ariyasacca

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2011-06-15 (水) [長年日記]

[メタル]Amorphis / Children Of Bodomのカップリング・ツアーに行って来た

AmorphisとChildren Of Bodomが揃って来日するという、豪華なんだけど微妙にファン層が違っている気がしないでもないツアーの名古屋公演を、会社を休んで見に行って来た。

北欧メロディック・デス・メタルを代表する2バンドが日本で激突! ニュー・アルバム『リレントレス、レックレス・フォーエヴァー』をリリースするメロデス界のギター・ヒーロー=アレキシ・ライホ率いるチルドレン・オブ・ボドムと叙情派メロデスの始祖にして至宝の大ベテラン、待望の新作を5月に控えるアモルフィスによる超豪華カップリング・ツアーが実現!!

会場は、お洒落でキラキラした女の子が沢山居るパルコの8階にメタルTシャツを装備して行かなければならないことに定評のある、名古屋 CLUB QUATTROでした。チケットが珍しくソールドアウトして、ハコの中もギュウギュウ詰め(たぶん500人前後?)だった。

QUATTROには久し振りに行ったのだけど、レイアウトが変更されたのか、入って右手の場所がロッカーじゃなくて喫煙室になった…ように思う。タバコ吸わないので、ちょっと自信が無い。

Amorphis

頑張って前の方で頭振ってました。

  • とてもお気に入りのバンドなんだけど、生で観るのは初めて。というか、おそらく名古屋に来て公演したのが初めて(ベテランなのに…)。
  • 悲しいことに前座扱いで、出番が短かったのだけど、セットリストの選曲は過去の名曲から新作までバランス良く配置されており、ほぼ文句無し。
    • 新作のリーダートラックであるMermaidをやらなかった点は残念。
    • しかし前作からSilver BrideとSky Is Mineの2曲が入っていて嬉しい。
    • Towards And Againstが、あれほどライブ映えする曲だとは知らなかった!
  • 演奏はCDの再現度が高くて感動した。
    • Against WindowsとMy Kantaleの2曲は、初期の名盤であるアルバム「Elegy」が持っていたサイケデリックな雰囲気がそのままで震えた。
    • トミ・ヨーツセンによる、地獄の底から響いてくるようなグロウルがおしっこちびりそうなくらいカッコイイ。生でもデス声とクリーンボーカル、どちらも巧いのでびっくり。

自分が観て来たライブの中でもトップクラスのパフォーマンスで、次は是非ともフルセットで堪能したいと思いました。

演奏終了後にHouse Of Sleepのポルカメタルアレンジみたいな曲が流れていたのだけど、あれは何だろう? フィンランド本国ではシングルチャートでかなり売れた曲らしいので、カヴァーされてラジオでかかったりしているのかな。これ? →Eläkeläiset - Vaivaistalossa (House of Sleep) Humppaなるジャンルらしいw

ザ・ビギニング・オブ・タイムズ(アモルフィス)

Children Of Bodom

疲れたので、後ろの方で観てました。

  • 観に来た大半のお客さんのお目当てはこちらだと思うのだけど、色々と残念な出来だったような…。
    • これは彼らのせいではないのだけど、音のバランスが悪くてドラムとリズムギター以外何も聞こえなかった。
    • アレキシ君も調子が悪かったのか、ヤオヤオヴォイスが余り出ていなかった。
  • 真ん中のあたりで常にサークルモッシュが発生しており、やたら危なっかしい。後ろへ移動して観ていたので、巻き込まれずに済んで良かった。
  • 近年の作品ではすっかり音楽性が変わってしまったバンドなのだけど、ライブとなると昔の曲もかなりプレイするので意外だった。
    • 2nd, 3rd, 4thあたりから選曲されていて「おっ」と気が付く。
    • 特にNeedled 24/7とHate Me!の2曲は、今日一番の盛り上がりで、会場中が一体になってリフをなぞって合唱していた。
  • MCは相変わらず「ファッキン名古屋! まだ疲れてないよな?」「ファッキンサンキュー!」「ファッキンシャウト!」こんな感じでした。

古い曲ばかり盛り上がっていて、悪い意味でベテランバンドのライブみたいになりつつある。ある日突然、解散してしまわないか心配である。

アンコールで出て来て何曲かやってくれていたのだけど、ちょっと早めに会場を出て物販を見て来て帰った。

リレントレス・レックレス・フォーエヴァー(デラックス・エディション)(DVD付)(チルドレン・オブ・ボドム)


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