ariyasacca

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2018-01-06 (土) [長年日記]

[サバティカル]大阪までライブ遠征して禁酒成功した

睡眠と天候

  • 前日就寝:23:30
  • 当日起床:10:50
  • 当日天候:地元は小雨、名古屋と大阪は晴れ

この日は予めチケットと宿が購入済みとなっている、大阪までライブ遠征の日であった。「早めに起きて交通費節約のために近鉄特急で向かうぞ~」と考えて就寝した筈だったのに、めちゃくちゃに寝坊して東海道新幹線を使う羽目になった。寝過ぎである。

宿泊場所はR&Bホテル梅田東

宿泊に選んだのは、東梅田駅からお初天神商店街を東に抜けて、紹介所の立ち並ぶB級エリアにある、R&Bホテル梅田東というところ。

念のためにと、自分が2017年内に予約を取った時は8,000円超の宿泊費だったのに、部屋がダブついているためか、前日当日のタイミングで予約すると5,000円くらいになってた……マジかよ。もう大阪のホテルは供給過剰になりつつあるのかなぁ。次に予約する時は、1週間前くらいにするか。

ホテルは宿泊特化型のためか、部屋が9平米と狭いし、水回りもそれほど良くないし、これなら次は別のホテルにすると思われる。宿泊に付いてくる朝食も、正直言って「それほど……」という感じ。

禁酒成功

3ヶ月間の禁酒期間という目標において、一つの壁となることが予想されたのが、この日であった。

まず、ライブハウスでは一般的にドリンク代を先払いして入場する方式が一般的であり、ここで貰ったチケットをアルコールと交換しないと、何だか「損した気分」になるのである。しかし、僕は鋼鉄の心でもって、ミネラルウォーターと交換したのであった。

続いて、ライブが終わった後の、高揚した気分でふらりと酒でも飲もうかと考えてしまう誘惑との戦いがある。この日は大変困ったことに、目的地のライブハウスと、宿泊ホテルとを結ぶルート上に、ちょうどクラフトビールの飲める「umbrella RiB」なるバーがあったのだった。「な~にが8taps for youじゃ~」という強い意志でもってスルーしたのであった。禁酒成功した。

禁酒期間が明けて、また梅田までライブを見に来る機会があったら、必ず立ち寄ろう……。うう。

【写真】umbrella RiB

[メタル]TrollfesTの出演するPagan Metal Horde vol.2大阪公演を見てきた

Evoken de Valhall Production主催の辺境メタルバンドばかり集めたメタルフェス「Pagan Metal Horde」のvol.2大阪公演へ行ってきた。

呼び屋さんのポリシーである「自分達が見たいと思うバンドを呼ぶ」に基づき、なんとノルウェーからTrollfesTが招聘されているという! すごい! CDは日本盤もほぼ出ておらず、日本で知名度無さそうなのに。しかも名古屋公演では出演しないらしい! オーケーオーケー、実質いつもの名古屋とばしだね! ということで大阪まで見に行った。

チケット代は前売り8,000円にプラスで、当日ドリンク代を600円別途徴収。

会場は梅田Banana Hall

大阪公演の会場は、梅田にあるBanana Hallというライブハウス。「ハテ? 名前は聞いたことあったけど、そう言えば何度か梅田遠征してる割に行った事が無いな」などと不思議に思っていたら、2007年に一度閉館した後に、2017年に再オープンしていたらしい。

道理で、昔からよく聞くハコの割に、建物がピカピカで新しいと思ったよ。建物の中もすこぶるキレイで、詰め込めば400から500人は入場できそうに見えた。ドリンクカウンターでも、名前にちなんだバナナ系のメニューが多くあって、ユーモアセンスを感じさせるライブハウスであった。ビールもコロナなどが用意されてて本当にセンスいい。まぁ僕は禁酒中ゆえ、水を貰ったけど。

客入りとしては、6割~7割といったところかな? メインのEnsiferumも居るし、そこそこ入ると予想してた割には、空いてたなという感想。やはり辺境メタルフェスなんてものは流行らないのか……。こりゃメインバンドTrollfesT/Ensiferumが出演しない明日の名古屋公演なんて、散々な客入りだろうな……などと要らぬ心配をしていた。

物販ブースを眺めていたら、2017年発売のTrollfesTニューアルバムが2,000円で売っていて、新作出たのを知らなかったので、購入しておいた。

【写真】会場となった真新しい梅田Banana Hall

Dream Spirit

最初に登場したバンドはDream Spiritというバンド。MCで「from China」と聞こえたので、あぁ中国のバンドなんだなと理解した。

そこかしこに中華オリエンタルなキーボードが入り、客席もまずまずの盛り上がり。最近は、この手の複数出演ライブでは、モンゴルや台湾などアジア圏のバンドを見る機会も多くなったね。

水分補給にひょうたん型の水筒を使って飲んでいたのが面白かった。持ち時間は短め。

【写真】Dream Spiritのステージ

Boisson Divine

2バンド目は、フランスのBoisson Divineというバンド。全く予備知識なしで見た。かなり牧歌的な音楽で、カントリーミュージック然としたアカペラもあった。朴訥なメインボーカルの人も、声量が安定していて上手い。

バグパイプとアコーディオンを使いこなす兄ちゃん、どこかで見た顔だなと思ってあとから調べたら、前回Pagan Metal Horde vol.1でSkiltronというバンドで出演していた人と同一人物だったようだ。時折ボーカルまでこなして、とてもマルチなプレイヤーである。他にも笛の二刀流をするお姉ちゃんが居たりと、かなり楽しいバンドだった。

MCで「明日の名古屋公演でも会おう!」とフレンドリーに話していた。名古屋公演では出演バンド数が少なくなる分、各バンドの持ち時間が増えるのかも知れない。もう少し長く見たいと感じたバンド。かなり良かった。

【写真】Boisson Divineのステージ

Valhalore

3バンド目は、オーストラリアのValhaloreというバンド。やはり全く予備知識なし。

ボディペイントに笛と、いかにもヴァイキングメタルといった感じ。

この辺からかなり疲れて来た。6バンド出演は多過ぎるよ。

【写真】Valhaloreのステージ

Wind Rose

ここら辺から、ステージセットも豪華になり始める。4バンド目は、イタリアのWind Roseというバンド。全く知らんが、勇ましい鎧を装備している見た目のインパクトは強く印象に残った。北斗の拳で出て来る悪役かよ。

客席フロアでは、ウォールオブデスやサークルピットも始まり、いよいよ疲労困憊として来た。

【写真】Wind Roseのステージ

TrollfesT

さて、楽しみにしていたTrollfesTの出番である。ようやくだよ……。16:30から開演で、すでに21:00近いよ。

ペイガンメタルの大群と銘打ってるだけあって、そもそも色物バンドしか出演してないイベントなのだけど、その中でもTrollfesTは色物中の色物と言って良いでしょう。なんせ、メンバー全員が探検家の恰好で、風船を大量に引っ提げて登場するんだから(家に帰ってから把握したけど、これはどうも新作アルバムのコンセプトを再現していたようだ)。

演奏内容は、ゴキゲンに楽しいとしか表現できず、間違いなくこの夜1番の盛り上がりとなっていた。音楽性についてはKaptein KaosのオフィシャルPVを見て下さいとしか言えなくて、ほぼ全曲、酔いどれフォーキーなパーティメタルなのである。酒飲みながら踊りてぇ~(※禁酒中)。

直に見るのが初めてだったこともあって、メインのヴォーカルと思ってたスキンヘッドの人は、吐き捨て系の声とカスタネットなどの入った小太鼓セット(?)を担当していて、他のメンバーがクリーンヴォーカルを担当するんだね。

やはり客席フロアではサークルピットが大量発生し、「俺たちと一緒にダンスしようぜ!」と、客席フロア全体を巻き込んだ謎のスクワットエクササイズがあったり、TrollfesTメンバーも客席ダイブしたりと、大変なカオスっぷりであった。いや~、楽しかった。これはもっと規模の大きなライブでも行けるでしょう。今回の来日で知名度グンと上がったと思われる。終演後は、物販ブースのCDがあっという間に売り切れてしまった模様。また見たいですねぇ。大阪まで来た甲斐があったわ。

【写真】TrollfesTのステージ

Ensiferum

フィンランドのベテランとなるヴァイキングメタルバンドEnsiferumが本日のトリ。Ensiferumのみアンコールもあった。

今回のツアー直前に女性のキーボーディストは脱退していたようで、バトルペイントを施した野郎ばかりの漢らしいステージとなった。色物だらけのフェスにおいて、ある意味で最も正統派ヘヴィメタルに近い立ち位置のEnsiferumがトリを務めるのも、何だか不思議である。

正直、1つ前のTrollfesTで完全に体力を使い果たしていて、何度も見てるバンドだし、後ろの方で眺めていれば良いかなぁ……とも考えたけど、やはり曲を聴いていると身体が熱くなってヲーヲーコーラスに参加したくなってしまうのだった。

本編ラストはVictory Songで、アンコールラストはLai Lai Heiと、お約束の曲で締めて、みんな大満足のステージでしょう。

【写真】Ensiferumのステージ

まとめ

  • TrollfesTは最高だった。
    • まさか日本で彼らを見られる日が来るとは思っていなかった。呼び屋さんありがとう。
    • Finntrollあたりと組んでダブルヘッドライナーで回っても十分にお客さん入るのでは!? 是非ともまた見たい。
    • TrollfesTとEnsiferumが出演しない名古屋公演の意味とは……。
  • 16:30から23:00前まで6時間以上ぶっ通しはキツイ。
    • 2日間に分けても良かったのでは。
  • Banana Hallかなり快適で良いライブハウスだった。周りは風俗街だけど。

最近のツッコミ

  1. 雷悶 (2023-06-24(土)22:25)「新大阪駅で降りると必ず視界に入るサムティ行くしかないのか~?」
  2. ブリネル (2023-06-24(土)20:58)「次はサムティアンド箕面ビールツアーしかないっしょ〜 DIE WITH ZERO〜」
  3. 雷悶 (2023-03-08(水)19:02)「10年後にはリゾマンを購入している筈っしょ~(言うだけ)」

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