集英社の名門漫画雑誌「月刊少年ジャンプ」が6月6日に発売される7月号をもって休刊することが23日、分かった。1974年に創刊され、90年代初頭には150万部の発行部数を誇った人気漫画雑誌も、現在は約37万部と100万部以上も部数を落とすなど低迷していた。出版不況と多メディア化の流れは、ついに月刊漫画誌を代表するブランド“月ジャン”まで飲み込んだ。
何てこった。月刊少年ジャンプ、小学生の頃から読んでいるのに・・・。わたるがシーサーボールを編み出した頃から読んでいるのに・・・。
集英社の看板といえば、現在も280万部を誇る日本一の漫画誌「週刊少年ジャンプ」。集英社社員は「首位の座を守るため、優秀な人材はみな週ジャンに集められる。集英社は原則、他社から作家の引き抜きをやらないので、新人がどんどん育たないと週ジャン以外は厳しい」と話す。
オレは月ジャンは、週ジャン(実はこの略称は初めて聞いた)よりも粒揃いで面白いと思っているのに。連載中のマンガは、どうなるんだろうか。
うーん、他の集英社の雑誌に移籍するんだろうか。貴重な面白いマンガ、即ちキチョマンが失われてしまうのは、余りに惜しい。ギャグマンガ日和とかは、週ジャンの後ろの方にあっても違和感は無いかもしれないが、他の作品は受け入れ先があるのかなぁ。
前身の「かっとび一斗」から数えて21年目を迎えた長期連載「風飛び一斗」や、4月から日本テレビ系でアニメ化される「CLAYMORE」などの処遇も気になるところだが、「原則として全作品の終了を予定している」(編集部)。
ちょwww 連載中の作品の続き、もう読めないのwww
ショックで鼻血出そう。月ジャンの発売されない毎月5日なんて、これからどうやって過ごしたらいいんだ!
2013年の秋頃から、リードエンジニア的な感じのポジションになった(20代前半のメンバー数人とチーム組んでる)ので、何か1冊IT系のチームビルディングに関する本を読みたいなと思い、信頼のオライリーから出ている『Team Geek』を読んでみた。
複数のプログラマが関わる場合、優れたコードを書くだけではプロジェクトは成功しません。全員が最終目標に向かって協力することが重要であり、チームの協力はプロジェクト成功のカギとなります。本書は、Subversionをはじめ、たくさんのフリーソフトウェア開発に関わり、その後Googleでプログラマを経てリーダーを務めるようになった著者が、「エンジニアが他人とうまくやる」コツを紹介するものです。「チームを作る三本柱」や「チーム文化のつくり方」から「有害な人への対処法」までエンジニアの社会性について、楽しい逸話とともに解説します。
プログラマの視点で、チームの作り方、チームの守り方、組織の中における演じ方といったTipsを、『HRT(ハート)』と表現される謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)を主軸に、くだけたハッカー的な表現で論じた一冊。書籍の構成としては『プログラマが知るべき97のこと』や『リーダブルコード』に近いだろう。
書かれている内容はごく一般的なハウツー本とかけ離れてはいないが、随所に見られる、斜めに構えたハッカーらしさ、また著者2名が関わったSubversionプロジェクトやGoogleにおけるプロダクト(2人はGoogle Codeを率いていた)から引用される具体的なエピソードは非常に面白い。特に後半はプログラマとチームの外側にある組織、ユーザーとの関係性が言及されており興味深かった。
上記のような内容が特に印象深かった。
ただ、忍耐や寛容さについては、「ちょっと相手を立て過ぎじゃないの」と感じた点もあり、あくまでもチーム論の一つと参考にするのが良さそうである。
ちょうど2年前に購入したメンズシェーバーラムダッシュ(ES-LV70-A)の刃がそろそろ交換時期かなと思い、Amazonで説明書に載っている替え刃の型番で探してみたが、在庫が全然無くて、変な業者が定価よりも高く出品している製品しか見付からなかった。
非常に参っていたが、レビューコメントから現行世代製品の替え刃である「ES9032」でも互換性があるらしいことが判り、ポチっと買った。
結論としては、自分の使っているES-LV70-Aにも内刃、外刃とも問題無くカチッとはまり、製品購入時の滑らかな剃り味が蘇った。
昔の日記にも書いた記憶があるけど、新社会人が最初に買うべきはスーツでなくラムダッシュだと思う(真顔)。
時間線を遡行して人類の完全なる殲滅を狙う謎の存在。絶望的な撤退戦の末、男は最終防衛ラインたる3世紀の倭国に辿りつくが……
SFに時間遡行モノ、と分類されるサブジャンルがあるのかどうか知らないが、一言で表すと時間遡行モノの話である。ただし遡る時間のスケールがとてつもなく大きく、最終的には2,000年以上を巻き戻ることになる。
主人公が人間によって造られた、極めて人間に近い外見を持つ知的生命体で、彼らの存在する時間軸の世界線では、いずれ地球外生命体によって人類が滅ぼされてしまう「未来が確定している」ため、とにかく時間を遡ってETと呼ばれる地球外生命体が誕生する因果を断ち切ってしまえば勝ち、ただしETも時間を遡る技術に辿り着いていて、主人公達は様々な時代で人類に介入するが、あと一歩のところでの敗走に敗走を重ね、とうとう邪馬台国の時代まで行ってしまう……という壮大なんだけど小説のボリュームとしてはそんなに長くない話である。
時間を遡りながら優勢と劣勢のシーソーゲームになっているため、時間軸の分岐が次々と起こって味方が減ったり増えたりと、SFらしい見所もあるが、どちらかというとハードSF的な重厚設定を楽しむよりは、知的生命体である主人公に芽生えた人間以上に人間らしい感情や、邪馬台国の女王である卑弥呼との触れ合いといった情緒的な部分を楽しむ物語だと言える。邪馬台国で「王」と崇められ、王として振る舞う主人公の描写や、人々の時代がかった台詞などなど、時代考証にも面白さがある。神話の生きた世界という意味では、もののけ姫っぽい世界観。
終盤の時代分岐は強引でご都合主義っぽい印象も受けたけれど、やはりこの作品は矛盾点どうこうよりも情緒的なところが面白いのだと思った。中篇のつもりで書いていたら頁数が増えてしまったと云う作者の言葉も妙に納得できる。時間を遡ってドンパチやってる描写だけなら半分の頁数で終わりそうなものだけど、主人公が過去に送り込まれるまでの人間らしい感情を身に付けるまでの話や、冷酷で人類を救う事を至上命題とするパートナー生命体との軋轢などの後から肉付けされたと思しき部分が、物語に厚みを与えていた。
ということでKindleセール386円で購入して電子的に積んでいましたが、とても面白かったです。
スウェーデンのメロディックデスメタルバンドSoilworkの日本ツアー名古屋公演に行ってきた。
Soilworkはメロデスシーンで長いキャリアを持つバンドで、In Flamesと共に米国進出でニューメタルのムーブメント勃興のきっかけを作った重要な存在だと思う(当時Follow the Hollowを聴いた時はスタイリッシュなかっこよさもあって、インパクトは相当なものだった)。
ただ、彼らのライブを見に行くのは10年以上ぶり。自分としてもアルバム「Stabbing the Drama」辺りの作品から好みでなくなってしまいチェックしていなかったのだが、近年の作品は再び良い感じのアグレッションを取り戻している印象だったので、行ってみることに決めた。
会場は大須観音駅を出てすぐのElectric Lady Land。E.L.L.の本館みたいなところでライブを見るのは何気に初めてかも知れない。
ステージには柵があって、なかなか快適にライブ参加ができるし、2Fにはコインロッカーが結構な数で用意されており、しかも一律200円と安かった。ドリンクチケットと交換の缶ビールが信じられないほど小さいサイズだった点を除けば良いハコである。
客入りは最初100人ほどしか居なくて「え、大丈夫なの?」と心配だったが、会場が暖まって以降は、ぼちぼち増えて来て、250-300人くらいは入っていたように見えた。
自分は最前からは少し距離を取って柵のあるところで正面からステージを眺める事にした。
事前にチェックしていなくてビックリしたのだけど、日本のメロデスバンドGYZE(ギゼ)がゲストとして30分ほどライブを行った。
スタジオアルバムも持っているバンドなので見られたのはラッキーであった。
GYZEのライブ終了後、30分ほどの機材セッティングを挟んでメインのSoilwork登場。ここからは客席前方が常にサークルモッシュ発生している大変な状況に。
アンコールも5曲披露され、本編と合わせて17曲の大満足な内容で、とても楽しめた。
E.L.L.はサウンドも良かったし電車でも行き易いし、他のバンドでも使われると良いですね。
胃カメラ検査の際に採取した細胞を、外部の診断に出していた細胞検査の結果が出たということで、病院に聞きに行ってきた。「ほぼ問題ないがリスクゼロとは言い切れない」という黒とも白ともハッキリせぬ謎の診断が付いたため、1ヶ月ほど荒れた胃を改善する飲み薬を服用して、3月末にもう一度だけ胃カメラ検査をして何も見えなければ診察終了としましょう、ということに。また胃カメラ検査やるのかよ~。
やや風はあるものの、太陽も出ていて気温もそこそこ上がり過ごしやすい日だったため、午後はポケGoに精を出すなどした。
夕方からは、ライブを見に行くため発券済みのチケットやら何やらを準備。
Twitterでは『ガンダムW』再放送で盛り上がっていたのを見て、自分のプライムビデオも残り半分くらいだから、また見ちゃわないとなぁと思った。16:9の画面比率が全盛の時代に4:3比率時代の映像作品を見ると、なんだか違和感があるんだよねぇ。
結成以来キャリア30年を超えるドイツのジャーマンメタルバンドRageの単独来日ライブツアー名古屋公演へ行ってきた。Rageのメンバーが現行ラインナップに変更されてからの来日は、2016年のメタルフェスLOUD PARKのみだったので、名古屋と大阪での公演は5年以上の間隔が空いていると思われる。
会場は栄の名古屋CLUB QUATTROで、お馴染みパルコの8Fにあるライブハウス。今回ロッカーの場所が9Fに移動されていて、少し迷ってしまった。
チケット代は前売り7,500円 + 当日ドリンク代500円。客入りはちょっと寂しくて、開演前の状況で、贔屓目に見ても6割ほどしか埋まっていない。フロア前方はRageのTシャツを着た熱心な古参ファン( = おっさん、おばさん)が詰めているものの、スペースには余裕があった。僕は禁酒中のため、バーカウンターでジンジャーエールを貰って、後方のテーブルを確保してゆったり鑑賞することにした。
演奏時間はアンコール含めて90分ほど。もうちょっと見たかったかな。
内容は満足の行くものでしたが、客入りの少なさが何とも残念。近年はチケット代の高騰も激しいし、学割4,000円くらいにできないものか。HR/HMシーン全体で、若いファンを育てなくて良いのかねぇ。
Amazonプライムビデオで見放題配信されていて、追っている(一部追えなくなりつつある)アニメ作品の感想を書いておく。
なんか今シーズンはえっちな成年漫画を描いていた人が一般誌で描くようになった漫画がいくつかアニメ化されている、気がする。
小学館の本気として、あらゆる予算を投入されてアニメーション制作やコラボグッズや独特のX(旧Twitter)プロモーションが展開されている、魔王を倒した勇者一行の魔法使いでエルフのフリーレンが、人間を知る旅をするアフターファンタジー作品。連続2クールの2クール目。OPが変わって、曲も映像もめちゃくちゃ好き。飛ばせないOPになっている。
ストーリーの軸となるのは、旅の行き先エリアである北部高原に進むため必要となる、この時代の「一級魔法使い」の資格を得るためにフリーレンとフェルンが参加する一級魔法使い選抜試験編となる。主要キャラであるシュタルクは出番が減ってしまうが、まぁ原作でもザインおじさんと別れてからはシュタルクとフェルンのイチャコラ成分は漸減し続けているから仕方ないんだ……。試験の過程でフリーレンやフェルンが色んな仲間とパーティー組む様子を楽しもう。
第1クールに引き続き、相変わらずの原作コマ間を過剰に補完する「完全版」仕様で展開されており、試験中のバトル描写が盛り盛りになっている。ダンジョンの広さも映像だと全然違って見えてすごい。色と声が付いたら肌色成分の多いユーベルやラオフェンが大変えっちに見えてしまい困る。こうしてカラーで見ると、フリーレンやフェルンの衣装は露出がほぼ全く無い健全仕様だったんだなと思わされる。ラオフェンを保護者しているデンケンやリヒターの憎めなさも期待通りで、この先ゼーリエ様の威厳ぶりやメトーデさんのやべー奴ぶりがどう描写されるか毎週楽しみにしている。
レッドドラゴンに喰われてしまった妹ファリンを救出すべく、再度ダンジョンに潜る兄のライオス・エルフ魔法使いマルシル・鍵開けチルチャックに、ダンジョン自給自足の達人センシが加わり、倒した魔物をどう「美味しく食べるか」にフォーカスして行くファンタジーコメディ(終盤はかなりシリアスになる)作品。原作コミックはちょうど少し前に完結した。
主人公パーティーのキャストが非常にイメージ通りで、どこかサイコパスを感じさせるライオス、魔物料理を汚い声で嫌がるマルシル、ひたすら苦労人のチルチャック、超然としているセンシ、どれも「原作のキャラが喋ってる!」となる。とくにセンシは本当にセンシとしか言いようがない声をしていて凄い。アニメーションとしては、動かし易いように原作よりも線を省略気味にしているものの、料理も美味しそうだし概ね原作ファンも満足できるものではないだろうか。演出を担当する人の癖なのか、時折すごくロボットアニメ作画になる回があるのは気になる。
原作でマルシルが毎回コロコロ髪型変わっていて女性エルフとしてのこだわりを感じて可愛らしいのだけど、ちゃんとアニメでも再現されているのが感動である。ロングヘアーのキャラクターが毎回髪型変わるの、動かす方も大変だと思うのにこだわってくれてるの嬉しい。EDの一枚絵も完成度が高くて原作絵みたいで好き。
ゲームミュージック分野から連れてきた光田康典氏の提供する劇伴が素晴らしく、モンスターとの遭遇はJRPGの戦闘シーンBGMみたいだし、とても作品に合っていると思う。
余談だけど『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』をKindleで買って積んだ状態で放置していたら、『完全版』が発売されてさらに積むことになった。俺の電子書籍生活はもうだめだ。
魔法少女のことが大大大大大好きなまじやべー子を悪の女幹部にスカウトしてしまった……魔法少女にあこがれた厄介オタクでガチ勢な女の子うてなが主人公の作品。通称まほあこ。実は原作コミックはずーっと前から買ったまま1ページも読んでいない状態で積んでいて、アニメ放送開始を機に読んだら、とんでもない怪作であった……。SMとかレズ描写ばっかりじゃねーか!!
「こんなヤバい内容をアニメ化できるのかな」と不安と期待でアニメ版も見ることにしたら、OPが大変可愛らしく健全(最後除く)であった。僕の見ているAmazonプライムビデオ配信版では謎の可視光線が色んな箇所を遮っていて絶妙に見えなくなっているんだが、AT-Xやdアニメといった悪い大人が契約しているメディアでは規制が解除されているらしいぞ。そんな完全版商法聞いたことないよ。まじやべーぜ。
いわゆる「ニチアサ」は全く見たことが無くて、『まどマギ』のような作品も未履修のため、本作『まほあこ』がどのくらいメタいことをやっているのか完全に理解できてはいないのだが、小中時代に『セーラームーン』が放送されていたのは数回見たことがあり、何となく変身少女モノとしてのお約束が存在して、まほあこはその辺をめちゃくちゃにぶった斬っているんだろうなというのは想像できる。原作の方にすっかりハマってしまって、正義と悪それぞれの勢力の皆が2段階目の変身を披露するところまでアニメが進行するのか気になっている。原作の人どんどん絵が上達していて、マジアベーゼの進化バージョンとかネオグランゾンみたいなフォルムで無茶苦茶かっこいいんだよね……。これ魔法少女アニメじゃなくてロボットアニメだよ。熱血要素もあるよ。
マジアベーゼ(うてな)の声が非常に原作イメージ通りですごい。魔法少女の闇堕ちは解釈違いとか突然めんどくせーこと言い始める陰キャ厄介オタクだよコイツ! って声している。キャスト陣についてはあまり知らない人ばかりであるが、まほあこラジオで「家族を人質に取られてます」などと発言があったから、「キャリアの少ない人は大変だな……」と見守る気持ちで視聴している。早く家族が解放されるといいね。
アニメ化に合わせて原作コミック1~3巻が11円セールとかやっていて、僕はその30倍くらいの価格で買ったままずっと積んでいたから、KindleセールでAmazonポイントを集めて遊ぶゲーム、下手くそなのかも知れない。俺の電子書籍生活はもうだめだ。
ジャンプ+で連載中の女性兵で組織される魔防隊と怪物集団醜鬼とのバトルを描いた作品。女性しか能力を獲得できない完全な女尊男卑の世界に、管理人さん兼奴隷として住み込むことになる主人公の和倉優希君が激しいハーレム展開を繰り広げることになる。
イラストが大変美麗で乳首券もバーゲンセールのように発行される原作コミックは大ファンで、果たしてどこまでアニメ化できるのかと期待半分・不安半分だった。絶妙な擦りガラス効果により肝心な部分は隠されているのの、かなり攻めたアニメ化になっている。CGを上手く使った戦闘シーンも、かなり恰好いい仕上がりで、奴隷として使役される優希がゲッターロボみたいで疾走感があり、見ていて気持ちいい。やっぱり近年の集英社はアニメ予算に手を抜かなくなっていてすごいな。
女性隊員のかっこよさ・かわいさが本作の肝であるが、そこもバッチリで、とくに優希と同じ七番組に配属されている朱々ちゃんや寧ちゃんは、声や色が付いた効果なのか、原作よりも可愛く見える。絶対的負けヒロインである朱々ちゃんが可愛くてかわいそうだ。次回予告を寧ちゃん先輩にやらせるアイデアは天才的だな~。原作1番人気の天花さんが色と声が付いて少し解釈不一致気味なところがある。キャストまんま中野一花で良かったのではないだろうか。他にアニメ化で残念だったのは、新キャラクターや技の披露時にカットインで入るフォントが謎に凝っていて全然読めない点で、これは失敗だったのではないかと思う。
それにしてもハッキリ言って『まほあこ』よりもフェチズムの強いご褒美シーン連発なのに、俺でも知っている鬼滅やガンダムなどの作品に出演していた人がたくさんキャスティングされていてビビる。所属事務所がこんな汚れ役によく出演OK出したものだ。やはり「ジャンプ」というブランドの強さなんだろうか。
アニメで改めてストーリーを追ってみて気付いたけど、唯一の男性である和倉優希があれこれ女性隊員をサポートして好感度を上げながら、ちょっとエッチなご褒美もありつつ敵勢力と戦う構図、これまんま10代の頃に夢中で遊んだ『サクラ大戦』なんだよね。そりゃこの作品に惹かれる訳だ。治安の悪い魔都をドライブしているシーン、アニメで見るとなんか『北斗の拳』世界みたいで笑ってしまう。ED映像はギャルゲーっぽい仕上がりだし、かなり満足の行くアニメ化です。総隊長がご褒美を強制させられるシーンが今から楽しみだ。そこまでやるのか分からないけど。
中華風の「とある大国」を舞台にした宮中薬学ミステリー。連続2クールの2クール目。
梨花妃や玉葉妃といった後宮に住まう妃たちの出番は減り、壬氏付きの下女となった猫猫の目線から、高貴な方の謀殺を企む謎に挑むストーリーが展開される。猫猫の生まれ育った花街も登場する回数が増えたのが嬉しい。
1クール目に比べて舞台のスケールが広がったことで、あらためて背景美術に気合が入っているなぁと感じる。とくに建物はスケールが大きいというか、天井も高くて、横浜中華街をそのままでっかくしたような色使いが美しい。
犬派だから大型犬モチーフにした李白の元気な動かし方が助かる。2クール目の超重要キーパーソンである羅門の舐め回すような声が本当に気持ち悪いよ(絶賛)。みんな羅門に手のひら返す準備して視聴しような。
ガンガンJOKER連載の「俺TUEEEE」概念の限界に挑むダークファンタジー作品のアニメ化2クール目。
ラグナ+クリムゾン+銀装兵団 vs 翼の血族のバトルもクライマックス。戦争屋オルト・ゾラの指揮する翼の血族軍団との戦力差はあまりにエグく、原作おまけコミックでも銀器姫が「クソゲー!!!」と全力で叫んでいた通り、まぁ次から次へと投入される戦力が絶望的なことである。オルト・ゾラの置鮎龍太郎さんのオネエな怪演に加え、「時を止める能力」の倒し方を嬉々として語り実践するクリムゾン様を演じる村瀬歩さんも性格が悪くて最高である。
銀器姫スターリア・レーゼ様の率いる銀装兵団の面々も、憎めない感じに映像化されていて、一層の愛着が湧いてしまうし、相変わらず敵役の筈のアルテマティア様とウォルテカムイもまるでヒロインと悪逆非道主人公みたいに振る舞ってるし、本当に盛り上がるね。アルテマティアとカムイのデート回も映像化してくれぇ~。レオのおまけエピソードも省かれてたから無理だろうか。
やっぱり翼の血族との決着で綺麗に終わりそうな気配であるが、太陽神教のチラ見せがあるか無いかでアニメ初見勢の衝撃度がかなり違いそうで気になるところである。太陽神教編に入って以降も、ラグナが他の血族竜王を最短ルートで滅するRTAやったり『オレの師匠がこんな女児なわけがない』みたいなメタい話ばっかりやってるからね。いつかアニメ2期もやって欲しい。
VRクソゲーマニアのサンラクこと陽務楽郎くんが「神ゲー」シャングリラ・フロンティアに挑む週刊少年マガジン作品のアニメ化2クール目。サンラクとNPCマスコットのエムルくんちゃんそれぞれ中の人ご結婚で盛り上がっている気がする。
2クール目はコミカライズで読んでいて1番面白かった墓守のウェザエモン戦が主要ストーリーなので、かなり楽しく見ている。映像化されても、「つくづく神ゲーとは名ばかりのクソゲーだよな……」と思ってしまうウェザエモンの鬼畜ぶりよ。サンラクとオイカッツォとペンシルゴン、それぞれゲームとの向き合い方が三者三様で全然違うのに、ユニークモンスター墓守のウェザエモン討伐って目的のためには共闘できる関係性がいいよね。オイカッツォを演じる小市眞琴さんの、少年寄り少女って感じの声、色んな作品で見かけるが非常にハマってる。
前にも書いたけど、ウェザエモン戦が面白さのピークだった気がしていて、その後の展開をあまり憶えていない。討伐後も2クール目の尺が残っている気がする。アニメ化ではどこまでやるんだろう。やたらと癖の強いシャンフロ劇場も含め、引き続き楽しみである。
乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢(と見せかけて裏ボス)のユミエラに転生した主人公が、効率厨としてLv99カンストまで上がりつつも平和な学園生活を目指して奮闘するコメディ作品。全然知らない作品だったのだが、アニメ化に合わせてコミックがKindleストアで全巻セールになっていて、ポチっと買って読んでみたら非常に面白かったからアニメも追うことにした。乙女ゲーム転生もの結構好きな気がする。
ユミエラ嬢の声を担当しているファイルーズあいさん、紗倉ひびきやパワーちゃんやスライム先輩など、明るくおバカな元気キャラのイメージが強いため、ダウナーで脳内ツッコミばかりしているユミエラ嬢がどんな感じになるかと不安だったが、かなりハマっている。こういうクールヒロインも演じれるのね。そりゃプロなんだから演じ分けくらいできるか。
いわゆるFF5の寄り道ボス(ラスボスより強い存在)であるオメガや神竜よろしく、ユミエラも作中最強の戦略兵器のような存在のため、本人が平穏に暮らしたくても周りがそう扱ってくれないギャップが面白い作品である。闇魔法のエフェクトも禍々しくて特級術師みたいで恰好いいものばかり。
悪役令嬢もので必ず居る正ヒロイン役のアリシアも正統派に可愛いし、アニメ1話ではアリシアを主人公に見せる演出で乙女ゲーム世界観を上手く説明できている。OP曲もオサレで『Re:ゼロ』や『異世界おじさん』の系譜を感じる。今期ダークホース作品。おすすめ。
週刊少年ジャンプ連載中、不運と不死の能力を持つ風子とアンディが組織「ユニオン」に加入し、世界に理不尽なルールを押し付ける神殺しに挑む能力バトル作品のアニメ化2クール目。
とても期待していたアニメ化作品で、映像もキャストも満足の行く完成度なのだが、なんか2クール目からは回想の入れ方が過剰というかテンポが悪くなっているのが気になる。毎週配信ペースで追っていても「そこはもう見た~」と思うような回想の多さで、一気見している人にとってはかなり邪魔なんじゃなかろうか。
OP・EDとも切り替わって、1クール目が良すぎたから残念に思っていたけど、2クール目も作品世界観に合っていていい感じだった。バトルもいいけど、風子が集英社に漫画持ち込む回のようなコメディに振り切ったエピソードもかなり面白く仕上がっている。
冴えない商社マンだった佐々木がペットショップで購入した文鳥ピーちゃんが、異世界から転生してきた賢者様で、現代と異世界で輸入して差額を得たり、異能者集団にスカウトされたり、魔法少女が登場したりと、ごった煮感のすごいバトルコメディ作品。原作を全く知らないのだがKindleコミックを買って読んだら面白かったからアニメも視聴することにした。このパターン多いな。
杉田智和さんの、くたびれたおじさん演技が非常に好きで、それだけで見ていられる。コミック版とアニメ版で展開が違うというか、キャラクターの性別まで変わってるところがあってびっくりしている。どっちが原作に近い設定なんだろう。
OP映像が文鳥ピーちゃんの可愛らしさにフォーカスされていて、『カワイスギクライシス』を感じる。ピーちゃん可愛いよピーちゃん。アニメで時々入る探偵パートみたいなコミカル音楽が好き。
ジャンプ+連載中、王女にして国王軍第三騎士団の騎士団長(テンプレ呪文詠唱)である姫様と聖剣エクスが魔王軍に捕まってしまい、苛烈な拷問にかけられ続けるコメディ作品。原作の良さがアニメ化で完全に引き出されていて、すごいね集英社。
謎に盛られた騎士団長時代の、原作者も知らない姫様の戦闘シーンに加え、飯テロを誘発するラーメンやビールの描写、ポップコーン臭い肉球の匂いが画面の向こう側まで漂ってきそうな濃厚な動物たち、やり過ぎなスマブラ風ゲーム画面、何より原作で1番好きなマオマオちゃんと魔王様の平和な日常が100点満点で映像化されていて嬉しい。OP曲と映像も楽しげで大変よい。やさしい世界。
姫様の汚い絶叫が堪能できるラジオも時々聴いてるよ。いや~本当に最近のジャンプ作品やジャンプラ作品のアニメ化は気合が入っていてすごい。
アニメ化されるまで全然知らなかった作品。ヤンジャンで連載しているらしい。ヤンジャン作品は単行本でしか追っていないから、こんな『ポプテピピック』みたいな濃い作品が載っているとは全く知らなかった。アニメでしか見ていないけど今のところ凄く面白い。
札幌から外れた場所にある場末のスナックを舞台に、ママ「バス江」とチーママ「明美」が、客をもてなしながら進んで行く会話劇。かなりブラックコメディな発言が多く、中年に刺さる作品である。スナックって新入社員として入った会社で社長や副社長が2次会3次会で連れて行って貰った記憶くらいしか無くて、いい歳したおっさんが「ママ~」と幼児退行して甘えるの当時はキツいな思って見ていたが、なんか自分が中年になってみると、こういう癒しも時には必要なのかも知れないと思えてくるな……。まぁ自分の場合は外で酒を飲みたい時はスナックよりもビアバーへ足が向かってしまうけども。
ゆったりした速度で進行する会話劇で、カラオケシーンなども省力化された動きなんだけど、何故かチーママ明美が客に水割りを作るシーンだけ毎回ぬるぬる滑らかに動く作画なところが笑ってしまう。タツ兄がいい声だな~と思ったら落合福嗣くんだったのも驚きで、時の流れを感じたね。福嗣くん含め、キャストの皆さんが「スナックで気持ちよく歌ってるヘタウマなカラオケ」再現力が高すぎるわ。
OPクレジットで1人4役か5役やってる「芦名みのる」なる人が情熱でアニメ化にこぎ着けたらしいが、やっぱり作品を好きな人が好き放題やってるから面白いのかな。芦名みのる氏がX(旧Twitter)で何故か叩かれてたのは不憫だが。ジャージの男ことナツキスバルが登場したのは原作通りの展開なのか、アニメの人脈で実現したオリジナル展開なのか、ちょっと気になっている。
中二病陰キャのいっちーこと市川京太郎とモデル陽キャ山田杏奈の1対1ラブコメ第2期。通称僕ヤバ。1期から2期までそれほど空いていなくて「え、もう?」って感じがする。
原作コミックとそれほど絵を似せてる印象は無いんだけど、アニメ版も光の演出が効果的でありよりのあり。がんばる市川が可愛くて、視聴者としては後方腕組みおねえの顔になってしまう。
ばやしこや萌子の声がイメージ通りなのは1期の時からで、あらためて出番の増えた男子の方も、足立の最低ぶりやナンパイの雰囲気イケメンぶりが見事にハマっている印象を受ける。山田パパが想像以上に山田パパの声してた。OP映像のわちゃわちゃ踊ってる感じが『スキロー』と被ってしまう(あっちの方が好き)。
1対1ラブコメの丁寧なアニメ化、とてもいいものですね。『好きめが』も2期やってくれ頼む。
うだつが上がらない中年冒険者レントがダンジョンでドラゴンに遭遇し、アンデッド系で最弱の魔物スケルトンになってしまう。そこから「存在進化」で人間に近い存在へ進み、再び最上級の冒険者を目指すダークファンタジー。存在進化のギミックが、『トルネコ』や『シレン』を遊んでいた自分にとっては馴染み深い概念で楽しい。アンデッド系の魔物は表情筋が少ないから上手く喋れない設定があり、レントの声優さんは大変そうだ。レントは野心のあるゴブスレさんみたいな性格で好ましい。
コミカライズ版が超絶画力でなかなかアニメでの再現は難しいのではと予想していたが、アニメ版はアニメ版で、ダンジョン探索シーンが往年の3DダンジョンRPGのようなCGで表現されており、また違った魅力に溢れている。レントの相棒ロレーヌのどすけべ過ぎる衣装どうアレンジして登場させるんだろうと思っていたら、ほぼそのまんまだったのが衝撃である。
なんかYouTubeのPVだと英語コメントが多くて、日本よりも海外でウケるタイプの作品なのかも知れない。『進撃の巨人』とか『ベルセルク』とか、暗い雰囲気のストーリーが好まれるんだろうか。
ジャンプラ連載のなまら乳がでかいギャルが登場する雪国ラブコメ。何となく1対1でなくハーレム展開っぽい?
コミック1巻しか買っていなくて、あまり原作も追ってない上に、アニメも2話くらいまでしか追えていない……。途中で切りたくないから全話配信されたら一気に見るかも。
幼馴染ヒメちゃんが異世界のお姫様だったから主人公サトウもヒメちゃんを追って異世界に行ってしまうファンタジーラブコメ。1話の展開が非常に『YU-NO』っぽい。自分が漫画買うのを紙から電子書籍に移行した当時から、原作コミックがKindleセールの常連で、よく読んでいたので何だか懐かしさがある。
が、この作品も2話くらいまで視聴したところで時間が足りず追いかけられていない。原作の記憶が確かなら、引きこもりエルフ姫とかケモナー姫が出てきた辺りから面白くなる気がするから時間確保して視聴したい。キャスティングされているとは思わなかった千葉繁さんの大仰しい演技が見れて助かる。
のじゃロリ天使と能天気バカ悪魔の恋愛頭脳戦ラブコメ。ラブとコメの比率が2:8くらいだった気がする。この作品もKindleセール常連で昔よく読んだのだが、あらすじを結構忘れてしまっている。
もう追い付けないかも知れない。アニメ化される作品が多過ぎるよ。
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