスウォッチの意味とは……みたいなところはあるけど。
バッテリーも今のところは寝ている間ずっと付けていても終日持つし、事前に予想していたほど充電の手間は無かったです。
ちょっと失敗だったかなと感じたのはスポーツバンドで、4月末現在はそれほど気にならないけど、夏になったら絶対に蒸れそうな上に白だから汚れそう。これに関しては、互換性バンドが大量に売っているので、適当にポチって付け替えて使うつもりです。アフターマーケットの異常な充実っぷりはApple製品ならでは。
導入モチベーションとなった点は上に書いた通りで、それ以外で全く期待していなかったけど意外と面白いと感じたのが睡眠トラッキングです。血中酸素も寝ている間に測ってくれるのがいいですね。
寝ている時間の可視化は自分が思っていた以上に興味深く、記録するモチベーションにも繋がりました。標準機能でとくに不満は無いけど、今後は3rd partyアプリも試してみたいところ。
浅眠おじさんを卒業して、1日8時間睡眠生活を目指してぇ……。
Apple Watchを使い始めて嫌だなぁと思った点はなにか? それは、iPhoneとApple Watchとで充電の規格(Lightningと磁気充電)が違うことです。嫌すぎるぜ……。
嫌さを解決したいと思って、急に3 in 1ワイヤレス充電器に興味が出てきたのでした。
この3つを1台で充電できるスタンドのことですね。
Amazonで探すと出るわ出るわ、似たような中華製スタンドが。しかし、さすがに充電機器で爆発しそうな知らんメーカーは避けたい……。と悩んでいた折に、定期的に開催されるAmazonのタイムセール祭りで今回も信頼のAnker製品が値引きされていたので、まぁAnkerなら大丈夫でしょと揃えました。
この3つを買いました。
3 in 1ワイヤレス充電器のレビュー欄を見ていたら「付属のUSB-A to USB-Cケーブルでは、この製品のフルパワーで充電できない」というコメントがあり、「なら最初からケーブルも規格を合わせておけよ」と思いつつ、セットで購入しました。サクラだらけのレビュー欄も、たまには役に立つ。
スタンド本体にACアダプタが付属する商品もあるようだが、後述の超小型タイプと組み合わせたいため、付属しないモデルをチョイス。
というか、本体も充電器もケーブルも、Amazonで「よく一緒に購入されている商品」の組み合わせで買っておけば何も問題なし。
Anker PowerPort III Nanoは超小型を謳うだけあり、あまりの小ささにビビる。これ場所も取らないしイイです。
500円玉サイズなんて大げさっしょ~と思ったが冗談みたいな小ささで笑う。出力も十分です。
充電器が鮮やかに白いので、セットで買うUSB-C to USB-Cケーブルも黒でなく白で揃えればよかったと届いてから少し後悔しました。
Anker PowerWave 3 in 1スタンドの裏蓋内部に、Apple Watchに付属していた純正の磁気充電ケーブルをぐるっと2周させて組み込みます。
長さがピッタリに設計されていて、このケースを設計したエンジニア楽しかったろうなと思ってしまった。
完全に組み込んでしまったので、「旅行とかでApple Watchを充電したい時はどうすれば?」と一瞬困ったものの、しばらくステイホーム生活で旅行もできる環境でないし、その時になったら考えようということに。
ということで、完成させたスタンドで実際にワイヤレス充電をしてみる。
懸念ポイントは3台同時にちゃんと充電できるか、スマートフォンは現実的な速度で充電されて行くかといった辺りでしたが、何も問題無かったです。
AirPods Proはぷにぷにのシリコンケースに入れて運用しているのだが、外さなくてもちゃんと充電できて嬉しい。
充電環境かなり改善されたので、導入して良かったです。
最近のツッコミ
参号館 日記(ariyasacca)