ariyasacca

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2014-02-25 (火) [長年日記]

[メタル]ChthoniCのBu-Tik Japan Tour 2014名古屋公演に行ってきた

台湾のブラックメタルバンドChthoniCが1年ぶりの来日ツアー、前回はすっ飛ばされた名古屋にも来てくれるということで、仕事を終えてから名古屋公演を見に行ってきた。

チケット代も1年前と同じく前売り6,000円 + ドリンク代500円。

  • 会場は名古屋CLUB QUATTROで、開演直前に着いた時もフロアの人はまばら。
    • お陰で遅めに会場入りしたにも関わらず、2-3列目で見られた。
    • サポートとして帯同しているBlood Stain Childが終わった頃にはぼちぼち増えて来て、最終的には200人くらいは入っていたように感じた。
    • Blood Stain Childという日本のバンドについては、名前は知っていたのだけど初めて見た。前座として非常に気を遣っており、またMCも好感の持てる印象だった。多分、ワンマンでやる時は、また違った風に上手くやるのだろう。
    • リードギターの人が女性なのか、女装した男性なのか、ちょっと判らなかった。
  • メインアクトであるChthoniCは、1時間半ほどの演奏時間で、直近のアルバム2作からの選曲を中心に、初期の曲も織り交ぜつつ披露するとてもバランスの良いセットリストだった。
    • MCでは英語で「かー! ヨーロッパツアーで周って来てからの来日ツアーでつれーんだわー! かー!(意訳)」と喋っていたけど、メンバーは全員とてもエネルギッシュに見えた。
    • フレディ・リムの喉も調子が良さそうで、キャオキャオした高音のデス声が良く聴き取れたし、時折見せるローリングヘドバンも長い髪が映えて美しい。動き回って声が出て喋られるフロントマンの居るブラックメタルバンドは有利だなぁとしみじみ思った。
    • ベースのドリスは衣装がエロいのに喋ると妙に可愛い声のギャップが良かった。
    • 演奏も超タイトで、音のバランスも素晴らしかった。ドラムとキーボードのマスクマン2人は相変わらず淡々と良い仕事をしており、このバンドはキャラクターがはっきりしているのも強み。
    • アジア圏のメタルバンドでは頭一つ抜けているのではないかなぁ。凄いバンドだ。
  • 本編を名曲「Quell the Souls In Sing Ling Temple」で締めて、アンコールを1回こなして終了。

大人しい観客の多い印象がある名古屋では珍しくサークルモッシュが発生しており、心配された客入りもまぁまぁで、また来てもらえるチャンスはあるんじゃないかと思う。

最後のMCで「またすぐ会おうぜ!」と言っていたので、日本でのフェス出演が内々に決まっているのか、親日バンド特有のリップサービスかは分からないが、次回も期待したい。


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