2年くらい前から背中に小さなイボみたいな突起物があって、痛みは無いのだけど何となく気になるって話を健康診断の時に話したら、「多分、外科か皮膚科に相談に行けば日帰り手術で取ってもらえるよ」と言われた。
ので、土曜に地元の外科へ行って診てもらったところ、「あぁこれ小さいうちに取りたいの? 簡単ですよ。じゃあ27日の午後に年内最後の手術日があるから、その日に来てもらおう」ということで、あれよあれよという間に手術の日取りが決まった。
2年前に受けた大腸のポリープ切除手術に比べると、事前に下剤を飲まされるような事も無くて、2時間前から飲食を控えていれば良いという程度だった。
指定されていた15:00くらいに外来手術の受付へ行って、事前検査として体温と血圧を測り、問題無かったため手術室へ。
オペ担当の先生と、女性の助手が3人くらい付いての手術であった。手術着でうつ伏せになり、最初にチクッとする局所麻酔を打って、あとは何やら良く分からない内に30分程度で終了した。自分の心音がピッピッ鳴ってるので「あー、手術を受けてるんだなー」という気分で過ごした。
切除した肉腫(?)をガーゼの上に摘まんで「こういうものが取れましたよ」と説明を受けた。裸眼だから良く見えなかったが、それなりの大きさに育っていたようだ。
術後は、念のために再度、体温と血圧を測定して、気分が悪くないかといった質問を何点か受けた。
縫合をせずにテープとパーミロールとかいう防水フィルムを貼ってるとかで、シャワーと風呂もOKと言われて、化膿止めと痛み止めの薬を処方されて帰された。点数的には1,500点くらいで自己負担4,500円弱だった。
年明けの4日に創部チェックを受けに行くらしい。野郎の背中なので綺麗に治って欲しいとかは別に無いけど、もし激しく出血したら緊急外来で診察するように言われてて、そういう事態にならんと良いなぁ。
『新・クロサギ 完結編』の最終巻を読みました。主人公のクロが追い掛け続けた銀行界の大物とも決着がつき、綺麗に終わったようで。
作者の黒丸って人が女性だとは知っていたけど、巻末の対談で顔を初めて見ました。この人、23歳の時から『クロサギ』の連載してたんですね。対談の中でスピンオフの可能性が示唆されていたけど、是非とも番外編で、桂木の跡を継いでフィクサーとなって暗躍するクロなんかも読んでみたいですね。
『クロサギ』は、他人がリボ払いでやらかしたのを「自分だけは絶対に引っ掛からない」と自信満々に上から目線で叩いてる人ほど、読んだ方が良い作品だと思います。
さて、魅力的なキャラクターが多数登場する本作ですが、最も好きなのは、僕はダントツで岸川のじいさんですね。いつもは達観した性格ながら、時折見せる、バブル時代を第一線で生き抜いて来た鋭さが好きでした。クロに幸せを掴むよう迫るシーンは涙無しには読めません。
登場したエピソード数こそ少ないものの、物語を『クロサギ』から『新クロサギ』『新・クロサギ 完結編』へと導く役割を果たしたキーマンでもあります。この人がブイブイ言わせてた時代の話も読んでみたいところ。
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